2007年07月10日

母の誕生日

今日は外出の予定もなく、母の誕生日を祝うために
午後の早い時間から簡単なケーキを焼き、夕食の準備。

買い物に行くのにも億劫になりそうなひどい雨で
自宅の食材で簡単につくった生ハムとバジルのトマトソースのピザ。

先週の箱根旅行で土産にと買ってきた生ハム、
ドイツ流の製法だとかで塩辛くなつかしい味だったけど
ちょっとびっくりするような値段。

菜園のトマトはまだピューレができるほどでないので
水煮缶でトマトソースをつくり、スライスしてのせる分だけ収穫。
庭のバジルもついでに採り、生地にのせて焼く。
焼きあがったところにスライスした生ハムをのせ、
イタリア産のパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりすりおろす。

ちょうど冷蔵庫で冷やしておいたアスティ・スプマンテのロゼを抜き、
デザートに昼間焼いておいたガトー・ショコラ。
このレシピは美味しいけれどチョコのレベルで仕上がりが段違い。
ありあわせのチョコで場が悪いけれど・・・
食器は母も気に入っているウェッジウッドのウエストランド。
手書きの花柄、こういうもっさりしたケーキをよく引き立てる。
やっぱり、バカラのシャンパンフルート欲しいよね。こうなると。

というわけで後片付けやらなんやらでこんな時間。
でも、あと何回こうして手料理で祝ってやれるかわかんないしね。
思い出は何物にも換えがたい。自分にとっても。

投稿者 Minako : 23:29 | コメント (554) | トラックバック (0)

2006年10月07日

よく晴れた日に銀座で

連休があっという間に散っていった・・・(笑)

土曜日、東京にて。
母がかねてから欲しがっていた食事用のお盆を見に
日本橋の三越と高島屋に行こうと
いい天気だからたまには東京駅からお散歩いいな、と思って
歩き出し気づいたら目の前にプランタン(爆)おい逆じゃん・・・

まあ銀座でもいっか、折角だから色々寄ろうと
手始めに教文館(←これが選択の誤り)に入ったら、抜けられないー!!
バッハのコラール集やらクリスマスの聖歌集に神学書に銀のロザリオ
私を絡めとって放さない魔窟、健在・・・。
これで今月末からはドイツのクリスマス展が加わるからね、
もう来ないよ、年内は(笑)シュトーレン買いに来るだけ。

時間がないからバタバタ三越と松屋を見て
気に入った葡萄色がかった盆を母へのお土産にしようか否か。
本当は桜か梅の花をかたどった盆が一目で気に入ったんだけど
5枚セットで安い軽自動車が買える値段で撃沈。。。

地下のデメルで家族へのお土産とオフィスへのおやつを
これまたバタバタと時間指定で金だけ払って
とりあえず三越に走って盆を見たけどダメ、
でも催事で売ってた馬毛の洋服ブラシをこれまたバタバタ。
1本一生モノのブラシ、諭吉様お一人なら安いじゃないか。

・・・銀座って金銭感覚狂うよね、しかし(笑)

また松屋へ戻って結局最初の葡萄色の塗、
楕円形の優しいお盆をつつんでもらう。
こんな簡単にいいものがポンポン手に入るのは銀座だけ。
だから好きなの。売るほうもちゃんと目が高くてわきまえてる。

最後デメルで頼んだものをつつんでもらっている間に
ゼリーをさらに買い足して(これがくらくらするほど美味しかった)
相変わらずザッハトルテは美味しいわ~。

というわけで銀座満喫(というか教文館満喫っぽいぞ)
ああ、よいいちにちだったわ。

投稿者 Minako : 22:25 | コメント (402) | トラックバック (0)

2006年10月05日

たまには・・・

最近なんか足りないよな、と思ってたこと。
伊豆に戻ってめっきり飲みに行かなくなってたなー。と。

昼の仕事が場所移動して、
そこではまた人間模様が違うわけで
お酒のおつきあいなんかもあったりなんか。
その中でも仲の良い人が先日
仕事帰りに近くのバーに連れてってくれたんだよね。

雰囲気よし、まったりしてて古きよき時代のバー。
おまけにワガママ聞いてくれる。
大きく分けてスコッチとカクテル、私はもちろんカクテル。
それもメニューにないものもバンバン作ってくれるし♪
一時期ハマって結構いろんなの飲んだから、
(ってカクテルだけじゃないわ)メニューでは収まりきらない(笑)

で、昨日はいくつかの仕事がおおきく一段落
こりゃ一杯行きますか、ってわけで時を忘れて一人でまったり。
特別意識したわけじゃなかったんだけど

☆テキーラ・サンライズ
☆ガルフストリーム
☆クランベリー・サンセット

おおう、メキシコ湾一日バーチャル・ツアーだ。
ガルフストリームはメキシコ湾流のこと。
鮮やかな紅の日の昇るテキーラに
(テキーラ・サンセットというカクテルもあり)
エメラルドグリーンの海の色、ガルフストリーム。
最後はクランベリー色の日没。ってわけ。

気持ちの面もあってかなりいい感じに酔って帰ってきまして
こんなお酒もたまにはいいもんだ、って思い出しましたわ。

投稿者 Minako : 23:09 | コメント (381) | トラックバック (0)

2006年09月30日

精油な日々

オイルディフューザーが欲しい。

季節の変わり目で体調不良に相変わらずの低血圧
アロマに漢方にもうわけわかんない和洋折衷生活中。

ついに車用ディフューザー買っちゃったよ。
シガーライターに刺して使うやつ。
おまけについてきた精油は低血圧にはぴったりの
ローズマリー&ユーカリブレンド。
毎日朝っぱらから元気一杯です。5分もすれば香ってきて結構いい。

我が家のプリウスさんには現在(カッコ内は使用中精油)
♪オイルディフューザー(ローズマリー&ユーカリ)
♪オリジナルブレンドの精油芳香剤(ユーカリ)
♪精油用木片(今多いのはペパーミント)
どれかひとつにまとめろよ・・・と自分でも思う(苦笑)
ちなみにどれをとっても血圧上がる・偏頭痛予防のものばっかり。
リラックス精油なんて使ったら運転中寝ちゃうもん。

で、今度は部屋用ディフューザーが欲しいと。

遅い夏休みを過ごした黒部の某氏宅には
オイルディフューザーがあったのね。
別に本人にアロマの趣味があるわけではなく、
亡くなられたお父さまのために買ったものをしまっておいただけ。

私がアロマの趣味があるのも知っているし
旅行用に精油を選んで持ってたのも知ってたから
使ってみる?って出してくれたら・・・ハマッた!!

あの涙型のちょっとアロマやる人なら誰でも知ってるあれ。
色はブルー、ランプ色もブルーで癒し色のディフューザーに
いったいいつまで使うんだという量を所有する(笑)ティートゥリー
水と一緒に投入してスイッチを入れると、
ふわ~っと舞台用のスモークマシンみたいに
白い蒸気と一緒にさわやかな精油の香り。

後で照明を消してディフューザーのあかりだけにしてみたら
もーアクアブルーの灯りになごむわ、
ティートゥリーの香りに落ち着くわ。
次の日ゼラニウムやイランイランのブレンドにしたら
空気が一気に甘い香りと共に柔らかくて癒される空気に。

一度使ってみたいと思ってたディフューザー
こんなところで使えるとは思ってもみなかった・・・
というわけで、自分でも欲しいんだよね。
値が張るものだから黒部から帰ってからずっと迷ってるんだけど。

投稿者 Minako : 22:40 | コメント (453) | トラックバック (0)

2006年09月25日

ロシア聖歌と日々の雑感

今日仕事帰りにいつものようにiPodをシャッフルモードで。
夜の海に沿って走りながらかかっていたのは聖週間のグレゴリオ聖歌。

グレゴリオ聖歌はもちろんのことラテン語で
カトリックのミサもつい40年くらい前まではオールラテン語。
でも、
一年に一度だけ世界中のカトリック教会でギリシャ語が響き渡る。
このときだけは東方(ロシア・ギリシャ正教)の教会と
同じ言葉を唱えているわけ。神秘的でしょ?

hagios ho theos
hagios iscuros
hagios athanatos

聖歌crux fidelis(十字架賛歌)の前に唱えられる言葉で、聖週間一度だけ。
私は復活祭なら聖金が一番好きなんだけど(一番盛り上がるから)
ここは唱え手の側から言えば最高潮って感じだろうか。
とても神々しい雰囲気の中大きな十字架を捧げて神父さまが現れる。

たったこれだけの言葉だけれど
世界中でカトリックもギリシャ正教もロシア正教もなくて
星の数ほどの人が同時にこれを唱える。壮大なスケール。

なんでこんなことを書き始めたかって、
近頃仕事関係でラフマニノフのアヴェ・マリアを聴いてるんだけど
やっぱり東方教会の聖歌で育ったんだろうなって思えることばかり。
アヴェ・マリアだから当然ラテン語で
でも音楽はまぎれもなく西のものではなく東のもの。
ていうかベル・カントでオペラ並みの声量でさらに血管切れそうな勢いで
アヴェ・マリアなんて歌えないんですけど(笑)>ラフマニノフ

なんだろうな、カリヨンの鐘が遠くまで鳴り響くのは
鐘本来の響きがあるのもしかり、
けれど石の塔の中では同時に劈くような振動と響きをもって
外に音が出て行く。
それと同じで、ロシア正教の聖歌だってただ声を張り上げてるだけじゃない。
建物の構造がまるで違うのだから。
そういうところから認識を改めたほうが良いよね・・・。
知らない人に一から説明するの面倒だからだまって仕事するけど(苦笑)

現代のコンクリート造りの聖堂と
分厚い江戸城の築城石並みの石を粗く積み上げた、
しかし千年の時と風雪のなかに在る中世の古い教会は
響きがまるで違う。少しこもった感じの重厚で複雑な響き。
そういうのって体で耳で感じないとわからないし
それは日本では体験できないものだしね。

あまりにかけはなれたアヴェ・マリアを聴きすぎて
口直しにホンモノのロシア聖歌が聞きたくなり
ポットキャスティングに走っております。

投稿者 Minako : 22:32 | コメント (955) | トラックバック (0)

2006年09月17日

ユニバーサルデザイン

近頃かなり興味津々で調べているモノです。

ユニバーサルデザイン。

その人それぞれの環境・状態に関係なく
より多くの人が使えるようにデザインされたもの。
つまり「最大公約数」ってやつだよね。

実を言うとそういう意味での先進国ドイツでは
いっぱい目にしてたんだよね。出先とか買い物に行った街で。
それが自分の中の条件とか経験と結びつかなかっただけで。
私が使っているヘンケルスの包丁研ぎ器も実はユニバーサルデザイン。
包丁が握れさえすりゃ足でも研げる、って代物。

自分、健常者であると同時に職業柄訓練の賜物か
左手も普通の人に比べるとかなり可動性が高くて
普段何も不自由を感じることがないのですよ。
利き手を使わねばならぬ状況以外
右手が疲れたら左手で同じ作業ができるから。
たぶんテニスとかもちょっとやれば左手でラリーできるし(笑)

そんな自分が初めて知った便利さ。
これなら利き手じゃないとできない作業も左手に訓練できる!
(↑ってそういう問題か)

まあ諸般の事情もあってのことだけど
ちょっと勉強始めてます。ユニバーサルデザイン。
何でもそうだけど納得するまで調べ尽くさないと気がすまない性質
当分がんばるだろうな。

アロマもなんと超徳用(ってか業務用?)ってくらい大瓶の
ティートゥリーを頂いたのでその使い道とか考えなきゃだし。
仕事の忙しさの合間に少しずつやってみよう。
まずはアマゾンで買い物だ(←知識から。)

投稿者 Minako : 00:35 | コメント (352) | トラックバック (0)

2006年09月09日

夏が通り過ぎて

いやはや、また1ヶ月のご無沙汰でした。
お盆は大渋滞にやられておりました・・・しかも仕事も結構大変だったし(汗)

頑張って働いた御褒美は、丸々1週間超の夏休み。
最終週土日に毎年恒例の黒部(毎年、じゃなくて半年に一度、か・・・)
その後は好きなところへ行こう、とにかく疲れたから、と。

また黒部のことは別に書く予定だけど、
今回もまた電車は混雑に混雑、みんなに会えるのは楽しいけど・・・てな。
で、それが終わって少し休んだら
念願のサンダーバード(富山-大阪)に乗りに行こう!って計画。
サンダーバードで大阪でて、温泉行って、神戸で気になるホテル泊まって
関西満喫の夏やすみ。
の予定だったのに・・・予定だった・・・の・・・に(笑)

番組は都合により変更する場合がございます。

結局、丸々お休みの全部を黒部に滞在。まるで別荘族。
人の家を自宅のようにくつろいでたからね(笑)
秋の風を感じて、黄金色の風になびく田んぼを飽きるまで見て
残暑の中ルノーで市内を疾走して
毎日大好きな料理をして、みんなとワイワイさわいで
そんな風にあっという間に過ぎていった私の夏休み。

実を言うと昨日アウディにのせてもらったんだけど
外車っていいな。居住感とデザイン性が高くて落ち着く。
ルノーも凄く運転しやすかったし
といいつつ、1年ぶりの国道8号線を50kmでたらたら走ってたのは私
スポーツカー(メガーヌって言うんだって)のくせに飛ばせないってかっこわる~(爆)
自分で買うなら外車乗ってみたいなぁ、なんて思ったりしております。

別荘ライフの楽しさもちょっぴり知ってしまった私
日銭稼ぎのくせに贅沢を知るごとに夢が広がってまいりました。

投稿者 Minako : 23:11 | コメント (59) | トラックバック (0)

2006年08月14日

光のみちすじ

いやはや、ご苦労様です。
帰り(自宅へは下り)は上りの大渋滞を横目に。

しかし、新盆の人以外は
よくこんな200%混むってわかってる時期に来るよなぁ。
と思います・・・ご苦労さまです。

おまけに道幅が狭いのはわかってるけど
センターライン踏むくらい右よりで走るのやめてください・・・
慣れた地元車でも左に避けるスペースとかないので(苦笑)
ていうか、法定速度以下でしか走れない自信があるなら
伊豆半島は避けたほうが賢明です。メインでさえ難易度高いです。

というわけで、双眸の蛍のように並んだ車の列
それがリアス式海岸にそって走る道から見える、
先へと続く道は
ずっと半島のへりにそって光のデコレーション。

まるで、波荒い真っ黒な海岸線を彩るイルミネーション。

投稿者 Minako : 22:14 | コメント (146) | トラックバック (0)

2006年08月09日

タイフーンに巻かれて

いやはや、大変でしたわ。
一昨日、昨日の夜は雷オンパレードで眩しくて寝れないし。

本番のステージがあった月曜が晴れてくれて何よりだったけど
めっちゃくちゃな舞台に疲れきって帰宅・・・
大体リハ終わったばかりの舞台袖で
「○○(←変拍子でイヤな曲、ハーペーで問題ありありが判明)も
弾いてくださるんですよね?」
おいっ!
練習だけのピア伴だって言うから
見た(←表現抜きの弾くだけ、という状態)だけだってばっ!!

ここだけの話(って大公開だな・・・)今回の本番は
いろんな意味で前代未聞
何しろ私が確定で上るって決まってた曲のスコアが急遽変更
その後ライブラリアンから届いたスコアを開いてみれば、足りない!!!
結局それから浄写は間に合わんということで
FAXでオケ譜を自宅に送ってもらい、全部そろったのは前日が終わる頃。
当日ほぼ初見に近い状態で舞台に乗ったなんて初めてだ・・・

まー、フタ開けてみたら弦と管とののアンサンブルで
自分の中では(演奏中だけ)とっても気持ちよかった舞台。
弦いいよね、コントラバスのお兄さまと仲良くなりました(笑)

というわけで火曜日はもう昼の仕事はへろへろ。
今日寝ないと気力が金曜までもたん、と思って珍しく早寝・・・でもないな
普通の時間だけど、
以前作っておいたイランイランのパルファムを枕に落として寝ました。
気力と集中力がものすごい消耗するんだよね。>本番
大体9時間くらいバーッと寝るとケロっと元通りだけど。

・・・今日起きてみたら普段起きる時間を30分オーバー。
ひゃー!!

って飛び起きたらなんとラッキーなのかアンラッキーなのか
台風で電車も前線不通、国道も通行止。
台風でよかった・・・大遅刻かますところだった・・・
イランイランってホント筋肉いい具合に弛緩するし
とってもリラックスできるんだけど
こんな大胆に寝坊するとは思わんかったわ(笑)
次からはウィークデーには使わないようにしないと。

ちなみに台風でラッキー♪なんてバチ当たりな台詞を吐いたせいか
復旧後は土砂崩れ復旧作業の大渋滞に巻き込まれ
仕事場までは2時間。バチが当たったわね。

投稿者 Minako : 22:10 | コメント (444) | トラックバック (0)

2006年08月02日

ウィリアム某に翻弄

・・・されております。

世は夏真っ盛り、祭りに花火にってところかな。
私もヤン・・・もといよさこいのときに花火を少し見てきたけど。
来週はオフィスのある市内で
ウィリアム・アダムス祭(仮称・正式名称は調べて)がありまして。
花火が結構派手でね、会社帰りに義姉誘おうかとか思ってたら
自分がその祭関連のコンサートに出演することになってしまって。

頭の中は朝から晩までフラメンコに負けじの変拍子やら
民謡やら唱歌やらがいっぱいで勝手にミナコremix状態なんですが
練習だけのピア伴なのか
どれに乗るのかぜーんぜんわからんので
曲目はないしょ。

あー、思い切って誂えてから一度も袖とおしてない
こいけ曹長セレクトの浴衣でステージ出てやろうかな(笑)
黒の絞りの浴衣に銀と白のリバーシブル帯。
いまなら結構似合う気が・・・

投稿者 Minako : 23:04 | コメント (429) | トラックバック (0)

2006年07月30日

夏の宴、踊るなんとか

今週末は地元で花火と観光イベント。
伊豆随一(っていうか全国でも超有名)な旅館の
御令嬢(といっても名前呼び捨ての仲)と
同じく地元の同級生と女子3人で行って来ました。

でもね、『よさこい』ってこの土地の踊りじゃないじゃん。
なんでコンテストかねぇ?
確かにラテン系伊豆人はこういうお祭り騒ぎバカ騒ぎ大好きだけど。
全国から多数の団体が遠路はるばる来て下さいまして
よさこい風創作ダンス大会を堪能しましたよ。

その中でも準グランプリになった男性オンリーのチーム
衣装もさることながら、踊りがなんか果てしなく昔に見たような・・・
あっ、『一世風靡セピア』(笑)
こんなこと言ってるから実年齢35歳オーバーって言われるんだよね。

不思議なのはよさこいの衣装もダンスも
みんな一世風靡風味かはるか昔に生息した暴走族の決起集会(?)風。
世代もそういう世代の人多いし。

ひとり仕込みの照明を眺めながら
衣装はやっぱK.Sさんがいいよなぁ、ハデハデに行ってくれるよね。
とかぼんやり考えていたりしたんだけど
その一世風靡風味の団体を見てたらスーツでよさこいとか面白そう♪
と妄想モードにひとしきり。

・・・スーツでダンス!?
このまえどこかで・・・ああっ、『サラリーマンNEO』だ(笑)
コンドルズの近藤良平さんがスーツでダンスしてたっけ。
もー相変わらず近藤さんってばワイルドでかっこよいんだから♪

ああ、コンドルズのよさこい見てみたいわ~。
学ランでよさこい。しかも、妙にキレがいいよさこい。

そんな妄想をしながら、花火の時間は過ぎてゆくのでした・・・

投稿者 Minako : 21:45 | コメント (548) | トラックバック (0)

2006年07月27日

めまぐるしい一日

えっ!?ちょっと待って!!
って感じで過ぎていった一日でした。

朝は駅でばったりここから中距離の場所に住む義姉に会うし
(思い起こせば仕事場が同じ市内だっけ)
仕事はやれあっちだこっちだやっぱあっち、状態で一日ばったばた。
ミス連発で周囲のみんなにフォローしてもらって。
ていうかフォローできるミスでよかった・・・

夜は急いで別の仕事場に向かえば
ちょっと前に入ってきた仕事ってこれっ!?
ってくらい予想以上に大きなステージの本番で
やれパンフ用の写真入りプロフィールもってこいだの
ドレスコードはこれだの
本番では上らない曲もやっぱ練習ピア伴頼むだの
他の人もてんやわんやの大騒ぎ。
ドレスの話なんて書いたからこんなことになったんだ・・・。不吉だ。

ていうか最終的に私は何曲見れば(←譜読みすれば)いいわけ?
言わなきゃやんないからねー。忙しいもんねー(笑)
今度ご一緒する方は要注意なんだよなぁ
たしか前回ご一緒したときは初演モノで、
当日リハの時まで楽譜にバンバン訂正入れてくれちゃったってお方。

昔は譜読みも初見も苦手で本番ぐずぐずだったのに
今は本番に強い図々しい性格になったもんな。
初見もこういう仕事たくさんこなすうちにどんどん速くなってるし。
ホント体力が有り余ってた高校時代に苦戦した
ショパンのエチュードとかも単に技術的に弾くだけなら結構すんなり行ける。
今のほうが絶対体力ないのに。
構造上の問題をはらむ(←姉歯?)平均率とかは相変わらず苦手だけど。

というわけでもう帰りはすっかり頭がおかしくなり、
aquaを歌いながらさっき帰ってきたとこ。
明日が金曜でよかった・・・・

投稿者 Minako : 23:56 | コメント (136) | トラックバック (0)

2006年07月26日

洋服って、不便

そろそろ考えなきゃいけないなぁ。

この秋もまたそこそこの舞台の仕事がいくつかあるし、
来年は大きな演奏会ひとつ抱えてる。
しかしなんでここはソロじゃないのにソロ用の衣装が必要なんだ・・・
クレームがつくんだよね。黒ロング(スカート)禁止令。
黒ロングなら今まで着たもの何枚も持ってるのにー(笑)

しかも声楽用の衣装と鍵盤用の衣装は別物だし。
声楽用はウエスト要らないし(呼吸の邪魔だから)
ピアノ用はウエスト絞ってないと足が動くからきれいに見えない。
音楽だけじゃないけど芸事って
なんてお金がかかる生き物なの・・・日舞に比べりゃまだマシ?

で、一昨年昨年は同じものを着まわしたから
今年は気合入れるために(?)新調したいんだけど
普通のドレスって演奏用の衣装じゃないから既製品だと動きにくいし
採寸して作ろうにもストレスでMAXな今の体型じゃとてもムリ(笑)

やー、マタニティ用のサイズ自由なカラードレスとかあるけど
やっぱりきれいじゃないのよね。ラインが。
ぴしっと凹凸が自分の体型にあってないと美しくない。
それも採寸したときと同じ体型じゃないと、自分の寸法で誂えたのに
いざ当日変なシワが寄ったりするからねー。

タテ寸法も履く靴決めたら当日それ以外のものは履けないし
洋装って不便。
・・・あ、ドレス新調なら靴も新調したいかも。早く買わないと馴染まないよぅ。
(靴はペダルに合わせて馴染ませるため、毎日の練習で履くのです)

まあ、そうやって頭を悩ませながらも
衣装を選ぶ過程はそれはそれで楽しかったりするんだけど。
生地はシルクシャンタンで色はワインレッド、とか。
結婚式の衣装合わせが何度も繰り返されるって感じか?
あれ、着慣れない人がやるから時間がかかるんだよね。多分。
これだけ色々着てりゃどれが自分に一番似合って
きれいに見えるかなんて一目瞭然よ(笑)

着物なら様相が変わるほど太らなければ着れるのになぁ。
のだめじゃないけど紋付でピアノ弾いてみたいってば(笑)
けど、明治期は着物で国際コンクールとか出てたんだよね・・・
着物は肩を後ろに引っ張る着付けなのに凄いね・・・

投稿者 Minako : 22:45 | コメント (521) | トラックバック (0)

2006年07月19日

癒される薔薇の香り

思い切ってローズオットーを使ってみる。

少し前は緑の森の香りが欲しくて、
車にはペパーミント精油とそれをたらす木片を常備して
毎日毎日朝さわやかな香りで目覚めてた。
気づけば5mlが無くなりそう。

まだ春浅い頃はユーカリの刺激ある香りが欲しくて
車に乗せてあるアロマ芳香用の紙芯が入ったガラス瓶
中につめかえる香りはユーカリをうんと、濃く。
仕事が終わって車に乗ると、毎日匂いがリセットされてる。
ユーカリは消臭効果が高いからね。
自分の香水の匂いが椅子につくと、家族が嫌がるから。

とにかく薔薇の香りも花も何もかもが好きで
香水は相変わらずゲランの薔薇、
洗顔石けん、シャワー後の手作りプレ化粧水スプレー
今のところ全部薔薇で統一。
アンチエイジングの効果がすばらしいって聞いたけど、
あんまりよくわかんないや(笑)でも確かに肌の調子はいい。
薔薇の香りには女性ホルモンを整える作用もあるからかも?
周囲の刺激で磨耗したメンタルな部分にも効くしね。

いやー、思い切って清水の舞台からダイビングしてみてよかった。
薔薇でも特に花から溶剤を使わずに抽出したローズオットーの精油は高い。
1滴0.05mlいくらって換算できそうよ(笑)
でも、1滴で十分すぎるほど香るから・・・
パルファムを1本新調したくらいの値段だから、後悔はしてないけど。

これから夏になるから、レモンやオレンジなどの柑橘系
もしくはサイプレスやサンダルウッド(白檀)などの森林系
車もそういう香りに載せ換えようかな、って思ったんだけど。
今感覚がすなおに欲しいのは花、
薔薇やイランイランなどの濃厚な甘い香り。
・・・もしかしてわたし疲れてる?(苦笑)

でも、同乗する人は選ぶだろうなぁ・・・家族は嫌がるだろうなぁ・・・
一人のときはいいだろうけど。
毎日ローズオットーとかやってみたい。無理だけど!

投稿者 Minako : 22:16 | コメント (337) | トラックバック (0)

2006年07月17日

連休は夏祭りと共に

郷土の夏祭りでした。
連休に当たったのに、肝心の子供三番叟は上京で見られず。
三番叟、好きな演目なのになぁ・・・

おまけに外出しようにも来月頭に急遽本番がひとつ
しかも楽譜まだそろってないし(笑)
仕方がないからやるわよ、来てる分だけはとりあえず。
というわけで連休は上京した日を除けば仕事で終了・・・
まあいいか。ちょうどいい切り替えの連休。

中日に車を駆ってちょっと離れた大きなスポーツ用品のお店まで行き、
とりあえずプロテインを買ってくる。
そこで見つけたミネラルウォーターの1ガロン瓶に一目ぼれ、
だって購入するとこのボトル専用の
ウォーターサーバーがついてくる、っていうんだよ!(笑)
夏はミネラルウォーターかコーヒーか、って感じだからね。飲み物。
セットしてみたらこんな感じ↓

06-07-16.JPG

サーバーがかわいくて用もないのに水を飲みまくり、
1ガロン(=3.78L)は2日でほとんど無い・・・
在庫のコントレックスとか他の水詰め替えて使おうっと♪

とりあえず譜読み終わったから、あとは追加の楽譜待つだけ。
いつもの週末+1日のお休みって余裕あっていいよね。
余裕がないのは譜読みの遅いピアノだけで(苦笑)
夏は大好きな季節だけど、汗で指がもつれるんだもん(←言い訳)

ちょっと前に友人と話していた、毎年恒例トマト&バジル冷製パスタ。
菜園のトマトが採れはじめたから解禁!
昨年は家にいるときは毎日食べたこのパスタ、
今年も毎日食べれるといいな♪

ちょうどこの冷製パスタによい大きさの
母がお土産に買ってきてくれた黄色彩色の九谷の大皿
いつもはこれで食べるんだけど、
今日は時間もあるから、久しぶりに食器を出して・・・と思ったら、
整理しないまま放置プレイの洋食器たちはもうめちゃめちゃ
27cmプレート、フロレンティーンしか見つかりません(笑)
あーあ、そのうちまた整理しなおさなきゃな。

とりあえずフロレンティーンのゴールドと、
購入後忘れ去られていた母のバカラでブランチ。
私もベルーガのハイボール欲しいんだよね。夏の普段使い。
次の上京で買ってこようかな。ショップも久しぶりに見たいし。
↓バカラ&フロレンティーン27cm

06-7-17.JPG

投稿者 Minako : 21:49 | コメント (368) | トラックバック (0)

2006年07月15日

SATC的禅問答

昨日帰宅すると、先日オーダーをかけたサプリが到着。
くー、また関税取られた・・ギリでいけると思ったのに(苦笑)
まあ今回のオーダーは母と祖母だから、
送料その他は二人で協議してくださいませ。

サプリを買うといつもつけてくれる健康雑誌が大好きで
(多分日本語に訳したら『健康』とか『壮快』系の雑誌。)
毎回オーダーのたびに楽しみにしてるんだけど、
今回はラッキー♪
特集にサラ・ジェシカ・パーカーが載ってる。
若いよ、若い。42歳とは思えないあの若さ。
Sex and the cityの頃と変わらずキュートだし。

こんなこと書いてるけど他のページは
レチノールは老化肌のたるみにこんなに凄い!!とか(笑)
皮膚がんを予防するにはいかなる栄養素を摂取すべきか、とか
セレニウムは体のどこに作用するのか、
みたいな記事ばっかり。間の広告は全部サプリとプロテイン。
サプリメント・バカの私には隅から隅まで楽しい読み物。
あー、んじゃ次はこれも買うかぁ!みたいなノリで。

で、夜この話を書くべくPCにむかうと
こいけ曹長から電話。ソネットSNSに私を招待した件で。
他の大所帯SNS飛ばしてソネットSNSなのが曹長らしいよ・・・
次はお返しにmixi入れるから。
もうSNSも数個入ってて処理不可能になってきたな。そういや。

SNSの話はさくっと終わって、いつもの如く作戦会議・・・
もとい、近況報告を兼ねたドーナツトーク。
サラ・ジェシカ・パーカーの雑誌の話から、またSATC的禅問答。
普通にこういうエピソードありそうなんだよね、
私と曹長の会話ってさ。
"Sex and the City"Season 10/episode 22、くらいかも(笑)

大体SATCは設定が30代女性の
恋愛に仕事に日常ネタなのに、まだ20代後半の
婦女子(であるはず)の私らが同じネタなんだよー。
まだ私は全部見てないんだけど、たまに見てると「アレ?」
ってデジャヴュをおこすシーンがあるもん。
曹長とまったく同じ会話してやんの(笑)それ見る前に。

25くらいまでの間に色々やってきたからなぁ、
身に起こる大抵のことは一般化してさっくり処理できてるんだよね。
本気で怒る事もそうそうないし、逆に熱を失ってる部分もあるし
そういう感覚まったくもってSATCと同じ。
頭ではわかっててもこーなのよねー実際、みたいな。

ああ、年齢を感じるけど・・・じゃ30超えたらどこ行くわけ?私たち?

投稿者 Minako : 22:43 | コメント (452) | トラックバック (0)

2006年07月14日

タイミングの悪い一日

今日は暑かった!
自分がもう伊豆の温度に慣れちゃって
東京の夏がダメになっただけかと思ったら、
そうじゃなかったらしい。都内もありえない暑さだったそうで。
・・・って用事があってお会いした人が言ってました。

こんな日になんで都内に出なくちゃいけなかったかねー(笑)

おまけに世はバーゲンという魔の季節
おかしいなあ、紀伊国屋にパーツ屋とハンズに行く予定が
なんで丸井とリーガルと某外資系ショップになっちゃってるの?
予定してた買い物なんてひとつも買えてないじゃん。

で、来週から職場が変わるんだけど少しウエイトダウン計画。
4月からホント面白いようにすくすくと(?)太ったのよね。
来月は恒例黒部行きもあることだし、
筋肉つけないと動けない・・・多分去年と同じくかなりハードでしょ。

で、ミールリプレイスメント(代替食)を買いに行って
店員のお姉さんと一緒に色々見たんだけど、
日本のメーカーでミールリプレイスメントって2種類しかなくて。
そういや前ウエイトダウンしたときは、
サプリと一緒にアメリカから取り寄せたんだった。あーあ。
っていうかこの店もDNSのプロテイン売ってるのに
なんでEASのマイオプレックスないわけ??

結構大きなスポーツショップだったのに、
「食事代わりに摂りたいから必須栄養素入りがいい」
って最初に見つけた店員さんに言ったら
ハァ?って顔をされました・・・そういう客っていないらしい。

日本ってやっぱりご飯食べてなんぼ、って考え方だよね。
でもおにぎり2個とかパン1個とかコンビニ弁当だったら
ミールリプレイスメントのほうがちゃんと摂取できると思うんだけど。
おまけに、修行僧じゃあるまいし(笑)マズい!>日本のプロテイン
2kgのプロテイン袋とかいっぱい並んでるの見るともう、
ホームセンターの愛犬のエサに見えるもん。
アメリカほど甘くしろとは言わないけど、もうちょっと矯味して欲しいよな。
マイオバーなんて、○治や○永のチョコより美味しかったよ。

結局欲しいのは欠品中で買えず、
パウチのプロテインゼリー(代替食)をひとつ買って
帰りに電車で飲んできたんだけど
・・・こういう薬飲まされてた気がする・・幼少の頃。
てな感じで。
やっぱ、サプリと一緒にお取り寄せ、かなぁ?

投稿者 Minako : 23:32 | コメント (216) | トラックバック (0)

2006年07月13日

coffee milk crazy

ふはー。
カフェオレが美味い・・・。

冬はエスプレッソ2ショットミルク割以外とんと飲まないコーヒーが
夏はアホと呼ばれるくらい飲みたくなるのね。
コーヒーって体を冷やす飲み物だから、当然なのかもだけど。

一昨日水出しコーヒーを作る容器を
一度で1Lできる大きなものに買い換えて、
おまけにコーヒー豆がいつもオーダーする問屋さんから届いて
自分のオーダー分(ホット用)と母親の(アイスブレンド)と一袋交換して
(トータル、4kg。両親と3人なのに我が家おかしい・・・)
作って飲んだ、今年初の水出しコーヒー。

ちょうど豆と一緒に初めてオーダーしてみた
カルピスカフェオレ版みたいな液(牛乳で希釈して飲むモノ)も
一緒に飲んでみたら・・・
なんかパピコ風味なんですが・・・(笑)
当然加糖のコーヒーなので、甘いわけで
ちょっと薄めに割らないと溶けきったパピコです。

なんかこう、昔なつかしい甘い甘いとろけるようなカフェオレ。
本当はエスプレッソのミルク割が好きなだけに
苦味全開これでもか!!みたいなコーヒーが好きだけど、
チョコレートボンボン食べたりするにはこういうのがいいな。

ちょっと前に伊豆高原で母が見つけた美味しい喫茶店の
ママ(←本店は赤坂の有名店)とコーヒー談義してきたんだけど、
(先々月はいつものビストロのシェフとコーヒー談義。)
料理に合う酒もさることながら、料理にマッチしたコーヒーって
素晴らしく美味しさと余韻を加味するものだよね。
ただ自分の好みで飲むんじゃなくて、アペリティフやワインみたいに
料理に合わせて飲むのもまたいいわよ、って話。

来週からは同じ仕事で場所が変わるんだけど、
田舎のくせに駅にドトールができたんだよね。
ああ、危険な香りがするわ・・・

昔学生やりながら仕事してたとき、
オフィスの最寄駅前に突然スタバができて
しばらく友人が誕プレにくれたマイタンブラー持って
毎朝通ってスタバ貧乏になった人←わたし

投稿者 Minako : 23:55 | コメント (482) | トラックバック (0)

2006年07月10日

雲隠れの後に

丸2ヶ月ご無沙汰しました。
この間は色々ありすぎて報告できません。
というか、そういう気分じゃなかったし。

☆5・6月ダイジェスト☆

・人生の大きな決断を迫られた
・うだうだ悩んでいた事項をすっきりさせようとしたら火に油を注いでしまった

・・・このあたりまでは結構自分の仕事の片手間って感じ。

○事故った(もらい事故)
これで6月は全部潰れました。
近所で通勤途中に2tトラックと喧嘩して、負けました...(当たり前か)
自分無傷相手車体にかすり傷、
あわれプリウスさんはバックミラーがひとつ宙に舞いました。
いやー、初事故!プリウスさん、ごめんね。(って親の車だけど)

・・・後日、自分の保険屋が説明不足な上に
あまりに高飛車で昼休みに電話口で喧嘩しました。
電話で業者と喧嘩したのは都水道局、NTTについで3回目。
私を怒らせるってある意味、スゴイよ?(笑)

まあ無事に示談解決したのでよしとする。

・新進気鋭のマエストロとちょっぴり共演しました。
私も仕事先では休憩にちょろちょろもらった楽譜を即興変奏したり
全くの即興弾いたりよくピアノで遊んでるけど
マエストロが戯れに弾いていたピアノもステキでした・・・
耳にさわるだけでうっとりしちゃう感じ。
私?このまえ慰問で使った『茶つみ』ちょっと変奏してみたら
奏楽できそうなコラール風味3声になってて自分でびっくり(芸が少ないわ)

やっとこのブログに戻る気が起きたのは
今日は母の誕生日で仕事帰り、途中の街に
価格も品揃えも2/3程度成城石井とか紀伊国屋みたいな
スーパーがあるんだけど、
そこでベルギーのチョコレートボンボンの箱と美味しいアイス
(両方とも母の大好物・これにシャンパンがつけばカンペキ)
2つを携えて帰宅し両親と美味しいもの三昧でなんとなく弾みがついたから。
ホントは母が好きな黄色いバラと思ったんだけど、
手配できず間に合わず・・・

投稿者 Minako : 22:55 | コメント (259) | トラックバック (0)

2006年05月10日

冷凍みかん

冷凍みかん

冷凍みかん、じわじわ全国制覇だ(笑)

最初に聴いたのはここでさえまだコートなしでは寒い季節
しかも場所が農協だったため
なーんだ農協のキャンペーンソングかよ、と思ってました・・・
だって、みかんだし!
しかも私は本当にごくごくたまにしか行かない農協で
行くたびにこの『冷凍みかん』がかかってるんだもん。

れーとーみかん♪れーとーみかん♪れーとーみかん♪四個入り♪

ばかもの!!
みかんは5個入りって決まってんだよ!伊豆ではっ!!!
・・・って軽くツッコミ入れながら聴いてました。

あれね。あの赤いネットにタテに5個、青島とか温州が入ってて
キオスクで売ってるやつ。
初夏にはニューサマーオレンジが黄色いネットに入って
売ってるのがバージョン違いの品。

ついに近所のスーパーでも実演(←でかいラジカセ大音量)しながら
冷凍みかん売り始めちゃったよ。
そもそも青果売り場で地場産品の生みかん売ってるのに、
冷凍してまで食べる必要はないんじゃないでしょうか?
(このあたりは親類縁者にもらうだけで消費手一杯、の場合もあり)

とはいえ、みかんが売れてくれれば土地も潤うし
全国制覇するんだ!冷凍みかん!!(笑)

投稿者 Minako : 23:32 | コメント (459) | トラックバック (0)

2006年05月09日

ひとつ齢を重ねる日に

一日があっという間に過ぎたけれど、
平均的な一日が無事に過ごせる、っていいなあ。って思いました。

実を言うと勝手にひとつ余計に年をとっていると思い込んでいて
逆サバ読みと言われておりました(笑)
アハハ。
もー年齢とかどうでもいいので。
これからは自分の中の時計と対峙する番。

いろいろ自分に思うことはたくさんあれど
もっと強くしなやかな人になりたいです。
若竹のようにただぐにゃんぐにゃんじゃなくて
表面は青いけれど、しっかり暴風に耐え得るだけの
成長は終えた、みたいな。

この一年で世の中の大抵のことでは驚かなくなりました。
この一年で「無私」という言葉の意味をかみしめました。

次の一年には何が待ってるだろう?
それを超えたら今度は何を得るだろう?

投稿者 Minako : 20:44 | コメント (82) | トラックバック (0)

2006年05月03日

シリアルとピラティス

久しぶりに砂糖と牛乳をかけたシリアルが食べたいわ、と
朝食を買いに仕事帰りスーパーに寄ると
シリアルの箱に「ピラティスDVDつき」って書いてある。
ホントはコーンのシリアルが食べたかったのに
DVDにつられて玄米フレークに急遽、変更。

今日やっとそのDVDを見る時間ができて、
チャプターメニュー見るとそんなにメニューがなさそうだから
面倒だしええいいっしょにやっちゃえ(笑)って。
・・・終わってみるとじんわりと汗が出て息あがりそう。
運動不足が明らかにでてるねー。

ひとつのトレーニングメニューが3回~5回と
簡単だし10分もあれば終わってしまうものだったけど、
あれは大変。
特に腹式呼吸の習慣がない女性には呼吸を作るまでが大変かも・・・

ほとんどは声楽的な呼吸方法と同じだけれど
声楽と違うのは、意識的にやらなくてはいけない。
歌も慣れてくると勝手に体が呼吸しててくれるから
こんなに意識的に呼吸するってことは普段はほぼ、ない。

ちなみにピラティスはヨガと同じく
呼吸と動きをぴったりあわせないと効果ないらしいです。
週に2~3度でいいらしいので、しばらく続けようかな。
忙しさにかまけて上半身がちがちで体回らない人←自分

投稿者 Minako : 21:25 | コメント (297) | トラックバック (0)

2006年05月02日

気分はゆるりと日の光

近頃ふとした瞬間に気づいたこと。

毎日仕事先まではすべて車移動なので、だいぶ運転にもなれました。
もう若葉マーク要らないです。(←ウソです。)
あと2ヶ月ちょいで外れるんだよなあ。早いもんだわ。

やっとさくらの時季の渋滞も終わり、朝もゆっくり出かけられます。
交通量が少ないので悠々と。
で、気づくとスピードも悠々と走ってる・・・(笑)
このあたりの車はとにかく飛ばします。
F1好きで自動車メーカー勤務の友人がよく言う
updown激しくヘアピン連続「モナコグランプリ」仕様の伊豆の道も、
法定速度ほとんどの場所で40kmなのに、平均速度ほぼ60kmで走ってるからね。

元々教習所ではきめ細かく先生たちが教えてくださったおかげで
かなりきちんと運転を仕込まれてきたのに
その速い波に乗って走ってるうちにどんどん運転が荒くなる(苦笑)

でも、近頃は気づくと50kmくらいでのんびりのんびり。
自分以外に走っている車がないと、つい減速しちゃって・・・
他の車が後ろについて初めて伊豆スピードに戻ったりとか。
自分が飛ばすタイプじゃないってことにやっと気づきました。

運転は心理状態がよく出るよね。
ちょっと前まではホント自分に余裕がなくてイライラして。
今は気づくと必ずたらたら走ってるので(笑)そんなことはないけど。

前の車に車間距離5mくらいでくっつく車、よくいるけど。
ほとんどが軽自動車。なんでだろう?
やたらあおってくる車もいるけど。なんでだろう??
しかし、明らかに値段の違う超高級車は
絶対あおってもこないし至近距離までくっついてもこない。
生活の差か、気持ちの差か、さてはて、etc。

追記:
地震があってもノリよくダンス音楽歌いながら踊っていて
全く気づかなかった人→わたし(笑)

投稿者 Minako : 21:12 | コメント (374) | トラックバック (0)

2006年04月24日

ミステリアスな饅頭

朝仕事に行くと、低いテーブルにぽつんと6個入りの饅頭袋が。
箱にも入ってないし、変だな~って近づくと細かく袋に

火曜サスペンス劇場

っていっぱい書いてある!?
なっ、なにコレ・・・しかも未開封だし絶対食べたらわたし死ぬ!!!(笑)
とさりげなく放置して他の人が気づくのを待ってみました。

犯行は昨日未明だったらしい。>犯人の自白によれば

その正体は、ロシアンまんじゅう。
6個のうち1個だけがアンコにわさびがたっぷり練りこんであるそうな。
残念ながらわたしには当たらなかったので被害者にはならず
第一発見者になりました(笑)

ロシアンルーレットといえば昔こんなことをやりました。
大学時代某劇場のの当日制作でバーカウンターのねえさんになっていて
賞味期限が数日過ぎたサンドイッチを発見。
添加物いっぱいのコンビニ食品であるがゆえに
仲間たちと食えるか否かの議論になり、ついにロシアンサンドイッチとして
一人ずつ違う味(ミックスサンドでした)にトライすることに・・・
腹痛起こした奴が負け。
私は添加物が最大限であろうハムサンドたべました。
・・・もちろん無事でした(笑)

ちなみに火サス饅頭は日テレで売ってるらしいです。

投稿者 Minako : 23:12 | コメント (367) | トラックバック (0)

2006年04月22日

食育?

我が家に大量に届く通販雑誌の特集記事のひとつ。
なつかしい給食ネタ。

母は横浜・品川時代に食べた給食、父は都会っ子なのでずっと給食
(↑その頃この地元は田舎なので給食なし)
んで私はもう当たり前に給食の時代。
メニューで時代がわかるんだよねー。

で、私は給食のあのプラスティックの食器が大嫌いでした。
先割れスプーンも大嫌いで。
理由は安っぽいしつまんない食器で手触りも妙にツルツルして気持ち悪かったし。
そんなに大そうな家の育ちじゃないけど、
母が食器が好きだってのもあって、小さい頃から焼き物見てたし
お正月にはちゃんと特別な食器使ってたしね。

今は焼き物の産地では給食が焼き物で食べられるんだって。
別にクリストフルの銀器だせとかオール九谷で給仕しろとか言わないけど
子供だから安っぽいプラスティックってね・・・

時代が時代だってのもあるけど、給食のカレーなんて拷問級に不味かったし
(それでも喜んで食べてる子ばっかりで文句言えなかった小市民。)
食べられない食材があると昼休み残って食べさせられて
その嫌いな先割れスプーンに山盛りすくわれて
口の中に押し込まれたこともあったからね。
↑これは今私が親なら教師の体罰って訴えるけど。
(この体験のおかげで私は大豆と昆布の煮物を見ただけで気持ち悪くなります。)

今はアレルギーもちの子供も多いし、こんなことはなくて
美味しいものをいい食器で食べられる。ううん、うらやましい。
けど、そのウラで給食以外まともな食事を取れてない子供増加中だとか。

私は食べることが最重要、食事に対してのしつけも厳しい家庭に育ち
(今だに食事する場所にはテレビがありません。)
両親の方針のおかげで正常な味覚と感覚があるんだけれど、
食べることがままならない子供が増えてるってこれ矛盾に感じるよね。
学校では手触りのいい和食器と漆器の箸持たされて
家では満足な食事にありつけない子供・・・。
そこまで学校がやらなきゃいかんのかなぁ、って思ってみたり。
・・・食べることに関するしつけが教育機関でされなきゃいけないのは
いいとこ幼稚園までじゃないのか?

投稿者 Minako : 03:22 | コメント (451) | トラックバック (0)

2006年04月21日

地震だ、地震

いやー、少し前からゆれております。

今日の夜半は凄かったね。
地震で目が醒めるなんてことはまずない私が!!って目が醒めたもん。
(いちいち震度1や2で目覚めてたらここでは慢性睡眠不足)
で、部屋のものがゆらゆら揺れてるのを見て
「たんす倒れたら死ぬだろーなー。でもとにかく眠いんですけど」
と思ってまた寝たのはもはや芸に近いかもしれん・・・・。

その時が我が家震度4で、後数回震度3があったらしいけど
もう朝目覚ましが鳴るまで起きませんでした(笑)
変な度胸がついてるのかなんなのか。
でも、これはヤバイって揺れのときはさすがに起きますよ。
そんな揺れは今までに1、2度しかないけどね。
微細でも縦揺れはどんな時でもぱっと動ける。あれはヤバいです。

で、これかいてる途中でまた揺れたんだけど・・・

投稿者 Minako : 23:18 | コメント (335) | トラックバック (0)

2006年04月15日

ウツクシイモノ

この1ヶ月半をともに乗り切ってくれた大事な相棒。

amadana デスクトップ計算機

自宅では年季の入ったお気に入りの計算機があり、
それはPCのそばに置いておいて活用中だったために。
もうひとつオフィスのデスクに常駐できるものが必要でした。
あちこちに足を運んで探したけど、どうもデザインが気に入らない。
値段はそれこそ小学生用の500円から会計のプロ用の数千円まであったけど
どれもこれも渋いデザインなんだよね(笑)
小学生用の500円はボタンがやたらでかくて
スケルトンカラーでかわいかったけど四則計算とルート計算しかできないし。

ひとつ買えば長く使うものだし(自宅で愛用してるのは10年もの)
値段うんぬんはこの際あまり考えず
気に入ったものを買おうと決めてネットを漂流すること数時間。

これだーーーーーーーーー!

もう他のものなんて目に入りません。
赤い計算機。
ステキすぎる・・・。
実物を見ずに即買い。値段も・・・見なかったつもり(笑)

結構大きいんだけどキーも大きいし、時計もカレンダーもついてて
この鍵盤弾きのパワー有り余った私が自然と力いっぱい
バタバタ打っててもキーがノートPC仕様で音がオフィスに響かない。
消費税計算機能はホントお世話になりました。
他にもいっぱい機能あるけど、まだ使いこなせてないかも・・・。

打ちやすさってのはあまり考えてなくて
元々力があるから、長い時間フルパワーで打ってても
キーボードくらいの軽いタッチじゃ腕なんて疲れないし。
でも、打ちやすい計算機ってそれだけで使い心地がいい。

毎日気に入ったものに囲まれて過ごす幸せ。
見るたびに癒されます。

投稿者 Minako : 17:11 | コメント (288) | トラックバック (0)

2006年04月11日

やっと来たリラックス・タイム

やっと行けた!うわさのゲルマニウム温浴(笑)

行きたい行きたいと思い始めて早1ヶ月以上、
やっと行けたよゲルマニウム温浴。
今日は冷たい雨の日のなか外に出ずっぱりで寒くて
勢い余ってゲルマニウム温浴&リフレクソロジーのセットで。

ゲルマニウム温浴は発汗が凄いと聞いてはいたけれど
20分耐えがたき・・・まるでサウナ状態・・・
はじまって3分で汗ダラダラ。
20分終わる頃には過労と体力消耗でぐた~っと(笑)
ものすごい汗かいてたみたいで、スタッフの人もびっくりして
ミネラルウォーターおかわりくれました。
グラス1杯追加したくらいじゃ足りないけどね・・・

その後久しぶりに時間をかけた足トリートメント。
近頃座っている時間が長いせいか、どうも足が重かったの。
終わるまでぐーぐー寝てて、終わってから聞いてみたら
全身過労で老廃物たまりまくりだから
これくらいじゃ疲れは除去できんと言われたよ。
やっぱりね。
仕事できるくらいには体力あるんだけど
何かこう「オリ」が溜まっている感じがしてたんだよね。先月から。

終わったあと漢方のお茶を出してくれて、またゆっくりおしゃべり。
次はリフレクソロジーの後に全身マッサージってコースやってみよ。

帰りはこれまたひどい雨で、運転しながら
最近カラオケボックス化している愛車プリウスさんで
オペラ座の怪人歌いながら(笑)帰ってきたんだけど・・
トリートメント中も脱力がうまくいかなくて
体がこりすぎてがっちがちになってるって言われただけある。
声の出方が全然違う!最後のHighDがらくらく出るもん。

トップだった私の声はいつのまにセカンド、いやメゾまで落ちた!?
とか思ってたら単に体が固まってただけだったのね・・・ちょっと安心した・・・

投稿者 Minako : 22:40 | コメント (252) | トラックバック (0)

2006年04月10日

もうすぐ・・・

復活祭なんだなぁ、とカレンダーを見てつぶやいてみた。
普通のカレンダーにもちょこんと載ったりするんだ、と。

昔自室にはこれ!って決めてたカレンダーがあって
それはヨーロッパ製だったのにイースターは載ってなかったな。
いつもスケジュール確認は教会暦の本を見せてもらってた。
(カトリックにはカトリックの年暦があって、復活祭は移動祝日なのです)

先日ある仕事場で教会の音という話をしていて
聞いていて「あ、この人は本当の教会の音を知らないんだな」・・・
言葉でなんて表せない。あの高い天上への響きは。
まさに神の為のもの。

どこまでも続くかのような高い石のヴォールト天井に、
その先にはステンドグラス越しのあざやかな色とりどりのあかり。
真上を見れば太陽がまぶしく、それはまるで違う世界のようで。
どんなに足音を潜めても身を隠せない音の響きに
自分の存在の小ささをひたすら知るのみ。

少し前にNHKで世界遺産の教会建築を紹介していて
もちろん私が知っている聖堂ばかりであったけれど、
ゴシック建築を中心にヨーロッパの古い教会を堪能。
近頃精神的に疲れていて心がすりむけてひりひりしてるから、
こんな番組は目に染みる。

やっぱり、ヨーロッパ行ってこようかなぁ。

そんな風に思ったり。
巡礼者たちの道をなぞらえて、はるかなる目的の地へと。

教会で歌うには、ベル・カントは少々下品。
細く濃く密度の高いノン・ヴィブラート、そういう声でも十分に響くからだ。
こういうところにも信仰の核がよく具現化されている。と私は思う。
わざわざ存在をアピールする必要性がない。
声高く神を賛美せよ!さあみんなで叫べよ!なんてのは私には合わない。
身体表現を用いなくても、ちゃんと万能なる神は見抜くはず。
そう思うのは私だけ?

こう書けば書くほど、想起すれば想起するほど、私を呼ぶ声が聞こえる・・・気がする・・・

投稿者 Minako : 22:57 | コメント (418) | トラックバック (0)

2006年04月03日

楽園へようこそ

少し前に姫、姫様、姫君とそれぞれ別々の人から
同じことを言われたりしていた。

どうして姫なのかよくわからんのだけれど
浮世離れしたこの雰囲気は父方の血だね。
祖母なんて今だに不思議ちゃんだと思う(孫ながら)

私の存在を真っ向から丸ごと褒めてくれる言葉として
姫と言ってくれたんだけどね。
他人に「いるだけで癒される」って言われるのは悪くないです。
たとえ私がどんな思いでその場にいたとしても。

しかし姫といえば「統べる立場」に在るものであるわけで
統べる者は飢えに苦しむ時には自らの手で地を耕し
怠けるものにも土地を与え
命をかけて働くものには清浄な水を与え
絶えず力と笑顔と人を包み込む心の広さがなくてはならない。
と思うわけで。

清濁併せ呑む、的器の広さが出てきたと
最近とってもうれしいお言葉をまた頂いてプチ有頂天。

私の世界観としては春の日差しに一面の花絨毯
清らかな水をたたえた泉の楽園。
(頭の中に花が咲いてるって気も・・・)
自分から人の中につっこんでいくというよりは
他人を自分の世界にようこそと迎え入れるタイプであることは間違いない。

たまに自分をまるごと受け入れて欲しい、的な人に
どっぷり自分の中に居座られて疲弊しきってしまう時もあったけれど、
そろそろ失敗から学べてきたかなと。

自分というのは自分だけで作られるものではなくて
料理のお出汁みたいに
他人からもらうものもたくさんあって
だから他人をようこそと門戸を広く迎え入れるスペースがあるということは
また違う意味での刺激があるということで。
自分にとっては幅を広げるいい機会だなー、と。

私は何よりも美しいものが大好きだけれど
人間は清濁あって当たり前で
自分にとってとか、一般的な正論だけが正しいわけじゃない。
正論は時に人を深く傷つける。とか
視野を広く、物事を多角的に見られるように試行錯誤して
自分の中で努力してきた結果が今なんだと思う。

何も見ないで自分の世界だけに閉じこもって
バカになってたほうが人生は絶対楽だけど
広い世界がどこまでも俯瞰で見えたほうが面白い。
と私は思うのです。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (287) | トラックバック (0)

2006年03月31日

ひとりサスペンスドラマ

昨日の朝のこと。
いつものように幹線道路に出ようと近くの細い長い下り坂を走っていると。
この日は愛車プリウスさんでなくて、
たまたま母の車に乗っているところでした。

ちょっと冷え込んだのに暖機運転をしないで出発して
おまけに慣れない車。
細いカーブ連続見通しゼロの下り坂をギアチェンジしてたらたらと下ってました。
すると、突然エラーランプが・・・。
寒いからかしら?なんて思ってたらエンジンがいきなり止まり、
ブレーキ踏んでも動かない(←当然エンジンかかってないから)

細い長い下り坂、対向車がきたら交われません。
おまけにカーブ連続でスピード落とさないと即事故。

ひょえー!
サスペンスドラマかっ!?
あたし犯人の顔とか見てませんから!!残念!!!

・・・とか考える間もなく車は止まらず
冷静に考えてこのまま行ったら幹線道路に突っ込んで命はなし。
1.ギアをニュートラルにしてみる。
2.ギアをパーキングにしてみる。
3.そのままスリリングに放置してみる。
さ、ファイナルアンサーは?

ファイナルアンサーは・・・・
4.パーキングブレーキを引く
でしたっ!!
(↑の選択肢にないじゃん・・・)

上の選択肢を瞬時にぱっと3つ考えて、最後に
「あ、ハンドブレーキ引いてみよ」
ってやったら止まったので(笑)
キキーッ!!!ってタイヤのすれる音がして10mくらい下ったかな、
やっととまって朝からヒヤヒヤ。あとは普通に走れたけど。

まるでサスペンスドラマ仕立て。
ヒロインが事件の核心に迫るとこんな感じ。
いや、ドラマよりカーブきつくて距離長いから臨場感156%増しです。
人事みたいだけど、人事じゃなかったんだって。いや、ホント。
生きててよかった。

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (136) | トラックバック (0)

2006年03月26日

スペインの風に吹かれて

はい、やってまいりました。
中世スペイン音楽をつくろう

以前「インド音楽をつくろう」というサイトを紹介する
ブログを書きましたが、類似品。
インド音楽は何がなんだかわからないけど、中世ならお得意だぞ。
大好きな「モンセラートの朱い本」風にアレンジしてみたり。
その昔モンセラートの修道院の中庭で国も違う、
言葉も違う巡礼者たちが踊っていた風景がよみがえってきそうな。

モンセラート風:
percuss 左から4番目 rabeca 左から2番目 Alexandra(choir) 右から3番目

これが一番面白い!
アップテンポでドラムの音が響き、スペインの音楽的変拍子が楽しい。
色々やってみたけど、テンポが遅いものは
他の国の世俗でありそうな感じ。

今気づいたので追記
・・・と思ったら、このお姉さんは聖母マリアのカンティガ歌ってんだね。
めっちゃラテン語の歌ばっかりだし。
注釈:カンティガ・・・(キリスト教における)賛歌

投稿者 Minako : 21:45 | コメント (378) | トラックバック (0)

2006年03月25日

うららかな春の日に

060325.JPG

今日は本番でした。夜は教え子ちゃん宅。
相変わらず多忙な日々です。

朝いつもよりちょっとだけ朝寝坊して
体をすっきり目覚めさせるために熱いシャワーを浴び
朝食は温かいものを摂る。
筋肉を良い状態で動かすことと精神の集中がメインの日なので
できるだけコンディション作りは重要。
メソッドで30分ちょっと指をならしてから出発の準備。

今日は半屋外の本番日和で暖かくよく晴れ上がった空。
いつものとおりになぜか本番中だけ吹く風に
ガムテで応戦してみたけど(笑)2度楽譜が飛んだよー。くそー。負けねー。
って思いながら
(なぜかこういう風は冷たくて弾いてるそばから芯まで指が冷えるのよ)
なんとか大コケなく練習不足の割にほぼノーミスで終了。
さくら五分咲きで暖かいし、楽しいし♪
今日の本番はほぼ全部の曲に結構長いソロが入ってて
絶対的な練習時間の不足にどうなることやら?と思ってたけど
自分が心底楽しいときは気持ちも乗っているし、勢いあるからね。

本番終わって外で開催されている露天とフリマふらふらして、
ワイヤーアートのペンダントとチョーカーをうっかり購入。
不思議なものは大好き。美しいものはもっと好き。
私自身も針金いじるの好きだし、ついうっかり(笑)作っている人と
30分以上ああでもないこうでもないとしゃべりまくる。
なぜかお店の人と長く話し込んじゃうんだよね。
本来は人見知りのくせに。これ、特技?

飽きるまで楽しい雑貨と焼き物と桜並木を見て
気が付けば14時。おなか、ぺこぺこ。
ここまで来たんだから、と例の昨秋にご紹介いただいた
私の隠れ家のビストロに駆け込む。
行ってみたら食べ終わって帰ろうとしていた
今日の本番をご一緒した指揮者以外誰もいなくて、
8時間手をかけ煮込むという美味しいビーフカレーを食べ
さらに美味しいコーヒーで締め、
そのコーヒーを飲みながら誰もいないダイニングでシェフとおしゃべり。

本番終わってゆるゆると流れる時間に最高のランチ。
至福の時間です。
ぴしっと張ってた神経の力抜いて完璧に美味しい(笑)
贅沢に手のかかったシェフの料理を味わって
さらにシェフと楽しいおしゃべり。
肉を食べた後のコーヒーって最高に美味しいんです。シェフと私の共通意見。
というか、美味しいもの好きなら解ってくれるはず。

コーヒーもこの辺で売ってるものなのに、
シェフが淹れるとなぜか美味しい。
そのヒミツは、今日教えてもらったけど
このお店の存在と同じくもったいないので書きません。
私の隠れ家だから♪
食べたい人、私連れていきますよ。いつでも。
美味しいものをゆっくり味わって食べたい人なら絶対好きだと思うわ。

ランチの閉店時間ぶっちぎりで過ぎるまで語り(笑)
またいつものお気に入りコース、一碧湖あたりに。
ちょうどバス用のせっけん切らしてたし。あの、アロマショップに。
帰りは渋滞だからと住宅地に入ったら、不思議の森に迷い込んだ・・・
でなくて、大回りしてさくらの里でさくらと「いちめんのなのはな」を
たっぷりと堪能してきました。

今日は「完膚なきまでに美しいもの」ばかりですよ。
自分の演奏は除いて。
偶然の連続でたっぷり充電できましたわ。

投稿者 Minako : 23:21 | コメント (412) | トラックバック (0)

2006年03月21日

完膚なきまでに美しいもの

喉が焼けつくような完全に美しいものと対峙したい。

近頃現実ばっかりで(笑)
いや、普通は24時間体制で現実スタンバイだけど・・・
そうじゃいけないこともあるわけで。私的な事情で。

私にとっての重要なキーワードは
このブログを長く読んでいる方にはもしかしたら解るかも。だけど
「美」と「感覚」がとっても重要。
食べ物と水がないと死んでしまうように、
時折美しいものに触れないと内面から力が出なくなる(笑)

それは造形であったり、音楽であったり、自然であったり、
人であったり、時として求めるものは違う。
ふとした瞬間、偶然に出会うものもある。
けれど、美しくなければダメ。でも、見た目じゃないの。
輝きとか、パワーに溢れたものとか、澄んだ水とか、
見た目は一般的に言って美しくなくとも
内面の美しいものに強くわたしの心は惹かれる。

色々な場所でいっぱい力を使ってパワーダウンしてきたので
そろそろ美しいものが欲しいと思える今日この頃。
夜桜も美しかったけど、明るい太陽の下で見たい・・・。
箱根ドライブもいいかな?それともアウトレット?富士山?
と楽しい計画を頭の中で練って・・・実行できるのはいつなの(笑)

投稿者 Minako : 16:31 | コメント (258) | トラックバック (0)

2006年03月19日

脳髄ほぐれる

ストレスが溜まっているらしいです。
年明けから今まで超ハイテンションで突っ走ってきて
先月の頭痛ウィークあたりから妙なのよね。
お休みの朝に決まって仕事の夢を見たりとか。
つまり、うまく気分の切り替えができてないってこと。

気分の切り替えもへったくれもあるかよ!?ってくらい働いてたし・・・(笑)

こんなときは春の日差しの中ドライブも良いですが
体調不良でドライブは過労促進なので
今日も昼本番終わったあとはアイス食べて休憩して
名残惜しいと後ろ髪をひかれつつまっすぐ帰ってきて昼寝しました(笑)
ホントは本番やったとこの近所のお気に入りのカフェ行きたかったけど。

で、香りが欲しいと思っていろいろ探しているところ。
この前黒部に行ったとき、手が荒れて痛くてどうしようもなくて
帰宅後に(おそらくすっげー疲れてたんだろう)
スイートアーモンドオイルベースでブレンドしたのは
イランイランとラベンダー。
・・・相当疲れてたんだろうなー(笑)
重いよ、重いってば!って感じの匂いです。

で、そのオイルで指をマッサージしていくうちに
濃厚なイランイランの香りが鼻を突きはじめ
しばらくするとソファに座ってるのさえ辛くなるくらい
体の力が抜けていく・・・
脳の中がびっちり固まってる状態がスタートだとしたら
しゅわーっ、と一気に神経がほぐれていく感じ?
抗えない脱力感とその心地よさにしばらくソファで意識失ってました・・・
お、おそるべしイランイランにラベンダー。

近頃からだがとても敏感に反応できるようになってきて
ジュニパーベリーのミルクバスに入って
筋肉が凝ってるところをさらにジュニパーベリーでマッサージすると
ホントに何か薬を打ったかのような筋肉弛緩っぷり。
これもまた座ってられないほど。

今もまた昼寝した後で元気は元気なんだけど、
神経がぴりっと張った状態。今日は本番あったしね。
というわけで、何をやろうか?というお話です。今日のブログは。
前置きが長いよー。

先日買ったダマスクローズ水は「アンチエイジング」ほか
「ホルモンバランスを整える」「気分の沈みを回復」と
女性には欠かせないものでただの蒸留水と侮るなかれ。
この水を薄めないで肌に染み込ませて寝たら
あら不思議、過労で傷んだ肌が生き生きしてる。
香りも大好きなローズだし、これもまた今の私には欠かせないもの。
このばら水を精製水で薄めて保湿のグリセリン落として
お風呂上りにしゅわっとひと吹き、これ毎日の至福の瞬間。

というわけで、そろそろお風呂に行ってきます。
多分今の気分はイランイラン。

投稿者 Minako : 22:57 | コメント (420) | トラックバック (0)

2006年03月18日

不思議な5分間

昨日の昼、お昼ご飯を買いに近くへ出かけた帰りのこと。

いつものように横断歩道を渡ると、
黒髪とつぶらな瞳がかわいらしい小さな女の子が私を見て
「こんにちは」と挨拶をしてきた。
なんだろなー?学校の先生に挨拶しろって言われてるのかなー?
なんて思いつつこんにちは、とにっこりと返してあげると
「何のお仕事してるの?」
って返事が返ってきた。

多分私の着ていた制服が珍しかったんだろうけど
(この日の昼の仕事は代打事務屋。)
近頃の小学生にしては珍しいではないですか(笑)
知らない人についてっちゃいけない、なんて
当たり前に先生が学校で言う時代ですよ。

で、その子が帰る方向と私のオフィスは同じ道で
そこから彼女には色々な話を聞いたですよ。
学校の話とか、春休みの話とか、ピアノを習ってるとか。
まー、子供を狙う変な人がいないとも限らないし、一緒に歩くか!って。

きつねにつままれたような不思議な気持ちで
暖かい春の風の中5分間一緒に彼女と一緒に歩いて。
今週は不思議なことが多い。

朝はオフィスに上がる階段の踊り場で上の階の住人が
(この建物のオーナーの家族の人)
飼っていると思われるつやつやしたきれいな黒猫に挨拶され
朝っぱらから一生懸命ネコがしゃべるし私の言うことに返事するし、
危うくゴミを出しそびれるとこだったよ(笑)

以前は弟妹がいない私は好かれるわりに子供が苦手で
どんな風に応対していいかがわからなかったってのもあるけれど。
今は無条件に子供ってかわいいなって思えるね。
1年間教え子ちゃんと付き合ってみてまた変わってきたのかも・・・

確かに老人と子供と小動物にはやけに好かれるけれど
なんか人を吸い寄せるようなオーラがあったんだろうか?近頃。

投稿者 Minako : 23:34 | コメント (439) | トラックバック (0)

2006年03月17日

なんとか・・・

今週はきつかった。
何しろ月曜にいきなり体調不良で仕事に行き、どんどん調子が悪化。
夜仕事が終わった頃には寒気で車のハンドルが握れない。
あわてて仕事場の近くの主治医のいる病院までなんとか車で行って、
診療時間はとっくに終わっていたのに無理を言う。
ぱっと見たときの様子がかなりおかしかったのか、
診察してもらったら熱は39度をさすところ。そりゃ寒気もひどいわ(笑)
あわてて解熱の筋肉注射打ってもらって、次の日からまた仕事・・・

こんなときに重要な仕事がいっぱい来るんだよね。
明後日は本番ひとつ控えてるし。

近頃黒部に行ったばかりなのに、
旅みたいにゆっくりではなかったせいか
この仕事が終わったら一息入れたい、と思うようになった。
幸いにして金を使う時間もないほど昼夜働いているので
(というか、使う場所もないし)
終わった頃には1週間程度の旅行くらいは行けるだろう?

で、今ヨーロッパの地図を見たりしている。
数年前滞在したドイツの写真を見たりとか。

こんなに聖歌やキリスト教芸術を学ぶ前から、
西ヨーロッパで訪れたい場所はたくさんあった。
いわゆる『巡礼』の旅。
初代五教会を訪ね、アッシジを訪ね、
血と涙とをかけて大切に護られてきた私たち人類の財産。
それらをひとつひとつ、ひたすらに追い求めて石畳を歩きたい。
身も心も、古い時代の求道者であるように。

お遍路さんに行くようなものかもね。もしかしたら。

ドイツにいたときも、明るい太陽の下一人で敷地を歩き
途中途中聖堂に詣でながら、その空間に身をおき
静かに黙想するのが何よりもの至福な時間だった。

今回もまた石畳を足に踏みしめ
美しい石造りの聖堂に足を踏み入れ
ただ呆然としてしまうほどの圧倒的な存在感と時間の重み
そして捧げられたものだけが持つ純粋さ
そういうものを心身いっぱいに感じたいと。
なぜこんなに美しいのですかと心で問いたくなってしまうような。

つまり教会建築を見て歩きたいってだけなんだけど(笑)
あ、でもモンブランとかマッターホルンとかの山も見たいな。
物価の高さにKOされたスイス、リターンズ?

投稿者 Minako : 23:14 | コメント (345) | トラックバック (0)

2006年03月03日

さくら、朝日、春の風

3-3-1.JPG

ただいま河津桜満開。
仕事終わったあと、ぐったりの体にむちうってひとり花見。

毎日朝はこの風景を楽しみに車を走らせています。

3-3-2.JPG

このカーブを曲がるとぱーっと太平洋が広がって、今日は大島が見えたり。
風はまだ冷たいけれど、
水ぬるむ2月を過ぎて春の空気になってきました。

これだもの、ビーチボーイズが似合う風景でしょ?

明日からはまだとっぷり冬な黒部にまた行ってきます。
・・・今日は朝から雪が降ってたとか。

投稿者 Minako : 23:03 | コメント (226) | トラックバック (0)

2006年02月28日

寒い昼下がり

06-02-28.JPG

近所のスーパーで全国の空弁&駅弁が売ってました。
ホントは富山のます寿司が好きなんだけど、今週末行くから・・・(笑)
御近所では小田原のあじ寿司とか。
今日は千歳空港で売っている石狩鮭&かに寿司を買ってみました。

あまりに美味しそうだったので、とりあえず一枚。
上に写っているマグカップはお仕事場のひとつである
このオフィスで使っているもの。
ウェッジウッドのフロレンティーン・ターコイズのタンカード、300ml入ります。
職場で使うには少々値が張りすぎる気もするけど、
(って今正規店でどれくらいするんだろう?解らん)
とりあえず突然割れてもデパートですぐ買い替えがきくのが
マイセンの波の戯れ(自宅で毎日使用中)とこれだけだったから・・・
や、マグカップ好きでいっぱい持ってるんだけどね。
さすがにクタニクレーンのフチに金彩バリバリとかは
持ってけないもん(笑)あれ限定だし。

バッグとか服とかはいいもの買えば長く使えるけど、
靴とか食器とかこういう消耗品にお金をかけるって贅沢の極み。
疲れて一息入れる時にやっぱ気に入ったものだとご機嫌よ。
フロレンティーン、仕上げが手彩で手触りいいしね~♪

というわけでめちゃめちゃ美味しいさけのお寿司に
ウェッジのマグでお茶飲んで、
一息ついて三島由紀夫の豊驍の海『春の雪』読んでました。
ちかくに彼ゆかりの喫茶店とか和菓子屋とかあるのよ。このオフィス。
外は凍える寒さだったけど、良いリフレッシュになったなー。

投稿者 Minako : 21:41 | コメント (151) | トラックバック (0)

2006年02月26日

頭痛日和

朝から、というか木曜の夜からずっと頭痛なのである。
しかも止まったりまた始まったりの絶妙なインターバル。
仕方なく金曜に市販の偏頭痛薬を飲んでみたんだけど
(あまりの痛みに湯船に浸かれんので)
薬が切れるとまた頭痛。だめだこら・・・

昨日調子がよかったのでドライブ&買い物に行ったら
帰ってきたらまた偏頭痛も帰ってきた(笑)
夜2時間みっちり歌ってきたんだけど、ありゃ一種の拷問だな。
ピアノはまだ頭と離れた指さえ動けばなんとかなるけど、
声楽は口あけたり眉間や頭の筋肉動かしたりと
偏頭痛をひどくする動きばっかりだからね・・・。

あまりの激痛に夜運転してるのに反射板すらがまぶしくて
帰ってきてネットしてたんだけど、もう我慢ならなくなり速攻寝る。
がしかし、朝日が眩しくて寝てられない。
目が醒めればまだ頭痛が続いてる。

もーこりゃだめだ、と最終兵器イミグランを飲む決意したんだけど、
この薬強すぎて頭は頭痛を通り越してぼーっとするし、
血管がものすごい勢いで収縮して肩こりがひどくなるし、
できたら飲みたくないんだよねー。
偏頭痛は一発で治るけど、副作用がひどくて勘弁して欲しい薬。
高いし。一錠300円ですよ。保険効いて。

イミグラン飲んだら偏頭痛のサイクルが「軽い」時間に当たってしまって
おぇ~血管収縮しすぎて気持ち悪いよぅ・・・

おそらく血圧が急降下して偏頭痛が来てるんだと思うけど、
3日以上続く偏頭痛なんて初めて。自己ギネス更新!(笑)
とりあえず外は大雨でどこへも行けない天気だし、
やらなければいけないことは昨日全部消化して
今日は休養日の予定だったし
まさに頭痛日和で丁度良かったんだろうか?

とりあえずこんな時間だけど、ペパーミントの精油嗅いで
なんとか頭痛が復活しないようにがんばっております。

投稿者 Minako : 23:20 | コメント (439) | トラックバック (0)

2006年02月25日

ドライブ日和

買い物に出かけたはいいものの、世はさくらの渋滞の中。
(現在河津桜が7分咲き・南伊豆町は菜の花&桜)
途中伊豆高原から裏道の山道に入ってしばし走ると、
伊豆スカイラインへの分岐点で道を間違え
天城高原へとひとりつっぱしりました(笑)あーあ。

ただ車の暖房も要らないほど日中暖かく晴れ上がってたから
このまま天城(ベゴニアガーデン)まで走ろうかな、って思ったんだけど
夜レッスンがあったのを思い出し、しばらく走って引き返すことに。
枯林に山焼き後の大室山、一台も車が走っていなくてドライブ日和。
BGMは伊豆高原までの海岸線ではまったり『上海バンスキング』、
山ではエンヤ師匠の『Amarantine』気分はアイルランド?(笑)

やっと本来の目的地に着いて買い物に。
郊外型店舗の多いこの周辺は3軒ホームセンターとカー用品店と電気店
今日は全部に用事があったんだよね。
カー用品店は先日ユーカリの車用アロマを買ったところ。
無くなったから詰め替えが欲しくて買いに行ったら、
オール新製品に入れ替わってた・・おぉ。
http://www.carmate.co.jp/aromatree/index.html

なんのことはない、デザインが遮光ビンになっただけなんだけど(笑)
詰め替え液がもう作ってあるのかと思って
ユーカリを買ったら、普通に『生活の木』で売ってる3mlの精油でした。
・・・どう詰め替えろっちゅうねん。
精油のまま詰め替えたら濃すぎるって。
(追記・家に帰って無水エタノールと精製水で希釈して作りました)

その帰りに時間があったので、通りがけに久しぶりに
香りの美術館のアロマショップを覗く。
一碧湖も森もきれい、この道は自分ひとりで走るのが好き。

アロマショップに行ったら、生活の木の精油が入荷してて
先週生活の木のネットショップで取り寄せたばかりの精油があるじゃないか・・・
さすがに高価なローズオットーとかは無かったけど。
ちょうど購入を迷っていたダマスクローズ水をせっかくだし、と購入。
あとは生活の木のキャリアオイルを充実してくれたらうれしいなー。
(他のブランドだと量が多すぎるんだよね)

ショップではちょうど手元のユーカリを切らしてたので
3mlの精油を買ったんだけど、
あとで見たらどう見てもカー用品店で買ったのと同じものという気が・・・
私はアロマショップではユーカリ・グロブルスを買ったのね。
違いはあっちのほうが違う種類のユーカリかな?ってくらい。
一日にユーカリ2本。バカだー。

助手席に買ったものを全部載せて、途中渋滞にはまったら
いろんなものの混ざった匂いがする(笑)
ユーカリ・グロブルスにダマスクローズ、それに途中で
車中に吹いたペパーミントのルームスプレー。
・・・誰かを乗せてなくてよかったよ。

投稿者 Minako : 17:14 | コメント (315) | トラックバック (0)

2006年02月21日

哲学的な魅力

お仕事先のひとつでいつもわたしを温かく見守ってくださるご夫婦に

この人はね、不思議な魅力があるよね。
えーとなんというか、哲学的な魅力

って言われたんだけど、どんな魅力なんだろう・・・?
よい印象でみてもらえるのは無条件でうれしい。
とても幸せな気分になる。
人間肯定され受け入れられることはこれ無上の幸せ。

けれど、どんな魅力なのかその言葉が不思議そのものですよ。
ストイックってことかな?
確かに変なところにストイックだけど。
仕事に関してはむしろ無心な修行僧だけど。

今日は教え子ちゃんに「見てるとポジティブになれる」と言われ
単なるバカなんじゃないかと・・・(笑)
しかしそれは私自身が今現在ポジティブで大きないい波に
乗れてるからだと思うけど。
しばらくは雑音から耳をふさいで仕事に集中したいし。
せっかくいい波が来てるんだから!

あと、今年から特に気をつけようと思ったのは「言葉」
口汚い言葉を発すると結局自分に帰ってくる、
ってのを最近やけにあちらこちらで目にするのね。
人を口汚くののしったり、先日書いた人みたいに
むやみに他人を見下したり、ねたみそねみとか色々なダークな言葉たち。
自分がいい状態を保つには、きれいな言葉を心がけるもこれ一環かと。

そんな小さな努力を必要とすることを
今年はいっぱい自分に課しました。
仕事での目標は明確に立てられるけれど、
こういう日常の細かなことは特別意識しないと動かない。
そういうことが少しずつ「魅力」となってにじみ出てるんだろうか?
だとしたら課したことは成功だってことだけど。

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (177) | トラックバック (0)

2006年02月20日

餃子づくしな週末

土曜に髪結いに行った後、その日は両親が外出で
ひとりで夕食を取るために買い物に行く予定が
まゆこのところで油を売りまくり、
慌てて人まばらなスーパーに食べられるものを買いに車を走らせる。

無意識に夕食を買い、次の日は風邪の母のために
また今週は全くもってちゃんとしたものを食べていなかった自分のために
餃子を作ろうと皮を買う(すでに皮を打つ気力なし)
レジに行くと、レジうちのおばちゃんに

今日は餃子尽くしの日ですか?

といわれて慌ててカゴをのぞくと

餃子の皮
ニラまんじゅう
冷凍餃子(このあとすぐ夕食に食べるため)
最近ハマってるベビースターラー油&焼き餃子味
(↑ほどよく辛くて酒が進むのだ)

ほ、ほんとだ(笑)

たまにはこんな日もありますよね。

そんななぐさめなんだかなんだかよくわからないことばをかけられ
愛犬の待つ我が家に帰ったのでした・・・。

追記
そんな餃子尽くしの週末がきいたのか
今日は服がきつい・・・痛!

投稿者 Minako : 23:02 | コメント (336) | トラックバック (0)

2006年02月18日

ヘッドギア?

ちょっとコテをあてに、髪結いに行きましたです。

06-02-18_14-50.jpg

で、新しいパーマがあるっていうので
ちょうど給料後で懐あったかいし、と挑戦することに。
デジタルキュールという今話題の「押切巻き」や
「名古屋嬢」が手ぐしでできるっていう代物。

トリートメントかけてロットまいてまでは普通ね。
そのあと黒い線を持ち出してかちっ、かちって配線してる!?
そこから電流とおして温める(=電気のホットカーラーみたいな感じ)こと30分。

頭異常に重いです。
そしてロボトミーかヘッドギアか!?って様相。
面白いので写真にとってみました。
配線が外れてないかを確かめるために緑のランプが
1個1個についていてヘッドギア度アップしてます(笑)

結局午後いっぱい使ってくるくるたてロールに仕上げてもらいましたが、
自宅でこのケアとアレンジができるんだろうか・・・

投稿者 Minako : 22:18 | コメント (381) | トラックバック (0)

2006年02月15日

未来いっぱいの、びっくり箱

教え子ちゃんが高校に合格しました。
倍率高い前期でよくぞ受かってくれたっ!祝い酒じゃっ♪
(・・・と美酒に酔ったこの日を境になし崩しの一週間でした・追記)

前日火曜日のお稽古日じゃなくて会った時には
ちょっと凹んでたですよ。彼女は。
なぜかって・・・

試験はペーパーと面接だったんだけど、
集団面接でものすごい緊張をしたらしいのね。
他の子がいるってこともあったんだろうけれど。
で、よく訊かれる質問の王道「好きな言葉はなんですか?」
私のときも訊かれたけどね。
ちなみに私は「学遊の精神」っていいましたよ。はい。

前もってそんな話はしていたし、
事前に用意していた答えがあったらしいんだけど
緊張のあまりど忘れしたんだって。
で、一生懸命思い出そうと思って頑張ったんだけどやっぱ無理で
思わず口をついて出た言葉が

下剋上

んー。面白い。面白すぎる(笑)
思わずそれを聞いた校長だか教頭だか偉い先生が
ぷっ!と吹き出したそうです。
そりゃそうやわ。私でも吹き出すよ。
ちなみに彼女が合格したのは私の母校です。おかしさは推して知るべし。

やっぱり師匠(私)がおかしけりゃ弟子(彼女)もおかしいんだろうか・・・。
確かにのびのび自由にしかしやるときは集中!が教育方針だけど。
個性が上手い具合に飛び出したね。
子供って予測不能な可能性いっぱいのびっくり箱。

投稿者 Minako : 21:46 | コメント (275) | トラックバック (0)

2006年02月13日

明日はチョコの日?

コートドールをベースにチョコレートケーキと、チョコチップをベースにミニマフィン。
今年のお品書きです。

なぜかバレンタインって毎年何かしらの仕事で
大体その日の仕事場に持っていくことが習慣となっている
バレンタインのチョコを使ったお菓子。
別に男性にあげるってわけじゃなくて、職場で分けるのにね。

本気でバレンタインチョコ作ったのなんてはるか遠く、高校くらい?
そのときは飲まずに放置されていた
VSOPナポレオンなんかどばどば使っちゃったりして
当時流行りはじめてた生チョコトリュフなんか作ったりしてました。
今は商戦に巻き込まれるのは良しとしないポリシーなので
特に何も。ただ、手作りお菓子の日。

明日は教え子ちゃんのところにいく日で
もう昨年末からバレンタインチョコをせがまれて(笑)
で、チョコチップマフィンを。
ケーキは昼間仕事に行く場所に持っていくため。
どっちも菓子作りは慣れてるから簡単、
ふたつ並行で作って1時間ちょいくらい。

私自身はもっと美味しいチョコレート菓子が食べたいよ。
デメルのザッハトルテとか。
ベルギー王室御用達なんとかとか。
それでいて他人にはコートドール程度かよ?って言わないで…
それでも明○とか森○とかロッ○よりははるかに美味しいんだから(笑)

投稿者 Minako : 23:18 | コメント (184) | トラックバック (0)

2006年02月11日

神仏習合から歌おらしょへ、そして…

今月のサライが仏像特集で、本のジャケ買い(笑)

いやー、面白かった。
私はもう500年以上前から仏教徒の家系に生まれたのに、
自分は仏教の宗派も思想も文化も恥ずかしいほどに全然知らないの。
日本人のアイデンティティって強調するわりには
宗教に関してだけはまるきり子供のように無知。
だって、我が家が浄土真宗か浄土宗か今だに迷うよ?

これがキリスト教(特にローマ・カトリック)なら現地人より知ってるのにね。

で、仏像っていうのは「仏の像」だと思っていて、
サライには神仏習合の像がいっぱい載ってたの。
神仏習合って言葉も久しぶり(注:受験以来)に聞いたし、
結構有名なのも神道と仏教の合作が多かった…
それにさらに土着信仰のエッセンスも入ったものがあったりとか。
掲載されたもののうち、一番近くでは熱海の伊豆山神社の仏像が
とても良い(土地柄であるようだ)お顔をされていて
いちど拝観に訪れようと。やっぱ、伊豆はラテン系なんだよ。

日本は「八百万の神」という言葉があって、
という話を高校時代に英語を習っていたオーストラリア人に説明したら
そんなに神があんのか!ウチ(オージー)はひとつかふたつだ!!
って驚いてたんだけど(笑)そりゃそうだ、あの国は移民で歴史が浅いし。

八百万までは行かないと思うけれど、
たしかに土着信仰に神仏、それらが融合するって特徴的。
同じ仏教国であるアジア諸国を鑑みても、
こんなにごっちゃな国って日本くらいじゃないの?
私は一時期九州の「おらしょ」(注:元単語はラテン語Oratio)を勉強してたので
ついでというか何と言うか隠れキリシタンの歴史も調べたら
「マリア観音」とか仏壇形の祭壇とか、いろいろ出る出る。

弾圧があった隠れキリシタンとは事情がちょっとちがうんだけど
なんだかそういうありあわせ合作が上手いんだな、って。
なんでもいっぺんに自分の懐に溶けさせちゃう。
それが派生して日本人には主体性がないとか言われちゃうんだろうけどね。
溶けさせるには相応の懐の広さ、器の大きさが必要なわけで
そんなに対外的に言われるほど器の小さい国じゃないと思うんだけどな。

やっぱり宗教というのは個々の大きな地盤になり得る部分もあるから、
国を挙げて無宗教なのが無条件にOKだとは思わないんだけど
なあなあさがずっと数百年も続いて、
それがまた文化として成り立っていて、
それはそれでまあいいや、っていう土壌があるのは日本ならではでしょ?
おおらかというか、いい加減さというか。
改めて解る仏教の面白さ(神仏習合だから、仏教だけじゃないね)を感じて
昨日から何度も読み返しています。
もっと突き詰めたらさらに面白いんだろうな。

投稿者 Minako : 23:07 | コメント (428) | トラックバック (0)

2006年02月09日

サングラス

もうこの時期にサングラスが必要なんだよね。

南国といわれるこの土地も今年は特に寒いんだけど、
日差しの強さはやっぱり東京とは違う。
都内から戻ってきた当初、すっかり弱った私の目には
障子越しの太陽さえまぶしかった。

毎日仕事場まで運転して行くんだけど、
途中はっとするような美しい海岸線を通るのね。
太陽が海の延長線にのぼって、水面は一面銀色。
ほかにも途中サングラスがないと前の車が消えるほど強い日光に
毎日サングラスは車に積みっぱなし。

そして欠かさず音楽を聴いているんだけれど、
もうビーチボーイズが似合う時季になってまいりました(笑)
空気は寒いから暖房かけっぱなしだけど、
強い日差しときらきらの海に似合うのはやっぱりビーチボーイズ。
帰りは真っ暗で寒いからバッハのオルガン聴いてたりするんだけど…

投稿者 Minako : 22:52 | コメント (21) | トラックバック (1)

2006年02月07日

ちょっとお気の毒な人

今日会った人は、ちょっと感覚で面白いなって思った。
言葉の端々になにかを感じるのだ。

なんだろうな?
って思いながら適当に大事な話以外は間引いて聞いていくと
本人の自分自慢だってことに気づいた。

おもしろいなー。
強度偽装なんて目じゃない。
彼が端々に挟み込む自己像と、実像とがあまりにギャップがありすぎて。
現実とはあまりにも温度差のある自分の中の感覚に
苦しくなってしまうことはないんだろうか。

そして無条件に受け手である私に「賞賛」を求めている。
残念ながら私はこの手の
「相対的に見て優れている自分」を再認識するためだけに
いちいち自分以外の誰かを一段下に見ながら、
確認しながらでないと気がすまない人間がとても苦手なので
(工程(笑)も無駄、見下した相手に対しては失礼、そして時間の無駄だし。)
はい、と相槌をうちながらまた適当に話を間引いて・・・(笑)

はい、っていう返事は無条件の「Yes」が入っているのに、
それ以上は表しようがないよね。
私は常に自分の足場だけはがっちりと固まっている状態なので
そんな風に風に揺れる凧や風見鶏みたいな言動は元からできないのだ。

昔こんな人いたな。大学時代に。
その時はかわいそうになー、って思っただけだったけど、
なんというか年齢に比例してみたらお気の毒だなー。
その人が足場の固まらない人生をどこまで生きるんだろう、って思ったら。
自分を「相対」化するってことは、常に不安定ってことだもんね。

そうやって自分が安定してないから、
他人を見下すような本当に失礼な真似ができるんだろうし。
同じ人間に優劣も何もあるか。と思うんだけど…。

私はどう扱われようがプライベートでのクロスポイントがないから
別に虐げられようが何しようが軽く無視するけど(←無視かよ)
人を見下していると、後で何がしかのしっぺ返しがあると思うよ。
だれもが万能じゃないしね。
人間という動物はおごり高ぶるには能力がなさすぎる。

投稿者 Minako : 23:08 | コメント (404) | トラックバック (0)

2006年02月03日

隣の芝生は超、青い

ピアノ曲が流行るたびに言われる言葉。
「いいね~、すぐ弾けて。」もう耳タコ。
ちょっと前だと冬ソナ、その前には坂本龍一、ロンバケ、エトセトラ。

いちいち同じことを言われるのもうっとおしいけれど、
弾いてって言われるのはさらにうっとおしい(笑)
大体20年も弾いてりゃ誰だって大抵の流行ものは弾けるだろ。
私が小さい頃から騒音攻撃をしているご近所さんには
さすがにいやって言えないのでたまにサービスするけど…

世の中苦労しないで出来上がってるモノってそうないと思うけどね。
私は創る苦しみと辛さがある程度わかるから、
うっかりしたことを言わないように気をつけております。はい。

で、最近よく言われるのが『のだめ』関連なんだけど、
あれはちょっと弾ける曲ばかりじゃないよ…だって設定音大だもん…
超特急フルスピードでさらって結構な時間がかかるって曲ばかり。
え?私が譜読み遅いだけ?(苦笑)
リストの超絶技巧なんてちょっと弾こうって曲じゃないです。あ、曲によるけど。
どの曲もみんなプロピアニストが演奏会で弾いても
おかしくないプログラムばかりなのよね。>のだめ

まぁ、ショパンのノクターンop.9-2とかベートーベンの悲愴とかは
わりと簡単で小学生でも弾くけれど、
ベートーベンなんて曲の構造ちゃんとつかんでかないと
テクニックで弾くだけじゃだめだもんねえ…以下うだうだウンチクは省略

去年はリストの長いの一曲やろうと思ったのに、
さらえたのは超絶技巧のプレリュードだけ、うう情けなや、情けなや。
時間が無いは200%言い訳。
ショパンは何曲か見た。見た(←一通り弾けるってこと)だけ(笑)
今年は何弾こうかな。
やっぱモーツアルト?う、それはちょっと考えないと・・・。

投稿者 Minako : 23:32 | コメント (373) | トラックバック (0)

2006年02月02日

ああ、積読

図書館から借りて来たエピクロスとストアの比較に関する本がまだ読めない。
気持ちの中では全てを放棄して読みたいのに(笑)

神学者を除くと、一番好きな哲学者はエピクロス。
エピキュリアンというと現代では目に見える欲をただ享楽的に追い求める
実にだらしのない理性の足りない人間に思われるけれど、
エピクロスの説いた「快楽」はたましいの快楽、心の平安な状態だから。

心が常に静かで心地のよい状態、それが快楽であり
その快楽を得るためには隠者であるべきだ
(つまり俗世にいると心の快楽は得にくいというのだ)
エピクロスはそんなことを言っていました。
ああ、もう私隠者になりたいよ。
色んなことに惑わされない平安の地があるならば。
こう思っているうちは隠者じゃなくて現実逃避者なんだけどさ。

で、現実に立ち向かうためのバランスをとるためにデカルトを読む、と…
まぎれもなく今現在何があっても自分はこの世に存在し
それはゆるぎようのない事実である。これがデカルト。
さあ、さっぱりしたでしょ?(笑)

エピクロスに関しては昔いろいろお勉強しました。
何しろ大好きな哲学者さんですから。
けれど、それと対比されるストア哲学は全然わかりません。
だからこの本を借りて来たんだけど。
・・・あー、だから読みたいんだってば!

投稿者 Minako : 23:20 | コメント (248) | トラックバック (0)

2006年01月29日

中身の濃い文章

最近文章力が目に見えて落ちてきたな、と思い
また懲りずに大嫌いな図書館に行ったついでにいろいろと借りて来た。

とりとめのない文章を書き散らしていた以前に比べれば
一応体裁のあるものを書けるようになっただけ進歩なのだけれど、
(レンタル日記から字数制限のないblogにしたら一気に飛躍。皮肉だ)
去年ぐんと文章を練る、書く、まとめるという作業が
実に上手く行っていたのがどうもいろいろな意味で私自身が
人生をサボっている間に瞬く間に元に戻りはじめている。

文章力をあげるにはまず書くことが第一で
次には語彙や表現のために質のよい読み物を読む。
論理的で無駄のない文章展開をしたかったら哲学書が一番。

昨年は春先から夏までの間にものすごい文章量をこの手でさばき、
また書くことが日課になっていた時期があり、
毎回字数制限が厳しかったので
必然的に無駄なくまとまった文章が書けるようになっていた、
というだけなのだけれど…

私が書いていたのは1回に300字ちょっと、という本当に難しい字数で
やっているときは必死でそれこそ無我夢中、終わったあとである人に
同じくらいの字数の天声人語さえ確か3~4人で書いてるのに
よく一人で毎日書けたよねー。って指摘されて初めて気づいたというありさま。
でも、昨日それ読み返したらくだらねー、と思うネタが多かったけど
今同じネタでこの字数で書けるかっていったらもう書けないんだよね。
火事場のなんとか、ってやつで。

今度はこのブログを使ってまた300字とか自分で字数制限をつけて
やってみようかな?なんて思ってるんだけど
ネタがないよ、ネタが。
あのときは血眼で毎日24時間1分1秒でネタ探ししてた気がする(笑)
ま、過去にやれてたってことはネタがないは単なる言い訳なんだってこと。

投稿者 Minako : 23:05 | コメント (26) | トラックバック (0)

2006年01月27日

250年目のモーツアルト

今日はモーツアルト生誕250周年。
今年は新年から色々広告が出されたりアルバムが発売されたり
もちろん「のだめ」効果もあって
クラシックにスポットがあたっているというのもあるのだけれど。

モーツアルトで有名どころっていえば
♪アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
♪ディヴェルディメント
♪言わずとしれたモツレク・アヴェ・ヴェルム・コルプス
♪ソナタ何曲か(トルコ行進曲なんかも…)
とかかな?

中学生の頃モーツアルトにハマった時期があって
ドライブ用テープ作ったりしてたよ(笑)
アイネクライネにモツレク、自分が当時弾いていた
ソナタとかきらきら星主題による変奏曲とか。

今はどっぷり古楽の森から抜けられないので
モーツアルトってあまり聴かなくなっちゃったんだけど
・・・というか、耳障りが良すぎて物足りないのよー。
うわさによらなくても(笑)アルファ波大放出らしいけど。
もっとガツンとパンチの効いた曲がいい。だからバッハとベートーベン大好き。

少し前バッハとリストの他にもバランスをとるために
モーツアルトのソナタちょこっと弾いてたんだけど、
なんかどうもキレイすぎてまとまらない。
うーん、なんて言えばいいんだろう
モーツアルトのサウンドですよ、っていう提示はできるんだけど
みなこのモーツアルトじゃないんだよね。ただ小奇麗に弾くだけっていうか。
きちんと細かいところまで見きれてないっていうか。

同じドイツ語圏でもドイツとオーストリアの音楽って
こうも違うんだ、っていう典型なんだよ。私にとって。
慣れって言うのも大きいけれど、ちゃんと曲の構造をアナリーゼしても
モーツアルトってどの曲も「完成したな」っていう感覚がない。
や、聴けば小奇麗にまとまってるはずなんだけど(笑)
なんだろうなこの違和感。って思ったまま。

宗教曲もやっぱ同じように違和感あるしね。
こっちはしょうがないか?って強引に思うことにした。
でも、洗礼名には聖ヨアンネス・クリュソストモスの名を頂いてるんだよな…

注記:聖ヨアンネス・クリュソストモス
4世紀の聖職者であり神学者、そしてコンスタンティノープルの総主教。
ギリシャ&ロシア正教における『聖金口イオアン』だそうです。

自分の中で消化できてないのか、
単に相性が悪いで片付けてしまっていいのか
まだはっきりしてない部分が多いモーツアルト。
今年は生誕250周年であっちこっちで聴くと思うんだけど、
日本におけるドイツ年も忘れないでね…(←やっぱバッハ好き)

投稿者 Minako : 23:44 | コメント (316) | トラックバック (0)

2006年01月13日

四月の雪

『四月の雪』今見終わったところ。
監督がホ・ジノだってとこだけで借りてしまった…不覚。

いやはやなんとも後味の悪い映画。
ん、というか賛否両論好き嫌いのハッキリする映画、だと思う。
折角絵と四季の移り変わり、バックグラウンドの描き方が絶妙なのに
題材が悪かったんだと思うな。単純に。
素材が悪いものにいくら加工しても最高級の料理にはならない。
多少荒削りでも新鮮な素材には負けてしまう。
そんな後味でした。

私が昔四月に見た雪もやっぱり桜に降りかかる雪
風が吹くといっぺんに粉のように舞い散ったあの時の雪は
こんなに薄汚くなかったのに。

例えようもないあのラストシーンの雪の暗さ
ホ・ジノにとって『雪』って言うイメージはポジティブじゃないんだな、
ってなんとなくはわかっていたけれど。
ああ、久しぶりに見た後とっぷり凹んだ映画だった・・・。

でも、ソン・イェジンは上手いな、ってとこが結構あった。
ヨン様…まだちょっと物足りない(笑)
あとっ!突っ込み!!
スタッフバレちゃまずいでしょうが。一箇所。

あとっっ!!さらに突っ込み!!!
本番終わって撤収の時はのん気に客席に座って
ため息ついてる暇なんてありませんから!
野外で本番後雪が降ってるのに灯体ほったらかしたまま
のん気に空眺めてる照明監督なんていませんから!!
はー。すっきりした(笑)

あー、もっと色々書きたいことはあるんだけれど
ネタバレ含む内容なのでここらでやめときます。ぜーはー。

投稿者 Minako : 02:18 | コメント (468) | トラックバック (2)

2006年01月11日

ちょっぴりカスタマイズ

CSSを少しいじってみたところ。
こちらはシンプル路線でいく予定なので、こんなのもありかな?と。
(ウェッジウッド関連を整理してブログかwikiにする予定なので、
そっちはギラギラハデハデで行きたいのです)

他にもやりたいところはいっぱいあるんだけど今日はここまで。

ところで、自分すらもその存在を忘れていた
一昨年の夏に買ったままの120GBのSATAのHDD。
私の愛機は現在60GB積んでいるのですが
そろそろいっぱいになってきたのね…何が入ってんだか忘れてるけどね…
多分、動画と音楽がいっぱいつまった箱なんだと思うわ。
バカ系フラッシュとか。ちまたで話題のアレとか。

当時はSATAからマザボが対応しているIDEへの
変換基盤が玄人志向のキワモノしかなくて
さてどーっすかなー、って思ってるうちに1年半も経っちゃったよ。

今日またちょっと見てみたらですね、
2台持ちで新しいのがSATA、古いのがIDEで
HDD共有したいなんて方が結構いらっしゃるようで
変換コネクタの種類も昔に比べて増えてました。

でもね。
玄人志向見てたら自作なんだしいっそマザボ換えたい。
って思ってしまってですね(笑)
どう考えたってマザボのほうが高いんだけど、
SATAの方がデータ転送速度速いしー。
なんせ120GBが丸々カラで眠ってるわけだしー。
そうするとCeleron2.6GHzのCPUも…とか、グラボも…とかきりないんだな。

ちょっと前にも書いたけど、自作PCは楽しい。
私にとってはアイスクリームのトッピングみたいなもんだ。
ミントチョコにオレオ混ぜて、カラフルなチョコスプレー!みたいな気軽さで
パーツを選んで使ってる今現在…。
あ、でも家庭環境が「電気機器がおもちゃ」で
何かやるたびに父親が色々手を貸してくれて育った人だからだよ。
まっさらの女子が同じことをやるのはオススメしません。

あとは、内付けHDDを無理やり自作ケースで外付けにするとか?
ポリタンク見てから自作したいのよ、自作。
SATAからUSB2.0にすれば、次のPCでも使えるし。
そう言ってるうちに次の機械が欲しくなるんだけど、ね。毎度毎度のこと。

投稿者 Minako : 23:58 | コメント (380) | トラックバック (0)

2006年01月10日

DB移転完了。

ふー。長いこと御迷惑をおかけしました。しかも2年越し。
ブログのデータベースをやっとこさバークレーからSQLiteに移行しました。

どうしても基本のパッケージに入っていたスクリプトでは
データ移行がちゃんとできなくて
中途半端なまま走らせるとTBが全消し…ってのを2回やりました。
元々バークレーではサーバ側のメモリ不足で
500エラーが頻発してたらしい。
だから、移行する際もバークレー動かしてるから当然メモリ不足よね。

おまけに、このブログの文章量を見よ!(笑)
この文章量×1年以上だもん。どだい無理無理。
って思って探してみると、ロリポップ(←間借り先)ユーザは
みんなこれで悩んでたみたいで…
結局Dr.Blog大先生のとこで答えが見つかって
善意の人が配布してくれているスクリプトを使ったらあっさり移行できました。
今までのこの苦労はなんだったんだ。

いちおまだ困ってる人のために置いときます↓
MTデータベースの相互互換スクリプト

MySQLとか他のDBにも移せるけど、
色々漂流してみたところやっぱりSQLiteのほうがいいみたい。

一度手をつけてやり始めると、次々にカスタマイズしたくなる。つい。
テンプレートとか。アーカイブの表示形式とか。
コレやったらもっと見やすいだろうな、ってところはいっぱいあって
今月後半から忙しくなるから今のうちにやろうかとか
まだThunderbirdへの移行も残ってるから後でやろうかとか
いじってばかりなんだけど・・・・。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (368) | トラックバック (0)

2006年01月08日

カーアクセサリー

06-1-8.JPG

木曜、金曜に続いて今朝方も雪が降り、
ベランダに誰かいる!?と思ったら単に雪が落ちる音でした(笑)

我が家の車は3台ともチェーンもスタッドレスも何もなくて
今日はチェーン探しの旅に。
しかし、急な積雪続きで売り切れ続出。
かといってスタッドレスはくほど降ってないしね。

今までカー用品専門店って行ってもつまらなくて
とにかくつまらなくて、えー行くのやーだー!って
まるでホームセンターが面白くなくて嫌いな子供。だったんだけど、
運転するようになってから面白くて面白くて…(笑)

基本的に部屋は汚くとも車内をちらかすのは大嫌い
余計なアクセサリはまったくつけないがデフォルト。
けれど、iPod周辺のものとか自分が使うものに関しては
ついつい時間を割いて見てしまう。
iPod用のデジタルFMトランスミッタとか。USBポートつきの充電器とか。
便利なものがいっぱいあるのね。
やっぱり需要があるのか、iPodと携帯が同時充電できるとか
双方対応のマルチ充電器とかね。便利な世の中です。

今日ついうっかり買ってしまったのは写真のとおり
車用アロマテラピー。しかも、生活の木の精油だそうで。
芳香剤は臭くて酔ってしまうんだけれど、
精油の香りは酔いません。
たまにリビングで使っている自作のルームスプレー持って乗るし。
(使った精油はレモン・ブラックペッパー・ティートゥリー)

エアコン送風口にこうしてつけておくと
勝手に香りが飛散する構造。
買ったのはこれから風邪の季節になるので「ユーカリ」。
我が家は高血圧の人がいないので、ユーカリでOKでしょ。
ラベンダーもよかったんだけど、私は連用すると眠くなるので却下。

路肩や周辺別荘地に残る雪を尻目に
一碧湖付近の森の中を走りながら、ユーカリの香りと
音楽はエンヤ師匠。
ユーカリの目の醒めるような香り、広がる森、音楽と森林浴の気分。
なくなったら今度は無水エタノールとユーカリの精油で
揮発性のあるものを作って詰め替えれば同じ効果。多分。

一昨日立ち読みした「今年幸運を呼ぶアイテム」
アロマテラピーがいいらしいです。
あと、バッハその他バロック音楽。
他にもいっぱいあったけど、常に私の傍らにあるものだけが
強く印象に残ったので。
プリウスさんならバッチリ。iPodにはバッハ、香りはユーカリ。

投稿者 Minako : 23:29 | コメント (484) | トラックバック (0)

2006年01月05日

贅沢な夕餉

今日は今年初めて(というか去年も1度しか見なかった)雪が降りました。
ここは伊豆でも特に温暖なのでぱらぱらってくらいだけど。
両側の市町村はしっかり積雪してたみたいだけど。

夜の仕事が道路状況のため中止になり、
今日は一日家にこもってました。ここにしたらかなり寒いし。
夕食は何を食べようか…温かいものがいいな…
先日ホワイトソースから作る得意のシチュー作ったばかりなので
今日は「命のかつおだし」から作る、雑炊!
しかも頂いたまぐろのカマがいっぱいある!
炙りカマ入りダブルだしで。ということに勝手に決定。

まぐろのカマっていうのは、尾ひれに近い部分で
トロやカマトロを取ったあとの骨の部分なんだけど、
骨と皮との間にまだ身があるのね。
すき身みたくわざわざとって売るほどの量じゃないので
なかなか市場ではお目にかかれない部位。
しかし、肉も魚も骨に近ければ近いほど美味しいのは定説
味はトロよりそしてカマトロより脂も多く(多い割にべたべたしてない)
旨みとコクが強くて美味しいんだよね。
骨だらけだからとるのが大変なだけで(笑)

今日は仕事行かないから時間もあるし、と
丁寧にカマから身をはいで、骨は別にだしをとって
そのとっただしでそいだ身をくぐらせ軽く火を通して
だしは漉して(漉さないとアクで濁るので)雑炊のかつおだしに足す。
かつおだしは…道場六三郎の「命のだし」みたいな取り方。

実に品数の少ない質素な夕食なんだけど
何よりもだしとカマが美味しいから、ガツガツ食べておなかいっぱい。
まだ冷凍庫にあるから
次は身をはいで炭火焼で炙りをやろうかな。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (429) | トラックバック (0)

2006年01月03日

いろいろ事始

新年明けてからは書き初めしたり、弾き始めしたり、
「事始」ってことで外出の合間に色々と。

大体音楽「聴き始め」はジルベスター・コンサートだね。
今年は第九。一緒に歌ってみました。
お正月ってなんだかクラシックの放送が多くて個人的には楽しみ。
ジルベスター→ウィーンフィルニューイヤーコンサート、ってコース。
これが駅伝好きならニューイヤー駅伝→箱根駅伝、なんだろうな(笑)

今年はウィーンフィルのラデツキー聴いた後に
チャンネルそのままにしておいたら次が「名曲アルバム」で
(クラシック番組のあとに名曲アルバムってどうなん・・・?)
曲目がティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯。
ジルベスターでも曲目のなかにカルメン幻想曲にラフマのPコン2番と
おまけに着物で1stVn弾いてた人もいて・・・のだめ?

で、読み始めは何にしようかな、と散々悩んだ挙句
もうすでに図書館から2回借りたことになる『天主堂』に決定。
どうしても、どうしても気になるお御堂の写真があるの。
例によって設計は鉄川与助。九州某島にあります。
昨年この写真を見て凄いインスピレーションがあって、
そのテンションを今年にも依然として持ち越してるんだよね。
やっぱり、この本買おう。

実を言うと書き初めはまだやってなくて、今日墨をすろうか迷ってるとこ・・・。
今年もパスになりそうな予感(苦笑)
書くことは好きなんだけどなぁ。
冬の寒い、しかし静かな夜にひとり筆を持って紙に向かう時はいつも
瞑想にも似た感覚でいられるから。
別に般若心経書いてるわけじゃないんだけど(笑)
やっぱり聖書のカリグラフィだって同じで、言葉の芸術って独特の雰囲気。
現代の生活では普段全く意識できなくなった
『言霊は宿っている』と感じられるひととき。

明日は鍵盤弾き始めなんだけど、何を弾こうかな?

投稿者 Minako : 23:39 | コメント (369) | トラックバック (0)

2005年12月30日

ポリタンクが欲しい

http://www.ut-info.com/macin/pmd3/

今使っているPCがフルに自作したものでは1代目なので
わりに初心者な私なんだけど。
次世代機はこんなのにしてみようか(笑)

Macのデザイン好きなんだよね。
大学時代本気でOSだけ窓載せようとして、当時の相方に真顔で止められました。
あの…あのさ、OSだけ入れ替えるのはいいけど中身あれだから。
スペックがさ、ホレ、見てみな?と。
まー、確かにガワだけを使うには高い買い物だもんな。林檎。

多分一人で住んでたら今のやつ中身だけ入れ替えるんだろうけど、
次世代機に乗り換えるときまでまだここにいたら
本気でポリタンク作成したくなる気がする。
だって基盤も市販品じゃなくて設計図から作れる人がいるのだよ(←技術屋の父)
道具も全部そろってるし。部品だけ手に入れば。

PCの自作って案外簡単なので
そこそこに構造知っててそこそこにOS本体をいじれるスキルがあれば
何があっても大抵のことはフォローができるのよ。自分で。
最初の組み合わせでいくらでも可塑性が高いものが作れる、
っていうところも気に入ってるし。パズルみたいなもん。

しかし、ケースまでは作ろうと思ってなかったな…。
放熱性と耐荷重の点だけクリアすれば、何でも使えるのね。

投稿者 Minako : 23:37 | コメント (381) | トラックバック (0)

2005年12月28日

もじらの仲間入り

年末年始でメールのやりとりが多くなってくる昨今。
私のPCはどういう仕掛けなんだかメーラーの調子が悪くなる。
まだPC本体が使えるからいいんだけど。

で、窓系のアプリってスペックが上がっている現在でも
とにかく一つ一つがなんだかもったりまったり。
や、アドビとか動画系の重さにははるかに負けるけど(笑)

Outlook Expressと付き合い始めて長いけれど
ちらほらいろんなウワサも耳に入ってきているし
そろそろメーラー乗り換えしようかなと。
単純作業でもやたらメモリを食うために出るエラーとそろそろ別れたいの・・・。
(その前にメール処分して最適化しろよって突っ込みは耳タコ。)

で、目をつけたのがThunderbird。もじら組の一員です。
RSSリーダーもついてるし、これひとつで用が足りる。
私タブブラウザはFirefox結構使うので、同じMozillaで統一してみよか?と
MTの二の舞にならないよう、バックアップをとって。
さて。使ってみるかな。

・・・なんかめんどくさい。

そうです。数年もOutlook系のメーラーしか使ってこなかった私には
新しいことをいちから覚えるのが面倒。
初めて自分の実年齢を実感しました。
ああ、大人が電気製品に対してめんどくさいって
いちいち連呼する理由がはじめてわかったわ。

幸いにして昨夜で仕事は終わったので、
新年仕事始めまで10日くらい時間があるから。
なんとかもじらへのお引越しをしたいところです。
そのまえにMTのデータ修復もそろそろ終わらせないと。

話を聞いていると林檎よりはるかに窓のほうが快適なのに
それでもさらに快適さを求めてしまうのは人間の悲しい性。

投稿者 Minako : 23:31 | コメント (409) | トラックバック (0)

2005年12月21日

追悼 CJ

書こう書こうと思ってもう2ヶ月が過ぎてしまったのだけれど、
Captain Jackのフランキー・ジーが亡くなった。
43歳、スペインで脳出血で倒れて死去。

ドリルと呼ばれる軍隊の独特のリズムを使って曲を作っていたCJ、
日本ではDDRとか音ゲーで有名だったんだよね。
あのラップ次は絶対聞きに行く!と思ってたのにな。

ちなみにCJの曲はドリルをベースにしているので
表拍でビートを刻んでいるものも多いのですが、
その取っつきやすさが好きだったんだよなー。
ホラ、クラシックどっぷりだと裏拍ばっかだと取りにくいのよ(笑)
それに往年の名曲カヴァーが多かったし。

日本で現在ドリルっていうとあの舞台で吹奏楽のマーチングみたいなやつ、
とか 自衛隊が突然街にやってきてなんだかんだ、
ってイメージもあるはずだけれど
(日本は表向き軍がないことになってるから)
この時期街で聞けるよ。
黒い募金鍋横に置いてる人がたまに吹いてる(笑)
あと、御柱祭で売ってた進軍ラッパでやってたりとかもする。
木やりの前のアレはちょっと違うんだけど。

当然兵士の士気が下がっちゃいけないので
ホンモノのドリルはタテにのれるような弾むようなリズムを持ち
吹く人の基礎体力が違うので(軍人だから)非常にパワフル。
フランキー・ジーも軍人だったから、
やっぱそういうパワーのあるCJのサウンドが好きだったんだな。

もう、あの音は聴けないんだな。

投稿者 Minako : 23:53 | コメント (445) | トラックバック (0)

2005年12月20日

気分は狂科学者

05-12-21_00-19.jpg

頼まれたものや自分用のアロマグッズを作るにあたり
香りのブレンドって結構大事です。
調香師ってすごいね。
トップノート、ミドルノート、ベースノートから時系列がタテの線で香りを選んで
かつウッディ、シトラス、フローラル・・・などのヨコの線での相性を見る。

わたしはまだ初心者だから
その表にしたがってある程度香りを組み立ててみて
仕上がりを見たいときにはシャーレに落として混ぜ、少し香りを馴染ませて
ムエット代わりのペーパーにつけてみる。

今日はルームスプレーで大失敗。作り直し。
ブラックペッパーが強すぎて気持ち悪い。
ブラックペッパー+レモン+ティートゥリーでさっぱりかつ殺菌力があって
台所でも居間でも違和感のない香りを作ろうと思ったら
レモンとブラックペッパーの配分間違えて逆にしてしまった(笑)
いやー、嗅ぐやいなやへっくしょん!!って出そうな香りよ。

気づけばビーカーに薬品の束、
面白くてつい撮ったのが上の写真です。
もう今日はやりすぎて鼻がバカになったのでやめました。

投稿者 Minako : 23:58 | コメント (309) | トラックバック (0)

2005年12月18日

風邪を引くと食べたくなるもの

いやいや風邪ひきです。
鼻かぜで本当に「鼻」限定なので、動けるには動けるけれど
室内でさえ湿度30%切ってた今日は鼻がまた痛い!
一日中加湿器かけっぱなし。

今回は軽い症状のせいなのか、元々なのか
風邪になると食欲旺盛になるわたしは今日も食べた食べた。
嘔吐の風邪以外は3~4時間おきに何かを食べて飲んでまた寝るの繰り返し。
すると、1日か2日くらいでケロっと治っちゃう。

いつも風邪をひくごとに食べたいものが変わっていて、
通して食べたいのは「焼きプリン」くらいで
あとは毎回違うものが集中的に食べたいというまるで妊婦状態。

今回は肉とラーメンが食べたい。
昨夜夕食を取りそびれて帰りコンビニ以外で唯一開いていたスーパーに行き
ステーキ用厚切り牛肉とソースとコーンスープを買ってきて
軽く塩味にしたパスタと即席ワンプレートディナー。
それも、300gを買おうか150gを買おうか散々迷った末の出来事(笑)

今日はラーメンが食べたくて。
DVD返しに行った帰りファミマに寄ると、またラーメン食べたい病。
なんでこんなジャンクなもの食べたいんだろうね。
それに、風邪で絶対内臓も弱ってるのに。
胃潰瘍の既往症があって慢性胃炎もちのくせに
風邪のときにラーメンとかカップめん食べる人ってそうそういない気がする。

今まで食べたい病だったものでは、
♪おかゆ(これ王道) 
 卵入りとか焼き鮭入り(←大好き)黒酢入りとか
♪餃子 
 2日で10人前以上食べたこともあります
♪しょうゆごはん 
 おにぎりとか焼きおにぎりとか釜から直に食いたい衝動にかられた
♪焼きうどん 
 とにかくソース味のものが食べたかった(類:やきそば)
♪釜揚げうどん 
 元々ごはん主食じゃないから麺類多いかも、最後は味のないうどん啜ってた
♪トマトソースのパスタ 
 鍋いっぱいソース作って食い尽くした
♪ステーキ 
 なぜか牛じゃないとダメ、ギトギトのガーリックソースがいい(ホントに病人?)

弱ってる時点滴にブドウ糖入れられた経験ある人いるかな?
やっぱ体が弱ってるときって炭水化物なんだろうか・・・。
上にあげてみて炭水化物ばっかりなのが気になっております。
あと、濃い味のものを続けて食べられない人なのに
わりと上には濃い味のものがならんでるよね。

病人食って言うか普通に好きなものの羅列に見えるのが不思議(笑)
こういうとこ白人並みなんだよね。
白人って出産直後にビッグマックやピザ食ってコーラ飲めるっていうけど
わりと同じものを感じている今日この頃です。

投稿者 Minako : 23:57 | コメント (519) | トラックバック (0)

2005年12月17日

クリスマスの香り

今日はなんと3ヶ所も慰問に回ることになっていて
誰だそんなスケジュールにした人は(笑)と言う間もなく飛び回ってきました。
風邪治ったと思ったのに、鼻かぜもらってきちゃったわよ。

途中いわももさん乱入でまた楽しいバンドミュージックを。
今回はとにかく曲数が多かったのと
コードをいっぱい頭に入れなきゃいけなかったのと
直前に来たのが1曲既成楽譜なのにアレンジがめちゃくちゃで
手直ししなきゃいけなかったのと
なんかいっぱいいっぱいで。
汚い和音が許せないのはもうわたしの宿命だと思うわ(笑)

何と言うか何を弾いても教会旋法が基本だから
それなりに勝手にクリスマスアレンジっぽくなってしまうので
この季節には便利なのかも。
本番前時間が空いちゃうとキーボードをパイプオルガンにして
てきとーに即興できちゃうし
ただしのだめちゃんと同じく、理論よりまず耳と感覚で弾くので
厳密にはおかしいことをやってるのかも、しれませんが。

朝からずっと鼻が乾燥で痛くて、
さっき家に戻ってきてからちょうどいいからアロマの人体実験。
鼻詰まりに効くのは、ユーカリ、レモン、ティートゥリー、ラベンダー・・・

最初芳香浴してたけど、やっぱり鼻の粘膜が痛くて
アーモンドオイルをベースに2%希釈、ユーカリとレモンとティートゥリーで
それを綿棒で直接鼻の粘膜に塗ってみたら
あら不思議、鼻が通りました。鼻水も劇的に楽。
借りて来た本の中には臨床で使っておられるお医者様の本があって
ティートゥリー紅茶に入れて内服すると風邪は一発らしい。

東洋では漢方西洋ではハーブとこのアロマが
ちゃんと伝統的な療法として確立されているってことが実証できました。
今年上半期は漢方と薬膳にはまり、下半期はアロマ。
胃潰瘍を境に薬の効きがよくなった(麻酔は相変わらず効きにくい)とか
風邪の治りが速くなったとか
体質は良い方に改善されているというか毒素の少ない生活なので
今はこんな風に何でもレスポンスがいいのかも。

さてー、またミルクバスしようかな。

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (319) | トラックバック (0)

2005年12月16日

つい、口ずさむ。

昨日は風邪を引くか否かというボーダーラインで
のどの下の気管がひりひり痛くて痛くて。
あわてて去年煮ておいた生姜の砂糖漬けの瓶をひっぱりだし
ジンジャーティーを飲みまくったらアラ不思議、今日の朝には全快。
今日は天城越えで沼津まで行かなくてはならず、どうしても治って欲しかったの。

ジンジャーエール用(炭酸で割るだけ)に作ったものだったんだけど、
意外に役立つものなのね。

で、昨日仕事までだらだらピアノ弾いては寝て、という間に
レンタルしてた『オペラ座の怪人』観ました。
いやあ、先日横浜でお会いした恩師が
「今度結婚式場でオペラ座の怪人弾いてよー」
と言ってたけど(笑)一度やってみたいわ。
今度どこかに練習に行ったときにこっそり…やれないって(音でかいから)
ドラム使わないで、ちゃんと足鍵盤が通奏だったよ。>映画版

レンタルしたDVDには特典として音楽だけが見られる
PVのようなものも入っていて
一人で楽しんでいたら、今度は口ずさむのが止まらない。
さっき『着信アリ』みたら、今度はあのアリアが止まらない。

今日も天城越え単独行デビューで行きは富士山もバッチリの快晴
順調に車を走らせながらひとり
The Phantom of the Opera is there…
と歌ってたり…
(帰りは真っ暗な中での天城越えでそんな余裕なし)

あんまり歌うと気味悪がられるから、風呂で歌うか・・・。

投稿者 Minako : 23:30 | コメント (280) | トラックバック (0)

2005年12月14日

強い海風の中で

一度教習所出て免許とっちゃうと、技術の問題ってなかなか難しい。
って今日ふっと思ったんだよね。

地元で取ったってこれ教えて、アレ教えて、って
あんな怖い(←ウチの地元の場合)教習所の先生に
突撃晩ごはん!するわけにもいかんし
私の場合は突撃しようにも日本海まで行かなきゃいけないし(笑)
みんなどうしてるの?
JAFとか読んで勉強してるのかな。

強い海風で車が横滑りするなかでこんなことを考えていました。
↑あぶねぇよ!(笑)
伊豆半島はほぼ海沿いにしか平地がないので、
どの道路もカーブ限定、わずかな直線は暴風に近い強い海風にさらされる。
ハンドルとってちゃんと気をつけててもすーっ、って滑ってくんだよ。
もう4ヶ月も乗ってるのでいい加減慣れたけど。

ルールは教本読めばわかるけれど、
慣用なルールは教習所じゃ教えてくれないし。
例えばハザードでお礼するとかさ。

私は英語を教えてるけど、生きたものを100%活きのいいまま
生のまま教えるなんて無理。
言葉の場合は文語と口語があるからまたちょっと違うかもしれないけれど
運転だって教習所で教えてもらったものがすべてじゃない。
って、そういや教習所でいっつもある先生が決まってこの台詞言ってたっけ。
今になって身にしみてきました・・・

でも私の場合はお金と暇を作ってまもなくAT限定解除に行くので
教習の合間に先生に聞けるだろうけれど
一度教習所で取ったら以後一度たりとも他人に教えを乞うことができない、
というシステムはなんかアレだと思うのです。
教習所の「ペーパー教習」に行くしかないんだもんね。
毎日乗ってたらペーパーほど技術力は低くないし。
入門基礎、じゃなくて言うなれば「Upper」「Advanced」みたいなレベル。

免許更新の時に「よろず質問コーナー」とか作ってくれればいいのに。
別に警察官じゃなくても、教習所の先生呼んでもいいし。
そういうことに税金が使われるなら喜んで払うわ。

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (263) | トラックバック (0)

2005年12月13日

アロマな日々

南国伊豆でも今日は冷えた~!
冷え込む日に限って夜仕事なんだよね・・・。
車の暖房はきかないし。

午後ピアノを弾きはじめたあたりから偏頭痛。
たぶん低血圧性のものかと、こんなときこそ強力効果のセージを焚く。
バカにしたもんじゃなくて、仕事に行くまでには治った!
凄い、アロマテラピーって言うだけある。
高血圧には絶対禁忌!って言われる精油だけあるわー。

今からゼラニウムと最近お気に入りのジュニパーベリー、
それから我が家のラベンダーのブレンドミルクバスに入ってきます。
寒いんだよ!

ミルクバスはスキムミルクを使った簡単なもので、
ゼラニウムとラベンダー香の中、入浴後。
ミルクの保湿効果でつるすべ肌~♪と自室でスキンケアをしつつ。

脱力感と筋肉弛緩が激しくて、起きてられない・・・。

そう、鎮静効果に筋肉弛緩の効果があったのでした。>ジュニパーベリー
肩こりと腰痛が劇的に楽。凄い。
ちなみにジュニパーベリーはジンの香り付けにも使われています。

投稿者 Minako : 23:10 | コメント (505) | トラックバック (0)

2005年12月12日

White Christmas

I'm dreaming of a white Christmas...

今年もホワイト・クリスマスには縁がなかったなぁ・・・
と思う20数回目の待降節です。

今月に入ってから題名にあげたWhite Christmasとか
日本では有名な賛美歌の数々を毎日弾いているのに
なんか物足りないのよね。
マスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナからAve Mariaとか
バードのAve Verum Corpusとか。

んー、近頃は音が音だけで独立して「音楽」としてそこにあって
教会とかミサとかとんとご無沙汰してるもんなぁ。
自分の中で聖歌の言葉がしっくりこないんだ、ろうな。
近頃は神学の勉強もさぼってるし。
聖歌は=祈りの言葉、であって歌や音楽じゃないんだもん。

クリスマスは恋人たちがデートする日じゃないですから!そこっ!(笑)

キリストの生誕を祝い、喜びを分かち合う日ですよ。正しくは。
プレゼントだってその一環なわけだし。

典礼聖歌が大幅に刷新されてからクリスマスの日
普通のカトリック教会に行った事がないので、
今年はイブの夜、隣の市のカトリック教会に行ってみようかと。
そう決めたらわくわくするー♪

ドイツの修道院では朝早くからとっぷり晩になるまで毎日
巨大なパイプオルガンの音にラテン語の聖歌に
ドイツ語の聖書の言葉を唱え、これ以上はない至福のひととき。
ここのクリスマスは如何?と修道士さんに尋ねたら
「雪が腰くらいまで積もって聖堂までまるで泳いでいく気分だ」

そんなクリスマスを過ごしてみたいのになー。
真っ白な雪の中、寒さに震えながら石造りの教会に行って
あたたかなろうそくの灯りのなかでノエルの喜びをわかちあう。
私みたいに信者じゃなくたって、その雰囲気はステキ。

・・・雪国の教会に新幹線乗って行けって?(笑)

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (165) | トラックバック (0)

2005年12月11日

ニンゲンバトン/公開ブログ編

非公開ブログ編はmixiのほう。
もう一回やってみるのも面白いかと。

1. 回してくれた方に対しての印象をどうぞ。

根本的には
「長い時間一緒にいる夫婦はなんとなくいろんな箇所が似てくる」
てな感じだと思います(笑)
私はボケ。相方はツッコミ。とか。

2. まわりから見た自分はどんな子だと思われていますか?
  5つ述べてください。

「変な人」とか、「奇人変人」とか、あと「おかしい人」とか(全部同じ意味じゃん)
こんなに怠惰な人間もおらんと思うのに「努力家」だとか
結構ぼけーっとしてるのに「繊細」だとか「感じやすい」だとか
要らん知識がいっぱい詰まってるとか
見た目とは裏腹に気が強くて負けず嫌いとか。

3. 自分の好きな人間性について5つ述べてください。

芯の通った人、器の大きい人
人を思いやる心を持つ人、才能のある人
頭が高速回転してる人

よく才能のある人は傲慢だとか社会性がないとか思われがちだけれど
器が大きくて、頭が良くて、才能があって、他人に優しくできる人って
実際この眼で見ただけで数人いる。
そういう人に強烈に憧れる。ていうか、ああなりたい。

4. では、嫌いなタイプは?

主体性のない人、他人を見下す人
自助努力をしない人、うそをつく人
礼節を知らない人

なんというか自分でも他人でもなんでもいいんだけど
相対的にしか人間や事象を判断できない人ってイヤです。
自分自身の地盤が緩いよ。この世に一人も同じ人間はいないんだ、って。

5. 理想とするひとは

聖母マリアの隠れファン(書いた時点で隠れてない…笑)
心身ともに美しく、強く、心が広く、等身大の自分を知り
かつ自身のプライドを失わない女性です。

6. 自分のこと慕ってくれる人に叫んでください。

心の底から愛してます!そんなあなたが私も大好きです!

7. そんな大好きな人にバトンタッチ!

うーん、このブログ見た人でやりたい人ー!挙手!
やってくれたらトラバ飛ばしてください。

投稿者 Minako : 23:52 | コメント (395) | トラックバック (0)

2005年12月10日

オンライン上での多忙

おかげさまで大分データの復旧が進んできました。
残るところ10数件です。
消えたトラックバックも復旧できる箇所については復旧しています。
結構いいトラバ頂いてたので、惜しくてなんとかしたかったのよ・・・。

結局Movable Type3.2はモジュールごと再インストールで、
そしたらまた500エラー復活。やっぱ相性悪いよ。
どうしてもロリポップデフォルトのDB、バークレーでは動きたくないってわけね(苦笑)
わかったよ、SQLiteにすりゃいいんだろ!すりゃ!と
暴言のひとつも吐きたくなるよー。
データ復旧のおかげでご飯の時間が減ってるんですもの。

とりあえず現在復旧中ですので、今しばらくお待ちください。>トラバを頂戴したサイトの方々

それからmixiで一度やったニンゲンバトンもまわって来てたー。
若干細かい箇所が違うんだけど、それはそれで公開可能バージョンとしてやってみよう。

今日はこいけ曹長宅を出てから久しぶりに池袋に行って
まったりスタバであさごはんを食べ、
自宅に帰るまでひたすら本屋と精油屋(?)をハシゴしてきました。
買ってきた精油と他のものも整理しないと。

明日のためにメモ代わり追記。
明日は図書館の返却日なので行ったついでに
また精油の文献を漁って調べ物と
(人に精油をあげる予定とレシピ作るものがいくつかあるので)
それから次の土曜の本番に追加で来た新譜の練習と
夕方からはジャズのセッション。結構忙しい?
で、帰ってからは残りのデータを復旧させなきゃな。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (319) | トラックバック (0)

2005年12月09日

バカ・・・

さっき仕事が終わってさーて今日遅くなったから早く帰ろう、寒!

と車を出す前に
今日のBGMはバロックのオムニバスでした。
たまたま偶然に入っていたヘンデルの『オルガン協奏曲』をかけて。

道路まで出て、あいも変わらず同じ旋律がずっと続いていて
おっかしいなー、オルガンコンチェルトなのにチェレスタなんて入ったっけ?
しかも主題がこんなに長かった?と思ったら
自分の携帯が鳴ってました(←オルゴール版「オルガン協奏曲」が着信音)

こいけ曹長、私が電話口でやけに動揺してたのは運転中だったからじゃないの(爆)

主題がえんえんと続いてて半ばエンドレス。
このところブログの復旧のためにずっとPCにつきっきりで
眼も耳もついでに頭もバカになってるとしか思えん。
オルガンの森で迷子になったかと思ったよー。ヘンデルだし。

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (196) | トラックバック (0)

2005年12月05日

Shakespeare in Love

近所のTSUTAYAが半額になっていたときに、たまたま通りすがったので。
本当は「オペラ座の怪人」が見たかったのにー。
一歩出遅れたらしい(笑)

ロミ&ジュリの台詞と設定がシンクロ状態だってのは聞いていて
これが受賞したアカデミーも友人宅で見てたのに本編今頃見てるよ・・・。

一応演劇科のわたし、シェイクスピアやったんだよ。
ハムレット。
いやあ、あんな見目麗しい姿じゃなくって
むしろ誰が誰だかわかんないくらいガングロ女子高生だったけどね…(笑)
グウィネス・パルトロウくらい見目麗しかったらよかったんだけど。
みなこは無念です、T.K先生。(←当時のハムレット演出)

劇場はグローブ座と同じ円筒形でバルコニーで三階席まであるスタイル、
シェイクスピアの時代っていうと、16世紀。
音楽も、衣装も、教会も、演劇も、どれひとつ見ても面白い。
肝心のラブ・ストーリーはどうでもよくて(笑)
ロミ&ジュリの台詞を追って最後までたどりついた感じ。
ただひとつ、劇中の「当時の音楽」はブリティッシュじゃなくて
どちらかというとあれは大陸スタイルじゃないかなー?バリバリルネサンス。

寝転がりながらだらだら見ていたので
ちゃんと台詞聞いてなかったりするところもあるので
返す前に今度は英語字幕か字幕なしで見てみようかな。
最後は十二夜の冒頭とかもあるので。

ただ、アメリカ映画なのでやっぱりラブシーンが生々しくて
他が当時を再現する努力をしていたのに、もったいないよ。
でも「セックスとバイオレンス」がないとヒットしないんだもんね・・・>アメリカ映画

これがイギリス映画だったら、もっと違った作品に仕上がったと思う。
ローレンス・オリヴィエの演ったシェイクスピアと、
ハリウッド男優が演ったシェイクスピアが全く違うように。
同じ英語なんだけどねえ?

投稿者 Minako : 23:03 | コメント (393) | トラックバック (0)

2005年12月04日

究極の贅沢

最近またアロマにこっておりまして、
数年前使っていた手作り化粧水をアレンジしています。
今度はアロマテラピーの資料を読み漁って作ったものなので
シンプルかつリーズナブル。

一昨日使い終わったラベンダー水も効能のひとつ「殺菌」が効いて
肌がすっきりしてきたところだったのですが、
ラベンダーは連用すると血圧効果作用が裏目に出て
低血圧の人は連用禁忌とされているのです。
というわけで、定期的に違うものと入れ替え(笑)

今回はティートゥリーで。
手作りのものは早く使い切るのが鉄則、しかし私の肌は
あまり水分を必要としない(というか手入れを必要としない?)
ので、50mlずつ作っているのですが、
これもまた選ぶ精油には色々と禁忌があったり光毒性があったりで
(日に当たるとシミになる・例:レモン、ベルガモットなど)
手持ちの精油を何でも入れりゃいいってわけでもないわけです。

ゼラニウムかティートゥリーかで迷ったんだけど
前回フローラル系のラベンダーだったので、今回はウッディなティートゥリー。

何しろこの化粧水は安い、安全。50mlで30円くらいかな。
朝晩たっぷり使っても半月以上持つので、ちふれより安いよ(笑)
いっぱい作りすぎたら冷蔵庫入れとけば3ヶ月は大丈夫だし。

他にもルームスプレーとか、バスソルト(現在原価が高く中断中)
ロビンソンに生活の木が入ってたから、今度はせっけんに挑戦したい。
こうなると化学実験だし、禁忌とか連用不可とかそういう資料漁りは医学。
東洋医学の対称にあるものなんだろうな。やっぱり。
適当に作ると自分の体に影響しちゃうから、ちゃんとした下調べは必須。

昨年生活の木で買った手作りリップクリームがとてもよくて
この延長でハンドクリームとかクレイパックとか
挑戦したいのはいっぱいあるんだけど、
キットは結構、高い。
何とか自分の家で安く上げるには、先行投資がある程度必要。
というわけで、
大好きなハンズの「理化学用品」売り場にとっぷりはまってます。

何しろ我が家、スプーンが「薬さじ」だからな(笑)
あれ、餃子のタネすくうのに使いやすいんだよねー。
それに、粉ものはしっかりすくえるから
インスタントコーヒー入れるにも重宝するし。
逆側の小さじはコチュジャンとかニンニクペーストとか薬味をすくうのに重宝だし。
意外にイケますよ。大中小3本セットで、315円(税込み)。

投稿者 Minako : 00:11 | コメント (577) | トラックバック (0)

2005年12月02日

今夜は夢日記

今夜は夢日記
不思議な夢を見た。

元来私は夢を見ない。
というより、夢を見ているはずなのに起きるときれいさっぱり記憶がない。
かなり幸せな性格みたい(笑)

夢を見てそれを覚えていることが極めてまれで
オマケに今日は自分でも驚くようなことがあった。

なんと、リアルに夢を見ながら泣いていたのです。
ご丁寧に枕もとには涙をぬぐったハンドタオルまで。
断片的に覚えているのは、高いところから落ちて
(確か80mって誰かが言ってた気がする)
痛いよ、痛いよってわたしが泣いていた。
で、ついでにリアルでも泣いてたってわけで。
寝てるんだよ。意識は夢の中。

かなり昔にやっぱりリアルに泣いていた夢があって
その時は心配して親が見に来たんだった。と思う。
その時以来のおかしな夢。

というわけで、起きたらとっぷりまぶたがむくんで凄い形相…(笑)

起きたとき一瞬寝る前にお酒も何も飲んでないのに、
何でこんなにむくんでるの?と自問自答してしまいました。
そりゃ、起きる少し前に泣いてそのまま寝りゃ当然むくむわよ。

投稿者 Minako : 13:28 | コメント (643) | トラックバック (0)

2005年11月30日

いきなり終盤戦

今日はまゆこのお誘いで小田原のロビンソンに。
良い天気で海もきれい、初島もびしっ!と見えてドライブ日和。

小田原とは言っても厳密には鴨宮にある百貨店・ロビンソン。
アメリカ型のとにかく横に広い郊外型ショッピングセンターでした。
でも周りにシネコンあり、ヨーカドーあり、マツキヨあり、ちょっと先にはトイザラスに・・・
ここだけで全部用事が済むどころか、集中しすぎでおなかいっぱい。
船橋のららぽーと思い出した(笑)

でもゲランのカウンターあるし、コーチも入ってるし、てもみんも(笑)
好きな店がいっぱいあってお買い物にはいいかも。

先週末からの東京では高島屋で頼まれた買い物をして
あとは紀伊国屋以外ほとんど寄れず、
紀伊国屋も仕事のテキスト中心に見てたので
建築の本もちょっと探しただけ。
鉄川与助の資料、1冊だけ見つけたけど。

半年くらい前に集中して医学書を読もう月間があって
その時は段階踏んで最後は臨床のプロが使う資料とか読んでたんだけど、
建築も段階踏める本ないかなー。
鉄川与助の資料は構造とか図面とか能書きがいっぱいあって
いかにもプロ仕様な本でして。

ただ、教会建築に関しては頭で考えることじゃなくて
あっち(ドイツ)でいっぱいお御堂を見た「経験」があるから
感覚である程度のことは理解できる。用語がわからないだけで。

・・・こうやってカンである程度理解したつもりになって
基礎をやりそびれるのが私の悪いところ。
いきなり実戦はいいけど、いきなり応用は何か間違ってるだろう(笑)

また最近再燃しているアロマテラピーも
今日精油学の本とかいっぱい読んできちゃった。
おし!って集中して立ち読みして無理やり頭につめこむんだけどさ、
その前がわかってないから、
まったくもって「門前の小僧」のまま。言葉だけは覚えるけど。

昔ドラえもんで「暗記パン」っていう道具があって、
本の内容を転写(コピー)して食べるだけで覚えられる。ってやつ。
まるであんな感じよ。
字面とかレイアウトとか丸ごと頭に入れて、はい終わり。
あとで「あーえーとあの2段組のやつ・・・」という風に思い出せるけどね。
こうやって私はどんどんバカになっていく(苦笑)

ちょっとは家で落ち着いて本読んだ方がいいんじゃないか・・・?

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (460) | トラックバック (0)

2005年11月29日

内容の濃い数日間

やっと帰ってきました。

赤レンガで学会、都心での湯に美味いスペイン料理
胃に亀裂が入るほどご飯を食べてさらにミスド詰め込んで
腹ごなしにカラオケ行って(またかよ)
私の大好きな、尊敬するお方のデザインの衣装を見てうっとりして
久しぶりに先生の舞踏を観てはーっとため息をついて
タバコくわえた演出家の先生と出くわしお話をして
思いもかけずメンバー勢ぞろいでちょっぴり早い忘年会をして

ざっと概要を書いただけでもこれだけあるよ。
めまぐるしくてびっくりするくらい。
それ以外の時間は、寝てました(笑)
こいけ曹長は心配になるほど体調を崩していたのもあり。
私も永眠しそうなほど眠気が続いていたのもあり。

で、赤レンガ。
階段が怖いんですけど・・・。
毎年はるばるお世話に行っている(?)
黒部の劇場コラーレも同じ方の設計なんだ、けど
降りる時は常に前のめりに転びそうです。
でも、転んだら末代までの大恥です。たぶん(爆)

舞踏の先生の舞は久しぶりに見たんだけど、やっぱりきれいだよね。
からだのシルエットとか、腕のしなやかさとか。
あー、やっぱりきれいだなー、って。衣装も含めて。
演出家の先生は待ち受け画面もあいも変わらずに
タバコをくわえてご登場でした(笑)
こちらの先生は、瞳がきれいなんだよね。ときどき、子供みたいな眼をする。

そういう方々にお会いするだけで、自分にとってもものすごく刺激的。
だから『表現』はやめられない。

私っていつもいつもひとところにいないでふらふらしてる、
って思ってたけれど
人生の中でたっぷり20数年は音楽といっしょに歩いてるんだなぁ。
ピアノを始めるまでの3年と、浪人の1年以外ずっと。
そう考えたら、この時間の中で得てきたものは
この時間の中で練られてきたものは何だろう。
自宅に戻ってきてから、そんな風にまた考えたりしています。

投稿者 Minako : 23:10 | コメント (493) | トラックバック (0)

2005年11月27日

大規模オフ会

こいけ曹長宅にてPC借りて更新中。

今日は大規模オフ会ってことで、横浜の赤レンガに行ってきました。
曹長と駅で待ち合わせてめし食って学会の受付して
面白そうと思った分科会聴いて、さくっと途中で逃げて(明日もあるし)
みなとみらいにできた万葉の湯に。

や、熱海と湯河原のお湯を何も横浜で入らんでも・・・
と思ったんだけどさ(笑)
曹長と観覧車ビューとか、レインボーブリッジビューとか。
たっぷりお湯に浸かって(というか漬かって)
その後恩師に美味しいスペイン料理、パエリアをたかって帰ってきました。

明日もまた朝からオフ会。
また赤レンガまで行ってきます。

投稿者 Minako : 12:01 | コメント (494) | トラックバック (0)

2005年11月25日

映画のワンシーンに

我が家では母がハリー・ポッターにハマっていて、
1作目2作目と続けてみました。
ここんとこ、SATCといいDVD見てばっかり。

この作品って子供向けファンタジーでしょ?
大人向けにしてはアレだし。到底ミヒャエル・エンデには敵うまい。
Never ending storyは偉大な作品だった。原作はもっと、すごい。

ハリー見てる途中で『薔薇の名前』が見たくなったよ(笑)
あっちの方がサスペンスで面白いんだもん。
言葉もちゃんとラテン語をラテン語として使っていたし。建物の好みも。
やっぱ、こういう意味でもドイツ好きなんだと思うわ…

注釈:
薔薇の名前のロケ地は、ドイツ・エーバーバッハ修道院。
ラインガウ地方にあり、生産されるワインは世界的に有名。
この修道院はシトー会に所属。
シトー会については、以前トラピストクッキーネタに書いたので探して(笑)

で。建物です。
本作ではおそらくイギリスであろうとあたりをつけた
映画の舞台となった建築の数々。
教会建築だけじゃなくて、『建築』って長い時間そこに「在る」ものだから
建てられた年代をはじめ、その歴史、文化、思想、
様々なものがその建物を通して見える。

今回も九州に現存する木造のゴシック様式の天主堂と
全く同じ造りの内装(こちらはもちろん石造り)を持つ建物が使われていて
あー、面白いなあ、と本編よりもそっちばかりに目が行ってしまいました。

例えば西洋教会建築に関して簡単に言うと
中世にロマネスクからゴシック様式へと変化していく過程が面白い。
ゴシックも初期と終盤ではかなり様式が変化しているんだけれど
(ゴシックの代表って言うと…ノートルダム大聖堂とか)
とにかく『高さ』を求めた、っていうのが大きな特徴。
で、日本の建築は「梁」があるから五重塔みたいなのが建てられるけど
石造りの建築は梁がない。
というわけで、当時『高さ』を出すことは困難であったわけです。
(↑超概要でスイマセン)
その結果生まれたのが「フライング・バットレス」や
「リブ・ヴォールト」であったわけなんですが。

中世はローマ・カトリックにとって激動であった時代で
『高さ』を求めた、というのは信仰に関してのスタンスがよく見えます。
ロマネスクとは全然違うもんね。
中世っていうとトマス・アクィナスや以前書いたクレルヴォーのベルナルドゥス他、
私が思うに神学においては全盛期・・・とまではいかないか
かなり重要な部分になっていると思うわけです。
どれもこれも、ちょっと読める量じゃないんだよ(笑)本当に。>神学本

絵画ではルネサンスがやはり夜明けであったのに対し
他のものはすでに中世で『成熟』を迎えていたというのが
総合的に判断できる材料のひとつに『建築』があげられるかと。

いかん、また熱く語りすぎた(笑)建築話は良くないね。

でも、不思議でしょう?
古いイギリスの聖堂と、長崎の現存する天主堂が同じ形なんだよ。
世界史と日本史を深く学んでいない人も
その文化の伝播の在り様とか
信仰のなせる技の凄さとか
そういうことは感じられるんじゃないかな?

映画もひとつ見たものから、こんな風に発展すればまた
違った楽しみ方ができる、という実例でした。

投稿者 Minako : 23:38 | コメント (319) | トラックバック (0)

2005年11月23日

無事帰宅。

八ヶ岳から無事帰宅。

05-11-23-5.JPG

音楽堂の照明。
建設現場で足場を組むパイプみたいなものにがつっと挟んだだけのシンプルさ。
塗ってないから、劇場用バトンでもないのよね。
昨年いっぱい撮ったので、今年はカメラもって行きませんでした。

昨夜清里で前泊し、朝起きると寒~!
今日は晴れて冷え込んだらしく、明け方氷点下だったそうです。
道理で、昨夜は星が降ってきそうなほどいっぱい。
白樺林に囲まれたダイニングで朝食を摂り、出発しようとすると
プリウスさん、エラーです。
しかも未来の車プリウスさんのエラーはわけがわかりません。
マニュアル本を見ると、「ハイブリッドシステムの異常」としか書いてない。
寒いからか?

と思いつつも野辺山方面に向かって先を急ぐ。
カーナビのエラー表示はそのままなので、トヨタの客センに電話したり
最寄(諏訪湖周辺)のトヨタ店に電話したり
最終的にはトヨタの技術系のお仕事をしている叔父にまで電話・・・
だって、帰り高速で停まったら大事故だもんっ。

結局気温が上がってくるにつれエラーはなくなり
やっぱり寒さのせいだったのかなあ?
(明日一応点検にだします)

さくっと劇場で仕事を終わらせるべく早く着くと誰もおらず
今回はステージのピアノで指ならししていいって。早起きは三文の得。
大好きなベーゼンドルファーを小1時間弾きまくり
本当はもっと弾いていたかったけど・・・

リアル大合唱『信濃の国』も聴けたことだし。

仕事終わってすぐ劇場を出て、母と買い物をしつつ帰路につく。
途中野菜や果物をたくさん買って
なんとか無事に事故もなく楽しいドライブの2日間でした。
写真は帰りの朝霧高原、夕焼けの稜線。

05-11-23-2.JPG

次は同じルートで北上し、中央高速を須玉で降りず
茅野小池邸ド近所のI.C経由松本から148号線で糸魚川へ
めざせ思い出のシーサイドパーク・教習コースツアーをしたいな。
で、そこまで行ったらまたまた思い出の国道8号線に乗って黒部?
それはまた、如何…(笑)きりないわ。

投稿者 Minako : 23:56 | コメント (609) | トラックバック (0)

2005年11月22日

オフシーズン

明日の八ヶ岳での本番を前にして、清里に前泊してます。

自宅よりも標高が高く、きりっと冷え込んだ空気の中
満点の星空をみながらお風呂に入ってきました。

急きょ予約を入れた宿だったけど、何しろオフシーズン。
ゲストは私たちだけ、まさに貸し切りの宿。

いろいろ嫌なこともあったけど、とにかく明日の本番が無事に終わってくれ…

投稿者 Minako : 22:26 | コメント (517) | トラックバック (0)

2005年11月21日

口内炎。

昨夜(と言うか今日の明け方)話していてなんか痛い。
気づくと大きな口内炎ができていた。

絶対ストレスだよ。絶対。だってあんなにビタミン剤飲んでるのに(笑)
昨日は新作の伴奏で、指揮者もちょっと有名な先生だったので
かなり緊張してたっていうのもあるんだけど
その後ギャラの話で仕事先の人とちょっとひと悶着あったわけ。

お金の話ってただでさえ言いにくいのにー。
でもね、交通費とか仕事の経費を出した結果
給料がマイナスなんて会社に誰が仕事に行く?っていうレベルの話。
簡単だよ、結論は。お金がないなら、人を雇うな。

あとは・・・「ありがとう」と「ごめんなさい」という言葉が
TPOに合わせてちゃんと言えない大人は嫌いです。
成人してから「人にやってもらって当たり前」なんてことは、親でさえないと思うよ。

というわけで今日一日グロッキーでさらに口内炎
ピアノを練習すればギリギリ奥歯をかみしめてる状態。

イライラの多い近頃、タバコの吸えないわたしは「ボトルガム」にはまってます。
最近のオススメはリカルデント。
2粒を1回20分、1日に4回噛むといいらしい。
どれだけイライラしてても、運転してても
さすがに20分無心に(笑)ガムを噛むと、結構落ち着くの。

微細な虫歯(でかい虫歯もあり)の多い私には一石二鳥。

イライラすると女性って口に何か食べ物を入れる人多いじゃない?
あと、ジュースとか。私はコーヒー飲むんだけど。
でも、間食は太るし。
そこでガムの登場です。これも砂糖入ってるけど
間食と違ってご飯が食べられなくなるってこともないし。

ストレスの多い職業に高い喫煙率、わかるよなー。
私は呼吸器が弱いのに加え、あの紫煙の匂いが全然ダメで
目も染みるしどう考えてもタバコは無理。
というわけでハマっているガム。しばらくは続きそうです。

投稿者 Minako : 23:52 | コメント (130) | トラックバック (0)

2005年11月19日

ドーナツトークの行く末

こいけ曹長から『sex and the city』面白いから見ろ、と命令を受けて
いきなり5thからデビュー。
しかも、張り切って2本も借りてきてしまった。

普通にベラベラしゃべってるところも耳だけで聴いていて
なんとなくその雰囲気とかが手にとるようにわかる自分。
おかしいな?
これは確かNYで30代の独身女性、って設定だったはずだけど?(笑)

すでにこんな価値観でしゃべってるとか
すでにこんな「デジャヴュ!?」みたいな会話とか
そういうトリップ感が世の女どもに受けてるんだろうか?

たまたま世間一般の価値観とは少し反ってる場所で
たまたま世間一般の価値観とは少し反ってる仲間に恵まれただけだよう。

なんか自分が生まれ育った場所に今いるのに
まったく土地の異性に縁がない理由がわかった・・・。
最初から少しずつ刷り込まれた価値観が違うんだよ。
読む本も違う、見る映画も違う、聴く音楽も違う、感覚も違う。

保守的な土地で生活するには性格も習慣もあまりに異質すぎる。

というわけで、とっぷり凹んでいたところにまゆこから朗報。
小沢健二のお父様、小沢俊夫先生の講座が来春近所に来るー!うう。
こんな僻地に、うう。
http://www.ozawa-folktale.com/

基本的には貧乏暇なしな私ですが
本、学会、シンポジウム、講座、系統にはお金を惜しみません。
その時にしか聴けない話と体験は絶対お金にかえられないものがある。
この土地の人はこういうの、学問を修める、ということを凄く馬鹿にするけど。
確かに本や話でめしは食えないからねー。はは。

でも、考えない人生、考えることのない人生は、空しい。

・・・やっぱ、この土地と相容れる気もないんじゃん?>自分

投稿者 Minako : 23:56 | コメント (133) | トラックバック (0)

2005年11月18日

ところ変われば

iPodが家の中ではPCでしか使えず(他音楽機器が全て壊れているため)
PCにはiTunesが入っているので必要なく、
簡易スピーカーも買いに行くためには車を最低30分は運転せねばならず、
困ったなあ、と思ってました。早、数ヶ月。

近所の100円ショップでテレビ用ミニスピーカー(手元で音を聞くためのやつ)
ステレオ用を2つと、iPodみたいなポータブルプレーヤーを
2人で聴くためのハブを買い、無理やりiPodにつなげてみた。
思ったより音がいい。小さいくせに。100円のくせに。
トータル300円簡易ステレオセットを、母がすなおに感激してた(笑)

音質はモノラルになってしまうため、『上海バンスキング』なんて
もろ設定年代の古い古いラヂオ風。思いも寄らぬ面白さ。
それから、クラシックもステレオの寸分たがわぬきれい過ぎる音が
モノラルのフィルターを通して微妙にレコード風味。
意外に良かったかもね。

ダイニングキッチンは厚い木のテーブルなので、
ちょうど『上海バンスキング』を鳴らしていると、カッフェエの雰囲気。
曲ひとつひとつがなつかし~♪と両親には好評
(わたしはもちろん元歌知らない世代です。)
『海ゆかば』くらいは知ってるけどさぁ。軍歌でしょ。

軍歌で思い出した。
『信濃の国』って難しい。
来週長野県の音楽祭に出るために音とりをしたんだけど
音が多くて拾いきれない。
日本の音楽の特徴的な付点音譜(付点の長さが1個1個コレ絶妙に違う)
ピアノで音とっても言葉と音節が多すぎて、みんながついてこない(笑)

おかしーなー。こういう音楽が得意であろう世代のはずなのに。
海ゆかばリアルで歌ってた人もいるんだけどなー。

お隣I市の西小学校の校歌は木下杢太郎作詞で
これまた変拍子のおかしな歌。
それは歌にすることを前提に杢太郎が詩を作っていないからなのか
他の作品を見ても音節が全然揃ってないから
もともとそういう詩を作らない人だったのかのどちらかだと思うけれど
あれ、子供だから歌えるんだよな。
リハでまともに聴いてたんだけど、拍子が変で酔いそうになった(笑)

私は物心ついたときから西洋音楽「しか」やってないから
こうして日本的な拍子とか音節とか節回しみたいな付点音譜は
まったくもってとりにくいんだけど、
日本的な音楽の中で育った両親より上の世代の人は
逆に西洋音楽がとりにくいんだよね。
仕事先を見てても解る。パレストリーナとかぐずぐずだもん。
通奏低音のバスがお経に聴こえるし(本職が声明をやるともっとステキに上手。)

・・では、なんで「信濃の国」はダメなんだろうな。
彼らにとっては、とりやすい音楽に入るはずなんだけど。
長野県人のように物心ついたときから歌ってないから?

とりあえず来週リアル信濃の国を聞いてみよう。
昔こいけ曹長とみっちゃん(←長野県人)にカラオケで歌ってもらった以来だ。

投稿者 Minako : 12:00 | コメント (329) | トラックバック (0)

2005年11月16日

「頑張ってね」

今日TVで女優の真屋順子さんの特集をやっていました。

真屋順子さんは5年前、浜岡の劇場で脳出血で倒れて左麻痺になり
昨年再び、今度は脳梗塞で回復途中にあった左麻痺が進んだそうです。

その真屋さんの脳梗塞後の通院風景の途中、
もっとお年を召したどう見ても80歳くらいの車椅子のおばあさんが、
真屋さんに「頑張ってね、頑張るのよ」
真屋さんが「頑張らないわよ、がんばらな~い」って笑顔で返すと
「ダメよ、頑張るの。頑張るの」と何度も。

明らかに自分より年を取られた方、しかも女優という仕事柄
カメラもあったのできついことが言えなかったんだろうけれど
ちょっと困ったお顔をされていた真屋さん。
だって、頑張って頑張ってリハビリしてきてやっと回復してきたのに
また脳梗塞で逆戻りして
画面のこっちから見てもダメ押しの「頑張れ」だったよ。
もう頑張れないよ。ちょっと、キツいな、って。

いわゆる世代によっての価値観、戦前・戦後・高度経済成長・バブルと
世の中が動いた時期をはさんで人の考え方って変わるものだけれど、
戦前世代にとっての頑張れと、今の頑張れと。
言葉の意味が全然違うんだよね。

そのおばあさんを全否定するわけじゃないんだけど
頑張れ!っていうことでその人は人生を乗り越えてきたんだろうし、
その人も同じ車椅子だったから、不自由は同じだろうに
頑張れと不用意に言ってしまう価値観とか。
あのおばあさんの頑張れ!を「不用意」と書いてしまう私の価値観とか。

でも、きっと真屋さんは頑張れって一言が辛かったんだと思うな。
一瞬言葉を選び損ねて口篭もって困ってた。
頑張られたのね、だったら全然印象も違ってたんだろうに。

言葉って、難しい。
何も言わないのもあれなんだけど、言葉って確かに難しい。
相手の気持ちが解れば解るほど何も言えなくて口ごもりたくなっていくし
けれど言葉を通さないと気持ちは何一つ伝わらない…難しい。

投稿者 Minako : 23:51 | コメント (299) | トラックバック (0)

2005年11月15日

コルビュジエが訴える

今日はじゃこちゃんと先日ここにトラバ&コメントを頂いたカフェ・ロカンタさんへ。
今度お邪魔します!とコメントをしたはいいが気が付けばもう2ヶ月…

12時にお店で待ち合わせたのにうっかり看板がなく通り過ぎ(笑)
誰もいないお店から二人で川面(このお店は川縁。河津桜の時期は多分ロケーション満点)に
ゆうゆうと泳ぐカモを見ながらランチ。
・・・もそうそうにイベントの原案をきっちり練ってみました。

そう、うっかり私の口が滑ったことからmixiでやりとりして
ちょっと、イベント一本打とうかってことになったのです。
最初この前使った恩師設計の市民会館小ホールマルチでやろうか?と
貸館資料と電卓打って色々試行錯誤したんだけど、
多分飲食ダメだろうって結論。一応小屋付きさんに聞いてもらってるけど。
S市はペリー来航で有名な古い街なので
建物もいいのがぽつっぽつっとあるわけでございますが、
私が目に付けてるのは川沿いにあるレンガ倉庫。もと、製氷所。
キャパとかコンセプトが大方イメージになってきたので
中を見せてもらわないとなんともいえないけど、候補のひとつです。

みんなが楽しめるイベントがないんだよね。
音楽も他文化団体もジュニアがあったって、発表の場がない。
なればやってる子供にも張り合いがないし、文化は育っていかないでしょ。
そういうのを何とかするのが劇場の役割のひとつだって思うんだけど。

ま、そういう話をして美味しいアジアンランチを食べて
しばらく建築士であるじゃこちゃんとヨーロッパ教会建築の話をする。
今後立ち上げるかもしれない?事務所名は是非、じゃこアトリエにして欲しい(笑)

今思い出した。
鉄川与助の資料をかき集めようと思ってたんだ。
日本における教会建築といえばこの人、鉄川与助。
お御堂の写真とか資料集には絶対この人の特集が書いてあって
もうアウトラインは何度も読んだんだけど
実際今では廃堂(使われていない)になってしまった教会や
倒壊してしまったお御堂の写真を見て、
がぜん鉄川与助の建築に興味を持ったのです。

西洋の教会建築史は『西洋美術史』のレポートを書いたときに
かなり集中して勉強したことがあって、とは言っても文系的アプローチで(笑)
で、実際にドイツ・スイスで本当なら見せていただけない場所や
教会の建物の内部(入れないけど外から内陣とか、倉庫、修道士の棟)
なんかも強烈なコネで見せていただいて、
さらに教会建築に関して実体験を伴った熱烈な興味が
湧いたままとどまるところを知らないのです。

そんなわけでじゃこちゃんと建築の話をしばし
お隣I市の私が勝手に呼んでいる安藤忠雄幼稚園
(本名は野間自由幼稚園、講談社の野間氏設立)の話とか。
大体I市に仕事に行って安藤忠雄なんて言っても誰それ?状態でね(笑)
あ、こいけ曹長の載ってる新建築も宣伝しといたから。

今度叔父(←建築士)に会うことがあったら、聞いてみようかな。鉄川与助。
教会建築じゃなくて全然違う設計の仕事してたんだけど。

ランチしてイベントの話を詰めて
さらにそば粉クレープまで食べて建築の話をして
夕方じゃこちゃんとわかれて近くの本屋に寄ると、
コルビュジエの本と雑誌がいっぱい。今日は建築の日か?

なんか最近新聞でもコルビュジエの名前を見たばかりだし、
私の財布を狙っているような気がする。
そして極めつけは安藤忠雄が語るコルビュジエの本・・・・(笑)買えって?
今度ちゃんと色々立ち読みした上で買うから。今日は勘弁。
というか、コルビュジエの基礎から読んでかないとわかんないし。
アウトラインと代表作の写真しか載ってないマガハ系の雑誌は読み飽きた。

というわけで一日どこへ行っても建築話。
建築の資料ってやっぱり資料だけあって、高いよね。
ラインナップの少ない田舎の本屋で買うのはちょっと、危険。
って、コルビュジエ買うの?鉄川与助じゃなくて?

投稿者 Minako : 12:00 | コメント (411) | トラックバック (0)

2005年11月13日

ああ、積読

最近読みたい本と読もうと思っている本がうずたかく積もりに積もって。

昔は暇があったってのもあるけれど
本が手に入ったら真っ先に読んで、がつがつ消化して、って感じだったのにな。
買ったり頂いたりしたものを放っておくなんて考えもしなかった。

先日衝撃的に美味しいと絶賛した洋食屋さんで
シンポジウムで配った学会誌を頂いたのもまだ読んでる途中。
ドイツの温泉についての記事が面白かったのでつい読んでたら
2冊あるから差し上げます、ってマダムが下さったの。
この学会に所属する東京外大の先生がこのお店の常連さんなんだって。
今度お店でばったり、したらご紹介してくださるそうで。それはそれで楽しみ。

で、トラックバックを頂いて俄然読む気満々で探した『五足の靴』も
まだ注文すらしないまま放ってある。
木下杢太郎の詩は図書館に探して!ってお願いしてあるし。

それから、一度さっと読んで暇ができたらちゃんと読もう、と思っている
友人の恩師T先生の著書もまだ・・・
T先生は以前友人の大学にある研究室までお訪ねした時
思いのほかトークが盛り上がり(すぎ)2冊の著書を頂いたのです。
端から見たら(私自身もそう感じるところがある)言葉そのものは
かみ合ってなくても、不思議に波長があう先生です。
そういう先生、うちの大学にもいた。
他の人は何を言ってるかわかんない、って言ってたのに
その先生の言葉は感覚の部分に言いたいことがちゃんと響いてくる。

こんなこと書いている割に借りて来たPC関係の本はとっとと見ちゃったんだけど。
ま、マニュアル本は必要な部分だけメモ帳とか
実際PCをカスタマイズしてしまえば不要になってしまうものだし。

どれも推理小説みたいにすらすら読み進められなくて、
がっちりと思考をフル回転させながら読む本のカテゴリ。
だから余裕がない今は読めないのかも。

そういえば、この前教文館で見た過去の演習をとっていた
詩人・荒川洋治先生の新刊を立ち読みしてきた。
『ラブシーンの言葉』という本。
荒川先生の詩は生々しくて、人間の本能を全く否定しない作品群
見目麗しい美男子ではないのですが(笑)不思議な魅力ある先生です。
ラジオで長く話すお仕事をされていたせいか、
きちんとまとまりとテンポ感のある本当に面白い演習でした。
詩人ならではなのか、言葉そのものの選び方もとても個性的。
ここのゼミで
  現在の全ての活動を停止して図書館にこもり
  文学作品を一通り読んで出直して来い
って言われたことで自分の中の何かがハッと目覚めたんだよ。

荒川先生の場合は、波長じゃなくて鋭い言葉がまさに平手打ち。
ひとつひとつ言葉を生業にする人の凄さを感じた、というか。

でもまだ先生が言った文学本、全部読み終わってません。
大学なんてとっくの昔に卒業しちゃったよ(笑)先生、ごめんなさい。

投稿者 Minako : 12:00 | コメント (392) | トラックバック (0)

2005年11月12日

初めてのドライブ

ちょっと甲府まで行ってきた。

往復8時間半のロングドライブは、母と交代で。
もちろん車は愛車プリウスさんです。
ガソリンメーター半分で出発したのに、帰ってきてもまだ100km以上走れる感じ・・・。
さすがです。未来の車プリウスさん(笑)
燃費をあげるコツってのを色々リサーチした上で乗ってみたら
市街地で30km/Lは超せるってのもウソじゃないかも。

051112-1.jpg

富士五湖道路<復路>
今日は精進湖、本栖湖、あのあたりはちょうど紅葉が「見頃」予報。
朝ぐずついていた天気も天城を越える頃は快晴。
ちなみに天城は、紅葉まだです。天城山はちょっと早いけどみられるくらい。
車って、速いんだね~。ゆがみ具合がオモシロイ。

051112-2.jpg

富士五湖道路<復路>
山は三段染めの紅葉。運転していても十分楽しめます。
クレヨンでランダムに点点を書いていって、最後に手でくしゃ、ってしたみたいな。

051112-3.jpg

道の駅「朝霧高原」<復路>
行きは裾野に雲がかかっていた富士山も、帰りは快晴。
ちょっと前まで雪がなかったのに、今日は冠雪していました。
このあたり、まかいの牧場もあったりして道の脇にうしさんがいるのよ。

天城越えして、修善寺道路から沼津、富士宮までは一般道
富士五湖道路を通って精進湖・本栖湖・上九一色村経由で甲府南I.Cまで。
再来週の八ヶ岳高原音楽堂には車で行く予定なので
今日はその予行演習のロングドライブでした。

高速教習以来初めての高速らしき道路で
教習車のランサーで北陸道を走ったときには
とにかく車体のブレが凄くて怖かったんだけど
プリウスさんはほとんど揺れがなく、快適に80km制限の道を走れました。
音も静かだし。
秋の三段染めの紅葉と青い空、そして湖には
バッハのブランデンブルク協奏曲がよく似合いました。

思いのほか好天に恵まれてラッキー。
静岡県在住で、隣の市からは富士山は見えるのですが
快晴で雲のない富士山って、住んでてもなかなかみられないのですよ。
紅葉に富士山に、初めてのロングドライブは全てに恵まれ
実に楽しいいい経験になりました。

再来週もこういう天気で、ひとつよろしく。

投稿者 Minako : 12:00 | コメント (342) | トラックバック (0)

2005年11月11日

ヘヤスタイル

今年2回目の美容院。
ロングヘアはものぐさの特権。といいつつももう髪の重さで限界。
ステージでも量が多すぎて好きな夜会巻きにできなくなってきたし。

ひとりロングヘアキャンペーンをはり、腰までのばしてみた。
上○さくらを目指していたはずなのに、黒髪のおかげでオノヨーコと言われます(笑)
すいて量を減らした当初はよかったものの、
現在(切る前)シャンプーした後首が後ろにかくん!って引っ張られるからね。
もう重くて首が痛くて肩がこって限界。
洗うのにも普通にシャワーじゃ無理だし、洗濯機入れたろか?って。

というわけで、とりあえずカットに行ってきた。
今はステージ集中月間でアップスタイルを通している私にパーマは不要。
半分くらいの量にしてもらって、長さも15cmくらい切ったかな。
それでも十分普通の人から見たら、ロング。

いつもくせ毛でパーマヘアが多い私が
今日はコテでさらっさらのストレートに仕上げてもらいました。
すげー!!
人生でこんなにさらさらストレートにしたの初めて。
(縮毛矯正も2ヶ月もたんと断言された人)

で、帰ってきてからずっとそのままなんだけど。
結構うっとおしいね・・・
顔の周りにさらさらいつも髪があって、邪魔。
ピアノ弾いたらさらぁーっ!!!って顔の脇から髪が・・・
よくステージでもダウンスタイルで弾くひと多いけど、あれ邪魔だよね?
私なんて長すぎて夏鍵盤に髪挟んだし(笑)

ドレスはやっぱりアップスタイルのほうがきれいに見えるから
夜会巻きが一番気に入ってるんだけど。
大好きなかんざしも映えるし。

ちなみに私一年中アップにするために、日常用から
14Kピンクゴールドプレートのフォーマル用までかんざし20本くらい持ってます。
・・・だからもったいなくてショートにできないんだよう(笑)

本当は猿みたいなくりくりのベリーショートにしてみたいんだけど。
ドレスには確実に似合わない、ね。

投稿者 Minako : 23:39 | コメント (236) | トラックバック (0)

2005年11月09日

コンビニ通い

最近セブンイレブンから出られない(笑)

何しろ夜動くのが多い仕事だってのと
本番で昼から出かけても終わって帰るのは深夜だったりで
帰りにおなかすいたり喉渇いたりしても
開いてるのはコンビニとファミレス(←しかも数十キロの間にわずか数軒)だけ。

ファミレスにいちいち寄って座って食べるのも
本番後はかったるくて
とにかく一瞬でも早く運転から解放されたい!モード。
都内在住の時は電車移動で楽だったよな。。。打ち上げで酒も飲めたし寝て帰れたし。

というわけで、本番の頻度が上がる秋は
コンビニ使用頻度が必然的に上がる。

自宅の近所は田舎としては珍しいコンビニがかぶっている場所で
ファミマとセブンの2軒があり、
最初はファミマばっかり使ってたんだけど。
近頃セブンにドリップコーヒーの抽出機械が入ったの。

コレ、都内在住の友人にマジ!?って驚かれた(笑)

180円でドリップコーヒーが飲めるんだけど、
横に砂糖、ミルク、ココアパウダーとキャラメルシロップその他があって
淹れたコーヒーをさらにカスタマイズ可能。
何しろドトールやスタバ、エクセルシオールにタリーズはおろか
喫茶店すら見かけない地域のため
自宅以外でドリップコーヒーには基本的にありつけません。

そんな場所ではこの値段とそこそこ不味くない味なので
近頃めっきりセブンに入り浸り。
おまけに、iTunesのプリペイドカードも販売してるから
とりあえずどこかでセブン1軒寄れば
雑誌にATMにコーヒーにプリペイドにおやつにミネラルウォーター、
用事が全て終わる、という状態なのです。

いやはや、名前の通りコンビニエンスストアだね。

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (312) | トラックバック (0)

2005年11月08日

一年に一度だけ、この曲を。

今日は恩師の命日。
日付が変わるとまず聴くのがThe Beatlesの「Let it be」
Beatlesが好きな私も、この曲は一年に一度この日しか聴かない。

実を言うと不義理な弟子の私は
先生が亡くなってから一度も墓前に立ったことがなかった。
なぜかっていうと、ちゃんと大人になって
ちゃんと自分の道が定まるまで、先生に報告しないって決めてたから。

それがひょんなことで妹分のまゆこにいざなわれて。
引き寄せられるようにお墓参りに行ってきた。
今日の伊豆は、まるで夏のような暑さと強い日差し。
先生みたいだ。

それがなんとも不思議なもので、お墓についてしまうと
や、せんせー!!みたいなノリになってしまう(笑)
先生が多分、呼んでくれたんだよね。
いーかげん、ひとりで我慢すんなよ、意地張るなよ、って。

今年は辛くて辛くていくら体を絞ったって涙ももう出てこないほど辛くって
それでも前に進むことも後ろに下がることもできなくって
仕方ないから自分の中の深い場所に
そのまま深く深くとじこもったまま、そんな数ヶ月を過ごしてたんだ。

先生が亡くなって11年目の秋。

この10年ちょっとの出来事を、お墓の草むしりをしながら
まるでそこに先生がいるかのようにぽつぽつ報告してきた。
4年前のちょうどこの日、胃潰瘍で倒れたこととか。
今もまだ迷いながら悩みながら生きていることとか。
暑いのにしゃべりすぎて喉が渇いて、草むしりで顔も手も焼けちゃったけど。

おう、なんとかやっていけよー!!って頭をわしゃわしゃっとされた気がして。
先生はいつも言ってたよね。
強い意志はやがて未来を導き出す。って。

その後夜英語の問題を解いていた教え子ちゃんが突然
「先生の右肩が今オレンジに光った!!」
ってものすごい勢いで指差したの。
・・・先生でしょ?ねえ、先生だよね?

先生、稲取の町はもう真っ暗だから帰んなきゃダメだって。
って思わず言ったら、教え子ちゃんに思いっきり
「暗くなってから出るんじゃないの?」
とツッコまれてしまいました。あ、また間違えちゃったよ(笑)
しかも暗いから帰れって子供か老人じゃあるまいに、ねえ。

墓前に立っても私ラテン語のレクイエムしか歌えないし、
数珠もなにも持ってなくて胸にはメダイとロザリオしかなくて
凄い違和感たっぷりないでたちで久しぶりに会ったんだけど。
おそらく先生は私の顔が見えないから心配してたんだろうな。

ごめんね。毎年、ごめんね。って言ってる気がするよ。
いつになったらごめん以外の台詞が言えるんだろうなあ。

投稿者 Minako : 23:56 | コメント (649) | トラックバック (0)

2005年11月06日

音楽の一日

今日はじゃこちゃんの伴奏で恩師の作ったホールに。
ここは音楽専用なので、音響がよくて好き。

昨日のリハーサルは1時間というたっぷり余裕あるほど時間をもらって
折角だからとスタインウェイのフルコンの鳴り具合とか
残響のよさを実験する時間でもあり…
その割には反射板がきちんと入ってなかったりで
「リハ」じゃなくてむしろ「普通の練習」だと思うんだけど
昨日一日リハーサルの日なのに、シュートも終わってなかったし。
小屋付きさんに言っても仕方ないんだけどさ(笑)主催者じゃないから。

さて。あそこでリサイタルしたら気持ちいいだろうなー。と。
1時間スタインウェイを鳴りを見るためにガツガツ弾けたしー。
夏以降近頃めっきり練習量のアップのおかげで力がついてきたので、
いつまでも弾けるんじゃないかというくらいパワーが有り余ってて楽しい。
それに、いつもみたいにあまりよく知らない人とやるんじゃなくてじゃこちゃんだし。

今日行ってみたら、楽屋がVIP楽屋だった。
(バスタブシャワー、トイレ付き個室ってこと。オケでは指揮者が使ったり)
人数少ないからってのもあるだろうけど、部屋から出る必要もなく
本番前の合わせまでじゃこ夫妻とコーヒー買ってきて一服できて
知らない人に乱入されずに済んで、まるで自分らのリサイタルの前みたい(笑)
(途中小屋付きさんが「千住真理子リサイタル」の営業に来たけど)

私本番前にむきゃー!!ってやたらおかしなテンションの人に乱入されたり
コーヒーだめです、って言われたりするとものすごい凹むの。
普段ミルクたっぷりでも歌の時はブラックで我慢するくらい
本番前にコーヒーがないと落ち着かない。
(牛乳製品は喉にからむからご法度なのです。)
つまり、例え5分でも自分のペースを作る空間と時間がないとダメ。

今日昨日は久しぶりにいいリハにいい本番でした。
土地柄もあるんだろうけれど、雰囲気がおっとりしてるのね。
弾いてて気持ちいいし、楽しいし、うーん、いい舞台だー。と。
来年はじゃこ&Tuttii夫妻共にらっぱ舞台踏むらしいので
そのときはまたよろしく?かな?

終わって次の次がこの半島でも1、2の実力を誇る合唱団
私が常任をする合唱団の指揮者がいつも「打倒!」と口走るとこ(笑)
ちゃんと客席で聴いたのが初めてで
前回広域の合唱祭でご一緒したものの、都合で客席で聴けなかったの。
上手いよね。少数精鋭制だけあって。
指揮者の先生が1人1人を丁寧に作り上げている感じ。
決して派手ではないんだけれど結構難しい選曲だったしね。
私、こっちでも弾いてみたい・・・(図々しいよ)

夫妻と夕餉を共にし、センターラインも霞む大雨の中帰ってくると
本田美奈子の訃報を聞きました。
これからを楽しみにしていたのに・・・・
オペラのCDを聴いたあたりから先が楽しみだな、って思ってたのね。
声楽って言うと体が楽器だから、太ってる人ばっかりと思いきや
この体のどこからこんな声量が?っていう人、多いです。
特にソプラノ。

少し前に『たけしの誰でもピカソ』で特集をしていて、
そのときに本人からの「歌が好き。早く歌いたい。」ってメッセージをきいて
あ、はやく復帰できればいいのにな。って思ってたら。
もうあの時にはきっと、事態は良くなかったのね。
だからああいう風な特集になったのかな。
臍帯血移植、骨髄移植、抗がん剤でも寛解しなかったってことは
よっぽど状況が良くなかったんだと、今日ニュースを見て思った。

同じヴィーナスの名前を頂く仲間としては、これからも歌いつづけて欲しかった。
歌は何よりも楽しい、だって自分が生きること全てが歌であることだから。

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (280) | トラックバック (0)

2005年11月04日

銀座にて

今日は上京する用事があり、その帰りに銀座でこいけ曹長とランチ。

科学戦隊ジライヤーじゃなくて(笑)
児雷也を演舞場で見るっていう曹長をその前につかまえて
大学のK先生のお友達がやっているラーメン屋さんでランチ。
ここのところ連日連夜ドーナツトーク状態で話しているネタを
また食後の茶をしばきながらしてしまう。
・・・実はバカは私たちじゃないのか?(苦笑)

こいけ曹長と別れた後、曹長が載っている『新建築』を見に教文館へ。
結局見つからず(帰り有楽町の三省堂で発見・立ち読み)
やっぱりいつもの脇の入り口から上階へと。
私にとって教文館って、脇の入り口が「いつもの入り口」なんだよね。

最上階でドイツのクリスマスグッズの催事。
シュトーレン(ドイツのクリスマスに焼くフルーツたっぷりのパン)も売ってたり
有名な宗教画をモチーフにしたアドベント・カレンダーとか
もうここだけはノエルの雰囲気で
そのまま勢いで宗教書とオルガンの教本とグッズ(ロザリオとか)を攻めてみた。

オルガンの教本、ちょっと難しいのか、クリスマスの欲しいと思いきや
難しすぎてわけわかりません・・・
足鍵盤と手鍵盤が音譜の数ほぼ同じなんですけど!?
あれはひょっとして足の指で弾くんじゃなかろうか(←んなわけない)
あーあ、やっぱどこかで途中何年かエレクトーンやっておけばよかったよ。
足鍵盤苦手。

結局買ったのはキーホルダーにできそうな大きな聖母のメダイ。
また、ノエルの前に行って
次はシュトーレンをママンへのお土産にしよう。あれ、美味しいんだ。

暗くなってきたので大急ぎで伊東屋に寄り
ついに、クレインデビューです。あと、万年筆のインク買って。
帰りに三省堂で新建築も読まなきゃだし、急げ!

新建築とGAを読んで、ちょっと色々心に過ぎ行くことしばし。
仕事の場にいるときの曹長が「役者」ならば
わたしは近しい場所にいるから常に裏、「楽屋」の曹長を見てきたわけで。
ああ、なんかこうして完成の日が来たんだ、
ってことがうれしいのですよ。
親心か?(笑)
しかし両方買おうと思ったら値段で躊躇しましたがね・・・

銀座って街もきれいで落ち着くし、昔から大好きな街だし、
何より私の欲しいものが全てそこに揃っている。
昔大学の頃歌舞伎座に行っていた時はまだ子供が背伸びして、
って感じだったけれど
いつのまにかしっくりと銀座になじむようになってきた。
次は、降誕祭の前かな。

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (350) | トラックバック (0)

2005年11月02日

我が家のプリウスさん。

我が家(父)の愛車、プリウスさん。

AT限定免許だった私には糸魚川からの帰宅当初
この車しか乗れる車がなかったので
免許をとってから3ヶ月、ほとんど私が乗り回してます。
大きさが変わらなくて教習車のランサーからの乗り換えが楽だったし。

このプリウスさんはとっても賢い車なので
走りながらバッテリーを充電させ、
駐車とか下り坂とかちょっとの走行ならエンジンじゃなくて
走っている間充電した電気で走ります。燃費いいです。
真夏エアコンガンガンで九十九折の天城越えしても22km/Lくらい。

プリウスさんとお付き合いが始まって3ヶ月
実験大好き(←誤解のないように)の私は試行錯誤を試みています。
いかなる運転をしたら、一番効率がいいだろうか?
何しろガソリン高いからね。

まず、下り坂でブレーキを踏まず慣性で走るとフル充電。
あとできるだけアクセルの踏み幅を変えない、
または一定の速度で走るとき。
要するに発電なので蓄音機と同じなんですね。
一定の速さで回すときれいに音楽が聞こえる。
あれと同じ原理。

それがね、細やかなペダルワークにはなれているはずが
カーナビモニターにリアルタイムの発電率が出てくるんだけど
ほんの気持ち程度のズレで発電量ががくんと変わる。
ちょっと悔しい(笑)

ピアノではペダルワークのよしあしは耳で聴くもので
きっとプリウスさんの場合もピアノと同じく「体で覚えた感覚」ってのが
そのうちできてくるはずなんだよね。

運転は音楽の演奏に似ている、とおっしゃった教習所の先生がいたけれど。
まったくその通り。
いかに一定の速度、安定した走りであることが
プリウスさんの発電量と密接に関係しているかってこと!

ピアノを弾いていても速くなっちゃうところとか安定しない部分って
曲によってくせみたいなものでどうしてもあって
でもそれをわかってるからこそ一定にする調整をする。
ってのを車でもやらされることになるとは…。

いや、やらなくてもいいんだけど。
モニター見ててリアルに燃費が下がっていくのを見るとね、
貧乏性なもので気になるのですよ。
何度も言うけどガソリン高いしー(笑)
地球環境に対しても貴重な石油資源の浪費はもったいないしー。

一番運転がいいときって?
そりゃ決まってる、ピアノをがつんがつん弾いた後だよ。
微細なペダルワークに対する感覚が一番研ぎ澄まされてるもん♪

以後どれくらい燃費があがるのか、今後も挑戦の日々です。

投稿者 Minako : 23:56 | コメント (460) | トラックバック (0)

2005年11月01日

いまどきのこども。

母親を毒殺しようとした(のか、単に実験台だったのか)女子高生。
N高校だったよ、○須さん…そして見てないと思うけど○樹…キミの後輩よ?
あんなとこでこんな事件が起こるんだ!?
ってセンセーショナル。

伊豆の国市在住、化学部所属って聞いたときに
ん、もしかしてあそこか?って思ったんだけど。
同じ半島内で進学高なんて数えるほどしかないのでモロバレ。
いやー。私もかつて行こうと思ってた高校だったんだけどさ。
学区の問題で難しかったのと、あとで新聞にすっぱ抜かれて大問題になった
「女子ボーダーライン上昇」の内規のために行けませんでした。
ここの高校は高校入試で男子と女子の合格得点ラインが別だったの。
私が受験する頃はまだそれが生きてて、
女子は男子のトップと同じか、それより上の成績じゃないと入学できなかった。

というわけで。びっくりです。
子供の勉強に接する仕事は今に始まったことじゃなくて
大学時代にもちょこちょこ頼まれてはやり、頼まれてはやり、って感じだったんだよ。
子どもの質は変わってきてると思う。確かに。

ちょっと答えに詰まったら先生ってバカだね、マジで。
って笑ってない眼で言い放った子とかさ(笑)
例えばなりは子どもでも子ども扱いされたくない風を装ってたり
例えば大人は全て完全であると思い込んでたり
口とか知識は私なんかよりはるかに発達してたり
ここには書けないような子、本当にいろんな子がいたけれど。

共通するのはコアな部分は本当に3歳児か?と思える感情のなりたち
それを外に出すのはとっても下手な子が多かったな。
借り物の理論武装はできるけど、自己表現は苦手。とか。
しょせん本やどっかで拾ってきた他人の論理なので
「おとな」の私には簡単に論破できる代物なんだけど、
真剣に論破しちゃうとほら、傷ついちゃうしさー。子どもだから。

そういうドーナツトークみたいなお遊びの議論は子どもとするものじゃない。
友人とか、対等な大人同士でするモンだし。
ただし力士が子どもに稽古つけるみたいな「ほらかかってこーい」
みたいな話の切り返しはよくした。というか今もやる。
学校、家庭以外の社会性、客観性、感情に拠らない自己主張、
それから自分で考える力を身につけて欲しいから。

当時より大人は大人として振舞うことがモットーでしたので
容赦しません。そういうところは。
線引きがあいまいなのは両方にとって良くないし。
立場が違うのよ。最初からさ。

というわけで、今回の女の子にはそういう家庭と学校以外に
大人であることを見せられる大人はいなかったのかな。
現実感のなさがどこかで子供だし、
ある一方どこかで大人でありたがっていたわけだし。

他人事じゃないよ、高校もわかるし
おそらく入院してたのは救急救命があるあそこだろうし・・・。
さすがに教え子ちゃんにはこの話できなかったよ。

とっても切ないので
今夜は上海バンスキングから「Paper Moon」を聴いて
すこし幸せに浸ってから寝ます。

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (521) | トラックバック (0)

2005年10月29日

さようなら母校

DSCF0557.JPG

写真はこちらに別アップしています。


今日は母校(高校)のオープンキャンパス。
ここを志望校にしている教え子ちゃんを連れて行ってきました。
8:30分授業スタート。朝早いってばさ・・・(笑)

現地でじゃこちゃんと待ち合わせて、ほぼ一番のり。
私たちの在学中は50分授業だったんだけど、現在は65分授業。
・・・でも大学の90分講義に慣れた身としては短い(笑)
糸魚川(教習所・コマ50分)でも思ったけど、えっこれでもう1コマ終わり!?って短さ。
というわけでコマ数は減ってるんだけど、総時間数は増えてるのね。
それに、あの頃なかった理数科もできてるし。

で、なぜ今日行ってみたのかというともう校舎の取り壊しが始まるのです。
高校の統合で市内のもうひとつの高校と一緒になるの。
私たちが高校生活をおくった校舎はこれで見納め。
というわけで、写真もとりまくりあちこち乱入しまくり・・・。
授業、進路、部活、そして友人との楽しみ、あの頃の思い出がいっぱい。

思えばじゃこちゃんも同じクラスになったことないし
文理別れる前も習熟度別教科でも一緒になったことないのよー。
でも、お友達♪理系に友達多かったんだよね。
私は言うまでもなく?国公立文系クラスだったんだけど。

折角だからとお昼の激戦になる前に教え子ちゃんと購買に行き
当時と同じパン屋さんでお買い物。
・・・見学にきてた中学生に営業してましたよ?購買のおばちゃん?(笑)

購買でパンを買い、校舎と体育館とグランドまでをくまなく見て
帰りは駅まで用事があるので先に帰る教え子ちゃんを送っていき
それから戻ってきて正門下の名物カフェ「ノース」で
じゃこちゃん、じじい&あーさ夫妻(←HN。全員同級生)とランチをしたあと
バケツパフェ(本当の名前は特大チョコレートパフェ・写真館参照)を食し、
もう一度じじい&あーさ夫妻と校内を回り
1日典型的な北高生ライフを満喫しました。

見学後あーさと呟いた一言
高校生って難しいこと勉強してるんだねぇ~

・・・学士という学位を持っている人間の言葉じゃないね(笑)

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (194) | トラックバック (0)

2005年10月27日

TSUTAYAにて。

今日の仕事先はすぐ先にツタヤがあって、帰りによく寄るんですが
行って見たら新譜のコーナーに千秋様の作品が並んでました(笑)

ブラ1とドボ8だってね。

補足:
ブラームスの交響曲第1番とドヴォルザークの交響曲第8番の略。

別にここで借りなくても家のどこかに音源があるので借りずに
近くにあった

ジンギスカン グレイテスト・ヒッツ

をなぜか借りちゃったんだけど・・・

もすか~♪塩分って、入るんすか?コレ?

大変面白すぎるので運転中にかけたらいかんなあと。
ドイツ語の歌だから、ちゃんと聴けばちゃんとドイツ語に聴こえるし
歌詞見れば一緒に歌えるんだけど
やっぱ空耳に聴こえるんだって!!(笑)

音楽つながりで爆笑できる有名どころ
大学時代室内楽をやってたときにばよりんの先輩が教えてくれました。
(注:音楽の基本用語がわかってるほうが面白い)
『びよら冗句』

ひとつ引用
  あるオーケストラではびよらパートが掃除係と決まっている。
  練習の後であたりに散らばっている落とした♯や♭の量をで決まるらしい。

一時期お歌バージョンでお掃除係だったあの頃よ・・・(爆)

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (267) | トラックバック (0)

2005年10月26日

労働と祈りの生活

近頃全国物産展が流行しているのか、
買い物に出かけた先のあちらこちらのスーパーで珍しいものを見かけます。

今日はシトー会のクッキーをつい、買ってしまいました。
えー・・・シトー会っていうより「トラピストクッキー」って言ったほうがいいね。
バター飴と並んで北海道の銘菓のひとつです。

シトー会は聖ベネディクトの教えをもととする
元々はベネディクト会とは双子のような間柄の修道会。
クレルヴォーの聖ベルナルドゥスが在籍したところですね。ハイ。
というわけであの教科書にすら載っている「祈り、働け」の修道会です。

修道院の生活というのは修道会によって様々ですが、
ベネディクト会もシトー会も「祈り、働け」を現代に伝える修道会のため
その一日は本当に忙しいです。
普通に働いてる人なら週に1日か2日は自由になる日や
夏休み正月休みがありますが
修道院は当たり前のことながら年中無休です。
それも、朝は太陽が昇らないうちから農業、酪農などの肉体労働
一日に数度一堂に会して聖堂での祈りをささげ、その合間に
聖書の勉強や研究をしているのです。世間の人が思うほどヒマじゃないのよ(笑)
過労で倒れる人もいるって言ってたからね。これ、ドイツの男子修道院でのお話。

冬が深いドイツでは大体午前5時に朝課(一日の始まり)が多かったけど
ちょっと見たら日本のシトー会、3:45始業とかありますね・・・タフだね・・・
一時期修道生活に憧れたけど、こんなぐうたらな人間じゃダメだと
ドイツの修道院に滞在していた時に悟りました(笑)

というわけで、彼らの過酷な生活の糧はクッキーとかバターとか。
その精神に全面的に賛同している私は
シトー会の製品を見たときにはたいてい買います。
こんなわずかな金額でも、その祈りの生活の糧となれば。

それにねー、ヘルシーなんて言葉は無縁な
バターと砂糖と卵がたっぷりの昔ながらの美味しいクッキー。
修道生活だと、これくらい甘いもの食べてても全然太らないものな・・・。

私もドイツ修道生活中はあれだけ毎食腹いっぱい肉食って
おやつまで出てビールまで飲んでたのに、痩せて帰ってきたもん。
それだけ生活は厳しいってことです。はい。

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (149) | トラックバック (0)

2005年10月25日

至福のコーヒー・タイム

ただいま日付を超えようとしています。

一昨日の本番が終わってぽーっとしており(笑)
いつも本番が終わると次の日はぐったりなのですが、
今回は調子が良くないせいかひどいね。

毎回ここのお仕事場は本番を録画しており、
本番後の打ち上げで必ず見るのよね。
今回も見たんだけど・・・見たんだけど・・・
音量を消しても残るのは存在感。その強さが良さでもあり悪さでもある。
という感じ。
指揮者には私のその「強烈な存在感」のおかげで
実にダイナミックな演奏になっていると言っていただいたものの
音量を消しても残る存在感ってね・・私って・・・わたしって・・・(苦笑)

昨日は友人宅にステイしているアメリカンのQuintusと共に
母校にお邪魔する予定だったのに、
過労なのかなんなのか、一年に一度もない腹痛に襲われやむなく断念。
時間に起きたのに痛くてたまらず、再び横になったら痛みで意識失ったよ・・・。

大体本番後って一度温泉とかプール行ったりして
筋肉をほぐすんだけど
今回はもう外に出ることがだるくて不可能でした。
やっと今日は食欲も出て回復してきたかなー、ってとこ。

今日夜行って来た家庭教師のお仕事先で
ゴディバのチョコをお土産に頂きましたー。わー。ゴディバ大好き♪
先週は新潟の美味しいお米を頂いて
今回は美味しいお菓子。

折角なので大事に飲んでいるとっておきの美味しい豆を挽いて
エスプレッソにして濃厚な味のコーヒーに
まったりゴディバのミルクトリュフ、
深夜にヨーロピアンテイストなコーヒータイム。
もちろんいつものマイセンで。
んー。幸せ。
一年に何度もないこんな至福のコーヒー・タイム。

飲み物ではコーヒーが一番好きで
希少なコーヒーと希少なお酒だったら、散々迷って
希少なコーヒーをとってしまうと思う。
だから、コーヒーのない生活なんて考えられない。
飲まない日があっても、美味しいコーヒーは常備されてなきゃいけないの。
いつでも好きな淹れ方で飲めるように、豆でね。
そろそろサイフォンが良く似合う時期になってきたしね・・・。

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (184) | トラックバック (0)

2005年10月24日

ちっちゃい自分

無心になれ・・・ませんでした「般若心経タイピング」

http://o46.net/modules/syakyouda/

これをきっかけに「般若心経」を調べてみたところ
こんな素晴らしいFLASHがありました。

http://www.naritasan.org/flash/okyou.swf

ちゃんと本職のお坊さんがあげているありがたいお経です。

家の宗教がどうやら数百年前から浄土宗なんですが
私本人は仏教徒じゃない(といってもキリシタンでもないわ。。)ので
般若心経というと書道で書いたくらい。
キリスト教に関しては外国人レベルで素養がありますが
仏教は外国人レベルで何もわかっちゃおりません(笑)

このFLASHが置いてあるサイトはとあるお寺のサイトで
オンラインで檀家さんは自分の過去帳が見られたりするの。
ほかにも仏教のありがたいお話がたくさんありまして
マジに新鮮な驚きと共に勉強になりました。

その中から秀悦!と思ったのは
「恋愛という言葉」
キリスト教における「愛」の定義は何度もその基礎を神学に学び
聖書に学ぶ「キリスト教学」における基本中の基本ですが、
仏教における「愛」ってなんだろね。
その答えの一片がここにありました。いやはや、発見だわね。

恋は夢うつつ
愛は現実

この二つの調和が成り立って初めて成し遂げられる恋愛。
夢には責任も何もなくて要らなくなればぽいっと簡単に捨てられるもの
現実には責任があってそれにはときに厳しさもまた伴うもの
相手があってこそのことだから、上手に二つを調和させることが大切なのだそうです。

「大欲」(詳しくは本文を読んでね。)がある器の大きな人間になりなさい。
こだわりなく人や物を愛することのできる人になりなさい。

つまるところ宗教に関係なく
自分の利ばかりを追い求めることなく、
他人を思いやり許し受け入れる器の大きさを持った人になりなさい。
というのは普遍のテーマなのです。
結論が昔教会で神学を修めていたときにシスターが示された
ある祈りの言葉からの引用と全く同じで
見た目が違えど宗教の「なしえる力」を垣間見た気がしました。

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (312) | トラックバック (0)

2005年10月23日

いろいろあって、面白い。

今日は仕事先のひとつが所属する自治体の芸術祭だというので本番。
ちょっと大きな市になると、音楽団体なんて捨てるほどあるので
出演時間は少なくともリハも朝から晩まで一日がかり。昨夜もリハーサル。

この夏体力的にも技術的にも死ぬほど「溜め」を作っておいたので
秋は忙しいけれどかなり余裕のあるワタクシです。

昨年初めて行ったここのホールに昨日夜リハに行って
ちょっと鍵盤触ってみたら、音が全然違ってて
ピアノ買い換えた?と思ったら、椅子が総入れ替えになってた。
プロセニアムの中からでも違いが丸わかり。やっと並みのホールになった?(笑)

ここは講演用に作られた古い小屋であるせいか
声がプロセニアムの中でかき消えてしまい、
ピアノだけはフルコンだというのもあるせいか変に響き
合唱ではリピエーノにおけるピアノの音量バランスが結構難しかったの。
昨年市民&市民オケで『カヴァレリア』をやったときも、
コンサートピアニストやってるプロのピア伴呼んだらそれが読みきれなくて
練習のたびにガツガツ鳴らされてむちゃ大変だったんだって(歌うほうが)

・・・プロならプロセニアムの向こうでの鳴り具合とかちゃんと聞けよっ(笑)

ところが今年は椅子のおかげで普通の小屋並み(多目的ホール並み)に
バランスが取れるくらいに作ってあったので
理論で言えば昨年までの音量バランスだと、ピアノがところどころ消えちゃう。

と思って家に帰って作戦練り直しで今日本番行ってきたらね。
客席で他の団体を聞いてると案の定ビンゴ。
電波の悪い携帯電話で話してるみたいに、
どこの団体も伴奏がところどころぷつっぷつっって音が消えてる・・・・
ひどいのはコンチェルティーノまで音が消えてたよー。
あれだけ低音も高音もキンキンに鳴るピアノなのにいくらなんでもねー(笑)

慣れって怖いよな、って思った。

他の団体の伴奏って長いことやってる人たちばっかりだから
毎年のことで同じように鳴らしちゃったんだろうね。
リハーサルでも気づかなかった・・・の?音楽やってる人たちが?
という疑問は捨てておいて(苦笑)

日本の合唱曲は伴奏が前に出なきゃいけない
いわゆる合唱との「協奏曲」形式が多い、というかほとんど。
それで伴奏が従来の伴奏(例えばリートの伴奏とか)らしく
独奏または間奏部をリピエーノと同じ音量と存在感で流してしまったら
の~んとしたメリハリのないまとまりのない曲になってしまうという怖さ。
それを今年目の当たりにした気がした・・・
例年ならソフトペダル踏みっぱなしにしても勝手にピアノの音が
びよーん!と音が飛び出るからごまかされてたんだよね。やる方も聴く方も。

私?アルゲリッチなみに音でかすぎる伴奏者と言われた人(笑)
すいません。力有り余ってて。
あと、他と違うのは私ちゃんとコンチェルティーノは
完全なPf独奏の時と同じ音量&存在感をつけてるもん♪
じゃないと面白くないし。弾いてる方も聴いてる方も。
たかが伴奏されど伴奏、どんなお仕事も手抜かないよ。

存在がなくてはいけない場所に存在がないことは致命的、
けれど
適度に存在をアピールすることによって
アラがごまかされて全体のダイナミズムが加速することはままある。

それを逆手にとってます。どうせなら上手に聞かせたいじゃない。
どうせなら歌ってる人を気持ちよくさせたいじゃない。
そんな感じで。
技術的にはたぶん私が最下位をひた走るのかもだけど(笑)要は見せ方。

解説
ピア伴:ピアノ伴奏の略(類:オケ伴 オーケストラ伴奏)
リピエーノ:合奏または合唱
コンチェルティーノ:独奏(または独奏楽器のかたまり)

投稿者 Minako : 23:51 | コメント (258) | トラックバック (0)

2005年10月22日

インスパイ・・・

こいけ曹長から「ブログのスキンが微妙にかぶってしまった。」
と自爆メールが(笑)

うちのはスキンじゃないのに珍しいなー。

ブログタイトル部、右上の写真はドイツ滞在中ミュンヘン空港にて。
色だけモノクロに加工してるけど。
この非常口表示、どっちに逃げりゃいいのさ?と一瞬ぽかーんとしたあと
これどっちに逃げるわけ?ってドイツ人に聞いてみたら
「好きな方」
って言われた。
日本人は決断力に乏しいから災害時は確実に死ぬね。

追記
「Radiohall blog様において「非常口」の、矢印が逆を向いた表示等を使用されることを
何ら制限するものではございません。」
とか言ってみたりする?

投稿者 Minako : 02:24 | コメント (430) | トラックバック (0)

2005年10月21日

おひさまの匂い

よく干されたそれからは、ほんわか暖かいおひさまの匂い。

・・・犬の話です(笑)

我が家の愛犬はプードルなのですが、
ふわふわの毛が特徴。トリミング直前には羊みたいになります。
刈った毛を集めたら上質なセーターなるんじゃなかろうかと。

今日犬がひょいと私の膝に乗ると、ほわんと太陽の匂いがしました。
普段はけもの臭を漂わせてるくせに・・・。
どうやら天気が良くて暖かかったので、ひなたぼっこをしていたようです。
この犬が来てから10年以上経つけど、こんないい匂いなのは初めてだぞ。

ふーん、いい匂いー。
ってふわふわの耳元に顔を近づけると、くすぐったがったりして。
いつも室内にいるのでたまにうっとうしくなることもある犬ですが
こういうときはたまらなくかわいいのです。

専門店では犬用ファブリーズ?みたいなのも売ってるけど
こうやって自主的に「干して」もらえると助かるね。
というわけで、毎日ひなたぼっこをたくさんしなさい、
とよく言い聞かせておきました(笑)

で、いつも思っている素朴な疑問
うちの犬はアクロンとかエマールとかで洗っちゃいけないんだろうか?
つけおき洗いかしら?洗濯機は・・無理だよな
一応ウールに分類されると思うんだけど・・・・
最後にハミングとかかけりゃフワフワでブラッシングしやすくなったり
静電気がおきにくくなったり・・・しないよね、やっぱりね・・・・
・・・こんなこと書くと動物虐待かと思われそうだ。

我が家はちゃんと犬用シャンプーで洗っております。
変にきれい好きなので(←犬が)しょっちゅう手入れされてるし。

飼い主バカじゃないけれど、もっと変なエピソードはいっぱいあって
スペースと眠気の都合上書けないのが惜しいくらいです・・
また、後日。

投稿者 Minako : 23:51 | コメント (164) | トラックバック (0)

2005年10月18日

贅沢な暮らしの数々

すっかり田舎暮らしにも楽しみを見出し、腰が重くなっている今日この頃。

東京にいたときにはやれ3日連続だ昼夜ハシゴだと
劇場を渡り歩いて芝居三昧音楽三昧
歌舞伎も恩師のお蔭ですっかり体に馴染むほど通って
美味しい料理屋に高級な日本酒、便利で文化的な生活でした。

が。

昨年からはお隣の家庭菜園と呼ぶには広い、畑と呼ぶには少々狭い
しかし素人には大変な広さの土地を耕し
今年は一切化学肥料を使わない、有機栽培の野菜を作りました。
そのほかにも庭にはラベンダー、レモン、梅の木につるバラ・・・
ニラにネギ、ローズマリーにバジル、レモンバームと
天然素材に囲まれる生活。

便利さは東京とは比較にならないけれど、
田舎生活には東京では絶対手に入らないものがたくさんある。
その日の朝にあがったアジをたたきにして食べたり
菜園でトマトとバジルをもいでパスタにして食べたり
美味しい水を心行くまで飲んだり。

近頃は今年収穫して家中に干してあるラベンダーを使って
におい袋やアイピロー、バスソルトにラベンダー水と
折角取れたんだからただ吊るしておくだけなのはもったいない!と
せっせとモノ作りに精を出しています。

やりはじめたら止まらないのよね(笑)

家でできたラベンダーで作ったバスソルトはとてもいい香り。
浴槽で溺死しそうなほどに快楽をもたらします。
これ、岩塩が手に入らないのがネックなんだけど
天然塩なら何でもいいらしいので、次は粗塩で作ってみようかな。

ラベンダーっていうのは鎮静、消毒殺菌、など色々効能があり
私はどういうわけかものすごく眠くなります。
乾燥させたラベンダーをもいで花だけにして使うことが多いのですが
手でむしっていると・・・ほのかに眠い
加工していると・・また眠い
最終段階・・・・半分意識消失
そんな感じで果てしない眠りへの誘いに抗えず
大体は途中で寝てしまいます。夜作ることが多いから余計なのかな?

元はといえば香水も天然香料のものばかりを揃えていたので
どうしても合成香料の香りはきつい、のね。
というわけでお気に入りがシャネルよりゲランなのは仕方あるまい。

段々練習を重ねて失敗がなくなってきたら、
ラベンダーからローズへとレベルアップしたいな、と思いつつ。
(バラの花は裏庭でとれますが、加える精油はとても高いんです)

しばらくはこの作業に夢中になるんだろうな・・・
洋食器といい料理といいまるで主婦だ・・・

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (556) | トラックバック (0)

2005年10月16日

長い一日で少しすっきり。

昨日は昼じゃこちゃんのソロの合わせに行き、
夜は急に入った仕事でいつもの場所へ。

お仕事以外で伴奏なんて久しぶりだなあ。
気を抜いてるわけじゃないけど、弾いていて単純に心地よい。
気心の知れている人との合わせだからっていうのもあるけれど。
来月の芸術祭に向けて後数度合わせるのね。

少し前から考えてたんだけど、今度は誰かとPf連弾か2台ピアノで弾きたい。
これをやるには大体自分と同じくらいのレベルかそれ以上
(音大ピアノ科を出られている本職の方とか)
そういう人とやらなきゃ面白くない。
誰か、わたしとやってみたいっていう物好きな人いないかなー?

だって、連弾って言ったって子供の頃から低音部の伴奏ばっかりでさ。
合唱の伴奏しかやらせてもらえなかったのが歌をやりたい、の原動力になったように
今度は4手が対等に絡み合うような曲がやりたいのです。

で、昨夜は私の母校(中学)で本番があったじゃこ&Tuttii夫妻と
一緒に中学の講堂まで行き、
本番が聴けないからくやしいのでリハーサルで我慢。
この演奏会、教え子ちゃんも出ていて
彼女には「絶対見に行く」って言ってあったのに急に仕事になったんだもの・・・
でも、見たから!!ちゃんと!リハだけど(笑)

リハをさっくり見て一度自宅に戻って軽く食べて
今度は逆方面、北へと大雨と強風の中仕事場へと車を走らせる。
こっちは来週本番なんだよね。そろそろ、最後の仕上げ。
しかし眠い・・・弾いている間に寝てしまいそうなほど眠い。
ピアノは何時間弾こうとも全然辛くないんだけど、眠気は辛いよ。

指揮者と少し話して遅くに帰ってきて、ぐったりしつつ
車内のモニターを見ると、今日だけで90km近く走ってる。
そりゃ、一息入れたとはいえ疲れるよなぁ。
まだ免許取って3ヶ月も経たないピッカピカの初心者ですから・・・(笑)

そしてぐったりならすぐ寝りゃいいのに、こいけ曹長と超長電話。
浮き輪くらいのバカでかいドーナツ、トーク。
一回りするのに2時間くらいかかるの(笑)まるで老人の会話。
結局空が白みだす時間までしゃべってました。
しかも、話題はたった一つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
うーん、枝葉はいっぱいあったけどやっぱり大きくまとめるとひとつ、だな。

お互いバイオリズム超低空飛行で停滞中がゆえ
まとまりのない会話を繰り返し
結局朝方腹が減って電話を切ったわたしなのでした・・・
でも、色々話すとすっきりするんだよね。
こいけ曹長は言葉の伝わり方が凄くいい相方なので。
今までにもこういう会話の中からおかしな造語がいっぱい生まれています。
(「恋する不発の核弾頭」とかね・・・笑)
そういうやつらなんです。私たちは。要するにバカなんです(苦笑)

で、昼まで寝て合唱の演奏会が今日だったことを思い出し
私が常日頃良くしていただいている同級生のお母様が
地元の合唱団でピアニストをされているので、眠気をひきずって出かける。
普段はピアノの先生なので、演奏をされるお姿はなかなか見られないのよ。

鍵盤に触るだけで楽器が歌いだす人、っていうのはそういなくて。
同級生のお母様はそういう種類の方です。
やさしく穏やかな性格がよく出ているピアノでした。
他にも母校(今度は小学校)の子供たちの合唱があったりして
なつかしく伴奏をしていた小学生の自分のことを追想したり。
純粋に一生懸命になっている子供って単純にかわいいねー。

それからまた買い物に行き、帰ってきて今PCに向かっています。
長い長い一日だった・・・。

投稿者 Minako : 23:20 | コメント (268) | トラックバック (0)

2005年10月13日

ほっときゃ治る、たぶん。

どーん。

例年どおり魔の10月がやってまいりました。
忘れてたのに・・・。
毎年どこかに書いてる、どうしても上手く自分と付き合えないダメな月。

来たね。昨日あたりからどん、と。
ものすごいへこみっぷりです。
生まれてきてすいませんモード全開です(笑)

ただ、私がいわゆる「心の病」ではないのは
生まれてきてすいませんって思ってても
そういう自分を客観的に見てる自分がちゃんといるから、だと思う。
その証拠に、自分って今調子悪いな、って感じられてるもん。
これが自分で自分をおかしいと思えなくなったら
もう何がしかの手段をとらなきゃいけないと思う。
(って気づかないだろうな。本当にそういうケースの人は。)

なんだかんだ言ってこういう風にうだうだ書き綴って吐き出して
11月になって完全に寒くなってしまうと
いつのまにかけろっとしてしまうので(笑)性格のくせみたいなもんなの。
もはや年中行事。
基本的にこうなると仕事以外手につきません。ひたすらぽーっとしております。
最初っからぽーっとしてるって?う、そうかも・・・

大体ね、11月の8日に恩師の命日を
ひとり一年に一度しか聴かないBeatlesの「Let it be」と共に
静かに回想するとそこからは上がり調子だね。それが大体の目安。

今年は低空なりにそこそこの調子が保たれているのは
おそらく車で出かけられるようになったから。
ひとりで好きな音楽をかけて
時間さえあれば好きなときに好きな場所へおでかけできる。

言うのもあれなんだけど、今日は仕事の往復のBGMってばさ
大音量でモーツアルトのレクイエム・・・・。
病んでるー。ああ、病んでる(笑)

慣れ親しんだ聖歌のレクイエムはこんなじゃないのよ。
モツレクってレクイエムの割に激しいじゃない?
どーんどーん!って低音が響きわたる感じ。
当然のことラテン語の奉唱文(いわゆる歌詞)は同じだから
何もなくとも諳んじられるわけで、
もともとモツレクは昔よく聴いてたからフレーズを知ってて一緒に歌えるのね。
帰り真っ暗な中ひとり法定速度でてれてれ走りながら
Dies irae(怒りの日)とかオペラ音量で歌ってきてすっきりしたー。

ちなみにDies irae、東電のCMで使われてます。江波杏子が氷河にいるやつ。

最近リストの超絶技巧とかショパンのエチュードとか
激しい曲をやたら弾きたいと思ってたとか
仕事先でアルゲリッチ並みに音量でかいからちょっと抑えてとか言われたのも
静かにイライラが隠れてたからだろうか・・・
うーん、今なら途中で投げた「鬼火」と「マゼッパ」も進むかもっ(笑)

投稿者 Minako : 23:38 | コメント (352) | トラックバック (0)

2005年10月12日

ちょっと寄り道

用事があって出かけた帰り道、抜けるような蒼い空と暑い日差し(?)
そのまま帰るのがもったいなくなり、急遽寄り道。

私が最も気に入っている風景のひとつ

10-12-1.JPG

高いやしの木が続き、その先は堤防で写っていないのですが
正面はばーん!と海です。

こいけ曹長の幼なじみであり大学の同窓でもあるみっちゃんが
我が家に来る途中、電車からこの風景を見て
ベトナムみたい!!南国!!って喜んでましたが
私はカリフォルニアとかそういうの想像してたんだけど・・・(笑)
広い道路がまっすぐで交通量が少なくて海に向かって
日本では体験できない乾いた夏の風と背の高いやしの木の並木。

10-12-2.JPG

で、この並木をきもちーい!!と窓全開で走り
そのまま海沿いの道を走るとそこには足湯。
足湯、というか真ん中にコテージ風の休憩スペースがあって
その周りが「お堀」状に全部足湯になってるの。
湯量豊富な熱川温泉ならではの大きさです。

その一番堤防よりの足湯に座ると目の前はただ海だけ。
今日は日中Tシャツでもちょうどいいくらいの陽気で
しばしぼんやり海を眺めていました。
・・Queen歌いながら(笑)

So you think you can stone me and spit in my eye-
So you think you can love me and leave me to die-!
(Bohemian Rhapsody)

なんでQueenかね?
あんなにのんびりとした日差しと海の中で。
温泉つかると急にアグレッシヴな本性が出るってこと?

うーん、確かに以前こいけ曹長と友人いたばしと常宿のぬしと
トロッコ乗って黒薙温泉に行ったときも
・・・・・・あのときは人生で初めて潰れるかというくらい
岩魚の骨酒と焼酎を飲んでかなり酔ってたしひどかった!
渓流沿いの露天で3人、椎名林檎大合唱だった・・・(詳細は公開不可能)
しかもちゃんとアルバム1枚分歌いきったぞ(笑)あの時。

足湯すると肩こりも楽になるし、海見るの大好きだし
また暇を見つけていこうっと。

投稿者 Minako : 23:38 | コメント (336) | トラックバック (0)

2005年10月10日

たそがれの太宰

太宰治のドラマ、少しだけ見てしまった。
寺島しのぶのラストシーンがすごく良くて、切なくて。

終わってから急に太宰が読みたくなって
太宰の作品群の中で一番好きな「斜陽」を2回、読み返してしまった。

「斜陽」(青空文庫:全文)

気になったら読め。とにかく読め。若干XHTMLでは読みにくいけど
私なんて携帯に落として持ち歩こうかとさえ思うよ(笑)

初めて読んだのは高校生の時で、
確か読書感想文にしようかと思ったんだと。
読書感想文では毎年誰かがこの本で書き、また賞をとり
そんなに色々書ける本なのかは自分の中では疑問だった。
今の印象では、高校生には掴みきれないんじゃないか?その本質が。

キーワードになる「恋と革命」、ニーチェ、チェホフ、レーニン
それから社会主義に聖書の言葉。
大学生くらいから少しずつ理解できる内容もあるのかと。
それら一つ一つを時代背景に即しながら
丁寧に解説ができる人が近くにいればなんとなくわかるのかも、だけど。

つまるところ太宰の芯は「生まれてきてすいません」なんだと思うのね。

デカダンス万歳と何度書いたかわからぬ私も
たまにこういう「原罪意識」に通じる感覚に陥ることがしばし。
たぶん、リアルに私を知っている人は凄い違和感があるだろう。
そしてこのブログを読んでいる人にも違和感があるかな?

こういうのって「性格のくせ」みたいなものだから
今さら自分でもどうしようもなくて、
その感情ともまた対峙していかなければならないんだけど。

昔は上原(斜陽のキーパーソン、太宰本人がモデル)のような
生き方は肯定できるものではなくて
杓子定規に生きることへの否定が自分の中で始まったころから
この小説の魅力がぐんと高まってきたような気がする。

才あって私生活がダメな人って意外と多いし
才あって私生活も順調なんて人はめったにお目にかかれません。
どこか普通であってはいけないから
その人に「才」があると言われる部分もあるのだから。

今読むと、上原ってたまらない魅力のある人に見えてくる。
太宰がああいう人生を送った理由がわかる。
魅力もあって才もあるけど、代わりに線が細くて弱いひと。
こういうのに弱いんだよね・・・(笑)

明日は主人公の彼女に自分を投影して畑仕事でもしてみます。

あの当時は伊豆でも、雪が降ってたのね。

投稿者 Minako : 12:00 | コメント (352) | トラックバック (0)

2005年10月07日

雨あがり、九段下にて

九段下のスタバで人待ち中。

ざんざんの雨に打たれてスタバに逃げこんで
エスプレッソをショット追加したカプチーノで一服…
ここからは雨あがりの九段下交差点が見え
背後には靖国をしょっています。

人も車もせわしく動くさまが、なんともおもちゃみたいで面白くて。

シャッフルモードのiPodからは、3曲に1曲くらいの割合でツェッペリン。
なんでだ…持ち主の私に断りもなく
勝手にツェッペリン・ナイトにするんじゃないよ…(笑)

というわけで、音楽も何もかもがちぐはぐの中
さらに人待ちは続くのでした。


10/8追記
この後友人と会い、しとしと雨なので近場で夕食。
本当はそのまま靖国通りを歩いて神保町でご飯したかったのに。

大学前半は古本街に程近い神保町でバイトをしていて
大好きなお店がたくさん、思い出もたくさん。
タイカレーのお店「メーヤウ」か知る人ぞ知る「さぼうる」に行きたかったのに。

補足1:メーヤウ
カレー好きでもそうでなくても有名なタイカレーのお店。
神保町と早稲田(文キャンすぐ横)と信濃町にある。
★1つ~★5つまで辛さの違うカレーが数種類。ラッシーもお勧め。
(辛いものファイターの友人も★5つはキツかったそうです)
ちなみに私は神保町でバイトをしていた頃
昼:神保町店でグリーンカレーランチ/夜:早稲田店でグリーンカレー
という日もありました(笑)
一時期、新横浜のカレーミュージアムにも入ってたよな。確か。

補足2:さぼうる
神保町界隈は有名な出版社も数社。
業界人で知らない人はいないと言われるほど有名な軽食喫茶、
時間関係なくそこここで出版社の人が打ち合わせをする姿を目撃できる。
オススメは山盛りのナポリタン、昔ながらのケチャップ風味。
映画「失楽園」でも使われてたそうな(設定が出版社勤務だったらしい)
神保町には他にも業界人御用達のお店がたくさんあります。

というわけで友人とさっくりご飯を食べて、
本日の宿(というかいつもの)主のこいけ曹長と待ち合わせ。

・・・今日もまた?
うっぷん晴らしのカラオケ、直行。
私たちの仲間で行くカラオケはとんでもないのがデフォルトなのですが、
こいけと私とで二人っきりのカラオケはさらに、コア(笑)
洋楽Nightあり、林檎ナイトあり、号泣カラオケあり、etc・・・
今回も非公開、というか公開不能なテンションで酒を飲み
喉を潰す勢いで2時間。
モツの魔笛「夜の女王のアリア」歌いたかったのになかったー。ちぇっ。

ああ、こんな醜態はお互い以外には絶対見せられぬ・・・ううう。

投稿者 Minako : 19:21 | コメント (221) | トラックバック (0)

2005年10月05日

あなたも指揮者に?

インド音楽を作ろう

微妙にインドの楽器じゃない楽器や音も入ってるけど、
インドの香りのする音楽が自分で創れます。

全部鳴らしてみても面白いかも。
って書き込みにしたがって全部とりあえず鳴らしてみました。
絶対音感の私は吐き気をもよおしました・・・(笑)

そこの絶対音感を持つあなた。
気をつけたほうがいいですよ。
微妙に不協和ならまだがまんできるけど、各楽器は拍の長さも違って
それらが気持ちの悪い音の流れを作ることもあるので
めまいや吐き気をもよおすことがあります。>使用上の注意
いっぺん全部鳴らして耳でリズムと音色をつかむか、
一音ずつテストして組み合わせていくのが無難。

演奏例:
モスクっぽい感じ Sitar中央 Xylo左 Femme中央
こういうの実際あるって(中央アジア編) Sitar右から3つめ Femme左(右でもOK)
ロック風お経? Percuss右端、右から3つめ Voix一番右

個人的にはシタールの左から3番目が好きです。
テンポと音の高さが安定した通奏だから(笑)

投稿者 Minako : 23:20 | コメント (325) | トラックバック (0)

2005年10月04日

闇の中に狙撃手が・・・

今度はベートーベンかよっ!

特殊切手の発行予告

今年ピンポイントにお財布を狙い撃ちするのは郵便局。
記念切手が好きなものばっかり。

元はといえばお手紙をよく書いていたので
それできれいな記念切手を買いに行こうと件の郵便局に。
窓口の兄さんたちが相変わらず警戒します>今度は何の用事なのっ!?って(笑)

まず伊藤若冲でいい!と思ったのから始まって夏にガンダム切手。
シャアとシャアザクが欲しくて買いに走ったら
夏休みで屋台(露天でハガキ売ってるアレです)に出す分しかない、って言われたのに
普段警戒してるお兄さんたちが在庫取りに走ってくれました。
常連だから売ってくれたんだろうか・・・。それとも後が怖いから・・・?(笑)
や、なんか恥ずかしくて「友達に頼まれて」とかウソついちゃったよ。
アニメヲタクじゃないし。単純に再放送を見てた幼少期が懐かしくて。
こういう時ってお金に躊躇せず買える大人でよかったなあ、って思います。
ちっちゃい自己満足?

で、先月は古今和歌集&新古今和歌集奏覧記念切手。
小野小町と藤原定家です。
今週はさらに東海道五十三次。
今年の〆は「日本におけるドイツ年」にちなんで
ベートーベンとベンツとマイセンの磁器人形なのっ!
マイセン・・・10枚のうち8枚がマイセンなんですけど・・・絶対私の財布狙ってる。
1枚ずつのバラ売りしてくれるなら、
ベートーベンお手紙に使いたいから10枚くらい欲しいんだけど。
クレインのコットンペーパーに万年筆、切手はベートーベンなんて粋じゃない?

東海道五十三次なんて、海外に送ってあげたらよろこばれそうだよね。
クリスマスカードとかさ。
ebayで売り飛ばそうかと一瞬思ったけど。

今年度末(来年ね)には河津桜の切手も出るみたいです。
このあたり限定で。
それも欲しいな・・春のお手紙に使いたい。
こういうときは和紙に万年筆か細筆できりっと締めたら粋。

お手紙もどんどんわがままに気の向くままに質が上がっていき
その中身のくだらなさとは逆に
とうとうクレインのペーパーを買おうとしています。
万年筆は父から受け継いだparkerに、
大学時代ニコライ堂の帰りお茶の水の骨董屋で買った古いpelican
そこまでこだわったら切手もこだわりたい。

・・・・といいつつ、キティちゃん切手で出したりしてます。は。

投稿者 Minako : 00:18 | コメント (333) | トラックバック (0)

2005年10月03日

無心で修行

相変わらずの炎天下の中、初めての洗車決行。
しかもアルト洗おうと思ったら昨日父が洗ってしまって、
私に残されたのはプリウス・・・
や、私プリウスばっかり乗ってるから仕方ない?

午前中の暑い日差しの中泡だらけになりながら洗車をしていると
電話が鳴ったのでいけねえ、と家の中に行こうと
手元で水の出が調節できるシャワーホースを地面に置いたら
そのスイッチが入ったらしく、天高く水が放水され
頭から水を浴びました

どうせ暑いし、髪から服からずぶぬれで洗車続行。
気温は30度くらい、秋の空っ風のおかげでまさに南の島の気候です。
というわけで。

シャンプーもどんどん乾いてく
ワックスなんて塗ったそばからひび割れてく

もう汗だらだら(なのか、浴びた水なんだかわからん)で
必死に車を磨く私。
シャッフルにしたiPodからは大音量のQueen。
炎天下静かな住宅地で、ロックとともに必死で車を磨きつづける。
・・・・何の修行だ?

普通洗車っていうと鼻歌まじりにみんな楽しそうなのに
なんで私だけこんな激しく荒行モードなの!?
(答え:炎天下で洗ったから。)

もう頭から一度ずぶぬれになってるし
汗びっしょりだし
本番後で肩こりひどい(気合レベルが違うらしい)し
今日はやること全部とっとと片付けて、温泉だ!

というわけで座る間もなくガツガツ動き、働き、今日だけはピアノお休み
さらにいい汗をかいて行って来ました。赤沢にあるD○Cの日帰り温泉。


VFTS0007.JPG


アメニティもタオル類も使い放題なので手ぶらで。
近代的な建物で内装もきれいなのに、ロッカーが「いの一番」

昨日衣装がきつい?と思ったら1kg太ってました。
しかも前1週間で1kg。
美味しいものガツガツ食べ過ぎた・・・。
糸魚川でさえ2週間で1kgも太らなかったのに今年初の大増量。

ええい、ここまできたら修行じゃっ!
とミストサウナと水風呂を繰り返すこと数度。
きれいになるのは大変だ

明日からはまたプールで1km水泳再開だな。体重が元に戻るまで。
このままでは来月再来月の衣装が入らなくなってしまうわ。

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (59) | トラックバック (0)

2005年10月02日

木下杢太郎との出会い

今日は木下杢太郎を記念するイベントでの献歌演奏。
楽譜をもらったときに、その中の一曲が作詞・木下杢太郎、作曲・山田耕作
すごいなー、曲山田耕作かぁ、なんて思って弾いてたのです。

木下杢太郎さんというのはお隣伊東市出身の
医師であり詩人、画家、劇作家、それから大学教授もしてた
スーパーマルチなお人です。森鴎外みたいな感じだろうか。
今日は杢太郎のご家族の方もお見えでした。

で、頂いたリーフレットには杢太郎の詩、短歌、俳句にコラム。
恥ずかしい話ですが、木下杢太郎の活字を見たのは初めてでした。
ホント教養がなくて恥ずかしいわ・・・
だってね、その中の詩「諷詩」っていうのが凄く気に入って
朗読の時に読み方とか説明をメモしてきたのね。
・・・・・・漠然と「白秋先生と似てるなぁ」

バカです。大バカです(笑)
だって杢太郎は「パンの会」の立ち上げ人のひとり
(北原白秋、高村光太郎、木下杢太郎その他で立ち上げられた会です)
その後も「スバル」「屋上庭園」という詩誌も白秋先生と一緒に立ち上げ
おまけに私の大好きな「五足の靴」のひとりじゃないかっっ!!

補足:五足の靴
北原白秋が早稲田在学中に九州天草を5人で旅した時の紀行文。
このとき「天草下田」ほかキリシタンの地である天主堂や
神職の方やキリシタン遺跡を訪ねています。
白秋先生の「邪宗門」はこの旅の後執筆されたもの。
他のメンバーは与謝野鉄幹、吉井勇、木下杢太郎、平野万里。

今までいかに白秋先生以外目に入ってなかった、ってことで(笑)
同じ耽美主義であり、白秋先生とは同い年であり
同じものをこれだけわかちあってきた杢太郎ならばこの詩もありえる。

ああ、恥、だね。今日のブログは。
私の愛する伊豆の風土が生んだこんな素敵な詩人を知らなかったなんて。
おまけに医師としても優秀で、近頃彼がハンセン病の研究を記した
古い文献が出たんだそうです。
そちらの業界でもかなり有名な人みたいですよ。

今日私が惹かれた詩「諷詩」
今年だからこそ、こういう詩が選ばれたのでしょうか。
最初の部分にはこう書かれています。

  電氣、瓦斯、飛行機
  凡ての現代文明は直路担として戦争に向かふ
  多民族を殺す努力、
  必然にはあらざれども自然の勢なり

むろん、白秋先生と同じカテゴリの方なので
この詩も後半は浪漫的耽美的な作風です。
ですが、最終的に落ちる地点が
白秋先生は「夢幻」木下杢太郎は「現実」といった感触です。

しかし。
あまりの無知さに恥ずかしさを隠せないので、図書館に行ってきます・・・

投稿者 Minako : 23:02 | コメント (420) | トラックバック (0)

2005年09月30日

お料理三昧、未遂

今日から両親が旅行で一人愛犬とお留守番、のはずが
悪天候と体調不良のため急遽中止。

あーあ、ひとりだと思って食材買い込んじゃったよ。
しかも時間がかかりそうなものばっかり作る予定だったし・・・
というわけで、傷まないうちに使わねばならぬ肉
その肉を使って今豚肉の角煮を作りながらこれを書いています。
IHってふきこぼれや火事の心配がないし、
火力がガスと違って一定だからこういう煮込み料理は便利。

しかも、たんすから出てきた母が買った宝くじが1万円当選したとかで
本日の食事は出かけついでに外食。
あの、先日「衝撃的に美味い」洋食を作ってくださった
シェフのお店で食べにいらっしゃいとお誘いを受けたオムライス。
1万円あるから、もっと値の張るものでいいよ?
といわれましたが、私はこのオムライスが食べたかったのです。
値段じゃないのよね。

今日もまたウマーい!!と叫んだコールスローに似たサラダ
シェフに聞いたら、途中まではコールスローと近いけれど
しかし最後の一味が素人にはわからんのよ。
ヒントをくれるんだけどね、やっぱりわからないわ・・・

この前シェフと長話をしたときに
私は大体どこのお店でも食べた瞬間に食材が全てわかるので面白くない、
(逆に、食材が全部わからないお店は大体ものすごく美味しい)
と言ったら、ちょっぴり笑いながらしかし瞳は真剣に
ホンモノのプロなら客にネタバレするような料理は作らん。
とおっしゃっていました。
さすが、シェフの長年の経験と腕にはプライドが感じられます。
素人とプロの差は、そのひとひねりにあるんだって。
確かにシェフのお料理は全ての材料が分析できません(笑)

今日食べたオムライスのドミグラスソースも美味かった・・・
両親も大満足、ここならまた外食に来ようという気になったらしい。
(普段は美味しいお店があまりないのでめったに外食しません)
次は3日煮込むというカレーを食べに来ます、と
マダムとシェフに挨拶をして大満足で帰宅。

けれど、ここでご飯を食べると自分の作るものが
急に劣化したように感じるんだよね。
本当はそんなことないんだろうけれど、しばらくダメ。
だから、このお店はひんぱんに通っちゃいけないのです(笑)

さて、残りの食材はどうさばくかな。
予定していたメニューは
アサリのトマトボンゴレ、ヴィシソワーズ、コーンポタージュ
豚肉のミラノ風カツレツ、手打皮の焼き餃子 まだまだetc...
どれも多くて2人分の食材なので、中途半端なんだよなあ・・・

投稿者 Minako : 23:30 | コメント (702) | トラックバック (0)

2005年09月27日

お家仕事のいいところ

0927.JPG

今日は夜仕事なので、まる一日仕事準備に空けられてラッキー。
それに、家にいる日は昼食ができたての温かいもの食べられるし。

こいけ曹長から「餃子の宴」の提案があったのを思い出し
お昼は自分ひとりだし、と久しぶりに即席手打ち水餃子。
即席とは言っても、普段の餃子レシピと全く同じ
違うのは自分しか食べないから、ぱっぱと目分量で作っていくことだけ。
写真は出来上がり。温かいものを食べると元気でます。
餃子の宴に向けて皮も手打ちで作ってみました。
ちなみに今日は中力粉・強力粉ブレンド。

これを食べた後PCで教材作りをしておりましたが
風のウワサでまたもすか~がアツイと回ってきたので
しばらくぶりに見たら新しいのがいっぱいあるじゃん!!
もう頭の中もすか~♪が回って離れない(笑)

ねー。昨日読み比べしてたトマス・アクィナスとデカルトの
それぞれ情念論についての描写を頭の中でずーーーっと考えてて
手はキー打って眼はモニタ見て耳からはもすかがはなれない・・・・
なんかこういう仕事の仕方って良くないと思う!けど
こういう日ってたぶん誰にでもあるよね、きっと。

今日がお家仕事の日で良かった。

で、最近東電のCMで使われてるモツレク(モーツアルトのレクイエム)
ちょっぴり刺激されたので(それに、あと1ヶ月ちょいで死者ミサだし)
これもまた久しぶりに全曲をかけながら仕事続行。
昨日図書館からドライブ用にと借りたモツの軽めオムニバス
(元々モーツアルト自体軽め、だけど)
それにもレクイエムから「涙の日」が入ってたんだけどさ、
やっぱり全曲聞かないとすっきりしなくって。

・・・やっぱ、暗い?わたし?

そんなことないよ、同じCDにあったフィガロの結婚のアリア
「恋とはどんなものかしら」とか魔笛の「夜の女王のアリア」も一緒に歌えるし(笑)
Ave Verum Corpusも歌えるし・・・ってそういう問題じゃないか・・・

投稿者 Minako : 23:17 | コメント (310) | トラックバック (0)

2005年09月26日

感覚が満足するもの

昨日のピアノと恐ろしい量を平らげた美味しい料理のおかげで
今日は一日ゆったりと幸せな時間が過ぎていきました。

先々週は風邪、先週は精神面の過労とストレスとイライラを増長させるもの
本当に追いこまれてたから。
そういうときだからこそできることや生まれるものもあるからと
わざと我慢して溜めて溜めて(笑)舞台に乗って。

あ、そんなさなかに食べました。
熱川高原フレッシュポーク。美味しいお肉です。
いつも通っている図書館のすぐ近くのお店でしか売っていないので
お店の奥様と豚肉の話をえんえんとした後、1kgちょっとをとりあえず。
おなじみ黒部の名水ポークの話をしたところ、「お肉にこだわりが?」
と言われました・・・こだわりというか、美味しいものが好き。

熱川高原フレッシュポークを兄夫婦が来た金曜に
みんなでバーベキュー形式でガツガツと食し、
昨日は頬が落ちるどころの騒ぎじゃない味の洋食をいただきまして
ただいまみなこ、大変満たされております(笑)

思うに視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、五感全てが満たされてるって感じ。

今日は昨日の豪華すぎる食事の後なので
あっさり粗食・・・とは言ってもまたフレッシュポーク食べたな・・・
何を食べてもなんだか満足しないのよ!自分で作ってるのに。
昼は軽くトマトとベーコンのポモドーロ、夕食は豚肉の味噌漬け
そんなに不味くはないはず、なのになんだか物足りない。

多分ピアノをやるには全てが満たされてちゃいけなくて
たけしとフジ子・へミングがうんうんと同調してたみたいに
私生活が常に順調に上手くいってちゃいけないってところもあるの。
でも、こうして満たされた日もたまには欲しい。

私の場合はとにかく口が満たされると満足感が高くて
それまでにもイライラを静めようとバラ香を部屋に満たしたり
八月のクリスマスを見て嗚咽するほど号泣したり
色々試行錯誤はしたんだけど、
何よりあのお料理で吹き飛ばされちゃったな。
最後が一番衝撃的に美味いものでしめられて幸せ。

これでガレなんか見ちゃった日にはしばらく現実に戻れないな。
(今週末はまた本番ありです。また現実に戻ります。)
次から本番終わったご褒美はシェフの料理、かしら。

投稿者 Minako : 23:17 | コメント (180) | トラックバック (0)

2005年09月25日

ある秋の一日

火曜日に突然電話がかかってきて、またジャズ娘になってきました。

もちろんこんなジャズ修行の身でギャラなんてもらえません。
そのかわり「打ち上げの酒代出すからっ!」につられた・・・わけじゃない(笑)
でも、あのレストランの料理だったら次回からもノーギャラで出てもいいわっっ。

火曜に電話があって、次の日に軽く流して昨日もいっかいで本番。
しかも、ドラムの人が風邪で代理は一度もあわせることなく今日はじめて登場。
初見楽譜がありました・・・しかし最近腹がすわったのか
譜読みが驚異のスピードになったせいか数度の練習で全然OKじゃん!って。
(近頃初見で合わせるという芸当を覚えて、気分は千秋様です。つけあがってます・・・笑)

バンドのセッティングとドラムさんの入りの時間の関係で
リハのときも叩いてる人が誰だかわからなかったのね。
で、出番まで控え室で、明け方まで「八月のクリスマス」を見ていたせいで
襲ってきた激しい睡魔と闘いつつ時間を潰していると・・・
見覚えのある男性が目の前に座りました。

いやー、いわももさん。ご無沙汰でした。
じゃこちゃんの披露宴二次会以来だもんね。
あの時私はじゃこちゃんの披露宴でピアノソロ、
いわももさんは吹奏楽アンサンブルでの参加だったから今回初共演だし。
突然の参加だったいわもも氏に楽譜見せて軽く打ち合わせして、ステージ。

いわもも氏はこの辺りではちょっと名の知れたドラマーさん。
活動範囲が幅広いんだよね♪
しかも、じゃこ女史主宰の山羊Bの会会長(笑)
んなわけで楽屋でも山羊座ってあたしの牡牛座とは
相性いいんですよーなんてくだらない話をしてました(笑)
だって、エレメント分けで牡牛・乙女・山羊は同じ「土の星座」なんだもん。
だからじゃこ女史(山羊)じゃこ旦那Tuttii氏(牡牛しかも私と同じA型)
そしていわもも氏(山羊)と私(牡牛A)、誰といてもなんだかまったりムードです。

そんなわけで打ち合わせどおり演ってくれたいわもも氏のおかげで
ステージも無事終了。そしてじゃこ嬢を驚かすべく
(共通の友人だけどまさか共演してるとは思ってないだろうと)
いわももさんと二人、いえー!!って本番終了後のノリでサプライズ写メール。

場所を変えての打ち上げでは、素晴らしい洋食を3人分くらい食べて
まさかこんな隠れた場所にこんな名店があったとは。
シェフ、帝国ホテルやホテルオークラで料理長の経験もある
(エリザベス女王もシェフの料理を食したそうです)
かの美空ひばりが全国ツアーの各楽屋まで
クラブハウスサンドを届けさせたという伝説のシェフなんだそうで。

あのね、外食は美味しいとこいっぱい連れて行ってもらってて
自分でも口が肥えてるってのはわかってるけれど。
ここはわたしの人生でも5本の指に入る美味しいお店ですよ。
ニューオータニで食べたフレンチフルコースディナーより断然美味い。
元々はフランスで修行されたというシェフはフランス料理専門
けれどこれまでの経験から、幅広く洋食なら何でもこなされるそうです。

出る料理出る料理舌がおかしくなりそうなほど美味しくて
「凄い美味しい」を連発してものすごい勢いで食べていたら
奥から「これも食べてみな」「これもかけてみな」って
テーブルにあるはずのないドレッシングが出てきたり・・・・(笑)
最後まで繊細な味に支配されて、酒を飲むことすら忘れてました。はい。

私が目の色を変えて料理をがっついて
またシェフにあれは何が入ってて美味しいだの、
これは何が入ってるの?だのって色々質問したことから
最後は皆さんとの打ち上げじゃなくて、シェフと長々立ち話。
色々料理のコツを教えていただきました。
今度は本場フレンチ仕込みのドミグラスソースのかかった
オムライスのランチを食べにいらっしゃいと。
ドミグラスソース下手なの、ホント。下手。今度来てシェフに教わろう。

リアル知人またはネットお友達でも伊東近辺にお越しになる方
食べたければ私が車でこのお店までご案内しますよ。
ああ、このレストランのご飯だけでも十分なギャラでしたー。
まったくおなかが満足しきって幸せな一日・・・。

投稿者 Minako : 23:47 | コメント (431) | トラックバック (0)

2005年09月23日

言葉というデバイス

『八月のクリスマス』を借りてきた。これ、昨年末に号泣した映画。

ちょうど同じホ・ジノ監督の『四月の雪』が公開ということもあって
レンタル続きでしばらく待ったのね。
あ、ヨン様の映画って言ったほうがいいの?(笑)

昨年末偶然に見たときも小津っぽいと書いたんだけど
(このブログのどこかにあるから、気になる人は検索で探してみてね。)
ホ・ジノは小津監督を尊敬しているのだそうです。
それで、無意識のうちにああいう絵ができたのね。

私も小津作品のあの「間」が大好きです。
何も言わなくても登場人物たちの気持ちが動くのがわかって
音は何もいらない。
ただ、人がそこにいたり モノがじっとそこに在ったり
そういう「音」に依る主張表現がない静かさが好き。

この『八月のクリスマス』は、主役のハン・ソッキュも良かったの。
美男子ではないけれど、個性的な存在感がある人で
でも作品によってまさに七変化ができる、才能を感じさせる役者さん。
小津作品で言ったら、笠智衆の位置かな。

で、前回は号泣しすぎてラストが半分記憶になく
最初にラストを見たら、また同じところで号泣・・・私はバカか?

ちなみに前回は「きれいな恋愛」というテーマでブログを書きましたが
今年は本当に色んな体験をさせてもらっている(と、書いておこう)年なので
何かを越えるたびにまた違ったモノに見えるのですよ。こういうのって。

今度はね。
言葉にしなかったら、気持ちも思いやりも愛もただの「無」のまま。と、思いました。
ハン・ソッキュが演っていた写真屋店主のおじさんと
シム・ウナが演じる若い彼女との淡い恋。
写真屋は自分の命が目前なのを知っていて、気持ちを秘めたまま
またその病を明かすことなくただ、彼女に一通の手紙を残して
最後は逝ってしまったのだけれど、
・・・・事実を最後まで隠されたまま残される方はたまらないよね。

死んでから「はいこうでした」ってネタバレされても
生きている人は何も言えないのよ。

これを見てから、恋愛に限らず「対人」の関係において
きちんと伝えなきゃいけないこと、
相手に伝えたいと自分が思っていること
ちゃんと言葉とか文字にしなきゃいけないと痛烈に思いましたわ。
私も「お察しください」的に言葉が足りない人間なので(苦笑)

例えば楽器に向かったら、そのときの感情は言葉でしゃべって
消化しちゃいけなくて、全部音を通していわば「話す」。
そういう公私のボーダーがあいまいな
矛盾の生活をしているからなおのこと、言葉の大切さを知るのです。

言葉はいつも、人の想いに足りない。
そんなのはとっくにわかってる。
わたしはいつもそのもどかしさの中で生きている。
けれど、他人にはその足りない言葉でも
何も言わずに「無」のままよりは、何かが伝わるかもしれない。
つまり、やらないで後悔するよりやって反省しろ、ってことなのかもしれないね。

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (349) | トラックバック (0)

2005年09月21日

同士発見

Macユーザの中でも、もっとコアな人々のお話。

ソースはこっち。

PC買ったときって、大抵箱取っとくよね。
廃棄しないで売ったり身内にあげたりする場合もあるから。
しかし、このひとたちはそういう意味でとっておくわけではないらしい。
いわゆる「包装紙コレクター」に近いんじゃないか、というかそのものか。
違うのは中身を使うか使わないかってところくらい。

いやね、確かに量販店なんか行くと絶対Macの箱見ちゃうもん。
本体も見ちゃうけど。元々林檎好きだし。
何で窓でもミドルからパワーユーザクラスになっちゃってるのか、という事情は
このブログのどこかで一度書いたからもう書かないけど・・・

で、その人々の作品

写真にまでおさめちゃうなんて、なかなかなコアっぷりです。
しかも照明はIKEAで購入したらしいし(笑)
というわけで、私も真似してみた。

VFTS0006.jpg

iPod買ったとき、箱かわいい!!って思わずレジで叫んだもん(笑)
かといって別にコアユーザではありません。
単に整理ベタで放置されてるだけ。

いやね、仕事とかいろんな事考えなければ
Macへの乗り換えって常に考えてるんですよ、私。
だって小さい頃、まだ窓が出る前から林檎には憧れてたし、何しろ見た目もいいし。
大人の諸事情で変えられないだけで・・・。

で、一度本体Mac買ってOS窓のせしてみようかとまで(笑)
思ったわけですが・・・ある人にバカじゃないの?と一蹴されました・・・
アプリケーションの互換性さえもっと上がってくれたら
ウィルスとは無縁の林檎にしたいです・・・・

投稿者 Minako : 23:47 | コメント (393) | トラックバック (0)

2005年09月20日

子供の情操教育

ピアノの仕事を始めてから、遠出しない限り大体ほぼ毎日ピアノを弾くのです。
というか、練習も仕事のうちだし。

私は音大志望でもなんでもなくのほほんとしたピアノ弾きだったので
自宅も防音室なんてものは存在しません。
というわけで、日中やるんだよね。
他の仕事が入ってるときは夜限界ギリギリまで。
ご近所には丸聞こえなのだけれど、でも昔から私の
上達の過程を知っている人たちばかりなので
温かく見守ってくださいます。感謝してます。ホント。
騒音一歩手前ってくらいの時間と量を弾いてるから(苦笑)

その中でも父が仲良くしていただいている数軒先のお宅には
次兄と同級の娘さんの幼いお嬢さん(つまり、お孫さん)が
よく遊びにきていて、彼女の祖父母であるおじさまやおばさまとよく散歩しています。
で、3歳の彼女はお歌大好きピアノの音大好き。
たまに、私の小さな観客となって窓の外で聴いてたりするのですよ。

夏は窓開けてたりするので、彼女を家に招きいれて
お話したりしてたり大好きだと言う童謡「ぞうさん」を弾きながら
一緒に歌ったり、そんなことをしていたのですが・・・
最近めっきり来ないな?どうしたのかしら?なんて思ったら
お姉さんお仕事だから。邪魔しちゃダメ
っておじさまが言い聞かせると絶対寄り付かないんだとか!
なんて物分りの良すぎる子なの(笑)

ご近所さんには騒音に近いピアノを我慢してもらうんだから
こういう形で還元したいんだけどなー。
末っ子なもので子供は接し方がよくわからないんだけど
決して大嫌いじゃないのでね。

で、彼女が窓の外でこっそり聴いてた時弾いてたラインナップ
ベートーベンのソナタ悲愴、月光それぞれ1楽章、3楽章
ショパンのエチュード革命、ノクターン遺作
リストの鬼火(途中でなげた)
あとはバッハとツェルニー教本

くっ、暗い、暗いわっっ・・・・そして激情系
とてもじゃないが3歳児の情操教育には悪すぎる(笑)
こんなのばっかり毎日聴いてたらおかしくなっちゃうよなあ。
それが一段落と思ったら今度はジャズでしょ。

なんだかな、久しぶりにモーツアルトでもやるかな?
子供の情操教育、胎教にはとりあえずモツって言うし。
グレゴリオ聖歌も理論的にはいいはずだけど
私がアナリーゼしてるときは単に「お経系」だもん。

音そのものはやわらかいんだけど、決して音量は小さくなく
どちらかというと重戦車系が弾きやすい私は
モーツアルトのソナタはあまり得意じゃないんだけど、
上に書いたラインナップよりはましだろう・・・
とにかく毎日凄い時間音の襲撃にさらされてるわけだしねー。

投稿者 Minako : 23:45 | コメント (476) | トラックバック (0)

2005年09月19日

身も心もバッハ

バッハ―神はわが王なり

こいけ亭付近の本屋で買った本。
なんとなく手にとった、なんとなく買った(笑)

ちょうどジャズの話をしていたり、音を「タテ」に捉えていたり
和音といえばバッハ。和声と言えばバッハ。
5線譜の音楽とかかわるのなら、避けて通れないバッハ。

心中してもいいくらい(笑)好きなパイプオルガンも
チェンバロもポリフォニーも全部ここが基礎。
多声音楽の魅力にとりつかれて離れられない。

初歩の初歩を弾いている母がバッハは難しいと言う。
けれど私がよくする説明は―バッハはね、数学と同じなの。
1プラス1が必ず2であるように、
バッハの音楽は必ず楽譜の中に答えがある。
心で感じる前に、考える音楽。
両手10本の指でChoirを表現する、その先には神がいて、宇宙がある。
それがバッハの世界の全て。

これは音楽的な本ではなくて一生を追った伝記的な本です。
どうしてプロテスタントだったのか、
いかにして彼の中にその世界観が出来ていったのか、
平均率を弾いても、何を弾いても、そういうことは書いてない(当たり前)
ちょうどいい機会だから軽く読んでみるか、と。

私は本当にダメなピアノ弾きでダメな歌うたいだけど
感覚の赴くままに積み重ねてきた音楽の経験のなかに
ジャズで言えばコード、もちゃんと理屈抜きで「耳」が覚えてる。
最初コード全部覚えてそれから楽曲分析(アナリーゼといいます)
とか言ってたんだけどさ、
実際メンバーで合わせてみたら耳で感じた「おかしくない和音」を
手で弾けば書いてあるコードと同じだったの。

ただ、私はやっぱりクラシックがベースなので
ちゃんと頭で考えて構成することも並行で続けなきゃいけない。
クラシックから出てジャズが上手い人って
本能的に理論と実戦が頭の中で合致してる、んだと思う。

というわけで、帰りの電車の中で
バッハの中でも大好きな「ブランデンブルク協奏曲」を聴きつつ
その世界にどっぷり浸ってきました。
最後にグレン・グールドがバッハの対位法その他について
語っている部分があるんだけど、
まだ読んでないのでここはおあずけ。

投稿者 Minako : 23:43 | コメント (213) | トラックバック (0)

2005年09月18日

こいけ亭での一夜、二夜・・・

大同窓会の次の日は、お互い用事があったので
夕方落ち合うと「おやじの店」に行ってきた。

「おやじの店」ってのは、こいけの専属スタイリスト、
いや行きつけ・・・じゃないな、やっぱり専属のショップ。
お姉さん系のワードローブだった大学前半の私は
みごとにこのお店の着心地のよさ、力の張らなさ具合にはまり
こいけ亭に泊まってはお財布と相談して寄っては買い。

そのおやじの店でかかっていたのはジャズ。
最初聞き流していて、でもふっと気づいたら「スターダスト」。
この前私が演奏した曲のひとつです。
しかし、元の曲を知っているけれどジャズって原型をとどめんね。
私のスターダストはまぎれもなくわたしのものだし、
そのときかかっていたスターダストは演奏者のオリジナル。

明らかに前回のジャズは練習・勉強・セッションともに不足だったし
ちゃんと聴かないとダメだな、って話をおやじの店でした後
こいけ亭のストックを聴かせてもらう。
・・・あ、その前にHMVで買ったモンセラートの朱い本のCDを
こいけに「珍しいから!」って無理やり聴かせたな(笑)

モンセラートの朱い本はめちゃくちゃ変拍子というか
小節の区切りっていう概念がない時代のものなのだけれど、
現代の面白い拍子のフラメンコ音楽(例えば12拍子とか)とは確実につながっている。
スペインの音楽の大きな潮流があるとしたら、
源流に近いところに位置しているのがわかるモノです。
あれも修道院の中庭で「踊ってた」んだからね。

ジャズは相対的に見たら浅い歴史だけど
やっぱりそういう風に流れっていうのがあるわけだし。
肩肘張らないでまったりが聴くスタンスとして本当なのだろうが
こいけセレクションのジャズが全部音がタテに聞こえる・・・・

ちなみにタテって概念はですね、そこで演奏している楽器の音が
演奏の1音1音重和音になっている状態から
一つ一つ分解されて「和音」として分析されていく状態。
逆にヨコっていうのは曲のフレーズ感を捉えることです。

絶対音感のせいか、やっている音楽のせいなのか
協和音程は心地よくて不協和音程は気持ち悪い(笑)
だから、わざとあてる感じで弾く演奏者のジャズは凄く耳障りがする。
あ、あてる、ってのは協和音のどこか1音を外して
わざと不協和にすることです。
こういう小技が使えるようになったら、ジャズも面白いんだろうなあ。

投稿者 Minako : 23:30 | コメント (180) | トラックバック (0)

2005年09月17日

大同窓会

微妙に風邪菌を残しつつ、久しぶりに大学へと行ってきた。

本当なら欠席しようかという体調ではあったのだけれど
何しろこれを逃したらいつ会えるかわからないメンバーが揃いそうな予感。
先生方にもご挨拶と近況報告をしたかったし。

私は演劇科で劇場だとか芝居だとか裏方を勉強していて
そこで夏休みに「演劇ワークショップ」と言って
2週間でひとつの作品を作り上げる、という講義があったのです。
今回はそのメンバーの同窓会。
や、どこ行っても大して変わらんメンバーだけど(笑)

2週間でゼロから1つの公演を作り上げる。
私たちは1期で、ホンを書いて演出してくださった先生方も
照明や美術や制作の先生方も、そして私たちにも新たな試み。
スタッフワークと役者と兼業だからね、2週間朝から晩まで無我夢中で、必死で。
ここでわたしと盟友(戦友?)こいけと初めての出会いがあって・・・

飲み会前に私たちの師匠、プロ演出家T.K先生と出会う。
「やーおまえらさー、ドシロウト以下でさー。こりゃガン黒にでもしないと(以下略)」
・・・せ、先生、そりゃないでしょう!?ま、事実だけどさ。

ちなみにそのときのお芝居はハムレットで、
私のクラスはT.K先生、能は亡き万之丞先生、そして舞踏はY.W先生。
現代演劇クラス、衣装は全員ガン黒女子高生。
そのとき私もこいけも20歳なんてとうにすぎてた・・・・(涙)
高校時代役者やってたわたしはドーラン上手く塗りすぎて
みんなに誰だかわかんねぇだの、酋長だの、メイク見本だの、T.K先生に笑われるの・・・

あのときは絶対演劇の裏方になるんだ、って思ってて
身体表現の側はおまけくらいにしか思ってなかった。
高校時代に演劇部で舞台に立っていたことはあったけれど。
それが、今や身体表現の側に立っている。

当時は言葉もそうだけど、自分の内面を表現するのが凄く下手で
戸惑いとかためらいとか恥ずかしさとか人見知りとか
そういう余計なものをわざわざいっぱい抱えてた気がした。
今は女であることも、悩みも、辛さも、幸せも、愛も、嫉妬も、憧れも、
全部の感情を叩きつけたりのばしたりわざとこねたりと
大分上手く「身体表現」の中に練りこめるようになってきた。
VTRの中の当時の自分と今の自分は表情も全然違うし、雰囲気も全く違う。

で、飲み会で立席する体力もなく椅子で友人たちとまったり。
最後にはいつもの恒例、T.K先生と携帯で写真を撮る。
いやね、なぜかT.K先生って写真撮りたくなるのよ。しかも2人で(笑)
前の携帯にも、その前の携帯にも、2人で撮った写真が入ってます。
数年に一度しかお会いできないから?

薄暗いムーディな照明の下、こいけに携帯で写真を撮ってもらうと
なんだかとってもアヤしい・・・わけありカップルみたいな?
や○ざと愛人みたいな?
でも、待ち受けにしちゃったもんねー(笑)
しかし開くたび笑っちゃうんだけど・・・・・・・・・

T.K先生は相変わらず「表現者」であられるわけで
とっても人間くささというか、男性的だとか、
やっぱり個性の主張をしにくい普通のサラリーマンじゃないから
感情を表現して生きている人って
本能的な部分が表面に出ていてとっても魅力的。
だからこの業界の人は出る側、裏方、男女関係なく魅力的な方が多いんです。
私もあの年齢になったとき、T.K先生みたいでいたいな。

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (342) | トラックバック (1)

2005年09月16日

この飽食日本にて

バテましたですよ。ついに、というか、いよいよ、というか。
一昨日の夜から発熱。
しかもその熱の出方が面白くて(笑)ずーっと平均してほぼ横ばい。

人間の体は交感神経と副交感神経とのバイオリズムで
体温も微妙に上下してるんです。
これは風邪ひいたとき「夕方になると熱が高くなる」というのも
このバイオリズムが関係しています。
だから、発熱も1日のうちでは高い低いがあるわけ。

ところが今回の発熱は24時間ずーっとプラマイ0.1度くらいで同じ。
なんかおかしいな?とすぐに病院に
(虚弱なもので少しでもおかしかったら来いと主治医には言われている)
行ってみたらただの風邪。なーんだ。
というか、明確な原因に思い当たらんから夏バテかもしれないね・・・

黒部に行っていたときから「あれ?食べる量が少ない」って
実を言うと思ってはいて、ただ仕事が忙しいからそのせいかな?
と思いきや、毎年恒例のボランティア仕事が終わってからも
「ちゃんと食べてるか?」
「もっと食べないのか?」
「それだけしか食べなくて、おなかすかないか?」
とか言われてはいたのね。
でも、自分では食事量の明らかな減少に全然気づいてなくて。
お酒飲んでるから食べられないんじゃないの?とか適当なことを思ってました(汗)

帰ってきてからも食事量は普段の半分程度
さすがになんかおかしいぞ?って思ってはいたんだけど・・・
疲れてるから食欲がないんだろう、くらいにしか思ってませんでした。
で、多分バテたんだろう・・・

熱が出始めた一昨日の夜は、カレー作ってよ!と言われ
作っていた途中でなんか体だるいな、と思いつつ作ったカレーは
しょっぱいよ!
って言われてしまい、なんだろなあ?と思っていたら熱が出て
病院で血圧計ってね、って主治医の指示で血圧はかったら
塩分不足が低血圧に拍車
上100ギリギリ下65。熱があって脈が速いはずなのに、これだもんねー。
普段安静時で85-50くらいしかないんだけど、大した変わりねえや(笑)
この飽食日本で塩分不足なんてありえ、なくないです・・・特に薄味の我が家
そしてさらに薄味の大好きな私にとっては・・・
(この後解熱剤使って熱下げて、塩ガンガンに振った肉を夜食べました)

昨日、今日と丸2日寝て、病院のお薬ですっかり全快しました。
全快してもらわなきゃ困るよ、明日は大学で乱痴気騒ぎだもん♪
(ちょっとした同窓の集まりがあるのです)

投稿者 Minako : 23:36 | コメント (262) | トラックバック (0)

2005年09月14日

わたしの主食。

http://syoku-niku.jp/

ああっ、読んでいるだけなのに食べたくなってくる・・・

主飼料:肉 餃子 水:天城山系天然水・ヨーロッパ産ミネラルウォーター
ってとこです。あ、私自身の話ですよ。

我が家3食寝ても醒めても肉が食べたい家族(肉の嫌いな母を除く)
牛肉自由化の前は豚肉がメイン、その後は半々
現在は少し離れた場所にある卸問屋まで買出しに行きます。

♪ある日の買い出し。
鳥ささみ2kg 鳥むね肉2kg
豚小間1kg ひき肉(2回挽き)1kg ひき肉(普通の)1kg
豚ロース塊1.5kg 牛ロース500g

一般家庭ではありえない量かも?ちなみに私と両親で食べます。
母はほとんど食べないので、実質私と父でほとんど。(1.5~2ヶ月弱)

肉料理は私の担当なので、これを適当に使い分けると
ささみはワークアウト中にも筋肉作りにゆでて食べたり。あと主にはフライ
むねは酒蒸し、油淋鶏など主に揚げ物系
小間は万能なので時間がないときの手抜きにも(笑)
2回挽きは味がまろやかで油がよく馴染んでいるので、餃子、ロールキャベツとか。
普通のひき肉は一般家庭と同じくハンバーグその他・・・
豚のかたまり(←最近母お気に入り)はカツレツ、とんかつ、カツサンド(←最近ハマってます)
牛はそのままミディアムレアで焼き、ステーキで美味しくいただきます。

・・・こんなに肉メニューが並んでると、楽しいね(笑)

この肉好きの遺伝子、父方の祖母と祖父からの遺伝です。
大正生まれで少し変わった私の祖母は幼少期から肉が主食
(私の祖母だからね、そのズレ具合は推して知るべし、よ)
毎日肉が食べたいの震源地。
そして交配繰り返したあとの3代目の私、主食はご飯じゃなくて肉です。
体型も少し日本人標準から外れてきたのは、多分ここの血じゃなかろうか・・・
大好きな父方の祖母と私は歩く姿は生き写し、姿かたちそっくり
似なかったのは「絶世の美女」っぷりだけ(ここが肝心なのに・・・)
いやほんと凄いよ、女学校時代の写真なんて女優のスチールみたいだもん。

肉に話を戻そう・・・書いててむなしくなってきた・・・

胃潰瘍をやってからはめっきり内臓脂肪がつきやすく
脂肪分ができるだけない肉を選んで食べています。
というか、オーストラリアできっちり洗脳されてきたから
元々霜の降る肉とか好きじゃない。固っ!てくらいの赤身が好き。

先日黒部で食べた「名水ポーク」も、私の人生で5本の指に入る美味しさで
機会があったらお取り寄せしようかな?なんて思ってます。
この美味しさを家族で分かち合いたいし。
↑に紹介したサイトにも載っていました。

で、そのサイトで見つけた「熱川高原フレッシュポーク」って知らなかった。
養豚場があるのは知ってたけど、幻とまで呼ばれてるとは。
地元にいると、案外知らないものだよね。
他にも地元産になる伊豆牛とあしたか牛は食べたことがあるけど
これは未経験・・・さてどこに行ったら買えるんだ?

投稿者 Minako : 23:53 | コメント (301) | トラックバック (1)

2005年09月13日

三度目のエミール・ガレ

近くの美術館にエミール・ガレが来るというので、見にいくかな。

・・・という言い方は語弊があるかもしれない。
その美術館に久しぶりに行くかな、と思っていたら
今週の金曜からガレ展だっただけなのです。
それも、結構な規模の特別展。
この美術館(MOA美術館MOA美術館)、いいものぞろいなのよ。特に焼き物(笑)大好きなの。
重文クラスのものがそっこらじゅうにあって、
教科書とか資料集に資料貸し出しなんかもしているところです。

ここは日本の美術館にしたら広いほうで、ざっと見るだけでも半日以上かかる。
中には能楽堂があって、毎月能の定例公演もやってます。
東京にいたときはどこかふらっと行けば何かが見られる、
そんな文化的贅沢な生活をしていたけれど
田舎に引っ込むとこういう楽しみはたまにしかない。
けれど、都内なら絶対混雑する展覧会もゆっくり静かに見られるのは田舎の特権。

ガレそのものには。あまり興味が・・・
というか、アール・ヌーヴォーよりアール・デコの方がどちらかというと好みで
選ぶならガレよりラリックかな。という程度
(基本的に陶器、磁器のほうが好きだし)
私がアクセサリーや香水が好きなのも関係してるかもね。
(ラリックはジュエリーデザイナーであり、香水瓶のデザインもしていたので)

けれど、なぜか現物を見る機会に恵まれたのはガレ。
初めてガレを見たのはもう10年以上前、デートで連れて行ってもらったのです。
それも、違う美術館に行く予定だったのに休館でガレの美術館に・・・
その頃は子供で絵画・焼き物は少し素養があった私でも
ガレもラリックも見分けがつかず、ほとんどその記憶にはありませんでした。

そしてその後も美術館の巣窟(笑)伊豆高原で
ガラスの美術館に連れて行っていただく機会がありまして
またガレと出会ったのです。
おそらく私において「ガレ」と出会うには第三者が必要なのかも。
今度はある程度素養のついた年齢だったので
それは興味深く、ガレとラリック、ガラス作品を堪能しました。

今度は三度目の正直、自力でガレと出会ったのはまさに運命。
見たいと思ったってなかなか見られないものばかりの中で
こうして三度も出会うのはきっと何かがあるに違いない。
ガレ、没後100年目の出会いです。

投稿者 Minako : 23:51 | コメント (223) | トラックバック (0)

2005年09月12日

夏の終わり、秋の楽しみ

9-12.jpg

我が家のトマト、ほぼ最後の収穫。
名残惜しく最後まで冷製パスタでいただきました。

糸魚川と黒部に行っている期間を除き、
家にいる時の昼食はほぼ毎回、このトマトとバジルの冷製パスタで
毎日トマトを大量消費していました。
今日みたいにモッツアレラチーズがあるときは、足して。
とにかく大量収穫で、1日に中サイズ~大サイズが5~6個とか。

私はイタリア人レベルでトマトとトマト料理が大好き。
一年中食べたい野菜です。
今年はトマトソースに、トマトの水煮の瓶詰めに、トマトピューレ!
と期待してたくさん植えたのに、すべて食べきってしまいました(笑)
毎日とりたての大きなトマトを2個3個。よくも飽きずに食べたものです。
実を言うと昨年夏も毎日このパスタが昼食でした。

そのおかげかなんなのか、夏バテもせず
また糸魚川で激しく日焼けして帰ってきたのがすっきり白くなってきました。
恐るべし、トマトのリコピン。

東京にいたときにはこういう季節の移ろいなんて全然感じられなくて
食べ物もお金さえ出せば一年中旬も関係なく
美味しい野菜がいつでも手に入る。
でも、ここにいると風に秋の気配を手に取るように感じ
また去りゆく季節を名残惜しく思う気持ちもまた、この場所だから。

特に、この夏はたくさんの人と出会って
たくさんの経験をして
たくさんの気持ちを感じた・・・そんなことを考えながら。

朝晩もめっきり涼しくなってきて、エアコンの要らない日もあったり。
そして、昨日も書いたけれど繊細な音楽の似合う季節になってきました。
うれしい!
長い秋の夜はやっぱり音楽(といいつつ一年中音楽)。

昨日ネットラジオ経由でロシア正教の聖歌をりーんごーん!(←鐘の音)と聴きまくり
そのあとグレゴリオ聖歌で9・11を追悼
今日はLlibre Vermell de Montserrat、を探して。
スペインのモンセラート・ベネディクト会修道院に残存する通称「モンセラートの朱い本」。
巡礼者のための息抜き音楽から、聖母への賛歌
これを奏しながらタンバリンを持って踊っていたとも言われています。

しかしモンセラートの歴史を調べてて
ナポレオンってなんて(宗教芸術の財産にとって)
余計なことをしでかしてくれたの・・・
ザンクトガレンに行った時もそう思ったんだけどさ・・・
歴史は変えられないというけれど、あまりに惜しい、惜しすぎる。

参考までに世界のベネディクト会修道院のMAP(検索可能、英語)
http://atlas.osb-international.info/

投稿者 Minako : 02:10 | コメント (375) | トラックバック (0)

2005年09月11日

ネットラジオと哲学書と秋の空

iPodを買ってから、同期するためのアプリ「iTunes」を入れました。

これがまたMac特有なのか、レスがとってももっさりしてます(笑)
窓のおまけ、メディアプレーヤーももっさりだと思ってたけど
それとは比較にならんこのレスの重さよ・・・さすがMac、ここが愛すべき点。

ですが、メディアプレーヤーより優れている点。
ネットラジオが結構いいんです。
今もヘンデルのオラトリオ(L'allegro, Il Penseroso Ed Il)を聴きながらこれを書いております。
・・・快活な人、考える人、中庸の人、と訳せばいいのか?

海外のネットラジオってもろ大好きな曲ばっかり
古楽から現代ものまでよりどりみどり(ただし英語じゃないのも多い)
今聴いている
http://www.radioio.com/radioioclassical.php
とか
http://magnatune.com/genres/classical/
とか。

近頃メンタルな部分でかなり消耗が激しくて
少し澱んだ部分をすくって新しい空気を入れてやらなきゃな、
って思ってたところにタイムリーなネットラジオ。

ちょっと前に読んだプレジデントにも書いてあったんだけど
寝る間も惜しいほど忙しい人たちこそ、その寸暇を惜しんで読書をしている。
大体同じことを言ってたな、ハウツー本とマニュアル本以外で
本はジャンルかまわず読む、何でも吸収できるから、って。
自分でも近頃読む本の傾向が固まってきたな、って思ってたところだったから
私も様々なジャンルの本に挑戦しています。
音楽もこれしかり。
(確かにハウツーとマニュアルは、書いた人自身のマニュアルだもんね。)

だったらシェーンベルクとか何度も聞けよ、って思うんだけど・・思うんだけど。
まだ、古楽から一歩進んでバロックの領域から外に出られません・・・
哲学書もまだデカルトから先に進めないしー(苦笑)
やっぱり全然挑戦してないや。
というか量が膨大すぎてその範囲を読みこなすことすら不可能です・・・・

まあね、哲学書は一度読んではいゴミ箱、じゃなくて
何度も何度もスルメをかみしめるように読み込んでいって
そうして自らの糧となり哲学となる、という本だから
時間がかかって当たり前なんだけどさ。
その本を書いた人より昔、また同じ潮流の哲学の概要も知っていないと
何度読んだってちんぷんかんぷんなモノだし(←苦しい言い訳)

これはクラシック音楽も全く同じで、
バッハ以降のものを弾きこなすには和声と対位法は必須だし
それ以前のものをやるにはキリスト教の知識も必須。
知らなくても楽譜は追えるけど、知っていた方が解釈が深い。

ああ、つまるところ勉強が足りないー。

なんだか新しい空気を入れるとか最初に書いた割に
どんどん空気は内側に向かって澱んでますが?(笑)
いかんな、こうなってくると悪循環。
どこか外へ行ってくるかな。
ベートーベンが創作につまると深い森をよく徘徊していたように。

黒部に行っている間にすっかり風は秋の気配をはらみ
猛暑も少しずつ影をひそめつつある近頃。
秋の訪れを感じながら森とか水のある場所へ、ってのもいいかも。
iPodにぴりっと引き締まるバロックの名曲を入れて
瓶詰めのベーコンに卵、ライ麦パンと熱々の珈琲と
ワーズワースの詩集をバスケットにつめて・・・

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (158) | トラックバック (0)

2005年09月10日

悔しい・・・

0910.jpg

久しぶりにお菓子作り。
大きな生みたてたまごを9個頂いたので、折角だから
卵いっぱいレシピで、とシュークリームを。

実を言うとシュークリームって夏作るのは大変なレシピで
温度の高さで生地がダレるため、失敗する率がとっても高い。
でも、どうしても、作りたかった、の。

夜になってガンガンにキッチンを冷やして
ふくらめ~、ふくらめ~(笑)って念を飛ばしながらやったのに
予想通り、オーブンの扉を開けるなりぺしゃん、と。
ああ、脱力。

今回脱力した理由はもう一つあって、カスタードクリームが
むちゃくちゃ上手くできてたの。
もったりしたあのカスタードの食感と、
私好みの甘すぎないあっさり風味のクリーム。
バニラビーンズを切らして入れられなかったのが惜しい!ってくらい
会心の出来だった、のに・・・シューが・・・

で、手書きの食器でごまかしてみる。で、飾りで更にごまかしてみる。
ああ、へこんでても味は美味しいのに。
ちなみに今日の食器は
C/S(カップ&ソーサー) ウェッジウッドのコロンビアエナメル
15cm皿 ウェッジウッドのウエストランド

そういやコロンビアエナメルって
結構お問い合わせいただくんだけど、とっくの昔に廃盤で
流通量が少ないのか、国内では手に入れるの難しいです。
私はコロンビアだとゴールドが一番好きで、
これは大好きな柄じゃなく出番が少ないんですが
この微妙にゴシック調な彩が女性に人気の理由なのかな?

しかし悔しい・・・焼き菓子はわりと得意な分野なのに。

投稿者 Minako : 01:42 | コメント (372) | トラックバック (0)

2005年09月07日

雨と風と心地よいJazzの響き

台風で大風に大雨に途中道路が高波注意報の中(笑)
行って参りましたJazzデビュー戦。

昨夜も高波注意報で夜びくびくで帰ってきて
(台風だとマジに波が上がって危ない箇所、車も人もよく波にさらわれる)
変にドキドキして眠れなくて逆に朝は大寝坊・・・
遅刻ではないんだけど社長出勤しちゃいました。

私は何にせよ初めての体験で、とにかく音が切れないようにあわせるだけ
伴奏の仕事と同じくどれだけみんなを「心地よく」
演奏させてあげるか、ってことだけをとりあえず考えてたので。

(途中緊張して崩れた人に「俺の音を聞け!」って感じで
弾いたところもあるけど・・・私、千秋様?でも、こっそり言うと合唱でもよくやる・・・)

おおきな転びもなくつつがなく・・・でもなんだか弾き足りないっっ、と
客出しのときに音楽がなかったので、一人で弾いてました(笑)
即興でできるし、暗譜も細かい技術のキープも不要だし結構楽しいかも。
これで自分でアレンジができるようになれば
演奏のサポートじゃなくて、ちゃんと対等に「セッション」できて
もっと楽しいんだろうな。

次は12月に向けて週に1度くらいのペースでやっていくそうです。
私は行けるときに参加するって程度で。
勉強と本業がおろそかになっちゃいけないし。
真剣にジャズ極めない?ってお誘いをうけましたー。わー。うれしい♪
そのバンドのメンバーのご友人でバリバリのプロピアニストさんが
今度そのお方のお宅にいらっしゃるそうなので
少し手ほどきしてくださるそうです。うわー、またまたうれしい♪

終わったあとの打ち上げでは、日本酒のお好きな方が
一升瓶を持って(笑)来て下さったのですが
私あいにく今日は車で・・・あっ!!そのお酒っ!
見覚えのある文字、皇国晴酒造「幻の瀧」って書いてあるー。黒部のお酒だ!
の、飲みたい・・・

飲みたいよー、黒部のお酒大好き、ってぐずってると
先ほどのジャズバンドメンバーの熟年紳士たちが
お酒の小瓶にわけてくださいました。うーん、私、図々しいわ。

演奏が終わって軽く打ち上げで食べたところで
大雨も大風もどこへやら、すっかり晴れた初秋の空。
ちょうど場所も大好きな伊豆高原だしドライブして帰ろう!
と、少しはやく会場を出て
美術館の並ぶあたりをドライブして、ミュージアムショップで買い物して
ちょっぴり疲れて自宅に帰りました。

でも、演奏後の疲労感ってホントにすがすがしくて、心地よい疲れ。
新しい世界の始まりです。

投稿者 Minako : 21:41 | コメント (430) | トラックバック (0)

2005年09月06日

気まぐれにJazz Night

滑り込みで今日中に帰ってこられた・・・。

明日ジャズのデビュー戦で、今日は21時までお仕事
それから車を飛ばして最終のセッションに行ってきました。
たった6曲なのに、慣れないせいか消耗度合いが激しいの。

実を言うとバンドのメンバーの皆さんは
2ヶ月前くらいから毎週練習をしていたのに、
私は糸魚川だ黒部だ仕事だと参加できず、今回のセッションで2回目。
プロだから大丈夫でしょ?とか言われてたけど
私、声を大にして言いつづけてるけどジャズのプロじゃないので(笑)

最初は12月のステージに出てよ、って話だったのに
急遽楽譜あったから今回も出てよ、になってて
迫ってるし手持ち(のやらねばいけない曲)多いし、今回はお断りするかな?
って思ってたのですよ。最初は。

ですが。糸魚川でちょっとしたことがありまして。

先生でギターをやられている先生がいらっしゃって
私ジャズ誘われてて、みたいな話を少ししたんですよ。
でドライブがてら(教習でしょ?)音楽の話をしていたのですが、途中
「コードもわかんないの?」というニュアンスのことを言われまして。
(↑こんなにはっきりじゃないけど、そういう意味だった、まぎれもなく)

なんかくやしい!!馬鹿にされるのは腹立つわ!

いくらお金もらってピアノ弾いてても
私はクラシック一本で20年以上の年月を重ねてるし
突っ込んだ専門は平均率5線譜じゃないし。
調性って言われたらCメジャーとかイ短調とかそういうんじゃなくて
8つの教会旋法、だからね。イオニア、ドーリア、エオニア、というような。
わかるわけないでしょ。
普段はバロックピッチ(A=415Hz)で生きてるんだから。
じゃあ、反対に第8旋法のMagnificatさらってこいって
私が言ったらあなたはすぐできるのか?と。つまりそういうこと。

その発言が今だに心にくやしさをとどめているものだから
腹が立つ、というエネルギーが残っているうちに、と勉強を始めました。

で、コードが書いてある楽譜であわせるとね、すっごく面白くって
まるでオルガンで即興弾いてるみたいな和音がポンポン飛び出てくる。
そう、耳が教会旋法のままになってるから。
だから調性をみんなに合わせるには、まず耳を教会旋法から
平均率の調に直して、さらにコードに変換。
そりゃ疲れるでしょうよ・・・(笑)

黒部でもジャズやポップスのピアノをガンガン弾いている方に
ちょっと聞いてみたの。ジャズってどうなん?って。
確かに件の先生と同じことを言っていたけれど
モノも言いようなのかな、それとも毎年仲良くしてもらってるから?
ま、困ったら呼んでよ!静岡なら弾きに行く!って言ってくれたので(笑)しめしめ。
来年は師匠と呼ばせていただきます!

でも。セッションは楽しい。すっごく楽しい、まではまだ余裕なくて
終わると眉間にシワがよってるんだけど(笑)
ちょろっと弾き始めるとみんながわっと入ってくれる、
そういうなあなあな気持ちよさ、ジャズにはまる人の気持ちが少しわかるな。
一杯引っ掛けてやったほうがいいってのもうなずける。
要はいい意味でのいい加減さ、遊びがないと面白くないんだよね。
うーん、しばらくハマるか?半年くらいやったらコードも覚えられそうだし。

ただ黒部の師匠も言ってたけど、先日の私と同じく右胸筋をよく痛めるらしい。
クラシックには支障ありありなのよね・・・
この秋、リストやりたいんだけど。困ったな。
(メフィスト・ワルツ「村の居酒屋での踊り」買ってもうた・・・
鬼火1週間でなげたくせに相変わらずミーハー。)
何とか両立できるように考えてみるかな。
(↑そんなに真剣に考えるな、と今日も言われてきた人)

投稿者 Minako : 23:39 | コメント (163) | トラックバック (0)

2005年09月02日

ダメな一日

・・・起きたら15時のおやつでした(笑)

いや、深夜バスと電車で昨日帰ってきて仮眠で仕事行ったでしょ。
帰ってきておかしなテンションのままこいけと朝方まで電話をし・・・
しかしさすがに15時の太陽には負けました。くっ、次は負けん。

昨日仕事の行きに運転している時から腰が痛くて
長時間の移動やら睡眠不足は絶対腰にくるのよ、ね。
マッサージ行くより温泉(って黒部で行ったのにまた?)と
車も空いたことだし、隣町の温泉までひとっ走り。

ブログにも書いたとおり昨夜は変なテンションで途中ツタヤに寄り、
レンタルするはずのCDを素通りして(笑)

のだめカンタービレ Selection CD Book

こんなものを買ってしまいました。
出たのは知ってたけど、曲目みたら大体知ってるし
わざわざ買う必要もない(両親のレコード全集にあるだろうし)と思ってたから。
・・これ聞いて思ったのは、ほとんどの読者は「のだめ」読んでて
その場面場面で音楽が頭の中で鳴らないってことなんでしょ?
モツのOb協奏曲とかラプソディ・イン・ブルーとか、有名どころが多いのにね。
もったいないな。いちいち音楽が鳴ると結構浸れるのに(笑)

なぜこんな私が不機嫌に書き綴るのかというと。
そのほとんどが抜粋
だったんだよ・・・・・・・・・よ、欲求不満ですわ。
ゴミのなかで美しく響くベートーベンのソナタ「悲愴」、と言われた悲愴も
2楽章しか入ってないの。弾けるからいらんって(苦笑)
あのカリヨンの鐘、ラフマのPコンなんて思いっきりカットされてて
車で聴いててあれ?こんなに短かったっけ?って思っちゃいました(笑)

でもまあ、のだめ効果で最近クラシックのコンサートも
従来マーラーとワーグナー、クラシックヲタク御用達ばっかりだった曲目が
華やかで面白い選曲が増えてきたから、ね。良しとする。


以後業務連絡:こいけ嬢

ご所望のサイトがございましたわよ。おそらく、これじゃないかしら。

http://www.linksoflondonusa.com/

スターリングシルバーのマネークリップとキーホルダーと指輪が
いたく気に入ったので、私も欲しい(笑)海外サイト経由で買うかも。

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (366) | トラックバック (0)

2005年09月01日

無事、帰宅。

昨夜黒部を夜行で発ち、早朝に都内に着き
そのまま電車を乗り継いで朝には自宅に戻りました。

で、本日は実を言うと夜お仕事だったので(私、計画性なさすぎ・・・)
朝帰って愛犬の文句を散々聞いてそのまま自室に倒れこみ
夕方まで寝て少しピアノ弾いてお仕事に行ってまいりました。

意識朦朧・・・(当たり前)

先ほど仕事から戻ってきたのですが
普段車で家族が走っても20分はかかるルートをなんと15分で帰ってまいりました。
何キロで走ってたわけ??(笑)意識ない割に飛ばしすぎです。
おまけに久しぶりのドライブでiPodをシャッフルモードにし
グレゴリオ聖歌からのまのまいぇ♪までひとりカラオケ大会。
(そんなことやってるから飛ばしすぎたのか?)

ともあれ、無事帰宅です。
黒部の話はまた後日。おやすみなさい。

投稿者 Minako : 23:23 | コメント (360) | トラックバック (0)

2005年08月25日

台風のおかげ

今日は台風のおかげで仕事が流れて一日だれ~っとしてました。
しかも昼寝までしちゃったっての!(笑)

ちょっと前のスポーツ記事でシャラポワが
右胸にテーピングをして試合をしていた写真を見ました。
(私も子供の頃テニスをやっていたので)
確かにテニスは腕の動きで筋肉痛にはなるけど、痛めるって凄いな。
って単純に痛々しいテーピングをした彼女を見たのです。

・・・自分が同じ場所を痛めるとは思わずにね。

一昨日から彼女と同じ右胸筋が凄く痛くて
明らかに筋肉痛なんだけど、原因がわからなくて。
週に1~2度プールで1km以上泳いでたから?
と思っても泳いでる時は痛くないし。

なんと原因はJazz。
腕、指、ひじ、全てに変に力が入ってたみたいで。
あの独特のゆれる感じとか
ビートを刻む動きとか
そういうのが全部ダメ。弾くとピリピリ痛むの。

不思議なことに他のクラシック曲は何を弾こうが
何時間練習しようが全然腕は痛まず。
こういうことがあるから両刀はやめろ、って言われたのねー。

しかしこの筋肉痛、ほどほどで治さないと腱鞘炎になるし
大学時代やっていた開発のバイトの時に患った右ひじから先の腱鞘炎が
すでに既往症としてあるので、これ以上痛めるわけにはいかん。
右腕って利き手だし。
(なんで開発で腱鞘炎?って、一日中マウスでクリック連打だからね。)

というわけで昨日から練習時間を減らして2~3時間
今日は軽くなまらない程度にとどめておきました。
あのテーピングって、普通のでいいのかな?私もやりたいぞ。

投稿者 Minako : 23:19 | コメント (250) | トラックバック (0)

2005年08月22日

オーケストラの音が…する?

VFTS0003.jpg

息抜きに女子十二楽坊のPVを見ていて、
毎回気になるのが両側に並んでる横笛のお二人。
日本の横笛もフルートもどちらが利き手でも自分の体の右側に構えるのに
この女子十二楽坊では左右対称、左側に構えてる人がいるんだよね。
そういう楽器なんだろうけど、不思議・・・

ってわけで両側に構えることができるトラヴェルソを出して構えてみました。
当たり前だけど吹きにくいです!(笑)

写真は私の愛器ムラマツのフルートと、アウロスのトラヴェルソ。
トラヴェルソは正式名称フラウト・トラヴェルソ
キーが1個しかないので、ワンキー・フルートとも呼ばれたりします。
愛器って言う割には両方とももう5年以上まともに吹いてません。

大学入ってしばらく映画(撮影)のサークルと、室内楽のサークルかけもちしてて
そのころはフルートちゃんと吹いてたの。
で、テレマンとか吹いてバロックが面白くなってきてトラヴェルソを買ったのに
ちょうどグレゴリオ聖歌の勉強を本格的に始めたので
ほとんど吹いてあげることが出来ず・・・
あのころは電車の中でも譜読みしてたくらい聖歌の勉強に追われてました。

どっちもお小遣い貯めて買ったにしちゃ結構高い買い物だったのになー。

ちなみにこのトラヴェルソをアンサンブルするにはピアノではダメで
チェンバロやオルガン、ヴィオラ・ダ・ガンバとか。
バロックピッチでA=415Hzなんです。
リコーダー(子供が持ってるあのキンキンした音のやつじゃなくて、ちゃんとした木製の)
よりもまた温かみのある木管らしい素朴な音色の楽器です。

なんでこんなに色々出したり聴いたり吹いたりしてるかって?

いやはや現実逃避というか、息抜きです。
ハイドンとベートーベンとバッハと続けたら、最初は
オーケストラの音がする・・・気持ちい・・・
オーケストラの音・・・
(中略)
もーオーケストラの音はいいです・・・
って感覚になってきたため(笑)

好きなんだけどね、オーケストラも。
大体有名どころは小中学生のときに聴いちゃってるし。

さすがに5時間くらい弾いてると感覚マヒしてきます(笑)

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (273) | トラックバック (0)

2005年08月19日

WW2

今週は毎日連続で「アウシュヴィッツ」についての
ドキュメンタリーがNHKで放送されていました。
今全5回のうち第4話と最終回を見終わったところ。

舞台が日本じゃないから冷静に見られるのか、
それともアウシュヴィッツについて「見る」ことが初めてじゃないから
うんうんと考えながら見られるのかはわからないけれど。

アウシュヴィッツは映像論の講義で一度「夜と霧」に関する映像を見て
(「夜と霧」ヴィクトール・フランクル著/収容所で医者をしていた人)
それからドイツに行ったときにアウシュヴィッツじゃないんだけど
ダッハウで収容所とナチスドイツの虐殺に関する展示を見て
ほかにも同じNHKの「映像の世紀」で少し。

こんなに何度も見ているのに
またアウシュヴィッツを「観て」しまうのはなぜだろう。

史実としては中学生でも知っている、ナチスドイツの虐殺。
それに関しての文献も夜と霧以外は読んだことがないし
映像ばかり・・・いやダッハウで言葉に表せない体験をしたけれど
なんだか今ひとつしっくり来ていない感じがして。

それはダッハウのときと同じように
「直接風と空気と雰囲気を肌で感じる」ことがないから、かもしれない。
長崎に行って戦争遺跡とコルベ神父の修道院を訪ねた時のように
アウシュヴィッツも一度訪ねて肌で感じれば納得するのかも。

映像やドラマ仕立てで戦争を伝えるのも大切だけれど、
所詮どんな映像でもヴァーチャルなのだよね。
肌で感じることができないと、身につかないものってあると思う。

ダッハウではドイツ人の子供、中学生、また場所柄(南ドイツ)
スイスやオーストリア、他国からもたくさんの子供の団体に会って
先生たちやボランティア?の方々はそれぞれに
ナチスドイツの話をしてから
三々五々ダッハウの大地、それからガス室のあととか
一棟だけ残っている収容所の建物とか
いちばん資料が詰まっている展示館を見て、
それぞれノートに色んなことを一生懸命メモしていました。

きっと日本でも長崎、広島、あと江田島とか
そういう場所の近くでは見学が行われているんだろうけど
私は義務教育では一度も戦争遺跡を見たことがありません。
義務化して見せるべき、とまではいかないけれど
(親が見せりゃいい、とも思うし)
やっぱりこういうのは後世に伝えていかなきゃいけないんじゃないかな。

子供は子供なりに感じることがあるだろうし
大人は大人なりに感じることがあって
早いうちから学んだ方がよいこともあるってこと。
(交通教育に関してもドイツ式にやるべきだって思うよ)

投稿者 Minako : 23:45 | コメント (207) | トラックバック (0)

2005年08月17日

素晴らしき現実逃避

現実逃避しつづけてここまで来てしまったのです。

あー、お尻に火がつかないとやらない人間であることに
これほどまでにぐったりしたことはないかも。

糸魚川に行っている間にもお仕事は勝手に増えていて
毎年夏は暇だから、と思ってこの時期に新潟行きを決めたのに
帰ってきたら楽譜が届いていました・・・

それに予想外の楽譜がまたどさっ、どさっと手渡され
ひーん!と泣きそうになった昨日
また友人から楽譜が郵送で届きました・・・

えーとね、協奏曲のオケ編伴奏譜が3曲
おなじみ合唱の伴奏譜が4曲
初の試みJazzの伴奏&ソロが4曲

ひー!!!
よく数えてみたら11曲もあるじゃないかっっ!!!

これをですね、来週黒部に行くまでに譜読み(指定のテンポで間違わず弾ける程度)
しておかなければならないのですよ。
来週・・・来週・・・あと、10日しかないじゃないか!?
道理でなんか最近チェルニーもベトソナも進まないと思った(笑)

仕事キッチリ、で楽しく黒部の旅に発てるよう、そろそろまくらなきゃな。

声楽を修めるためにしょっちゅう大学の合間に
先生のところに行ってたときも
好きなだけ好きなものがやれるってうらやましい、とか言うのよ。外の人は。
実際問題それどころじゃないよ?

普通の人がデスクワーク8時間してるあいだ
同じ時間歌を歌わされたりピアノ弾き続けるってどうでしょ?
趣味で週末2、3時間ぶっ通しで弾いちゃった、とかいうレベルじゃないよ。
MAXで10時間くらい歌ってたり、5時間くらいずっとピアノ弾いてたりとか
それが毎日でしかも期日(レッスンあるいはステージ)がびしっと決まってて
やっぱできませんでした、は絶対許されない世界。

ねー、お金もらってるからこれ以上はぶつぶつ言わないけどね。
好きでやってますから。ええ(笑)あくまでも好きで。あはは(壊れ気味)

今日はもう途中楽譜を見るのもイヤになり、プールに逃げました。
ガーッと1kmちょっと泳いで帰ってきて
行く前に慌てて作っておいたわりにはなぜだか
たんぱく質ばっかりの夕食を食べて
(バンバンジー、ワカメと豆腐のじゃこがけサラダ、まぐろのすき身・・・どうだ?って感じでしょ。)
明日からは練習時間増やしますよ。はい、ギアチェンジします。

来週末はおなじみ黒部の徹夜ボランティアと
それが終わった後は温泉(←この前湯沢と宇奈月に行ったのにまた?)
楽しい夏休み第2弾がおいでおいでと私を待っています。たぶん(笑)
心置きなく黒部に旅立てますように・・・。

投稿者 Minako : 23:19 | コメント (322) | トラックバック (0)

2005年08月15日

人の手のあたたかさ

今日は用事があって相変わらずの渋滞の中、また南へ。

総合庁舎で人待ちの間、ホワイエ・・・じゃなくて
高い吹き抜けのあるベンチに座って待っていたのですが
木で出来た小さな棚に色んなモノがいっぱい並べてある。
よく見ると、授産所または作業所の人たちが作ったものが
無人売店形式で売られていたのでした。

ヒマだから見てみると、焼き物にハンカチにエプロン
それから炭を作っている町もあるので
ありとあらゆる小物がいっぱいに所狭しと並べられています。

私は以前にも書いたようにボランティアは
持てる者がする当たり前の行為であると考えているので
こういうのがあったら必ず何かを買います。
(わけわからん団体に数百円募金するくらいなら、こういうところで金を落としたい)
というか、作業所の即売って結構好き(笑)
幼稚園やあと熟年主婦層のバザーとは作っている人の感性がちがうのよ。

いわゆる知的障害を持つ人の中には、そういう天賦の才を持つ人が
少なからずいて、そういう人の作ったものって不思議な雰囲気があるのです。

今回はちょうど冷房よけに良さそうなスカーフがあったので
いくつかのなかから織りの生地でできた紺色無地のスカーフを。
200円でした。
出先でおやつ食べたと思えば何てことない金額でしょう?

で、自宅に戻って開けて首に巻いて鏡で見てみると
・・・なんだかやけに肌触りがいい?
と母に見せてみたところ、正絹で出来ていました。
うーん、超掘り出し物じゃん!シルクの手縫いスカーフが200円。
しかも織りのいい生地で丁寧に手縫いされてる。

エルメスやフェラガモの染め抜かれた鮮やかなスカーフもいいけど
こういう素朴でもちゃんと人の手の作業が伝わってくる
そういうものがひょんなことから私のもとに来てくれたことに
とても喜びを感じています。
おまけにエルメスの200分の1以下の値段で・・・(笑)

作業所の作品が好きだというのは
こういう手のあたたかさと素朴さ純粋さが
とってもよく伝わってくる、というのもあるからです。

というわけで、これに似合う白いシャツを買おう!

投稿者 Minako : 23:12 | コメント (388) | トラックバック (0)

2005年08月14日

活字中毒気味な夜

室生犀星の詩集(抜粋)も図書館から借りて来ていた。

なぜかって、白秋先生から朔太郎へ、そして朔太郎と犀星の関係。
それを朔太郎の詩集で読んでから
もう一度犀星を読みたいなと思っていたのです。

犀星は何年ぶり?大学時代金沢で当時の相方と読んで以来か。

室生犀星というと教科書にも載っている「小景異情」
ふるさとは遠くにありて思うもの、ってやつです。
その詩と小説「杏っ子」を読む限りでは
犀星ってうーん、何だろうな、白秋とは違う世界の人なのよね。
白秋は金銀に赤青色とりどりの玻璃(←ガラスのこと)の世界
犀星はもう少しダークなかすみのかかったような暗さがあるような気がして。

じっくりゆっくり数編を読んでみると
もうすこし暗さじゃなくて庶民的な感じがした、気がした。
白秋の世界は凡人には「感じる」ことはできても
その世界を作り出すことができない。手の届かない純粋さ。
犀星はもうちょっと手をのばしたら届くんじゃなかろうか、というところ?
(でも実際には届かないのがやっぱりこの人の才能なんだろうな)

この中で今日私がいいな、ってちょっと物思いに耽った後共感したのをひとつ

愛あるところに(『愛の詩集』より)

わたしは何を得ることであらう
わたしは必ず愛を得るであらう
その白いむねをつかんで
わたしは永い間語るであらう
どんなに永い間寂しかつたといふことを
しづかに物語り感動するであらう

投稿者 Minako : 23:03 | コメント (330) | トラックバック (0)

2005年08月13日

時には風まかせ

お盆で大渋滞の中、返却期限のため図書館に行ってきました
(借りるときに考えろって?)

イコンの本は結局読み終わらず(大体文献は借りる期間1ヶ月単位だな)
さらに2週間延長してもらい、
それを補完すべく周辺の資料をかき集めてきた。
こういうときに資料探しが上手く行くってことは
今勉強しておきなさいよ、ってことなんだと思う・・・。

一度レポート書いたのにすっかり忘れてしまった西洋教会建築史
それから西洋美術史に西洋建築の構造学のあらましを書いたもの
元々読み始めた本にはイコンの概要だけでなく、
それが掲げられるべき場所のギリシャ正教の教会内部の
構造についても詳細があってですね、
一度読み始めたら納得がいくまでやりとおしたい私としては
なんとかこの機会にイコンと正教会の建築について大まかに修めたいのです。

それから先週教え子ちゃんに今月15日の「聖母被昇天」
聖母マリアの臨終の話をしたところ、かなり鋭いツッコミをもらったので
それについてもまた手持ちの本を読み直してまして。
次回調べて説明するね、っていう事柄のなんと多いことか・・・
そりゃ私が学校の勉強以外のことについて割く時間が多いからなんだろうけど。

でもこうして私が調べて学んで吸収して、ということを面倒がらず
また楽しみながらやっている姿を見せることによって
やっぱり少しずつでも「学ぶ楽しみ」を感じ取ってくれているから。
大人は大人の背中を見せなきゃいかんのです(笑)

図書館からの帰りも幹線道路は大渋滞だったので
地元民御用達の裏道をトコトコときましたところ
突然前を走っていた軽トラが道の真ん中に駐車!!

このときのBGMはなぜか「ガラスの部屋」→ヒロシです・・・のBGMでした。
そんなところに駐車されると、通れんとです・・・

と母が運転する横で呟いてみる(笑)
その軽トラにどいてもらってさらに山道を行くと、
今度は対向から軽自動車が走ってきて、目の前で道の真ん中に止まりました。

まだカーステレオからは「ガラスの部屋」は続いています。
だから・・・(以下略)

県外車も怖いけど、地元の人は何をやるか全く予測つかないね。

投稿者 Minako : 23:54 | コメント (321) | トラックバック (0)

2005年08月11日

ただいま勉強中

一向に進まないんですが、イコンの本を読んでいます。
それと並行に西ヨーロッパ教会建築の本を読んでいるものだから、
いちいちごっちゃになって余計進みません(笑)

建築に興味があるのはおそらく血統ゆえ。
(父方の親類男性陣は建築士または建築関係ばっかり)
で、元々興味のあったカトリック文化がプラスされて、=教会建築。

イコンは前からちゃんと勉強したかったの。
最初に私にギリシャ正教を教えてくださったのは古代思想を教えていた
カトリックのオブラーテ(在俗のまま修道会に属する人)の先生でいらっしゃいました。
その先生はカトリック信者で古代思想の専門家ながら
やっぱりギリシャ正教についてはまだまだ未知の部分が多いのだとか。

大体キリスト教の神は「イエス・キリスト」ってギリシャ正教の人に言ったら
多分ものすごい数の理屈と修正が返って来ると思うよ。
彼らの神は「イエスス・ハリストス」というのだから。

この業界には「エキュメニカル運動」という本音と建前がきっちりわけられた
キリスト教は元々ひとつなんだから仲良くしよう
みたいな運動があるんですが
例えば本屋さんで普通に売ってる聖書、あれは新共同訳といいます。
新共同訳はエキュメニカルの一環で
プロテスタントとカトリックのスタッフが合同で訳したものです。

これに当初はギリシャ正教も入れよう、という予定だったそうで
しかし、最初に書いたようにそもそも業界用語が違いすぎて
どうにもこうにも最大公約数が取れなかったんだ、というエピソードもあるらしい。

今イコンについてギリシャ正教の神父さま、じゃないな、
カトリックでは神父の位置にあるお方が執筆された本を読んでいますが
激しい!
カトリックでさえ最近俗化激しくダメじゃんお前、みたいな書かれ方で
ここまできっぱりダメ出しをされるとむしろ気持ちよいです(笑)

確かにギリシャ正教は厳しいよ。カトリックの比じゃない。
ミサにあたる日曜のアレ(用語がわからんとです)は
昔一度神田のニコライ堂で参加したら、なんと2時間以上立ちっぱなし。
信者同士でないと絶対結婚できないし(信者以外と結婚すると破門らしい)
・・・その割に女性の神父さまに当たる人がいたりするんだけどね。ぼそ。

しかしニコライ堂始めギリシャ正教の教会って
中に入ると絢爛豪華のキンキンギラギラなのよ(笑)
「オペラ座の怪人」で飛んできそうなシャンデリアが普通にぶら下がってる。
これは建築方法が決まっているんだそうで
今ちょうどここを読んでいるところなので詳細は省きますが、
カトリックにも内陣(聖職者のみ入れる)と外陣(信者席)の区切りは必ずあるように
正教会の建築は独特のものがあります。

で、イコンとは何ぞや?というと一言で言えば「宗教画」
ただし正教会におけるイコンは
構図・描法までびっちりと決められているものです。
例えばフィリッポ・リッピの「受胎告知」とかそういう
描く人による画風の違いと言うのは正教会のイコンには存在しません。
ついでに言うと作者名も記さないのもお約束。

前の日記に一度書いたんだけど「イリナ(洗礼名)山下りん」という
日本で初めての女性洋画家でイコン画家でもあった方
この人のイコンが修善寺の正教会に現存しているのです。
そんな縁もあって、一度見せていただく前にきちんとイコンについて
自分なりに勉強してから行くべきだ、と思ったまでで。

しかし、わかってはいたけれど業界用語がさっぱりわかりません。
「聖金口イオアン」ってどなた?聖人なのはわかるけれど
ギリシャ語読みなのかな。ヘブライ語読みなのかな。
ここでもカトリックのラテン語はよろしくないって言われちゃってるし(笑)

・・・はい、勉強してまた成果はここに書きます。

投稿者 Minako : 23:18 | コメント (206) | トラックバック (0)

2005年08月09日

携帯、機種変更の巻

携帯を機種変更しようと、ボーダフォンショップに行って来た。

今使っている携帯はちょうど2年前に買ったもので
バッテリーが持たなくなってきたのと、大体2年を目安に乗り換えてるから。
色もマリンブルーでかなり気に入ってるから
電池パック換えて使うか?来年ナンバーポータビリティ始まるし?
(もう他社に乗り換える気か?)
と思っていたのですが、電池パックって結構するんだよね。
2年使ってると電池パック交換とさして変わらない値段で機種変できるし・・・

いざ行ってみると、選択肢ってほとんどないんだよね。
当然のことながら現在のPDCでさえ1階では通話不能な我が家
3Gはあと数年は入ってこない(らしい)ので無理。
・・・使えたとしてもあのバグの多さと都内に多い通信障害じゃ、ね。

欲しい機種は1色しかないし、他の機種だって黒か白くらい。
携帯出始めの頃みたいな話ですよ。
私はボーダフォンを使ってもうすぐ7年半になりますが
最初はグレー、次は白、その次はメタリック紫、そして今のブルーで
今度は明るい色が欲しかったのに。
(つーか、ピンクだよピンク!!ピンクよこせ!!)

iPodもピンクなので合わせたかったんだけど
どうにもこうにも黒と白じゃ選ぶ余地もなく帰ってまいりました。
ボーダフォン、本当に携帯売る気あるのかな?

投稿者 Minako : 23:52 | コメント (503) | トラックバック (0)

2005年08月07日

楽しいカーライフ

念願の免許を取得してから2週間が経ちました。

最初は「伊豆の道は見通し悪いどころかカーブしかない・・・」
内心糸魚川に帰りたい(笑)と怖がってた私も
少しずつ道になれ、車になれ、仕事にも車で行けるようになりました。

で、ここでまたiPod大活躍。
私は父の車に乗っているのですが、なんと!カセットデッキしかないのよ。
今まではMDプレーヤーをつないで聴いていましたが
現在iPodには500曲くらい入れてあるので
これひとつでどこまででもドライブミュージックには困らない。
のまのまいぇ~♪って大声で歌いながら深夜のドライブ・・・(笑)

先日父と母が相談して軽自動車を1台買ったのですが
その車には今度CDプレーヤーとラジオしかない・・・・・・・・・・

iPodどうやってつなぐんだよ!?

なんだかカーアクセサリーとか音響機器に金をつぎ込む人の気持ちがわかりました。
私はPC以外に金をつぎ込んだことがないのでね。
iPodに接続してFMに電波飛ばしてカーラジオで音楽を聴ける、
っていうのが売ってるんだそうで。
今月は黒部に行かなきゃなので、来月のギャラで買おう。

ちなみに母はMTしか乗ったことがなかったのに
軽自動車はATの私に合わせてAT
(っていうか最近MT減ってきてるんだよね?確かね?)
今日は母がAT覚えたいって言うので二人でドライブ。
ちゃんと、糸魚川で教えてもらった通りに母に教えてあげました。

発進はデッパ(ギアをドライブ→ハンドブレーキ)
停止はハッパ(ハンドブレーキ→ギアをパーキング)

おもしろいでしょ?(笑)
件の「印象的な講義」をされていた先生が教えてくださったものです。

先日かわいい後輩と深夜ファミレスまでドライブし
そのときに若葉マークは「こいつぁ危ないぞ気をつけろ」マークでしょ?
と言ったら大爆笑されました・・・

そうじゃないの??

じゃ、訂正
ただいま人生勉強中なんでひとつよろしく」マーク?

投稿者 Minako : 23:58 | コメント (389) | トラックバック (0)

2005年07月07日

七夕の夜

今日は七夕だと言うのに、どん曇りの空です。
しかもここ、大雨警報出てて雷がんがん落ちてたしねー。
七夕どころじゃないみたい(笑)

自宅じゃないので何もないんだけど、一足先にこの土地に入る途中
トランジットで寄った駅に短冊あったんで、一応願いごとは書いてきました。

今いる場所は海に面していて、晴れるととても美しい海が拝めます。
明日は晴れるといいな…

投稿者 Minako : 22:54 | コメント (436) | トラックバック (0)

2005年07月01日

Tシャツ

お仕事先の合唱団にて。
「団のTシャツを作ってみたんだけど」って言われて
見せていただきました。
団で主催するバザーで売るんだそうです。

この市にはアマオケもあって、合同でオペラをやったりとか
色々ジャンルかかわらず音楽つながりの人がたくさんおりまして。
(わたくしもちなみにジャズバンドにスカウトされました)
先日団員のひとりがそのオケに行った時に
オケの人々がおそろいの「Tシャツ」を着ていてああいいな、って
思ってこの団でも作ることにしたんだとか。

オケでTシャツ・・・「SオケTシャツ」!?

と思ったのは私だけなのか・・・いやオケの人たちはわかってるはず・・・

ちなみに私はそのTシャツ購入してません(笑)

投稿者 Minako : 00:59 | コメント (602) | トラックバック (0)

2005年06月29日

「一億総ルール化」の恐怖

以前献血の記事にトラックバックを頂いたりゅうちゃんさんの記事を拝見しました。

いやー、ブログも新しいツールとか思ってたら
世の中いろんなことが起きてるんだね。私が片田舎に隠居してるうちにさ。

一時期ネットが流行しはじめた頃、サイトのユーザビリティとか
やれ無断リンクについての言及とか、ネットマナーとか
そういうのがあっちこっちで議論されてて
まとめサイト同士で喧嘩しちゃったりなんかして、
今回のもそういう類のものなの?

とまあ私がこんな状態なので(笑)
もう少し勉強してからまとめて書ければと思います。
知らなかったー、トラバってリンクなしにやっちゃいけないって言ってる人が多いよ。

まあ、昨今の世の中を厭世的に片田舎から
半隠居の身で見てる私からすると、余裕がなくていやだね。
先日マジギレで「コピー」に関する記事を書いた私に言われたくないとは思うが
あれはれっきとした権利を侵害する犯罪行為。それとこれとは違うよ。

なんでもあれがだめこれがだめってどんどんルール化されてて
全ての人がカテゴライズされようとしている。

そんな気がしてきますよ。老婆は。
例えばその前述したはしりの頃に議論されてたネットマナーについても
長すぎるメールは書くなとか、
どうみてもハァ?って思うようなことがいくつかあった。
(それはまだブロードバンド回線じゃない頃の話だけど)

例えばさ、じゃあ長い話をしたかったら分けろってこと?
→この答えは「長文」って題名に書け、と言われてました。
でもね、後から気づいた話これ(メールのマナー)は完全に「窓」仕様のネタで
「りんご」の世界の人には何にも関係がなかったんだよね。
だから林檎の人からはガンガンでかいファイル来てたし
なが~いメールも抵抗なく普通にやりとりできてたわけで。
それじゃマナーじゃないじゃん、ってことです。結局。
OSが違ったくらいで成り立たない事柄はマナーとは呼ばん。

今回もおそらくそんな風になりそうな予感はあるのですが、
とりあえず生半可な知識のまま議論の渦に身を投げるのは自殺行為。

しかし、なんでもかんでも白黒つけてびっちり管理しようって動きは怖い。
白黒つけなきゃいけないところをグレーにしておいて
グレーでいいところをわざわざ白黒にしたがる人って近頃多い、気がする。
以前に椎名誠が「日本の大人は幼児化している」って言ってたけど
本当なのかもしれないね。

そのびっちりの「ルール化」には「カテゴライズ」という類友もいまして
たとえば未婚子なし30代の女性は「負け犬」とかね。
これは著者本人による壮大なるジョークブック「負け犬の遠吠え」から
言葉だけが一人で飛び出してカテゴライズのラベルになった例だけど、
こうしてどんどん細分化されていくのもまた、恐怖。

このまままとまりなく書きつづけるのも
ネット資源の無駄な気がするので(笑)今日はここまで。

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (436) | トラックバック (0)

2005年06月25日

煩悩の香り溢れるバー

05-06-25_02-24.jpg

中野にあるVow's Barという知る人ぞ知るバーです。

シュトックハウゼンのあと、同じ劇場にいた大学の先生と
その教え子、つまり私とこいけの後輩になる男の子と4人で馬場で飲み、
ほろ酔いでこいけ亭のある中野に戻ってきて
さらにその足で2人でカラオケになだれ込み(笑)
深夜2時に中野を徘徊してましたですよ。
(学生時代から同じ、つまりいつものことなので気にしない)

で、前回文京の後もカラオケでその帰りにした「ボウズバー」の話、
酔った勢いもあって行ってみる事にしました。
細い路地を入っていくと、あったあった。

えっ、「坊主」バーって書いてあるよ?(爆)

ホンモノのお坊さん経営のバーだからVow's Barなんだ、
ってのは聞いてたんだけど
看板が「坊主」って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかも入り口には「いろは」の麻のれんがかかっててもうむっちゃ怪しい!!
元々妖しいんだか怪しいんだかよくわからん中野だけど
その中でもよりぬきでおかしな店構えをさらしてます。

私とこいけはまるで盗み撮りをするかのように携帯を持ち
ギリギリまで近づいてこの写真を激写してきたのです。
バカ、でしょ・・・。バカ・・・。

ちなみにここ中野には「カルマ」(業)という私たちがお気に入りの
アジア料理のお店もあったりするのですが、
カルマの次は定められた輪廻からの解脱を目指すべきかっ?

チャージが拝観料だし。
煩悩にまみれたラインナップだし。
行きたい、しかしカウンター8席で僧侶と向き合う勇気は、ない!

投稿者 Minako : 23:36 | コメント (482) | トラックバック (0)

2005年06月23日

発掘!あるある?いやいや、ないない。

最近「紙で切った傷」程度(つまり大した傷じゃないのにこれが痛むんだって)の
イラっとすることがあったので半ばやけっぱちに
深夜自分のPCのデータをお掃除してました。
部屋とかPCとかとにかくなんか掃除するとすっきりするのよねー。

で、衝撃的な(爆)ファイルを発掘したので勢い深夜のブログ更新。

近頃このブログに良く登場する盟友こいけとの会話(チャット)のようです。
まだダイヤル回線でテレホーダイにも入っていなかった貧乏学生のくせに
私たちはよくチャットをしていたのです。
・・・してないときは電話かこいけんちに入り浸って同じような会話(笑)

発掘した回のお題はどうやら「不幸自慢」について。

椎名林檎の曲にもあるこの「不幸自慢」というのは
大人で自分の不幸をただひたすら自慢する人、
ただし他人が受けた傷や受け手の話には無頓着または無視、という人のことです。
いますでしょ、自分の環境は何不自由ないのにいつも不幸がってる人。
あと、人間関係においてただひたすら自分の傷ばかり主張する人。とか。
類義語で「貧乏自慢」「寝てない自慢」なんかもあります。
(↑こいつらは決して貧乏でもないし不眠症でもないからね。)

このとき大学生活も後半にさしかかっていたわたくしたちですが
今読んでも(長くて読むの疲れた)なんか凄いまともなこと言ってますよ?

★不幸自慢の特徴
古い新しいにかかわらず、自分の傷を常に抱えている。(ここまでは誰もが同じ)
ただし、人の話は聞かない(=耳がないのと同じ程度)
おまけに人を傷つけるのはおかまいなし。
人間関係において絶対言ってはいけないことも平気で相手に言う。
で、相手に何か言い返されてもそもそも耳がないのでスルー。
ただしやりかえされたこと、人にされたことだけは記憶していて、
どうせ私は・・・(不幸ネタ)なんだからしょうがない、がオチ。そして↑に戻って無限ループ。
心の中では「どうして私を解ってくれないの?」などなど。

・・・到底女子大生の会話とは思えません(笑)
そして、大学生活では私たちに何があったのでしょうか?

自己発言抜粋
自分しか愛せないのに、人にも自分を愛してくれっていうのはエゴ。
もうそれを求めるなら宗教に走るしかない。

自分を大事にすることと甘やかすことは違う。

ひゃー、今より人生における感覚のピント合ってます。
・・・どんな生活してたんだ。

投稿者 Minako : 02:25 | コメント (269) | トラックバック (0)

2005年06月22日

夜型人間

最近夜23時を過ぎた後に家事してます。

我が家は主婦である母がフルタイム労働者でして
父が退職してからは主婦交代=主夫として家を管理してます。
ただ水周り、特に料理だけは放棄されていて
また元々共働きなのに家事は母が一手に引き受けていたために
母の姿が家にあると、ほとんど動きません(苦笑)

その母が先月から激務と過労で体調を崩していて
家にいる時間の長い自由業(笑)の私が
一番かなめの「炊事」含む水周りの家事を引き受けています。

で、なんで深夜に台所を徘徊しているのか、というと
我が家の電気契約は温水器が入っているので「電化上手」という
深夜の電力が激安の契約をしているのですよ。
だから、電力を使う家事は23時~7時の間にやるのが効率的。
というわけで夜ご飯の食器類は食洗機に入れて私が23時以降にスイッチを入れて
朝の洗濯は母が7時前に終わるようスイッチを入れるようにしているようです。

おまけに私仕事柄夜動くことが多いので
帰ってきてすぐ寝る!ってことができないのですよ。
サラリーマンでも残業遅くまでしてると「頭が冴えて」寝れないことってあるでしょ。
元々私は低血圧の典型、夜型の生活だし。

だから、夜次の日のお茶を沸かしたりとか
昨日なんて誰もが嫌がって冷凍庫に放置されていた酸味の強いコーヒー豆を
「(中煎りだったので)もしかしてもっと焙煎すれば苦味が出て何とか飲めるかも?」
とやっぱり23時以降にIHで焙煎してみました。
ちょっと焦がしちゃったけど、フレンチまたは
ジャーマンローストくらいまで炒ってみたら思ったより飲める味。
今度は生豆買ってみようかな?

で、どうせ夜遅くまで起きてるんだし次の日も炊事は私の当番なんだから
次から料理の下ごしらえを深夜にやるかな、と。
あめ色たまねぎを大量に(大6~7個分)ストックしといたり
鶏がらスープを数時間煮込んだりとか
(IHはタイマーついてるし、火事の心配がないからそのまま寝られる)
そういう風に効率的に使ってみようかと考え中。

こういうときだけ(笑)夜型人間って役に立つこともあるんだ。
まったくもって主婦の発想なんだけど
検針票みるとバカに出来ないよー。電化上手。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (425) | トラックバック (0)

2005年06月17日

日一日変わっていくわたし

月曜に東京から戻ってくる時、
グリーン車に乗りそびれた湘南新宿ラインの中で
いつものようにぼーっと車外を見ながら感じたこと。

わたし、もうすぐ何かになるんだな。

なんとなく感じはじめた、という段階で
さて具体的に何になるかはまだ自分にもわかりませんですよ。
でも、自分の中のどこかではうっすらとはわかってる。と思う。

わたしという人間はとにかく常に異次元のの世界で「ぽーっ」
という雰囲気の人間なのですが、
(パッと見で「こいつバカ」だと思われることも多い・・・笑)
インスピレーションと感受性だけは人一倍。動物的でさえある、気がする。

そのくせ自分の感情は「ちょっと棚にしまって」おくことも可能で
感情抜きで仕事をガリガリとすることができるゆえに「客観性」の高い人、
と思われることもよくあります。
どちらかというと相談する人間じゃなくて、相談される人間だし。
そのまったりのんびりトロいのか?みたいなスピードのせいもあると思うけど。

ただ「ちょっと棚にしまって」おいたはずの感情が
しまったまま忘れられる確率が非常に高いのが欠点。
アレ?私ってどうしたかったんだっけ?・・・って忘れた頃に思い出す(笑)
それは基本的に社会生活にはあまり差し障りがありません、
だって自分の意志を出さなくても成り立つから。
人間関係も大体相手が何を求めているか、ってパッとわかるし。
それをリアクションとして起こすかどうかはまた別の場所で考えてからだけど。

自分の世界だけで完結しているわけじゃないんだけどね。
他人との会話で無意識のうちに意識できてる部分も多いし。

ところが今年はもう本当に「あんたはどうなの」「みなこにまかせる」
というような決断力と判断力と「自分の意志を棚に上げちゃ」ダメよ、
ってことが公私共にずっと続いている。
うまい具合に客観的合理的な判断だけじゃ上手くいかないようにできてるんだわ、こいつらが。
当然、私にとっては慣れないことの連続です。

時として「うわぁ足手まといー、何とかしろや自分の気持ち」
って思うことも死ぬほどあって「これさえなけりゃすっきり進むのに」
ってまた自分にイライラして、
でも動かなきゃいけないから必死に動いて考えて噛み砕いて
とにかくやっていくしかないんだ、ってところ。
つまるところ、とりあえずやってみて軌道修正していくしかないのよね。

料理って言うのは入れたものの「味」の積み重ねで
大体材料を聞けばできる味ってのはある程度予想がつくんだけど、
今わたしの時間って=寸胴の大鍋で煮込み料理してる、気分。
できあがりは前述のとおりまだわかんないよ。
けれど例えばだしはFond de VeauなのかFond de Volailleなのか、
大まかな材料野菜は揃ってるから基本のだし決めてよ、
あとは流れに任せて作ってくからさ、ってところかな。
どちらにせよ今までの人生経験のなかで両方のだしの「味」はわかってる。
それ以降は自分の好み、「どっちが食べたいか」で決めるしかない。

さて自分はどうするの、どうしたいの、何が好きなの、
って一つ一つ問題を片付けているところ。
例えば「好き」なら「好き」を自分の手で表現しなくちゃいけない。
というわけで、がっちりといろんなモノと格闘中。
大鍋の料理は何に化けるのか?

投稿者 Minako : 23:12 | コメント (547) | トラックバック (0)

2005年06月16日

雨の夜、そこは・・・

どうも、災厄に見舞われている伊豆半島在住のみなこです。

海で突如として射殺体があがるわ、
近くの駅では空からボンベが落ちてきておばあさんが死ぬわ。
今週なんかあるんですかね?

で、今日その空からボンベが降った駅で降りる仕事に行ってきたんですよ。
(事件を知らない人のために、詳細はこちら
しかも私の降りる出口はなぜかビンゴでこちら側。
落ちた場所を通らないと仕事場に行けないんです。

行きはいつも帰宅時間に重なるので人が多いはずが、
ちょっとトイレに寄ったばかりに一人!!暗闇で!!しかも、雨!!!
ニュースで見てどのベンチだか知ってただけに
あれか・・・今日雨でよかったのかも・・・
(現場検証のチョーク痕とか血だまりとか残ってなくて、って意味)

で、仕事が終わって駅につくと 
事件があったせいなのかそれとも単に雨だからなのか
人が一人も、いない・・・・・いつも停まってるタクシーさえ停まってない!!
階段をのぼってその駅ビルのパティオ部分に差し掛かると
まさに微妙で異様な雨の夜。。。

ひっ、人!?

と思ったら、行きには気づかなかった件のベンチの奥に
白い布で覆われた献花台があって、
ご丁寧にそこに置かれた数個の花束に黒い傘がさしてあったのです。
誰もいないパティオ。雨。夜もふけた時間。
おまけに普段ライトなんて全然ついてないのに
今日に限ってベンチの部分が変に明るかったの・・・・ひぃ。

あの9・11テロ直後にドイツから帰国途中ずっと機内で身に付けていた、
いわば私にとっての最強の願掛け&厄除けペアである
修道院長さまから頂いた聖ベネディクトのメダイは胸に
携帯には同じドイツの修道院で買ったロザリオ。
きっとまた私を護ってくれる、と思いながらも口から出たのは
南無・・・
どっちの神さまも困っちゃうわね(苦笑)

ともあれ、ご冥福をお祈りします。
無事に帰天されますように。

投稿者 Minako : 23:13 | コメント (242) | トラックバック (0)

2005年06月14日

疲れた・・・。

日曜の昼に文京に行って、そのままこいけ宅に宿泊。

カラオケ行って洋楽限定で2時間歌いまくり
ペピーノ・ガリアルディ『ガラスの部屋』(ヒロシです・・ってやつ)から
t.A.T.u、シルヴィ・ヴァルタン、時代も国もバラバラ。
その後帰ったらNHKの芸術劇場でコンドルズやってて
しっかり2時間以上見ちゃいました・・・
コンドルズ大好きなんだよねー。

毎回コントまがいのダンスがあって
それで毎回同じところで笑ってしまう。これで3回目。
くやしぃー!!
ちなみに私近藤良平さんが一番好きなんですが、コンドルズのメンバーに
私が大学に在籍した頃助手をやっておられた方がいらっしゃって
その方からチケットを買っていたのです。

で、月曜は出勤のこいけにあわせて家を出てスタバで朝食。
駅までこいけを見送り、私はバスで別移動。
用事があって池袋に来たんだけど、かなり暑くなって来ましたねえ。

予定を済ませると久しぶりに買い物。
食器売り場はもうどう考えても抜けだせないので
時間がない今日は思い切ってカット。

今日はですね、紙を買いにきたんですの。
最近お手紙を書くことが多くなって、便箋と封筒を買いに。
質感がとてもよい手漉きの和紙に、封筒に、と売り場をぐるぐる。
おまけに私が一番気に入っている、
昔父が学生の時に使っていたパーカーの万年筆
インクがないので買いに行ったら、なかった・・・
古いのでカートリッジ式じゃないのよ・・・

自分でも万年筆は何本かもっているのですが、
青インクのはパーカーこれ1本しかなくて
しかたないから青インクで使い捨ての万年筆買ってきました。
こうしてまた万年筆が増えていく。

とにかく今日は移動距離が長い上に
あちこちフルに動いて次から次へと用事をすませなくてはならず
暑いのもあって、大変な一日でした・・・

投稿者 Minako : 00:25 | コメント (571) | トラックバック (0)

2005年06月12日

ちょっと劇場に。

思いもかけず盟友こいけから誘いがかかったので
ちょっくら劇場に行ってきます。
文京開館してからあまり行く機会なくて久しぶり。

チャイコのPコン久しぶりだな~♪

bunkyo.JPG

文京シビックホールのずーっと上、26階の展望テラスから。
新宿副都心はスモッグの中。

文京シビックホール、なんと!今年5周年だそうです。
うわー、時の流れを感じるわ・・・こけら落としの時は確か・・・(無言)
で、座席にちゃんとお客さんとして座ったのは、初めて。

演目はチャイコのPコンに、メンテルスゾーンのVn協奏曲、タンホイザー。
音がプロセニアムの中で完結してて、なかなか生音が聴こえてこないよー(笑)
演奏する側としてはああいう風に舞台の中だけで音が回ってくれると
自分の音も周りの音も凄く聴きやすいから演りやすいんだけど
なんか客としては微妙においてけぼりをくらってます。
でかいTVを観てるような。

チャイコのPコン、良かった~♪
ちょうど鍵盤もペダルワークもばっちり見える場所に席があったので
最初から最後まできっちり勉強させてもらいました。
凄い、凄い、プロってやっぱり凄い。
彼女の履いてた靴が欲しい・・・よくしなってペダル自由自在だったから。

で、ソリストは肩全開のドレスで筋肉の動きが良くわかったんだけど、
なんでこんなに肩がこるのかがわかった!(笑)
あれだけ広範囲の筋肉を使ってて、それも使った後ストレッチなしでは
こって当たり前じゃん。
明日から終わったら少しクールダウンしよ。

投稿者 Minako : 01:20 | コメント (601) | トラックバック (0)

2005年06月10日

ある小雨まじりの日に

空が白みはじめる時間に手紙を書いていました。

寝て起きると霧雨まじりの明るい空の下
お手紙を持ってポストまで、お気に入りの虹色の傘をさしてしばしの散歩。

いつ、届くのかな。
どんな風に読んでもらえるのかな。
さあ、行ってらっしゃい。

傘をくるくる回しながら家に戻り
封を切ったばかりのキリマンジャロの香りに目を細める。
蒸し暑い日は少し冷ましたミルクコーヒーがぴったり。

こんなしっとりとした雨の日はショパンがよく似合う。

部屋の窓から太平洋を眺めていると
季節はずれのやきいもやさん。
ちょっぴり迷っておさいふもってまた、家を飛び出す。
小雨まじりのなか。

突然動き出した、炭の匂いと煙を放つ小さな車に向かって駆ける。
「走らせちゃったからねえ、おまけしてあげるねえ」
・・・また、このあたりに寄ってくださいね。

わたしの手から旅立っていった一通の手紙と
初めて出会ったやきいもやさんのやさしい笑顔と。
それらはすべて、小雨まじりの一日の中に過ぎていった。

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (745) | トラックバック (0)

2005年06月08日

たった2文字の大違い

相変わらず地理が大の苦手な家教の教え子ちゃんとの会話。

み(私):「うーん、自然保護地域は難しかったかー干潟は特にわかんなかったね」
S(教え子):「せんせ干潟ってそもそも何よ?」
み:「有名どころでは有明の干潟だね。海っていうか一面泥で・・・(以下略)」
S:「・・・有明ってどこ?」
み:「ムツゴロウさんの住んでるとこ。
S:「北海道?」

・・・・そろそろ私、バカのレッテルを貼られるんじゃなかろうか・・・。
「さん」がつくだけでえらい違いだ。

投稿者 Minako : 21:30 | コメント (733) | トラックバック (0)

2005年06月07日

通奏の響き

日曜に慰問に行ってから、すっかり元気な私です。
やらなければいけないことは山積みになってるんだけどね。

団員さんでサックス/クラ持ちかえで吹ける方がいらっしゃって
その方からジャズバンド結成のお声かけを頂戴しました。
フルートでもピアノでもどっちでもいいですよ、って言われたけど
世界が違いすぎて、恐ろしくてフルートなんかじゃ入れません(汗)
ピアノですらちょっぴりドキドキしてるのに。
そのお方はかなりあの世界では有名な方についていらした、とかで
軽くまとめた音源を本番後に下さいました。

改めて聴いてみたら・・・うは、弾けるの??凄いかっこいいんですけど、ピアノ。

で、ちょっとピアノに余裕でてきてるので
仕事以外にも何かやろうかな、って色々弾いています。
それも先週まではぬぼーーーーーっと半分意識が飛んでる中
ショパンばっかり弾いていたんだけれど、
今週は力がぐっと余ってきた感触で、軽いのじゃなくてもっともっと
重戦車系のガリガリ弾けるやつって思い出したのは敬愛するベートーベン。

悲愴と月光ありったけのじかん弾きまくって、まだ弾き足りない感じ。
それも悲愴は1楽章、月光は3楽章。
パワーがあり余ってる感じがしますでしょ?(笑)

バッハは弾いているうちに答えが見つかることは少なくて
ちゃんと自分の脳みそをフルに使わないとわからないことが多い。
うーんうーん、ってもだえる感じ。色にしたらビリジャン系の深い緑。
対してベートーベンは弾いていると突然目の前にがつん!ばしっ!
と殴られたかのような衝撃が体当たりしてくる。
色にしたら真紅。ワインレッドのような、血のような深い赤。
弾いているといつのまにか何も考えられなくなって
うわー、キター、目の前にビッグウェーブが来たー、って。

これでもかってほどに重音がどーん!!って来るベートーベンの感触は
ロックなんか比べ物にならない。
弾いていて全身でぶつかんなきゃ、って。
最近ショパンとかリストばっかりで重戦車系の曲やってなかったからな・・・
タッチは軽やかに速く、っていうのを目指してたから。
なんだかパワー不足な感じがします。今日の弾き加減だと。

しばらくツェルニー(←ベートーベンの弟子)とバッハと
ベートーベンと古典やろうかな。ソナタとか何曲か。
人前で弾くにはとにかくショパン弾いとけって思うけれど
ちょっと勉強が足りない感じがするから・・・基礎にかえって勉強だ。

投稿者 Minako : 23:53 | コメント (294) | トラックバック (0)

2005年06月05日

癒し、癒される時間

ピアノのお仕事で老人ホームに慰問に行ってきました。
いや、この仕事で一番楽しいかも。
慰問で行くところの方々が一番反応がヴィヴィッドで熱い!

最近めっきり度胸がついたのか図々しくなったのか(笑)
本番って結構面白いって思えるようになってきたんだけど、
今日は楽しい。本当に心が踊る感じがした。
そして、自分は「本番に強い」タイプであるということにも
うすうす自分で気づきはじめました・・・。

先週1週間は天候不順と低血圧でひどい肩こりに偏頭痛と
倦怠感と眠気に悩まされ(←もはや意識が半分ない)
弾きながら楽譜をめくろうと思ったらがつん!!!と指を譜面台に引っ掛け
おおう、あぶねぇ、怪我寸前だぜ、なんて感じだったのに
今日はピアノに座ったらもう音以外周りがあまり見えなかった(苦笑)
めくりにくい楽譜だったのに、譜面なんて簡単にぱらっぱらめくれちゃうし。
その代わり、終わった後の疲労感が凄かった・・今もまだぐたーっとしてます。

本番ってさ、ものの15分でも1時間以上のステージでも
基本的に疲労度はあまり変わらないのよ。私の場合。
曲数とか曲の難易度とかもあまり関係ないな。
体力的にはもうへばって帰れないなんてことは絶対にないけど
気力と集中力はスポーツで例えるならトライアスロン終わった後、くらい消耗してる。
その演奏後のけだるい感じがいいって人もいるけれどね。
私も大きなステージであればあるほど、後のけだるさが気持ちいいな。

今日の慰問先では音楽療法的なゲームを一緒にやってきました。

私は慰問の時は施設に一歩入るときから最後出口を出るまで
常にセラピスト、または演者として笑顔を絶やさないことをこころがけています。
ふっと気を抜いて緊張した顔を見せたりしないようにね。
人の笑顔がもたらす効果というのは本当に大きいのですよ。

心理学では、クライアント本人が癒されていく過程の中で
セラピストもまた癒されていく、というのを本で読んだことがありますが
今日はソレだ!と。
私が慰問したんじゃなくて、逆に癒され慰められてきた感じ。
一気にぼん!!って後ろから激しく蹴飛ばされたように
前に進む力をつけてもらってきました。ありがとう。
ここでもらった力はまた別の場所で生かされると思います。

投稿者 Minako : 23:07 | コメント (252) | トラックバック (0)

2005年06月03日

女の勝ち組

05-06-03_21-16.jpg

これから毎日食べるべし?

ちなみにコラーゲンとヒアルロン酸入りだそうです。
わたし、そもそもOnly oneなんで最初から勝ち負けとかないんですけど・・・

投稿者 Minako : 23:09 | コメント (439) | トラックバック (0)

2005年05月29日

自分とのバトル

よくひとりで考え事してるんです。

・・・それも、何かをしながら。
さすがに仕事中は考え事はしませんが、
あ、でもピアノの仕事のときはたまにやる(苦笑)

最近ピアノに集中できなくて困っていて。
手はちゃんと動いているのに、頭の中は全然違うことを考えてる。
耳は耳できちんと聴いてるから、間違えりゃ弾きなおすし
速すぎればテンポ修正してる。自分の「体」がね。
頭はそのときも全然違うこと考えてるの。

昔から同時並行でいくつもの思考を頭の中に並べ立てて
それが結論までどれも大抵のものはたどりつくのね。
PCやってる時なんて手は「ブログ書いて」頭は「考え事A」「考え事B」とか。
全部並行に作業してるのよ。
それで全然気にも止めないでどれもが進んでいく。

さすがに今日の集中力のなさはまずいな、と思ったので
ピアノに頭を集中させるには何がいいかな?と思って色々試してみました。
バッハ3声→弾きこみすぎて歯が立たず目が楽譜すら見てない
仕事の→これも何度も弾いてるのだからお話にならん
ツェルニー→テンポも修正も手が自由自在にコントロール(笑)
ハノン→もはや寝ながらでも弾ける
革命のエチュード→譜読みしたところまで気づけばエンドレスリピート

うわー、今日頭の中の思考強すぎる。

でも、大したことは考えてないのよ。
ただ集中力がないだけってだけ。
いつもは大体多声やるとハッ!と正気に返るんだけどねー。
ほかにも集中力がないから、いっそ違うの弾こう、って思って
ベートーベンのソナタとかたくさん弾いてみたんだけど
全然歯が立たない・・・。

何をそんなに考え事を続けたいんでしょうかね、自分。

楽譜見て読み取って弾いてるのに、頭は全然違う思考ってことは
目と手と頭が全然別の作業をしてるってことなんだよね。
筋肉を鍛えて指に覚えさせるにはこれでいいのかも、だけれど
意識してないところでやってもだめなものっていうのもある。

ちなみに最後は大好きなショパンの幻想即興曲で
ぷっつりと集中力の限界が来たらしく
くた~っとソファにへたり込みました(笑)だめだー。今日。

投稿者 Minako : 00:35 | コメント (780) | トラックバック (0)

2005年05月21日

幸せをもたらす香り

DSCF0424.JPG

我が家の庭に咲くバラ。
現在は葉が見えないほど花で埋め尽くされて
風が吹く度に甘いバラの香り。

・・・ブログ最近毎日連続です。
毎日していた書き物が先週から書く必要がなくなって一段落と思いきや、
ペースが落ちずに書く体力がかなり余ってるらしい。
書きたくてたまりません。お願いだから書かせて
(↑ここは私のブログなのに、誰に頼んでるんだ)
実は真夜中に突如として書きなぐり、寝かせてあるのもあります・・・

一昨年あたりからフローラル系の香水にチャレンジしていて
そのころから色々な種類の花の香りを取り寄せては試し
一番気に入っているのが大好きなバラの香り。
しつこく書いている香水はゲランのバラ天然香料を使った
アクアアレゴリア、ローザマグニフィカ。

この香水あまりに気に入っていたためにルームフレグランスとしても
じゃんじゃん使っていましたが
そろそろ最後の1本に差し掛かろうとしていて
あまり頻繁に使えなくなってしまいました。

バラの匂い(この場合天然香料のローズオイル)には
男女問わずホルモンのバランスを整え、婦人科系のトラブルをやわらげる。
それからストレスの解消を助け、うつをやわらげるのと入眠効果に、
消化器系を活発にし、食欲を増進させる。
肌細胞の再生力を高め、肌を引き締める。
傷,皮膚炎やしっしんを改善する。
シミ・シワ・ニキビなどを改善する。

ざっとあげただけでこんな効果があります。
ちなみに古来から男性には強壮作用を高めるというものもあり
かのクレオパトラは政略の都合上かどうかは知らんが(笑)バラの匂いをまとい、
寝室にはバラの花を敷き詰めさらに香で焚き染めたと言われています。
で、ジュリアス・シーザーもみごとに引っかかった、と。

私は単純にバラ生花の香りが好きだというのと
幸福感をもたらすという効能が気に入って使っているまでで。
今現在は浴用せっけんもマルセイユ石けんのローズを使っていて
たまに洗髪も泡立てボールを使ってこの石けんでしたりします。

敏感肌の私には機械練りの合成化粧石けんは全然だめで
昔ながらの純石けんしか使えず、いつもシャボン玉石けんとか
匂いのないものばかりしか使えませんでした。
が、近年マルセイユ石けんに代表される「天然香料入り純石けん」が
アロマテラピーの流行と共に手に入りやすくなり
自分にも種類を選べば使えるということが判明。

やっぱり、香りは飛びやすいけれど天然香料にはかないませんですよ。
お風呂上りにパジャマ着ると体が動いてふわ~っとバラの香り、とっても幸せ♪

今度はアロマオイルでルームスプレー用のバラ水を作ってみようかと
色々ネットで調べたりしているのですが
バラのオイルはめちゃくちゃ高い。
この前行った香りの美術館でもローズオイル、1mlで2000円くらいしてた。
1mlってスポイトで5滴しかないんですよ。

だから、香りの美術館でもブルガリアンローズの香りが体験できる部屋
(シャーレにバラの花びらがたっぷり漬けてあるのが丸見え)
そこでもこれでもかってほど香りを浴びてきたのです(笑)
だって、値段が高いの知ってるから。
こんなにむせるほどローズ香を浴びることは自宅では出来ん!と。

ところでなぜローズの精油がこんなに高いのかというと
花の種類によって絞れるオイルの量が全然違うからなんです。
例えば100円ショップでも売ってる精油の代表ラベンダーなんかだと
花の部分だけでなく葉からも精油が絞れ、かつ抽出量が多いため
安価で流通量も多いのですが、バラはそうはいきません。
ローズは5mlの精油を絞るのに約1万本のバラの花(だけ)が必要。

以前通販のカタログにラベンダーの精油を抽出する機械が載っていて
我が家収穫期(?)には毎日朝晩家族で
ラベンダーの花摘みをしなくてはいけないほど収穫できるのですが
(ラベンダーは花を摘まないと次の花が咲かないのです)
それでもその機械を買って抽出するにはギリギリのところ。
ラベンダーでさえこれだけ手がかかってるんだから
バラが高いのは当たり前ですな。

最高峰のダマスクローズなんてさらに「朝摘みのバラ」じゃないと
品質のよいオイルが取れないんだそうで。
朝露の残るダマスクローズ・・・少女漫画の世界みたいです(爆)

ヨーロッパには何度でもその教会建築や遺跡
そして飽きるほど絵画を見て劇場で感動に酔いしれたいと
常々思っているのですが
今度はブルガリアで収穫期のローズ畑の真ん中で倒れてみたい・・・

投稿者 Minako : 00:39 | コメント (647) | トラックバック (0)

2005年05月20日

フォトグラフィック・メモリー

今日はショパンのノクターン20番(遺作)を弾きまくって
ひとり「戦場のピアニスト」ごっこ。・・・ホントはバラ1弾きたいわ。

あのシーンが、このシーンが、そして私はナチスに追われる身・・・(爆)
って、頭の中で好きなシーンだけカットして上映してました。

フォトグラフィック・メモリー。

簡単に言えば自分自身が「ハードディスク記録型録画機器」ってことです。
いろんな記憶が動画あるいは静止画で頭の中に入る人。
いわゆる天性の特殊技能として扱われることもありますが
そこらに割と普通にいるんじゃないかなあ。
驚異的な記憶力でない一般のフォトグラフィック・メモリーの人。

私は「みなこ」以外の人になったことがないので
他の人のことはほとんどわからないのですが、
私自身の中にもこのフォトグラフィックメモリーが存在します。
絶対音感も声楽始めてボイストレーナーに指摘されるまで気づかなかったので
おそらく生まれてからずっと持っているものかと。

母の同僚で一度通った道は絶対間違えることがなく、
そのまま完全な地図としておこすことができる方がいるのですが
「頭の中でビデオまわしているみたいに街並みが動く」
と母に言っていたそうです。
この人も動画状態の記憶=フォトグラフィックメモリーの持ち主。
物凄く記憶力がいいんですよ。
我が家にたまにお茶のご招待をするのですが、
一度彼女にお見せした食器のパターンはほとんど覚えてらっしゃる。
私と同じでこの場合は静止画、「写真」で覚えてるんだと思うな。

私の場合も動画と静止画は区別なく記憶に入っていて
本当にフィルムのコマ送りじゃないけれど
静止画で用が足りるものは写真状態で、
それが時間の流れと連動する記憶だと動画として記憶になる。

だからと言って特別便利に感じたことはあまりなくて、
むしろ受験の暗記科目は苦手中の苦手。
理屈や体験とつながらない、ただ字面を追う暗記ってできないんです。
逆に写真とか絵とかヴィジュアル資料はいつのまにか頭に入ってる(笑)
以前同じような記憶の仕方をする人が
暗記科目は本ごと写真で覚えて頭の中でページをめくる。
って言ってたけれど、もしかしたら同じ取り組み方ができたかもしれない。

例えばこの前見た横尾展も、その室内の情景を思い出せば
何度だって同じ絵が自分の中で体験できる。
降りた階段とか、油絵の具やキャンバスの布の質感とか、色とか。
逆に言えば思い出したくない記憶でも、その体験が鮮烈ならば
何度でも上映できるわけで・・・これは結構しんどい感覚です。

持って生まれた能力もあながち良い、だけではない。
ということは以前「絶対音感」を本家サイトにコンテンツとして
載せたときに軽く書いたけれど
後付けハードディスクだったらとりはずしたいわよ、と思うこともしばしばあります。
場合によって「忘れること」が困難なのですね。
逆に忘れたくない記憶はきっちりクラッシュしないよう
データを護る必要もなくただ引出しから自在にモノを取り出すように
取り扱うことができたりするんだけれど。

だったらこうして場所を割いて書く必要もないだろうが、
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
記憶として自分の中に収納しておくことと、それを言葉をデバイスとして
この場所に表現し誰かに伝えることは全く違います。
ひょっとしたら意図しない方向に伝わるかもしれないけれど
記憶の中で私が感じた「感情」をを文章化することで
誰かに受け取って欲しい、と思うこともたまにあるし。

記憶をただ事実として凍結させておくだけでは得られない、
自分の中で書きながら、または読んでみて再体験し
その過去の体験からリアルタイムではつかめなかった「何か」を
学び取ることができるということ。
そういう意図もあってここに自分の体験を書いてみたりしているわけです。
今年のテーマ「トライ」の一環ですよ。

ちなみに私の中にある自分の記憶、一番早いのは乳児期。
畳の上に寝かされて着替えさせられてます。
それも自分の目線からちゃんと動いている母親が見えてるんだよね。
親のほうは当然忘れてるけれど(笑)

投稿者 Minako : 23:06 | コメント (274) | トラックバック (1)

2005年05月18日

献血に行こう♪

りゅうちゃんさんからトラバを頂戴しましたので、
今一度献血よもやま話(笑)じゃないって、献血キャンペーンを。

前回の献血は4月頭。すでに5週間以上経っています。
そろそろまた献血に行こうかと思っていたところ
あと半月先に近所のスーパーに献血車が来ると広報に掲載されていました。
もちろん行きますよ、ふふふ。

お褒めの言葉を頂いた私の血液成分なんですが
超個人情報だわっ、公開していいのかしらっ?と思いつつ。

赤血球 献血者標準値375~500     452(←399)
ヘモグロビン 献血者標準値11.2~14.9 13.6(←12.2)
ヘマトクリット 献血者標準値34.0~44.0 40.9(←34.9)
あとは平均値なんで、こんなもんで勘弁してください(笑)
(←・・・)の値は前回(5年前、女子大生時代)の値です。
どれも上回ってます。すご。
ヘモグロビン13.6ってのはちょっぴり珍しいらしく、全員大絶賛(笑)
・・・血液褒められてもあんまり、うれしくないぞ。

しかし実は前回の内出血した血管がまだ触ると微妙に痛い。
他に取れる血管は記憶では1本しかないんだけど
(昔はその血管ばっかり取ってたから、針の跡がある)
そっちで取ってくれるかな?それならまた献血に行けるんだけど
さすがに皮膚の上からさえ触って痛い血管じゃ
献血したらこの私も我慢するのが辛いかも、ってところなので。

献血は楽しいですよ。
自分の血を触ったり、その血液の「生暖かさ」を体感できて
人間の体温ってこんな感じなんだ、って
刺殺されたりしない限りなかなか普段では知りえない自分を体験できます。

マイファースト献血は、高校に献血車が来たとき。
全血の200mlだったんだけど、もうそのときすでに針になれていて
検査採血も献血針もじぃーっと自分の腕に吸い込まれていくのを
普段と同じように見てました。

だって顔をそむけて「いつ刺さるかわからない」状況って逆に怖いよー。
刺さる瞬間を自分の目で見てれば、来る!ってわかって心の準備ができる。
そこで痛くなければ「うわ、痛くない、上手ですねぇ~」って
看護婦さんとつかみトークができるし(笑)

んまあそのときもあまりに冷静に針が刺さるのを見ていて
採血台の向こうでぐるんぐるん攪拌しながら貯められていく
自分の血液を見てたんですよ。ぐりぐり回っておもしろーい。
「あれって私の(血液)ですよね、触ってみていいですか?」
・・・普通は自分の血液でも見るのを嫌がる御仁が多いそうで。
血液パックをもにょ、って採血中の右とは逆の左手ではさんでみて

きゃ、生ぬる~い♪

そりゃそうよ、今まで体内にあったんだから体温と同じだもの!
って看護婦さんに爆笑され おまけに高校生だったせいか
全然血を怖がらないし度胸がいいからあなた看護婦になろうよ、ねっ?
ってスカウトまでされて帰って来たわけです(笑)

先日の内出血大会のときも、こした成分がたまった
成分パックぴよ~んって持ち上げさせてもらいました♪
やっぱりできたて(?)は生暖かいんだよね。

ほら、これを読んでる人も献血に行きたくなったでしょう?
逆にスプラッタより気持ち悪くなった、どうしてくれるんだ、
ってクレームは受け付けません。あしからず。

投稿者 Minako : 23:26 | コメント (668) | トラックバック (2)

2005年05月17日

身も心もコン・アフォガート

DSCF0433.JPG

大好きなWWオスタリーのピオニー。
コーヒー党の私にはピオニーの使い道があまりなく、
こんな風にアレンジコーヒー用がほとんど。

間食をしない我が家に珍しくバニラアイスがありまして
バニラアイスと言えば=エスプレッソ・コン・アフォガート!
アイスを食器またはカップに盛り、上からアツアツのエスプレッソをかけるだけ。
エスプレッソも楽しめてアイスも美味しいという
一石二鳥、もうこれ無しでは生きていけないほど(笑)大好きなレシピ。

スタバが日本に進出して、アレンジコーヒーが一気に広がって
私にはうれしい限りなのですが。
昔なんてエスプレッソダブルでよろしく、って頼んで
バイトのお兄さんにハァ?って言われたことがあったもん(笑)
ちなみにエスプレッソ・コン・パンナはエスプレッソに生クリームのせ。

イタリア語でアッフォガート「Affogato」とは
溺れる、という意味で
そのままアイスがコーヒーの中で溺れてるから、ってことらしい。

私今、いろんなことに溺れてるから。

このエスプレッソ食べてるときはその甘さとコーヒーの苦さの
絶妙なるコンビネーションにもうメロメロになり、
ピアノではショパンのエチュード「エオリアンハープ」にメロメロ。
新しく来たポットにもメロメロだし
本にも、
書くことにも、
それからそれから・・・
と。

他にも書けないところで溺れてばかり。
気が付くとブクブクと耽美の中に沈溺する(←この言い回しが書きたかった)
そういううららかな春の日です。

投稿者 Minako : 23:51 | コメント (295) | トラックバック (0)

2005年05月16日

贅沢な時間

このごろ自分の中で流行しているのが、なんと勉強!(笑)

もともとは家教を始めたことで、勉強を再開したのがきっかけ。
いちおう全教科オールマイティに教えてるので、
中学の勉強は全範囲でリクエストに答えて自分でまた勉強し
教える方法を考えて彼女に力をつけてもらうべく。
あのころちっとも楽しくなかった地理や数学が
今はもうワークブックや本を読むのが面白くてたまらない。

こんなことを書くと変?だと思われるかもしれないけど、
私は勉強が好きです。
小学校も中学校も高校も受験でさえあまり「辛い」っていう記憶がなくて
勉強=新しいことに出会える、と毎日わくわくしてました。
やることが多くて大変、とは思ってたけど
止めたい!ってところまで行ったのは大学受験の数学くらいでしょうか。

今は少し昼間に時間が出来たりしてるので
とにかく読みたい本と吸収したい知識を探しては頭に放り込んで
毎日読んでいる新聞でさえ貪欲に吸収しよう!ってテンション。

あ、突然思い出した。三色ボールペン教授のキーワード
mission、passion、high-tension
ちょうどこんな感じ。
使命感を持つ、情熱を持つ、テンションは高く。ってこと。
これは人生全てに関して言えることだと思う。

現在は予習のために読んでいる洋書の文法ブックと
何度か書いている地図と、えー個人的な趣味で(笑)詩集と
あと私にしては珍しい分野、医学書かな。
最初は素人向けの入門書を読んでたんだけど物足りなくなってきたので、
最近は全くの専門書にも挑戦しようと色々立ち読みしながら探してます。
どれもこれもホントに面白ーい。止まらない。

例えば仕事で扱わなければならない案件とか
自宅で自習してこなきゃいけない仕事とか
そういうのはやっぱりちょっとばかししんどいな、って感じるけれど
どこかに楽しい!という気持ちを見出せたら
少しは吸収することも楽になる、はず。というのが持論です。
同じやるならめいっぱい「遊ば」なきゃ損、損。

例えばお薬はプラセボ(偽の薬)との比較で効用が認められたら
医薬品として認可が下りるんだけど
プラセボ、つまり薬でもなんでもないものを飲んでも
効く人は効くんですよ。
つまり、気持ちの持ちようで多少の効果はあるってこと。

ま、私における「数学」のように
気持ちを持ってもできないものはできないけどね・・・(爆)
受験もない社会人なのでできるできないの結果なんてどうでもいいんです。
(仕事だけはまたちょっぴり別の話だけど。)
ただ、新しい世界を見ることが楽しいと感じられたら。

人生は毎日が勉強で、転んでも起き上がっても
辛いことがあっても幸せなひと時が訪れても
その「気持ち」を感じる前とは違う世界が自分にはどんどん訪れる。
のんびりの私はたまにその速さについていけなくなって、
またばたん!と転んでしまうこともあるんだけど
今はまったりのんびり得た情報を物凄いスピードで消化して
いろんなことを考えたり感じたりする時間が
幸いにして現在の私には少しだけ与えられています。

いつまた睡眠時間をすり減らすような生活になるかもしれないので
ひとりの自由時間があったらとにかく今は「本を読む」!
あとは・・・お笑いを見てバカ笑いをする・・・(笑)
笑いは重要な要素、ですから。

投稿者 Minako : 23:38 | コメント (353) | トラックバック (0)

2005年05月14日

80年代の超えられない壁

y-2.jpg

↑誕生日に買った横尾マウスパッド。
我が家は光学式コードレスマウスで、
使っている途中暗闇で持ち上げてみたらむっちゃイイ!
雰囲気が芝居小屋っぽいでしょ?

最近思うに、私の嗜好は1980年を超えられないらしい。
趣味の音楽、絵画、現代アート、食器・・・それら全てが80年以前のもの。
おかしいなあ?70年代後半生まれなんだけど。
一昨日のブログもベイ・シティ・ローラーズだもんね。
同年代の人にはあのスミルノフ教授のギャグわからんでしょ?

音楽は結構新しくなってきたかもな。
最初は60年代ジャストくらいから始まってたし、
Beatlesを好きになったおかげでぐっと新しくなって今は80年ギリギリ。
80年をまたいで活動しているアーティストも結構いるけれど
楽曲はたいてい80年より前のものが好きだし。
例外はエンヤ師匠くらいかなあ。

今日はむっちゃテンションが高くて誰もいない自宅で
PCに火を入れて、「Hey mickey」をひとり大カラオケ大会(笑)
たまーにこういうバカ系ポップが聞きたくなるの。
単純に踊りたくなるのよね。
Mickeyとか、シャンプー(今どこ行ったの?)のTroubleとか、最近ではタトゥーとか。
こう見るとおバカ系は80年以降のものばっかりかも。
逆にじっくりしっとり歌詞を聞きたいのは80年の壁を今だに越えられない。
私はいったいいつになったら現代に戻ってこられるんでしょうか。

そういえばこんなにもたもたしゃべる私なんですが、
洋楽のカラオケって大得意。ミッキーも歌いながら踊れます。
英語の師匠が亡くなられるまで、仲間のみんなで集まっては
ネイティブ教師を混ぜてしょっちゅうカラオケ行って
そのときはもちろん「英語オンリーカラオケ」!
なので、鍛えられたんだよね。英語って早口しやすいし。
一番歌うの好きなのがマドンナのVogue。
なぜかって?好きな女優の名前がいっぱい出てくるから。
グレタ・ガルボにディートリッヒ、なんて普通20代後半婦女子は見てない(苦笑)
フレッド・アステアのダンス、一緒に踊れるっちゅうねん。
ほら、やっぱ80年を超えてないー(笑)

こんなことばっかり言ってるから「年齢不詳」って言われるんだ(爆)
一度なんて40代奥様に間違われたことがあるよ。
確かにこんなブログ書いてりゃ、そ、そりゃ、そうかも・・・。

夏が来るとビーチボーイズの季節がやってきた♪って感じだし
ここ数年くらい、流行で80年代洋楽のオムニバスが氾濫し
私もやっとのことで聴き慣れてきたところ。遅い?
リアルタイムじゃ子供だしなぁ。

あ、ちなみに絵画の一番好きなのは音楽(グレゴリオ聖歌)よりちょっぴり後のルネサンス。
レンブラント、狂うほど愛してます(笑)
親の影響で印象派なんかも結構見ますが、基本は宗教画。
ダリとかマグリットなんかも好きなんだけど
ミュンヘンで見て以来微妙に狂気が怖いので・・・。

焼き物も古伊万里に柿右衛門、あの赤がやっぱりいいです。
織部の緑もステキだけど、やっぱり赤色に惹かれるな。
買えないけど。

まあよく言えばワキが甘い、悪く言えば主体性のない人間なので
見に行こう、とかこれがいいよ、とか言われたら何でも見ます。
基本的には好奇心知識欲が物凄い旺盛なので。
自然と着地点が決まってるってだけで
もしかしたら現代モノにはまる日が来るかも・・・?こないかも・・・?

投稿者 Minako : 22:27 | コメント (255) | トラックバック (2)

2005年05月13日

隣は何をする人ぞ

電車で隣の人の新聞を読んでる人ってよくいるよね。
今日、隣の人が私のを読んでいた・・・(笑)

上京した帰り、本屋で買ってきた本のうち
「話を聞かない男 地図を読めない女」ってのを読んでたんです。
ずっと文庫になったら買おうと思っていた本で。
結構面白いんですよ。
サンプルがいくつあるのか知らないけれど、一般的な性差
(↑自分には全く縁のないものだと思っている)
及びジェンダー論みたいな部分を読んでたんですね。

ジェンダーは大学でもちょっとかじって面白いと思ってたし、
こんな風に気持ちよく「女はこうで男はこう。」なんて断言されちゃうと
いやー、決め付けもはなはだしいと笑っちゃう(笑)
男女に関する一種のジョークブックですな。
そしたら私、体は女で心はりりしい男性になっちゃうもん♪

でまあ本の内容はいいとして、じっとジェンダー論の講義を思い出したり
家族(我が家は両親、兄二人)の言動を考えたり
色々頭の中で自分の考えを交えながら読んでたんです。

・・・ん。

なんだか本の斜め後ろから視線を感じるんですけど。
と思ってみたら、ローカル電車の2人がけの隣に座っていた
私くらいの年齢のお姉さんがちらちら本を見てたのです。

とにかく私は図書館で勉強も出来ないほど
周囲の音とか気配に敏感で、学部時代はIDがないと入れない地下書庫
院時代はちょっとした調べものにもわざわざ院生用の個室借りてたからね。
というわけで気配を感じた私は、気持ち本を自分の方向に向けなおし
また途切れた思考を再開して自分と本の世界に浸ってました。

今度は覗き込まれてる・・・( ゚д゚)ハッ!

あんまりに他人様の様子(←私のこと)が気になって気になって
お姉さん夜も眠れないの!ってな度合いに
私の読んでいる本をチラチラ盗み見(もはや盗み見というレベルか?)
しているので、気が散って全然先に進めません。
携帯でメールを送りたい用事もあったんだけど、
メール打つの全部読まれてたらそれもいやだし。

春はおかしな人が多いし、献血内出血大会(笑)のときも
腫れあがった腕をさすりながら帰ってくる途中に
ちょっぴりおかしな老婦人に帰りの電車で
むちゃくちゃ文句をつけられるというトラブルに巻き込まれたために、
キレるよりは穏便になんとか自宅まで帰りたいとみなこは考えました。

ふっふっふ。

実は今日買った本は数冊あり、文庫本はもう1冊
「教科書で読んだ名詩」の文庫化されたばかりのもの。
これなら隣から何度見られようが平気。
だって、何百回も読んで諳んじられるほどの詩ばかりだもん。
本を変えるとまた覗き込んできたので
漢詩のページを思いっきり読みやすいように前に出してやりました。
しばらく字面を追ってましたが・・・

どうも読んでも内容がわからなかったようで
見たいは見たいけれど、見ても自分が少しも理解できない内容だ、
ということにやっと気づいてくれたようで。
わたくし、それを狙ってました。
さあさあ今までみたいにいくらでも読んでやって!
と見せびらかしつつ(笑)電車に乗ってきたわけですが
どうやら私の勝ちだね。ふっふっふ。

あー、哲学書とか洋書とか持ってたらもっと面白かったのになー。

投稿者 Minako : 23:39 | コメント (493) | トラックバック (0)

2005年05月11日

異種格闘技?

久しぶりの大ヒット。
スミルノフ教授のブログでやっちまいました。
一人でモニタに向かって噴き出したよ・・・(笑)
問題のブログ「探し物の歌」
(トラバは恐れ多くてつけられませんのでこれで勘弁して)

私も明日から探し物をする時にはこれを口ずさもうと思います。
なんかすっげー深刻な探し物の時にやるべし。
楽譜とか演奏入れてもらったテープとか作った教材とか。
あと本番で楽譜忘れて困ったときとか。(←本気で忘れた経験あり)

全然違う世界に生きている人のサイトって面白い。
へえ~、って自分が知らないプロの世界を垣間見れるし。
私が今までお仕事でやってきたことを書いたら
知らない人には結構面白いと思うけれど
何せ世界が狭くて怖くて書けない・・差し障りがない程度で書いてますので。

もうひとつ大好きなサイト「土屋賢二」大先生の公式
http://www008.upp.so-net.ne.jp/kenji/
この方はお茶の水女子大の哲科教授で、紫門ふみの恩師。
哲学的エッセイ本を書いているのですが
何しろおかしな世界に生きていることは確か。
もっと知りたきゃ本読んでみ。

上のお二方に共通するのは「本業でも名の知れた」人で
かつ私的に書いているものがむちゃくちゃ面白い。
私も面白いものが書ける、本職も実力のある人間になりたいです。
とりあえず面白いものは毎日ここを使って訓練しているので
あとは本職が成長するだけ。

投稿者 Minako : 22:59 | コメント (255) | トラックバック (0)

2005年05月09日

蘇生記念日

59-4.jpg

今回の「レマンの森」のケーキは季節限定、祈りを込めて選んだ皿は
WWフロレンティーン・ゴールド、ティーカップはコロンビア・ゴールド
最後まで迷ったユーランダールビーも一緒に。

今日はお誕生日♪
年をとることに抵抗はないよ、今のところ全く。
むしろ早く30代を迎えたいぜ。

お誕生日は誰か(男女関係なく)がデートしてくれることもあるけれど
一人でふらっと小さな旅スタイルでお出かけもまた好き。
この月は春真っ盛りで好天のバースデーも多いし。
今日はご近所伊豆高原でプチ一人旅を楽しんで参りました。

59-1.JPG

お水?と思いきやこれは温泉です。
クリスタルガイザーが冷えすぎていたので、バス待ちで少し温めて。

伊豆高原には800円で一日限られた区域バスが乗り放題のパスがあって
それを買ってロータリーでバスを待ってました。
今年も好天に恵まれて幸先がいい。
まず行く先は「池田20世紀美術館」。
今特別展で横尾忠則大先生(笑)の油がなんと60点来てるの。
電車の中吊りで見てずっと来たいと思ってたんだよね。

スーパー歌舞伎のポスターも演舞場から盗んで帰りたかったほどで
横尾作品は大好きなのですが、実は油の作品って初めて見た。
実は伊東市が題材になっているものがあったりするんです。
主なものは「Y字路」というテーマの作品群。
Y字路を見て激しく何かに憑かれたようになってしまうという横尾忠則
やっぱりただ者じゃない。
画家本人の目にはこう見えるからそれを絵画にしているんだ、
ってキュビスム某の絵の前で以前誰かに聞いた話。
うん、そうかも。

途中横尾展の柱に「フラッシュ撮影禁止」って書いてあったけど
美術館ってそもそも撮影一切禁止じゃないのか・・・。横尾大先生太っ腹。
ん、でも写真にしたらあのよさはわかんない。きっと>美術品

常設展も昔本当の(笑)デートで来た時とはまた違う作品で
その片隅にはガウディのコーナーが出来ていました。
グエル公園にサグラダファミリアの写真、装飾のレプリカと
横尾にガウディ、好きなものだらけ。
今日はここだけで結構おなかいっぱいですよ。

05-05-09_14-37.jpg

池田20世紀美術館の庭。これも作品。

バターができるほど展示会場を回りまるでアリのように右往左往し
気が済むまで横尾作品を見て次の目的地に行く。
またバスに乗って、次は「香りの美術館」という一碧湖のほとりにある美術館。
香水好き2世としては絶対はずせない場所。
本当はここで香水を作る「調香」体験をするつもりだったんだけど、
前のミュージアムショップで横尾グッズを買いすぎて断念。
だってー、天井桟敷のポスターのマウスパッドだぜ?
だってー、ポスターだぜ?毛皮のマリー(その他いっぱい)のハガキだぜ?

というわけで名残惜しくも見るだけとなった香りの美術館。
おとなりには「一碧湖美術館」という姉妹施設があるのですが、
こちらは一度見て「もう向こう10年カシニョール見なくていいや・・・」
って思って以来まだ10年経ってないので(笑)行きませんでした。
1館まるごとカシニョール数百点だからね。あっち行ってもこっち行っても
階段下ってもまだカシニョールという美術館です。
逆に言えばカシニョール好きにはたまらんだろうなあ。

香りの美術館に入ってみると、すでにほんのり何かの香りがする。
最初の展示フロアはガレやラリック、そしてバカラなどの
香水瓶のフロアなんだけど100年くらい香水も入ったままのもあるのね。
そんなのが混ざった香りもしたかな。
知らない香水メーカーの名前もあったりして、ガラスには興味のない私も面白い。
ちなみに今日の私、香りはゲランのオーインペリアル。
インペリアルって製作された年から瓶のデザインが
変わってないっていうのは知っていたけれど、実物をみてまたびっくり。

階段を下りると、天然香料の香りと歴史上の人物が愛用した香りが
実際に嗅げるフロアになっていて
もう降りていく途中から免税店の香水コーナーみたいで
鼻がバカになりそう・・・。
超高値のブルガリアンローズに、捕獲禁止の麝香、聖書に出てくる乳香と没薬
ナポレオンにアントワネット、クレオパトラに楊貴妃の愛した香り。
私も香りのステキな男性には本当にふっと鼻が惹かれてしまうのですが
古今東西男女関係なく香りは重要な要素のようです。

私が今までに体験したあのお香はこれだったのか!と発見したのは
もう日本ではあんまり見られないだろうなあ、薫香を使うような特別なミサ。
昔は毎度のミサで焚いていたという薫香はこの乳香と没薬の香りでした。
聖書を読んでいつもどんな香りなのかな?って思ってたけど
まさか自分が嗅いだことがあったなんてね・・・。

最後の特別展示はディオールとゲランの香水瓶と歴史。
また好きなものでおなかいっぱいだー(笑)今日はついてる。
個人的にはボルドニュイ(夜間飛行)の瓶が一番好きです。

59-2.jpg

香りの美術館の中庭。

思いのほかまだ時間があるので、もうひとつ回るか
それとも駅に戻る途中で下車して大好きな喫茶店に寄って
ギャルソンの方と話し込むか、それとも予定通り次は温泉に行くか。
散々迷ったけれど温泉に決定。
25メートルプール・・・じゃなかった、露天風呂のとこ。

59-3.jpg

結構な高台にあるのに、露天風呂に入ると湯船の先はそのまま目線が太平洋。
これが人気なんだろうな。きっと。
大好きなミストサウナにジャグジー、そして今回は焼けないように(笑)
露天も控えめに入ってみたり。
一人でぼーっと考え事したかったんだー。ずっと。
いろんなことをとりとめもなく考えたり想いをめぐらせたり
今日見た横尾作品を思い出したり、
一日はあっという間にすぎてしまったけれど。

今日は誕生日だってことで思いっきり羽根を伸ばしてまいりました。
なぜ蘇生記念日なのかは、また後日。

投稿者 Minako : 23:09 | コメント (431) | トラックバック (2)

2005年05月03日

顔面漂白剤

★管理人からのお知らせ★
コメント欄を一般の方にも開放いたしました。
TypekeyのIDがなくてもコメント書き込めます。
どうぞふるってご応募・・・いや、書き込んでくださいませ。

いやはや、GWの前半は寝込んで終わってしまいました。
夏風邪はバカが引く、っていうけれど、ホントそうかも。
29日に帰ってきて、夜半にお風呂に入って微妙に焼けた顔をパックして寝ました。

次の日、起きたらむちゃくちゃ暑い。
天気のせいか?って思いつつがばっ!と起きると
天井がぐるん!と一回りしダウン。風邪に低血圧のダブルパンチです。
一度風邪で病院に行って待合室にいる時、低血圧で倒れたこともあり
風邪のときは要注意なんですわ。
というわけで、以後丸3日寝たきり。

29日の夜にパックしたのは、某所の祭り会場で聞いた
雑誌「VOCE」のおまけ、SK-2のホワイトニングソースのマスクパック。
これ定価が1600円くらいするんだよね。
一度使ってみたかったのもあって本屋に走って買ってきたんです(笑)

去年夏同じホワイトニングソースのリキッドファンデーションを使っていて
うっかり落とさず過労で倒れた次の朝に、クレンジングで落としたところ
顔が漂白したみたいに青白くなっててびっくり!
って話をどこかに書いた気がするんだけど、
今回も期待を裏切りませんでした。ふっふっふ。
みなこ、タダでは寝込みませんわ(爆)

29日の夜に洋楽をかけつつ(5分パックなので1~2曲分)
気合を入れてまぶたまでパックをして
はがしたあとそのねっとりとした美容液をこれでもかと肌に染み込ませ
そのまま疲れもあってすーっと眠りに落ち・・・
次の朝は起きた瞬間にくらっとまた寝床に逆戻りでそのまま一日就寝
(低血圧で起きられないため)夜まで寝たきり。
汚い?いや、起きれないんだもん。本気で動けなくなってみなさいって。

で夜になってお風呂入ろうかと上半身を起こしつつ
熱でも測ってみるか?なんて体温計をとってはかってみると
オイ!?って見直したくらい熱が上がっていて
そのまま寝床に押し戻されまして(笑)
結局一日寝たまま次の日の朝まで放置されてましたです。

というわけで次(この時点ですでに5月1日の朝)の日まで
ホワイトニングソースでパックを続けたのと同じ状態。
ふっふっふー、ファンデーションでアレなんだからどんなもんだ、
と楽しみに顔を洗ってみますと。

ワイドハイター使ってみた?

というくらい顔が真っ白。
お洗濯なら輝く白さに!みたいなキャッチフレーズがつくことでしょう。
元々白かったのがさらにキメも整ってぺかーんとまるで能面のように。
きっちり漂白しときました!というような白・・・。

現代の化粧品って凄いよね。たった1日で能面ですよ。
ホワイトニングソースなんて名前じゃなくて
「顔面漂白剤」でいいじゃん。
黄ばんだ肌も、できてしまったシミも一度ですっきり・・・なわけないけど(笑)

投稿者 Minako : 23:51 | コメント (833) | トラックバック (0)

2005年04月29日

下田にて、追憶の日々

05-04-29_17-33.jpg

街中にある「ハリスの足湯」。水面にうつるは・・・

今日は友人2人と午後からランチを兼ねて約束。
この2人とは高校入学時からの友人なので、かれこれ長い付き合い。
私自身は彼女らと別々に会っていたものの
3人で顔を合わせるのは数年ぶり。

同じく高校の同級生のお宅で美味しい蕎麦を食べる。
おっ、久保田・・・って今日は蕎麦つまみに飲む日じゃないってば(笑)
蕎麦を食べて、買い物して、またまたまた・・何回目だかの
いつものコース、邪宗門

今日はGWだし混んでるかな?なんて入ってみると全然関係ないらしい(笑)
いつまでも時の流れが止まったような店内には人もまばら。

先日も今日会った友人の片割れと二人で語り、
今日も全く同じ席(高校時代からのお気に入り・写真もこの席)で語る。
ここのティーパフェは甘いものに目がなかった高校時代いつも食べていた味。
少しお小遣いに余裕が出来た大学時代は
帰省時ひたすらストレートコーヒーを飲みに通いました。
私が白秋の邪宗門に心酔するきっかけになったのはこのお店です。

われは思ふ、末世の邪宗、切支丹でうすの魔法。。。

とりとめもなくしゃべっていると、しゃらしゃらと豆を焙煎する音が。
いつもドアの横の半畳スペースで置物のようになっているマスターが
珍しく動いて・・・いや、珈琲豆の焙煎をしていました。
そっかー、独特の味はここからできてるわけね。さすがです。
心の中の「珈琲の師匠」ですから。
ん、ほのかに焦げるような豆の香り。
珈琲は器具も一通りそろえたし、豆の味もわかるようになったし
水も試行錯誤して覚えたし、私も最後の砦、豆の焙煎に足を突っ込もうかしら。

邪宗門で至福の時間を過ごした後には街中を徘徊。
前回からわたくしたち『観光客っぽい』がテーマになってるので(笑)
やっぱ足湯でしょ。それから、何年ぶりなんだ?のプリクラ。
(すっごいたくさん自分の顔があるんですけど・・・どうすんだ、携帯に貼るか?)
あっちこっちのお店をのぞいては出、のぞいては出。
しめにはマッサージ機!
伊豆急線って変なのよ、駅にマッサージ機があるの。
しかも全身用と足ツボ用と2種類。
快い疲れを覚えた体にはさらなる至福の時間・・・ね、寝そう。

帰ってきたらまた日焼け気味。
日傘をさしていたのに、どうやら眼から焼けたらしい。
私、白人並みに目が弱いのです。どうも色素の関係みたいで。
自分ではそんなに白いって意識がないのに
雪国黒部でも「真っ白!」をみんなに連発され 今日も言われたけど
それでさえ温泉で日焼けした顔なんだよね・・・。
胸とかお腹とか足とかもっと気持ち悪いほど白いんだけどな。
というわけで、お顔はパックして寝よう。そうしよう。

投稿者 Minako : 23:04 | コメント (372) | トラックバック (0)

2005年04月27日

世界一周バーチャル旅行

相変わらず地理と格闘しています(笑)

先日イートン校の校長のお話が新聞に出ていて
「教師に求めるものは、一方的に教えることではなく
自分が生徒と一緒に熱心に学ぶ姿勢が必要である」
って書いてあったの。

※イートン校
イギリスの超名門私立男子中高一貫校。
全員が卒業まで寮生活をし、王室の王子たちが入学することでも有名。

ちょうど話の流れが南半球北半球と広がってきたので
白地図ワーク本で世界の都市を一緒に勉強してみました。
主要なところはわかっているけれど(旅好きなので)
自分もお楽しみ、バーチャル世界一周♪

そのとき教え子の彼女には都市を答えてもらい、
自分に課した課題は・・・その都市の空港名!(笑)
例えばパリならシャルル・ドゴール空港、ロンドンならヒースロー空港
シンガポールは大好きなチャンギ空港、などなど。
わからないのよ、これが結構。
旅好きを自認できんなあ・・・・・。勉強不足!
当たり前ながらアジアには強いんだけど、アメリカは全くダメ。

自分が色々フラフラ放浪して歩いているので
その土地にまつわる話をしてあげると
とっても面白そうに聞いてくれます。
教科書の話じゃなくて私の体を通過した実体験だから
話も色々(←旅先で色々やらかす人)あるわけで・・・

大体飛行機に乗るときは大きなトラブルや社会事件があって
それと連動してるから話しやすいといえば話しやすい、けれど。
9・11テロとかねー。ソ連のクーデターとかねー。
私の人生って、歴史じゃん!(笑)

くやしいので今、世界の空港こっそり調べてます・・・
くそう。中学の地理になんて負けるもんか(爆)

投稿者 Minako : 23:52 | コメント (335) | トラックバック (0)

2005年04月22日

人生何よりも腹が立つこと。

ナンパされましたですよ。いや、それはいいんです。
こんなのでも声かけようって思ってくれたってことで。
たで食う虫も好き好き・・・(苦笑)

その気持ちに関してはありがとう。
だけどね、お兄さんが私をなぜ激怒させたかって?

おまえ本屋でナンパしてんじゃねぇーーーーーーーーーーーーー。

はあ、はあ(←肩で息してます)ぜい、ぜい。

今日は上京する用事があってですね、用事を済ませた後に
他にどうしても寄らねばならぬ場所がありまして
そこに向かっている途中の話です。
エスカレーターで4階ね、って上がっていってみると
途中の婦人服の階でちょっと年齢が上そうなお兄さんが立ってまして
そのまま通り過ぎて上に行こうとした私に
「あの、ちょっと・・・」
って声をかけてきたんです。

ナンパってのはすぐにわかったんだけど、とにかく予定があるし
すいません、って素通りして上に向かいました。
帰りの時間の都合もあったし。
で、目的階で降りてみるとそこには目の前にどーん!と書店があり
目的地へはその書店を通らないとたどり着かなかったのです。
私が本屋を素通りできるはずもなく(笑)
あちらこちらでトリモチ状態でフラフラ、フラフラ。立ち読みがてら。

で、最近話題の「三色ボールペン」教授の面白い本があったので
夢中になって立ち読みしてました。
その場所は平積みでエスカレーターから丸見え。
うわすっごい面白いかもー、ってうきうきで立ち読み中の私に
再度そう、奴です。あの兄さん。

「暇だったらお茶を・・・」

------ここからは心の声です。------
(若干スピードアップしてお読みください)

暇なわけねえだろ、大体暇だったところでおまえとは行かん
世界中でおまえとあたしと二人だけだったとしても断固行かん
地元に本屋のない人間がどれだけ本に飢えてるのか
本屋でナンパするようなおまえにわかってたまるかっ!!
ふざけんなゴルア!!!!!!!!!

------心の声ここで終了------

↑という気持ちが500%くらいこもった恨みがましい目で睨むと
兄さんすごすごと引き下がっていきました・・・

本屋は趣味で行くこともありますが
最近は仕事関連で探さなくてはいけない本もあったりで
本当に大きな本屋に行くのが貴重な時間なのです。
それを何の権利があってじゃまするわけ!?
とキレそうになりまして。

ナンパされたことはどうでもいいが、
本屋でナンパの続きをされたことに関しては激怒
本が好きな人なら、本屋で英会話の勧誘をされることすら嫌がるでしょ。
それさえもわからん人間とこれ以上会話をしたくない。

というわけで無駄なパワーをさらに消耗して帰ってきました。
前回上京した時は血液を無駄に消耗し(笑)今回はパワーを消耗。
何かあるのかっ?私。

投稿者 Minako : 23:05 | コメント (253) | トラックバック (0)

2005年04月21日

スゴイっ。

自分の体のケアをすることは、
自分への愛情でもあるし、
愛する人に対しての愛とも言えるかもしれませんね。

記者会見@松田聖子より。
ううん、10回くらい見直した。
っていうか、女性にとって神ですな。カリスマ。

美しくあること、とか若さを保つこと、じゃなくて
「ケア」をすることが自分への愛情ね。
いい言葉の選び方してるなって思いました。
うーん。思わずうなったよ。

確かにパートナーがいるときには当たり前に
自分なりの標準値を保とうとがんばるわけですが、
パートナーもいなくて想いを寄せる相手もいない場合には
つい色んなことをなんだかんだ理由をつけて見過ごしがち。
それが彼女は違うわけね。
一人だろうが、誰かと一緒にいようが、
何があっても「ケア」そのモチベーションに変化はない。

その芯が通ったスタンスってやっぱり凄いと思う。
だからこそああして第一線なのよね。
日々の積み重ねがあの結果を生む。
そう思ったら、そわそわとしてきましたわ。
もうアーリーアンチエイジングのターゲット層ですから。お姉さんは(笑)
自分も激しくカウンターパンチを受けて刺激されてます。

愛かあ。
本当に自分を大切にしてる感じがするものね。
自分への愛情。
そんなこと考えもしなかった。

普通の人が「自分への愛情」なんて言葉を発したら
「自分を甘やかしてんじゃねえよこのボケ」と言われてしまいそうだけれど。
ともすると毎日の鍛錬というのは結構厳しいものもあるし
何もしない方が自分にとっていいときもある。
彼女だから言えるってことなんだろうな。

外見やスタイル、肌の美しさなんて20代まで。
一般的な美人だって年老いるわけだし、
顔のパーツの整い方だけじゃない「美」ってあるし
内面、外面、知識に教養、トータルなバランスがあってこその美。

別に聖子ちゃんファンでもなんでもなかった私ですが、
姉御、一生ついてきます!と思わず思ってしまいました。
くじけそうになったらこの言葉を思い出して。

投稿者 Minako : 23:33 | コメント (295) | トラックバック (0)

2005年04月20日

ビバ、市川崑。

市川崑の映画って大好き。
邦画も色々見てきたけど、やっぱり市川崑が一番。

36ミリの良さが最大限に引き出されている気がして、
はたまた個人的に市川崑の「絵」が好きなこともあって。
横溝正史×市川崑で育ったのよ(笑)
何年か前に市川崑が撮った毎週の連続時代劇(1時間)も
絶対見れないゴールデンタイムだったから録画して見てたもん。

あの水戸黄門ほど胡散臭すぎず、自然のままの情景が
まるで東山魁夷の絵みたいに目の前一面に広がる感じ。
まさに巨匠!

サークルで映画研究会(撮る方)に所属していた時も
みなさん洋画派が多かったんだよね。
でも市川崑好きの先輩(しかも女性)がいて、大いに盛り上がったこともあり。
性格は真逆だったけれどなぜか妙に気が合い
その後先輩に連れられて夜遊びに行ったりしてました。

うわー、市川崑見たい。
DVD買おうかな。しかも、大人買い!

投稿者 Minako : 23:05 | コメント (382) | トラックバック (0)

2005年04月19日

西に行こう。

今年は風水で「西」に行くといいそうですよ。
大金運なんだそうです。
こんな話を3月までしていた仕事先で教えていただき
そういえば精神が引き締まってパワーがもらえる場所に行きたいな。
って話をしていました。

今年に入ってからは何度も書いたかも、の話だけど
自分の中のパワーが不足気味。
いや、仕事は仕事として着実にレベルアップしているし
そちら方面の力は残ってます。というか、もうそこでゼロに近い(笑)

問題はプライベートな方。
自分の中で気力体力総合的なパワーが潤って満ちてくると
決まってその力を必要とする事態とか、人とか、
色んなモノが自分に寄って来る。
で、どうでもいいモノヒト事柄だったらそこでえいっ!と蹴飛ばすけど
(みなこ、最近他人に対してキレることを覚えました。)
昨年あたりからは自分の気持ちも逃げられないし、むしろ逃げたくないし、
ここで力を使わずしてどこに使うのっ!?ということばかりでして。
がっちりと向き合わなくちゃ、って思うわけですよ。
で、予想以上にパワーを消耗してぐったりとうなだれる・・・
を繰り返して数ヶ月がたちます。

おぼれた人の助け方。
足や手をバタバタさせているときに自分の手を出すと
必ずといっていいほど一緒におぼれてしまうんだそうです。
物凄い力でしがみつかれ、なおかつパニック状態のためにそのまま暴れつづける。
子供でも助けに入った大人を溺れ死ぬまでの状態にできるそうですよ。
では、どうやって助けるか。
散々暴れて体力を失ってぐったりしたところを助けるんだそうです。

というわけで、パワーもむやみやたらに与えて
吸わせるままにしておくとよくない。ということに気づきました。
溺れる人と同じである程度客観的な立場から見つめる。
答えを提示してしまったら、それこそもっと良くないし。
私も人間なので、パワーには限りがありますから。

で、パワー不足を手っ取り早く解消するには
風水ではパワースポットに行くのが近道なんだとか。
確かに寺社仏閣、教会に行くと身が引き締まる場所って必ずある。
そういう「気」を感じた場所が自分なりのパワースポットなんだって。
ちなみに私、今は出雲大社に行きたいです。
おそらくそれがパワースポット。

投稿者 Minako : 02:49 | コメント (332) | トラックバック (0)

2005年04月17日

魔の宴

行ってきました、自分も含めた(あと3週間で誕生日)お誕生日会。

前の晩に今年は豊作だった我が家のレモンをすりおろし
さらに絞り汁も入れたレモンケーキと、
私の定番パパッと作れて結構美味しいメイプルシロップを使った
マーブルケーキと妙に高いテンションで2種類もケーキを焼き、
お誕生日のメンバーのために持っていきました。

いやー、経済的に酔ってきましたわ(笑)
気を抜いて飲んでいるせいか、上善如水を1合も飲まないうちにべろべろ。
普段お仕事の人たちと飲みに行っても
こんなには酔わないし、これより飲んでるのに。
メンバーが悪いね、大学時代から毎週(いや毎日?)飲んでたし
今さら隠すようなネタもない間柄なので。
昔の話で一晩語れそうに大笑い。

酔った挙句昔毎週開かれていた宴にご一緒していた助手(遠方在住)の方に
みんなで写メールして今から中野に来い!とメールでからみ
(私らって最低なのは変わってない)
その後電話までしちゃいました・・・ああ、社会人とは思えん。
あとは恒例の恋話ですな。暴露話ともいうけど。

いくつ年をとっても同じ飲み方するのかなあ・・・。

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (523) | トラックバック (0)

2005年04月15日

お誕生日会

久しぶりに召集がかかりましたわ。

大学時代バカがつくほど酒を飲みつづけくだをまきつづけ
恐ろしいほど婦女子とは程遠い女子大生時代を過ごした仲間から。
大学のゼミ(みたいなもの)の集まりの仲間で、
年齢も学年もバラバラだけどいつまで経っても仲間。

彼女ら、なぜか4月にお誕生日が集中していて
大体いっぺんに合同でお誕生日会(という名の乱痴気騒ぎ)をやるか、
5月の私の誕生日(9日)まで待って
やっぱり乱痴気騒ぎをやるか(笑)という違い。

私、大学時代は彼氏がいたときも誕生日一緒に過ごしたことがない。
彼女らと先生に囲まれて酒瓶もってお祝い♪
いつぞやは仕事でどうしても祝えないと言っていた彼氏が
わざわざ仕事終わって遅い時間、誕生日ギリギリに電話をくれたのに
あいにく地下の居酒屋にいまして(爆)
携帯も出れず後で怒られたこともあります・・・

というわけで明日は召集かかったので
せっかくですから暇人、ケーキを焼きました。
もう食材を買いに行く時間がなかったので
さくっとマーブルケーキ、庭にすずなりだったレモンをつかった
レモンのマドレーヌ。
農薬使ってない天然素材のレモン、美味しい♪
みんなの口にあうといいな。

投稿者 Minako : 23:35 | コメント (14) | トラックバック (0)

2005年04月13日

春のバカ騒ぎ・・・。

なぜか春だからか?
頭がおかしいらしくBGMは大塚愛「さくらんぼ」。
おかしいでしょ?どう考えても(笑)

4月からソリで出れるように新曲!って買ってきたのは
ショパンの原典版ばっかりで
私古典が専門なのに、原典版なんてわかるわけないじゃん・・・
よく考えてみると。
この数ヶ月みっちりトレーニングを積んで、
精神的にも色々な場所でピアノ以外にたくさんの経験をして、
目に見えて表現力が上がっているのが自分でもわかる。
ああ、何事も経験、ってのはわかるな。

先週は本当にごろごろだらだら休養ウィークで
今週からまたエンジンかけ始めたばかり。
息が抜きたかったのか、ストレスが溜まっていたのか
異常に一人旅がしたくてたまらなかった。
それは、一人になりたいから。
っていう結論が出たのが今日・・・我ながら遅すぎる(笑)

一人で時計もはずしてぼーっとしたいの。
もう少しでお誕生日だから、東京のシティホテルでもとって
一晩ぼーっとしようかな。
本当は自宅近辺以外、自然に囲まれた場所でボーっとしたいんだけど
そこまで行く時間が割けない。

色々考えたいことがあるんです。こんな私にも。

投稿者 Minako : 23:32 | コメント (295) | トラックバック (0)

2005年04月10日

地図が熱い。

家教の教え子のリクエストで、地理をやることになりました。
基本的に英語を集中して教えているのですが
どうしても苦手な教科・分野は私が多角的に攻めて頭に押し込んであげる、
という感じ。
知識欲が強い子なので、彼女の興味の方向に沿ってあげれば
苦手なものもすんなり覚えてくれるとても賢くて教えやすい子なのです。
毎回漫談かトリビアかっ?みたいな会話を繰り広げております(笑)

私も中高と地理大嫌いで歴史ばっかり。
今は旅好きもあって地理って勝手に覚えてくるもの、という感じです。
うっかり八兵衛レベルで「全国の美味しいもの」マップが
頭に入ってますよー(笑)

で、地理の教科書とか参考書を本屋で見たら
面白い!
何でこんな面白い本嫌がってたの?って感じ。
年齢を重ねるってこういう面白さもあるのよね♪むふ。
その中でも一番クイズレベルでハマった白地図ワークブックを買い、
あと個人的趣味で世界地図も買ってきました。

出身県である静岡県はばっちりわかるし、
自分のルーツでもある東京含め関東圏もしょっちゅう往復してるし。
かなり意外だったのは「富山県」について知識があったこと。
普段、黒部も局地的な滞在しかしてないのに・・・(笑)
各県の工業・名産・特徴のキーワードが羅列されたページで
「アルミサッシ」でわかったわたし、すごいでしょ(爆)

全くの白地図が載ってたら、全国酒蔵マップとか作れそうだ・・・。

ちなみに世界地図のほうは「世界のビール」「世界の紅茶」「世界のコーヒー」
に惹かれて購入を決意しました・・・
青島にコロナ、ウパにディンブラ、マンデリンにサントスブラジル。
ああ、食べ物のネタってなんて楽しいのー。

こんな風に私自身が知識を得ることや好奇心が強いので
彼女が学ぶのと同時進行で自分も学ぶ、
という姿勢が段々と彼女自身にも伝わっていっているようで
非常に意欲的な姿になってきました。

そう、勉強っていつになっても楽しいのよ。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (286) | トラックバック (0)

2005年04月08日

それでも私は献血に行く

緊急!深刻な血液不足。しかもA型とO型。

というニュースをつい2、3日前に目にしまして、
今日ちょうど献血ルームのご近所に行く用事があったものですから
行って来ましたよー。A型の私。

胃潰瘍になってからずっと服薬の関係もあったりで
献血とは数年ぶりのご無沙汰。
献血手帳も引越しで紛失し、ちょっぴりドキドキ♪の献血。
(↑なんだこのテンション)
しかも慣れ親しんだ(?)池袋じゃない、初めての献血ルーム。

とりあえず5時間は寝たからOK、お昼もちゃんとスタミナ食で
先に買い物や用事を全て済ませてからいざ献血。
昔は本人の個人情報ってオンライン化があまり進んでなくて
献血手帳がないと大変だったんだけど・・・
今日はすんなりできました。うむ。順調。

朝微妙に低血圧で、おまけに昨日むちゃくちゃ低血圧でひどい頭痛が出て
アスピリンを飲んでしまったのだけれど、
それも時間が経ってるからOKってことで。
血圧は・・・小走りで献血ルームに行ったのでこれもなんとかクリア(笑)
普段がら緊張するってことがあまりない性格なので
献血ルームに行っても血圧って上がらないのよ。
おまけに元来の超低血圧で、基準値に達しなくて追い出されたこともあり。

やったー!!ついに献血。しかも成分献血♪
しかも今日の事前採血の看護婦さん、超上手。無痛。すごい。

いよいよ献血の椅子に寝て、採血となったときに。
今日は長袖のカシュクールを着ていたのですが
袖口をまくりあげると微妙にきつくて痛い。
大丈夫かしら?って採血担当の看護婦さんといいつつも
ま、なんとかなるだろう(←この楽天的さがいつも問題)と思って
針を刺すと「痛!
今日はハズレ(の看護婦さん、の意味)だー。

生まれつき血管が細くてしかもしっかりと大事な太い血管は
上手い具合に皮下に納まって護られており
静脈切って自殺なんて絶対無理という素質のある私なのです・・・

しかも虚弱からか妙に点滴や注射慣れしていて
多少の痛みなら普通に点滴続行でいいや、って変な耐性があって。
それもまた今回大きなトラブルの原因になったのでした。

成分献血というのはまず「採血」してその血を機械で攪拌し
必要な成分だけこして採取し、それ以外のものはまた「返血」といって
また同じ管から体に戻ってくるというシステムです。
今回採血はいつもどおり微妙に痛んだり痛くなくなったりしながら
30分くらいまでは上手く行っていたのですが、
返血が微妙に痛い。やっぱりいつもの点滴と同じ痛み。

しばらく我慢してたんだけど、ついにありえない痛さになってしまい
いたたたた・・・・
と声をあげると「足つった?」と言われ(爆)
普通痛い場合はこんなのんびりした声で言わないそうで(笑)

返血ストップして見てみたら腕にたんこぶが・・・
そうなのです、まくりあげた袖が腕を圧迫し
採血のときに使うゴムバンドと同じ効果になってしまい
いよいよ血が入らずに血管から皮下に漏れていたのでしたー。
そりゃ、痛いわよ、これだけ漏れてりゃ。
って責任者らしき看護婦さんがびっくりしてました(苦笑)

んーもー痛みに慣れてるのはわかるけど
前回の成分献血(院時代)のときは大丈夫だったわけ?
って聞かれまして
前回、寝てました・・・・・・・
はい、そういう性格なんです(笑)

丁度献血ルームも閉室間近で、検査採血の看護婦さんとか
みんながわらわら「あら大変!」てな感じで集まってきちゃって。
返血途中だったので残った血をどうするか、ってことになり
もう漏れて激痛の右手は使えない(他に取れる血管なし)し
左手も検査採血できる程度の血管しかないんだよね。
あとは手の甲か太もも。
とりあえず必要な「成分」はほとんど取れてたらしいので、
返血できなかった残り250ccちょっとは要りません、って言ったら

うーん、まれに見るいい血だからもったいないのよね・・・

とその婦長格の方が言うとみんなが釣られて検査の値(比重その他)を見て
いやーホントだ、いい血だねー、捨てるのもったいない。
と口々に言われてもね・・・。
これくらい足りなくても十分比重のいい血なので
別にどうしても戻さなきゃいけない必要性はないんだそうですが。
ただ、あまりに成分がいい血なので捨てるのがもったいない。そうです。
最初から全血(200ccと400cc)にしとけばよかったね。
と〆に言われまして。

だから400取れないってよく言われるんだよ、あたし。
って試しに言ってみると
「今はいい針だから絶対大丈夫!次は全血行ってみよう!」
ってあなた方はドリフですか?(爆)

そんな会話をしながらやれ500ccのスポーツドリンク飲めだ
お菓子を食えだと散々食わされて(返血できなかった分)
腹いっぱいで眠くなりとろーんと寝ながら帰ってきました。
さらにスポーツドリンクのペットボトル1本おみやげにもらって。
まるで小さい子供のようだー。

前3ヶ月は食べるものもろくに食べてない代わりに
サプリメント強化月間でして
マルチビタミン(とは名ばかりでマルチミネラルの成分もばっちり)と
プロポリス、コエンザイムQ10、おまけにビーポーレンも飲んでたのが
こんな風に役に立ちましたので
サプリも長く飲めば効く、っていう証明になりました。
血液検査の結果が楽しみだ♪

しかし、ぷっくり腫れた右腕痛い・・・
でもきっとまた献血行っちゃうんだろうな。
わずかですが、だれかの糧になってください。

それから、献血ルームのスタッフさんによると
緊急手術が出来ないほどにA型とO型は不足しているそうです。
不慮の事故にあったりした方がいらっしゃったら、それこそ命にかかわります。
お近くに献血部屋がある方は是非ご協力を。
普通の人はもっと楽しい献血になると思いますので。
(散々怖い話をしておいてそれはないだろう)

投稿者 Minako : 23:24 | コメント (704) | トラックバック (2)

2005年04月04日

懐かしい言葉

昨日偶然テレビをつけたら、懐かしい言葉。
そうです。富山の言葉です。
テレビでは「魚津弁」って言ってたけど、黒部市のお隣なので
大きな違いはありません。
(細かい差はあるんだろうけど、ネイティブでない私にはわからん)

会話VTRに字幕がついていたけれど
そんなの見なくてもわかってしまう自分に苦笑。
最近、富山弁についてるなあ。

今回の黒部行きでは飛躍的に富山弁能力がアップしましたのよ(笑)
大体言ってることはわかるもんね。
それに、いつも語学が身につき始めると決まってみる「夢」を
帰ってくる途中、それから自宅でも見ました。
英語の夢は初めて海外で生活して帰ってきたときに見て(当時中学生)
ドイツにいる時にはラテン語で聖歌唱えてドイツ語で挨拶してた(笑)
そして今回は富山弁の夢!

自分の土地の言葉でさえ見ない夢なのに
どうしてこんなに他言語で見るのかしらね。

次回黒部に行って、今回と同じくらい滞在したら
今度こそ話せるようになるかもしれないな(笑)

追記: 
ローマの法王さまが3日早朝に逝去されました。
死者ミサ→復活祭とグレゴリオ聖歌を聴きつつその帰天を悼みます。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (267) | トラックバック (0)

2005年03月29日

また風邪。

風邪で丸2日寝込みましたー。

本番終わって、露天でふらふらして、打ち上げで飲んで帰ってきて
もう帰宅するやいなやばったーん!!と泥のように眠り、
夜中に目覚めるほどの激痛を喉に抱えたまま
丸2日うんうん寝込んでました。

実を言うとまだ微熱はあったものの、今日は昼夜仕事なので
寝床から這いだして仕事に行ってきたばかりです。
まだ喉痛いから、もてる全ての自由時間は寝てたほうが良さそう。

一段落した4月にひょっとしたら寝込むかも?
って思ってたんだけど、ちょっぴり前倒しになってしまった(笑)

でも、自分でもよくここまで頑張ったと思う。この1ヶ月間。
恐ろしいほどのハードスケジュールだったもんね。
精神的なストレスもこれでもかっ!!って感じだったし。

今はただ一人自室で横になりつつ
今まで突っ走ってきたことや、ずっとひとりで考えたかったことを
じっくり考えたりしています。

やっぱり、体力が衰えないうちに一度一人旅したいなー。

投稿者 Minako : 23:20 | コメント (319) | トラックバック (0)

2005年03月26日

さくら咲く季節

今日は本番の日。半屋外のコンサートです。

昨日「ん?喉痛い」と思っていたら夜になって激痛が走り
そのまま朝起きてみると喉全部が真っ赤に腫れてる。
これだけ腫れてりゃ痛いわけだ(笑)2倍くらいになってるもんなあ。
今日はピアニストで良かった・・・

朝早く起きて練習するつもりが、起きられずやっとのことで
身支度していつもの練習場所へ向かう。
家ではグダグダのぐらぐらでもいいけれど(笑)
本番となればピシッとしていなくてはならない。
指揮者とかピアノとかが体調悪いってグダグダしてると
素人さんである団員は物凄く敏感に反応するからね。

いつもどおり元気そうねーといわれつつ(ホントにそう見える?)
早く練習場所に入って少しピアノを叩く。
なんというか、ピアノを弾くと体調の悪さとか忘れちゃうんだよね。
で、家に帰ってぐでーん!!!と倒れると(笑)

練習をして、移動して、指揮者やスタッフさんと打ち合わせして、
いよいよ本番を待つのみ。
半屋外とはいえ、かなり響きがいい場所で(寒さを除けば)
結構面白い空間かも。
半屋外の何がイヤかって、微妙な風で楽譜が飛ぶのがイヤ・・・(笑)
でも、今日は春の日差しに春の歌、弾いてて気持ちよかった!

本番終了後、打ち上げまで2時間の時間が空いたので
外でやっていた露天とかイベントをフラフラ覗く。
一人になると風邪の倦怠感でいっぱいになってくるなー、
と思ったら団員の方に偶然出会って
露天の点心をつつき、露天の和食器を買い(←またか)
あっというまに打ち上げの時間。

露天で和食器を見るのも好きだし買うのも大好き。
今日はお小遣いあまりもってこなくてよかった!
あればあるだけ買ってしまうもの。
母に茶碗を買ったら、なぜかおまけで皿を頂いてしまう。
よほどニタニタして見てるのか(笑)食器好きがバレてるのか
よく焼き物買うとおまけもらうんだよね。
前なんて東寺の朝市で焼き物屋のおじさんと
喋ってるだけだったのに気づいたら皿もらってたよ(爆)

打ち上げ場所に移動して、今日は喉の腫れもひどいし
酒は勘弁、と思ってたのになぜか飲む。
そして飲む。さらに飲む。
明るいうちから中身はぐでんぐでん。
で、家に戻ってバタンと倒れて泥のように眠ってました。。。

これが終わると大きなステージはしばらくないので
合唱のほうも新曲、プライベートで買った楽譜にも取り組めるかな。
その前に風邪を治さないとね。

投稿者 Minako : 23:12 | コメント (445) | トラックバック (0)

2005年03月24日

気もそぞろ。

私だけ1日を36時間にして欲しい・・・

明後日ステージを一つ予定しているのですが、
圧倒的な練習不足!
こういうときに限って昼が連続シフトで
おまけに今月に入って差し替えが2曲、新曲になったのね。

フジ子・へミングがたけしの誰でもピカソに出たときにたけしが
「芸術をやる人間は私生活が上手くいっているときはいいものって作れないんだよね」
って言ってたけど、今なら理解できる気がする(笑)

絶対今の方が以前の倍くらいの濃度で集中してるし、
ピアノ以外の事柄でも吸収が物凄く速い。
限界だー。
って思ったポイントを超えてからかな。

もう限界、って思っても明日は絶対来るし、
起きれるか起きれないかなんて関係なく仕事はあるし、
それでも仕事は仕事として成り立つレベルを維持しなくてはいけない。
余計なことを考えているヒマなんてない。
ただ目の前に蓄積されていく仕事を一つ一つ的確に整理して
確実に消化していかねばならない。

筋肉トレーニングも自分の体が耐えられる限度より
少しだけ重い負荷をかけないと筋肉は鍛えられない。
今、それと同じような状態です。

ちょっと前は「トップスピン」を連打しているような、と書いたように
ってとにかく目の前のうずたかく積もった仕事を消化するという
瞬発力が求められる日々でしたが
現在は瞬発力より持久力が求められている気がします。
長いスパンで考えなくてはならないものが出揃ってきた。

たとえ1分でも仕事ができる時間は無駄にできないので、
日が暮れてとっぷり夜になるまでは動きっぱなしです。
ピアノも防音室があったら夜通しでも弾きたいのにー。
こういうときは逆に幸いなのか?
夜になってしまえば弾けなくて休むしかないから(苦笑)

心身が辛い、という時期はとっくに過ぎて
冷静に遠くをまんべんなく見渡している自分がいる。

このまま体力精神力アップを目指して
ま、自分なりに気長にやっていこうと思っています。

投稿者 Minako : 23:20 | コメント (412) | トラックバック (0)

2005年03月20日

踊るキッチン

いやはや、黒部滞在記もぷつんと一度流れが途切れましたので
またきっかけを無理やり(笑)作って再開します。
今日は普通の日記で。

今日は母が一日旅行で不在なので
夕食は私が仕事から帰って作らなくてはなりませんでした。

この前珍しく買ってきてくれたモツァレラでトマトソースのパスタか、
疲れてるし面倒なのでラーメンか・・・(結局大好きな麺の二択)
と思いつつ帰ってきて。
ちなみにトマトソースの所要時間は30分、
ラーメンならゆでるだけなのでほんのわずか。
あまりの過労っぷりに迷うことなくラーメンと決定。
しかもインスタント・・・(苦笑)

しかし昼もプロテインだけだったりとかなり貧相な食が続いていて
さすがにラーメンだけってのは何だか味気ないな、
と思って味噌ラーメンの袋をじっと見てたわけです。

とりあえず料理の時は音楽がハズせないので
ニュートラルなときはとにかく明るい音楽、最近のお気に入りレゲエ。
この音楽がかかりはじめると、(疲れすぎか?)一気に気分がハイ。
最近キッチンともご無沙汰で、んもう料理したくってたまらない。

自分でも気持ち悪いくらい気分が乗りまくって
キャベツに人参、長ネギにお肉とざっと野菜をそろえて
しゃかしゃか切って適当に中華風炒めを作り始め・・・
長ネギをごま油で揚げるようなつもりの強火であぶり
ネギ油レベルの香りになったところに豚肉と招興酒(私の老酒)を入れ火をつける。
ひゃー、楽しい!!ヤバい!!止まらん!
ちょっと前に買った大島の天然岩塩をざっとふって味付け。
いやあ、これ単品で食べても絶対美味しい。

ラーメンも本式に中華だしでベースを作り、
中華料理屋さんで出てくるようなむちゃくちゃ美味いラーメンになりました。
本当にインスタントかっ!?
と思えるような豪華な味。
結局気づくとたっぷり30分は経過していたので
どちらにせよ料理はしなくてはならなかった、というわけです(笑)

料理っていやなことも辛いことも何もかも忘れるよね。
作り始めると止まらないし、合間にレゲエとか洋楽で踊ったり歌ったりしてるし・・・
何か雑念が多い時は料理かピアノに限る。ええ。
人にはあまりお見せできない姿ですが(爆)

投稿者 Minako : 22:53 | コメント (461) | トラックバック (0)

2005年03月13日

ワールドワイド

昨日、大使館ご一行様をご案内しました。

朝出勤して間もなく役場の職員さんが来られて
軽く打ち合わせしていったところ、
大使館員さんご家族、くらいに聞いていた話が
「さまざまな国の大使館職員ツアー」ご一行様であったこと、判明。
おい!そんな大人数を私に案内しろってかー(笑)

時間が午後だったので大急ぎで英語でメモ作って
あとはご一行様の到着を待つだけ。
着いてみると大型バスだし、結構な大人数だし、通訳さんは一人だし
ホント「学芸員」みたいな仕事でしたわ。

館内を案内して、つるし雛の歴史を簡単に説明して
質問を受けてそれを説明して
思いのほか日本語に堪能な方が多く、英語をほとんど使わずとも
意思の疎通ができるレベルの参事官殿がいたり、とか。
一番興味を持って質問をしてくださったのが某強烈に親日国(笑)の方。
やっぱり国そのものに興味をもってくださってるのでしょうね。

元々人種が違う人間にも全く抵抗がないし
(同じ日本人同士のほうが人見知りします・・・笑)
英語になると敬語とかそういうの全くない言語だから楽なのよ。
この前も黒部で在日タイ人の方とめちゃくちゃ盛り上がったし・・・
(タイ舞踊団の方にタイ人ですか?と間違えられたよ・・・)

普段物凄く人見知りでどう見ても表舞台には出たくないタイプなのですが
実際に舞台に出てしまうとハラがすわるタイプらしく(笑)
力の抜きどころが人とは違う、というか。
それも含めてわたしらしさ。

投稿者 Minako : 22:32 | コメント (468) | トラックバック (0)

2005年03月11日

トップスピン

気が張ってる。。。

目の前にはやること山積みだし(笑)

黒部に行ったときのことを書きたいのですが、
とりあえず今日の休みはピアノと確定申告と来週の予習(家庭教師)と
明日どこぞの大使館からの賓客を迎えるに当たって
英語のたしなみ(笑)のある私が案内役になったので
ちょっとメモ作らなきゃいけない。
いや、通訳さんついてくるって言ってたけど
つるし雛の歴史なんか知ってるわけないしね。>通訳さん
施設管理のバイトって言うかまるで学芸員だよねー。わたし。
色々好きで勉強しちゃってたのが裏目だわ。

↑が全て終わったら書きます。(いつになるの?)

今月末のステージは昨日仕事に行ってみたら
渉外の人がなんと本番の日を間違えてた!
胸倉つかんで恫喝したくなるような(疲れてるから)夜でございましたわ。
普通本番の日を間違えるか?

しかも本番1月切って前と同じレパートリーだから、
って思ってたら新曲追加。
オイ、黒部1週間行くんだけど・・ピアノ弾けないんだけど・・(苦笑)
とは言ってもやらなきゃいけないので
今日からハイスピードで叩き込みます。ええ。

1週間ぶりのピアノは予想通り筋力がかなり落ちていたけれど
なんでこんなに音が柔らかいの?
これだけ体力的にも精神的にもギリギリの生活で
なんでこんなに??
と自分でも不思議に首を傾げています。

昨夏から指の力と技術力をアップすべく
かなりキツいメソッドを選んでやっていたので
他のことを考えるヒマとか余裕がないわけね。弾いている時は。
ちょっと思考が飛ぶと、ひぃ転調されてるー!!(←スケール)
げっ音階上がってるー!!(←アルペジオ)みたいな状態になっちゃうので(笑)

ピアノに向かう時は時間なんて忘れてる。
現実の課題も何もかも全部頭の中から飛んでる。
それでこの音なんだから、今の深層はこんなにやわらかな気持ちなんだ。
表面的にはかなり余裕なくてギスギスしてますがね(笑)
これで音がコントロールできなくなってきたら
いよいよヤバいよね、なんとかしなきゃね自分、ってことです。
だから、今の時点ではまだ頑張れる余地があるってこと。

テニスで言えば体力的にも技術的にも
集中とエネルギーが存分に必要な「トップスピン」を
連続で打ちつづけているような毎日。
ラリー止めたらばったり倒れてしまいそうな状態(今)でも
ベースラインから根気よくトップスピンを打ちつづけなきゃいけない状況って・・・。

まあこんな生活も今月末で雛の仕事が終わるので
それまでの我慢、我慢。
とりあえずそこまで体力気力が持てばいいわけだから。

さーてー、また仕事に戻ります。

投稿者 Minako : 16:45 | コメント (511) | トラックバック (0)

2005年03月09日

黒部に行ってきました。

黒部に行ってきました。

今回は本番も長いし、いろいろあったし、6日間といえど
過ぎてみたらあっという間!

いつも限られた場所にしか行かない私が
お姉さま方のご好意で
夢にまで見た(笑)観光地に連れて行っていただき、
温泉にもつかり、
初めて別の意味で黒部と言う土地を味わってみました。

詳細はブログ化記念としてここに書こうか
サイトの旅行記に書こうかまだ迷っておりますが
とりあえず無事帰宅の報告にて。

投稿者 Minako : 23:41 | コメント (521) | トラックバック (0)

2005年03月03日

戦え!

今日はピアノのお仕事。
「さくら」(森山直太朗)を練習してきました。

なんて今の私にとって痛い歌なんだろう。
でも、ピアノに向かっている時はそんなことも飛んでる。
ピアノに向かうとピリッと気持ちが引き締まるとともに
やわらかな音が私の心をきれいにすすいで
何ともいえぬ優しい癒しの時間に束の間、心を委ねることができる。

音楽ってこんなにも心地よかったんだ。

技術が一定になってくると、
それから先は地に足のつかない天上の世界。
ふわふわと自分の中に漂い、さらさらと音の流れに身をゆだねる。
なんて心地の良い時間なの。

まぎれもなく現実に向き合わなくてはならないことばかりで
気づくとその泥の河に引きずり込まれていく。
もがいても、もがいても、誰かが下向きに足を引っ張る。
そんな一日だった。
きっと足を引っ張っているのはもう一人の私なんだろうけど。

少し疲れが出てやつれ気味な顔なのだけれど、
今日は自分でも驚くほどにキリリと引き締まっている。
こういう顔をする時は大抵ハラは決まってるのだ。

逆風が吹いても、
追い風が吹いても、
土砂降りの雨にさらされても、
いつも変わらず私が私であること。それを忘れないこと。
それが私の持ち味。

今は何もかもキャパシティいっぱい。
けれど、少しだけ整理して空けておかなきゃいけなくなった。
限りある休息の時間で充電しなきゃ。

投稿者 Minako : 23:24 | コメント (753) | トラックバック (0)

2005年03月01日

Happy Birthday Daddy,

4.JPG

今日は父の誕生日。
母が仕事のついでに大好きな「レマンの森」でケーキを買ってきてくれました。
このレマンの森さんは、DADさんとMAMさんご夫妻のお友達です。
帰ってきて以来ケーキを食べる時は必ず東京で、というセオリーが
このお店によって見事打ち破られました(笑)
ケーキを買うときは必ずここまで買いに行きます。

オーナーご夫妻はDADさんMAMさんご夫妻に負けず劣らず
やわらかな雰囲気の笑顔がステキな方々で
また研究熱心なオーナーパティシエである旦那さまは
上品な甘さの美味しいケーキをいつも提供してくださいます。

初めてこのお店に足を運んだのはオープンからしばらくたって
DADさんMAMさんご夫妻ともはじめまして、の時でした。
愛犬のさくらちゃんを連れてDADさんご夫妻が
春浅い伊豆高原に遊びに来てくださった時、
このお店で美味しいケーキとお茶の時間を共にしていただいたのでした。

ただ最近は私がめまぐるしく忙しいので
大分ご無沙汰していましたが・・・(苦笑)
久しぶりのレマンの森のケーキ、今日は本当に楽しみでした。

母が夕食後ケーキを出して来て、
そこらにあったコレールのプレートに乗っけようと・・・・

頼む、今日くらいは勘弁して。

これだけボーンチャイナのプレートが溢れてる家で
コレールはないでしょうよ(笑)
せっかくお誕生日で、せっかくレマンの森なのに。

慌ててプレートを入れてあるボックスから適当に選んできたのが
この写真にある3枚。
本来ならバランスを考えて27cmを出すべきだったんだけど
もう時間がなくていつもよく使う18cmのボックスから適当に・・・。
レマンの森のケーキを食べる時はいつも、ウェッジのプレートで食べます。
またよく似合うのよ。>ウェッジウッドとここのケーキ

マグは普段から私はマイセンで両親はウェッジなので
そのままで紅茶を入れてお誕生日ケーキ。
本当に美味しいので2個、ぺろっと食べてしまいました。

次は私のお誕生日(5月)に食べられるかな。

投稿者 Minako : 22:51 | コメント (132) | トラックバック (0)

2005年02月27日

ホーム&アウェイ

今日は本番でした。

普段皆さんにはなれない土地での演奏会参加で
団員の方々は近いけれど不慣れさを隠せず緊張気味でしたが。
私にとっては高校もここ(劇場のある市)だし、
慣れた土地で慣れた劇場での演奏会で非常にリラックス。

彼らにとってはアウェイでも、私にとってはホームグラウンド。

ここの劇場ができてからずっと演劇だ音楽だとかかわってきて
それで劇場が大好きになったきっかけの場所です。
ちなみに設計は大学時代の恩師。

大学に入って初めて恩師の設計だとわかったので
恩師と勉強した後、このホールを演者の立場で使うのは初めて。
この地域一帯では一番使いやすい劇場じゃないかな。
色々回ってみて思った結果。

今日のピアノはスタインウェイで、別に嫌いじゃないんだけど
ホールの響きが良いので(音楽専用だから)気持ちよく演奏できました。
合唱の皆さんはえらく緊張してましたけどね(笑)

私の住む町からも合唱団が参加しておられて
ホワイエに楽屋、客席にも知り合いが多い多い。
それでまた緊張がとけていく。

演奏後も色々な人にばったりお会いしてたくさんの感想を頂き
また私の演奏を聴きにわざわざ劇場に足を運んでくださった皆様には
この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

久しぶりに楽しくリラックスしてのれたステージで
今日は気持ちよく眠りに着けそうです(笑)

投稿者 Minako : 23:29 | コメント (306) | トラックバック (0)

2005年02月26日

やっぱり海外通販

待ちに待ったゴアテックス、到着!

昨日は相変わらずドイツからビタミンが届き、
今日のゴアはなんとスウェーデンから届きました。
両方とも業者はアメリカなのにね。

ドイツの荷票はドイツ語だからなんとなーくはわかるけど
さすがにゴアのほうは全然読めなかった(笑)
でも荷票ってお国柄がよく出てるから
大好きでついぺりっと箱から破って取っておきたくなる。

一昨日はアメリカから別のアパレル通販のカタログが届き
相変わらず郵便局では「あそこの娘はわけわからん」
と言われているに違いない。

ちなみに今回ビタミン大量注文しすぎて
関税かけられました(涙)
食品の関税って、た、高いのね・・・
食器もかなり高いと思ったけど、それ以上に払ったわ。

いやー、関税払ってもとにかく安いしね。
靴幅は今回ゴアを頼んだ業者はBかDだし
袖丈もゴア、着てみたらぴったり(わたくし腕が若干長いのです。)で
ウエストラインもぴったり体型に合ってる。
↑に書いた別のアパレルのカタログをペラペラめくってたら
パンツやジーンズのページを見て母が一言
「なんかみなこみたいな体型向き、って感じだよね」

いつも海外に出ると洋服だインナーだ靴だって
色々買い込んで帰ってくるので
大体のヨーロッパ・アメリカサイズもわかってるから失敗も少ないし。
失敗する頻度は日本の通販と同じくらいですよ。

以前どこかで足幅Cって何ぞ、って聞かれたのでちょっぴり。
大体日本で売ってる靴って「E」って書いてあるのですが
これは足幅を表します。
大体AからはじまってB、C、D、Eと行って
それ以降はEE、EEE、EEEEと足幅が広くなっていきます。
幅広靴EEE、なんてのはEよりさらに広いですよ、の表示。

私は以前計って頂いたら足幅は「C」でした。
足幅Cで靴を作っているドメスティックブランドは皆無なので
外資系か細い靴の専門店で買います。
銀座ダイアナはデザイン重視系のものは「D」で作ってるんだそうで
たまにお世話になりますが、パッドをいれての補正が必要。
Dでさえパカパカと歩いている時に足が遊ぶんですよ。

ちなみにフェラガモをこよなく愛したオードリー・ヘップバーンは
むちゃくちゃ足の細い人で、AAAという特注品だったそうです。
私でさえかなり細いって言われるのに、どんな足なのよ・・・。

投稿者 Minako : 22:34 | コメント (419) | トラックバック (0)

2005年02月25日

MP3プレーヤー

MP3プレーヤーが欲しいのです。
もうずっと探しつづけているんだけど(昔よくネット配信を買ってた頃)
一番気になってるのがipod。
スペックも価格も申し分なくて、元々好きだったアップルだし
買おうかどうしようか迷って早半年。

で、ちょっと前にipodに「シャッフル」という新製品が出ました。
これ価格も安いし、たくさん曲を入れる必要がない私には
ぴったりかと本気で購入を考えたのですが・・・

もっとよく考えると、シャッフル機能いらない。

なぜかって私の音楽趣味を考えてみるとですね、
アルバム10枚選んで入れたとして
それらを全部ごちゃまぜにされてしまったら
レゲエの後にグレゴリオ聖歌がくるかもしれないし
フリッパーズギターの後にタブラトゥーラがくるかもしれないし
バッハ全集なんて入れた日には膨大すぎて曲目が思いだせん(笑)

逆にイライラすると思うんだ。
ジャンルに統一性がないから。
というわけで、シャッフルはボツになりました。

ちなみに何でアップルが好きなのに
オペレーターが出来るくらい窓ユーザなのかっていうと。

昔私がキーボード触りはじめたころには窓がなかったのです。
りんごはみんなの憧れの的。
で、大学に入って自宅にマシンを買うつもりで
サークルの先輩(映像系なのでもちろんバリバリにりんご)に
相談してマシンまで決めたはずなのに、
その頃の彼氏が窓ユーザだったのでいつのまにか窓になりました。
私設サポートセンターがないと苦しいからね(笑)やっぱ最初は。

りんごさん好きなのに両思いになれず
かといって今さらりんごに乗り換えも面倒なので今に至ります。。。

というわけで、MP3くらいはりんごさんにしたいのにな。
なぜか縁が薄いのよ。なんでかな。

投稿者 Minako : 22:54 | コメント (171) | トラックバック (0)

2005年02月24日

タイムリー

近くで他人の携帯がなったと思ったらホルストの惑星で
なんだか渋い選曲だなーと思ってたら(笑)
なんてことない平原綾香を鳴らしてるつもりだったのねー。きっと。
着うたにしないとタダのクラシックファンになっちゃいますよ。お客さん。

と前置きはここまで。

私が上京したときに買ったポットがついに壊れた模様。

今月は鬼のように働いたから、来月は何か一つ自分のために
モノを買おうなんて話をしてたところだったのです。
そのモノは自動的にポットに決定。
今毎日お茶2リットル煮出してるから、ポットは必需品なの。

せっかく買うんだからデザイナーが作った
機能も最高のやつが欲しいな。
でもとりあえず急いでるから、ネットで調べなきゃ。

以前にもキッチンリフォームの巻に関連して書いたけど
モノを選ぶまでのプロセスがとにかく楽しくてたまらない。
スペックを比較したり、デザインを比べたり
ああでもないこうでもないって言ってるときが一番楽しいの。
こんなにもモノを楽しめるって自分でも凄いと思うよ。

というわけで、ネットの世界に行ってきます・・・。
決まったらここで報告します。

投稿者 Minako : 23:29 | コメント (348) | トラックバック (0)

2005年02月23日

経済トリック

誰か私に「サルでもわかる株式」みたいな内容で経済を教えてください・・・

すっごい気になるの。
寝ても醒めても気になる。
そう、ダイヤル1242のアレです。

基本的な内容はわかってるつもりなんですが、
どうやってあれだけの株を買ったのか、
とか今日ニュースでやっていた大問題って何?
「ホテリアー」のペ・ヨンジュンがやってた役みたいな人が
影にいっぱい居るってことだけは分かる。

ちなみにホテリアーで出ていた「Bloomberg」の日本版は
http://www.bloomberg.co.jp/
あちらでお買い物したときの
外為の変換(笑)でお世話になってます。

大学時代に教養を一通りつけようと
頑張って(かなり無理して)経済学の入門編をとったら
見事講義についていけなくて脱落しました・・・。
政経だか社学の先生が「文学部だからやさしく行くね」
って言ってたのに全然ついていけず。
最初の「需要と供給のX型グラフ」くらいまではいけたんだけど
それ以降の魔術方程式連呼にはついていけなかったよ。先生。

政治学はまだ理解できるところもあるんだけど。
経済学はダメだったわ。
要するに株取引は「ババ抜き」みたいなものだってことだけはわかるんだけどね。
何歩先まで相手の手を読めるかってことでしょ。

毎日通勤途中とかニュースを見るたびに
ない頭を振り絞ってなんで?を連発するのですが
わかるわけないって(笑)
ちゃんとどこかで勉強しないと。

教養として身に付けておきたいものなのに
経済学と数学だけはまだ今だに頭の悪さから勉強が足りません。
ウィトゲンシュタインなんか読みたいから
ある程度数学も基礎を理解しておかなきゃいけないのに
いつまで経っても中学レベルの数学でつまずいて、ます・・・

投稿者 Minako : 22:16 | コメント (365) | トラックバック (0)

2005年02月21日

養生、養生。

日記が数日あいた上に、テンション低くてすいません。
先週はよく生きてたなってくらいに忙しくてですね、
今日がいつ以来だか忘れた頃にやっときた休みだったのです。

なのに。
仕事の夢を見て朝はうなされて目が醒め
2度寝して昼ごはん食べたらまた眠くて昼寝、
今ならもれなく30時間くらい睡眠できますよー(笑)

休みとはいえタイムリーに今日は夜ピアノの仕事が入ってきたので
また丸丸の休日ってのは先延ばしになりました・・・くそう(苦笑)

マッサージで筋肉をほぐしてもらってから
体が劇的に軽くなってます。
やっぱりいろんな老廃物が体に溜まってるのはよくないね。
で、買って来た漢方のお茶もすこぶる調子いい。
体がきちんと主張できるようになって、
それにまた自分自身も耳を傾けられるようになってきた。

減肥茶から始まってかれこれ半年近く中国茶を飲んでますが
うまく水分調節や代謝の調節をしてくれるようになってきたので
やっぱり漢方の力って凄いなあと実感してます。
サプリの力も大きいけど。

その前に大切なのはやっぱり睡眠。
これも最近になって効果の凄さを感じているところ。
先週からは激しく寝れてないけどね・・・。
そのツケが顔にでてきましたよ・・・怖い怖い(笑)

いつか書こうと思っていたのにもうすでに2週間も経ってた、
暇をぬって・・・ミシンでぬえそうなくらいにぬって行って来た美容院。
美容院は半日がかりだからね。
パーマなんてしようものならロット巻きだけで2人がかりで30分や1時間とか。
髪が異常に多いんだもん。
で、たて巻きくるくる~♪にしてきたはずがその後ケアできず
今起きるともれなく鏡に「なまはげ」がうつります(爆)

以前買って便利に使っていたコンビのエアロバイクも
最近家に居ることが少ないので立派に「放置自転車」だし・・・。
およそ女性らしさなんてどこかに忘れてきてるな。

インフルエンザとかノロウィルスとか風邪とか花粉症とか
とにかくいろんなものが流行してますが
これだけ気が張って仕事してりゃ、当分は大丈夫でしょう。
おそらく3月が終わって一段落するまで。

このまま今週末のステージまで突っ走って
一息入れて今度は黒部。
がんばりますよ!

投稿者 Minako : 23:24 | コメント (522) | トラックバック (0)

2005年02月18日

疲れる、癒される、そしてまた。

今日は久しぶりに上京。
本当は過労気味になってきたので行くのを迷っていたんだけど。

昨夜も夜半までPCで仕事したりメール書いたり
ちょこっと寝て起きて「あと10時間くらい眠らせてくれ・・・」
と言い残し電車に乗る(笑)

久しぶりにマッサージに行くと。
「右半身何かしました?物凄く筋肉固まってますが」
って言われました。アレだわね、アレ。
先月ストーカー男から逃げようとして転んだ、アレ。
お尻の右半分に全体重がかかって尻餅をついたってやつです。

あれ以来体全体がゆがんだ気がしてたんですが
実際にゆがんでたと。
足の太さとか長さとかがいつもより「いびつ」なの。
腰も変なこり方してたし。
やっぱりね。

マッサージのお兄さんは上手に体を調整してくれたようです。
明らかに違うもの。
腕もほぐしてもらったんだけど、痛ーーーーーーーーい!!!!
ってくらい固まってました(苦笑)
今日ほぐしてもらってよかったかも。来週本番だから。

マッサージの後は漢方の薬局に。
少し前から漢方の本をペラペラめくってたのですが
お茶に挑戦してみようかと思いまして。
行くと名札は日本名なのに、明らかに中国語アクセントの女性が・・・

とっても丁寧に体のサイクルや体質にあったものを説明してくださり
私は胃潰瘍の既往症があるので
やっぱり胃を中心にしてお茶を飲んだ方がよいのだそうです。
というわけでお買い上げ。
母親の分も違うお茶をお買い上げ。

次回は黒部に行く前(羽田)に通過するだけなので>都内
その次は来月末くらいかな。上京するの。
今度はマッサージも倍の1時間くらいやってもらいたいな~。
立ちっぱなしか座りっぱなしで筋肉が固まってばかりなので
人の手を借りてでもほぐしてもらいたいほど
体全体が硬くなってしまうのです。
そういうときに限って転んだりするしね(苦笑)

ちなみにその薬局で頂いたパンフレットには
「一に養生、二に漢方。」だそうです。
あたってる。

投稿者 Minako : 22:54 | コメント (473) | トラックバック (0)

2005年02月17日

モーツアルト・レクイエム

今日は仕事場にかわいらしい中学生が社会見学に来てました。
まだ1年生なので、反抗期前の初々しい子供たちです。

そこでぽっと思い出した中学生の頃の自分。
中学時代はとにかくモーツアルトにハマったのですが
その中でもとりわけよく聴いたのが「レクイエム」。

渋い選曲でしょ?(笑)

しかもゆがんでるわね・・・・。
中学生であのレクイエムですよ。
オーストラリアから帰って間もなくに一つ年上の友人に借りて
それからハマったハマった。
毎日家で聴いてたもん。

ピアノもモーツアルトの小品をよく弾いてたのよ。その頃。
ショパンもぼちぼち弾き始めてはいたんだけど。
だけどレクイエムは渋い、渋すぎる、やっぱり(笑)

その後はハイドンの「天地創造」にハマり、
ハレルヤコーラスの伴奏をやっていたのもあって
N響アワーでやった公演のビデオを見たりしてました。
きっとこれが声楽への興味の始まりなのかもね。
レクイエムも天地創造も合唱だもん。
このときベートーベンの第九まで聴いときゃよかったのに。
(ベートーベンは小学校で卒業というか聴き飽きた)

最近クラシックの話題ばっかり書いているのですが
相変わらずのめちゃめちゃ音楽趣味はもうここらで始まってまして、
洋楽も邦楽もまんべんなく、というか適当に聴いてました。
このあと高校に入学してからはまた趣味が変わる・・・。

クラシックもベートーベンから入ってモーツアルト、ハイドン、
その後バッハの面白さとオルガンの美しさにハマり、
大学最初の基礎演習(ゼミみたいなもの)ではラヴェルとドビュッシーを取り扱い
終わった後はグレゴリアン&中ルネにどっぷり。
こう書いてみると、結構満遍なく西洋音楽史を勉強してました(笑)

一人の作曲家を深く聴くのではないところがミソですな。
グレゴリアンを除いて、だけど。

よく性格が出てる気がします。こういうところに。

投稿者 Minako : 23:08 | コメント (311) | トラックバック (0)

2005年02月16日

魂のピアノ

先週大好きなフジ子・へミングの演奏をTVで聴きました。

彼女が初めて日本に紹介されたドキュメンタリーを
偶然に昔目にして以来衝撃が止まりません。

魂のピアノ。

リストのラ・カンパネラ、本当に凄いの。
凄すぎて声も出ないくらい。
ちょこちょこって丸まったやわらかな手を動かしているだけに見えて
あの難曲をやすやすと弾きこなす。
それでいて、彼女の音楽がビシビシとストレートに伝わってくるの。

子供の頃はショパンの「幻想即興曲」が弾きたくて
それを弾いてしまった頃に出会ったのが彼女のラ・カンパネラ。
一応譜読みしてるけど、魂とは程遠い、わ・・・。
それ以前に技術の問題だっての(笑)

私の声楽の師匠と初めて出会ったときに
音楽とは祈りである、(聖歌の)言葉には信仰と言う魂が宿る。
と言うようなお話を二人でしたのですが、
やっぱりどういう形であれ心が響かなくてはただの音なのです。

今月末のステージに合唱の仕事で演奏する曲には
16世紀の宗教曲、サルヴェ・レジーナ・・・じゃなくてアヴェ・マリアがあるのです。
この曲ばかりは、いつも喧喧囂囂に
団員に言われっぱなしのひ弱ピアニストじゃなくってよ(笑)

結構負けず嫌いなところ、あるので。

私の専門ストレートど真ん中なので
技術なんて出来て当たり前(仕事だから)、
表現だって文句をつけられるレベルになんてしておけない。
何のために教会の門を叩いて何年も聖書に学び
神学の本を読み漁り、ラテン語を習得し、修道院に行ったのか。

もうベースになるところから違うからねえ。専門てのは。
大体アヴェ・マリアのラテン語訳が分かったって
それだけじゃ表現するところまで行かないって。

聖母の御とりつぎを願う。

アヴェ・マリアのつまるところはこういう意味だと私は思うわけで。
ピアノをひたすらにラテン語で祈ることと同じように弾き続ける。
ちょっとストイックになってるくらいでちょうどいいの。実は。

と言うわけで誰も(指揮者すらも)文句いいません(笑)
笑顔の裏でむちゃくちゃ練習して技術を磨き、
ラテン語の祈りの言葉と対峙して自分の中と格闘してますので。

仕事がいっぱいで頭も体もへとへとになって帰ってきても
絶対負けたくないし文句言われたくないから
限られた時間を集中して必死に練習してますよ。毎日。
(↑やっぱり負けず嫌い・・・?)

以前コンクールのお手伝いをしたときに
某有名作曲家大先生とお話させていただく機会があって
そのときに「伴奏者で大体の位置(順位)が決まっちゃうからねえ」
って言われてその意味を今、痛いほど感じています。

私のせいだっていつも言われつづけてきたけれど
今回だけは言わせませんわよ♪

投稿者 Minako : 23:18 | コメント (312) | トラックバック (0)

2005年02月15日

たっ、高!

先月から家庭教師をしているという話題を書いたと思いますが。

将来のヴィジョンがある程度固まっている彼女のために
ちょっと先回りして自分の持っているテキストと
彼女の学年より先の教科書を使って英語を中心に教えています。

それがね。
文部省のサイトで見たら教科書って誰でも買えます、って書いてあったの。
で、教師用の指導書も買えますよーって併記されてて。

もちろん教科書は必要なんだけど、
学校で教えることをすくいとって先手を打つことも必要と考えた私。
当然教師用マニュアルも一緒に書店で注文しました。
それがとんでもない値段だとはつゆほども考えず・・・。

高いよ、1万くらいかな?
なんて書店のおじさんに言われてはいたのですが
なんと取り寄せてみたらその倍ではないですか。
高すぎるぅ・・・。

これって学校には税金で納入されてるのよね?

確かに指導書とは言ってもたくさん冊子がありまして
厚みにして数センチのボックスに入ってました。
だけどこれでこの値段?
書店のおばさんは返品する?ってやさしく聞いてくれたけど
一度注文したものだし、中身はやっぱり気になるし(笑)
結局自分の好奇心に負けました。

でもさ、中学の英語教師になるには
少なくとも英語の所定単位を修めないと免許とれないし
それくらい勉強してきた人にはこんなん要らんと思うんですが・・・。
そう思うのは私だけでしょうか?(←だいたひかる風)

人の税金だと思って贅沢に使うのね・・・。
大学のテキストでさえこんなに高くないのに・・・。

ともあれ毎回2時間私に与えられた時間があるので
今現在彼女の置かれている環境・レベルを鑑みて
ちょっと上のレベルのものをたくさん間髪与えずに与えてます。
子供ってちょっと上のレベルのものをやらないと力がつかないからね。
上すぎても無理なので、その見極めが一番難しい。

とにかく彼女に望むことは「学ぶことを楽しい」と感じてもらうこと。
勉強が苦痛なのは、楽しい勉強をしたことがないから。
だと、私は思っています。

なので、彼女の興味の方向も探りながら
かつ力のつくテキストを試行錯誤しながら選んでいく。
というわけで、最近都内に出ても洋書コーナーに入り浸り(笑)
家庭教師ってカウンセラーみたいな役割もある気がするよ。

ま、都市部で中高一貫に通っている子にとっては
当たり前のダブルスタンダードでも>学校と塾や家庭教師
田舎の子には新鮮なようで、何をやっても面白がってもらってます。
毎回楽しいそうで。

自分にも刺激があるので毎回が貴重な体験です。
昼夜別仕事は体力的にツラいものがあるのですが
しばらく慣れるまでの辛抱。
または3月いっぱいまでの辛抱。

さ、また予習予習♪

投稿者 Minako : 23:04 | コメント (303) | トラックバック (0)

2005年02月14日

好きな風景

DSCF0412.JPG

我が家のキッチンです。
ちょっぴり出窓風味のシンク・調理台後ろは「モノを置くな」スペース。
リフォーム前には調味料とか食洗機とか
いろんなモノがごちゃごちゃしてたこのスペース。
今は何も置いてなくてすっきりディスプレイスペースになってます。

テーブルでランチを食べながら窓を見ると、
このアングルで柔らかい光が外から注いでいて
なんとも癒される私の大好きな風景です。
私の温度計も玄関や汚い自室より(笑)ここのほうが似合ってる♪

母は華道をたしなむ人なので
こうして家の中には花や観葉植物がいっぱいです。

ちなみに写真の花瓶はなんと100円!
母がダイソーで気に入って買ってきたそうで。

温度計も同じガラス質で透明度の高いオブジェクトでそろえ
冬でも寒々しくなくみずみずしい印象。
あと手前のマグは私のウェッジウッド、クタニクレーン限定マグ。
中には消臭を兼ねたコーヒー豆がいっぱい詰まってます。

このスペースは鍋もフライパンもル・クルーゼすらも
置いてはいけないのですが、
一つだけ置いても怒られないモノがあります。
私が毎日愛用しているマイセンのマグ。
白磁を置くとまた青みがかった白が雰囲気を引き締め
かなり雰囲気が変わります。
ボーンチャイナを置いているときのほうが柔らかい印象。

こんな場が一つあるだけで癒されるんだから
家を建てたばかりの人は楽しいだろうなあ。
何にも使わない、こういう遊びのスペースって好き。

この「場」があるおかげですっかりキッチンが
私にとっての癒しスペースになってしまっています。
脇にある厚い天板の木のテーブルにどっかり座って
新聞を読んだり、目の前にサイフォンを置いてコーヒーを楽しんだり
ラジカセもあるのでキッチンから出られません(笑)
朝も出たくなくてダラダラしてるしねー。

実はこのテーブル、仕事をするのにも使ったりしてたんだけど
こんなに楽しいものがいっぱいあると逆効果。
最近は仕事がはかどらないので、自室でやってます。
で、一区切りしたらここでコーヒーを飲む。

出かけるヒマもない私にとっての一番のお気に入りの時間。

投稿者 Minako : 22:42 | コメント (353) | トラックバック (0)

2005年02月12日

リフレッシュ

Have you never been merrow~♪
(↑半分壊れ気味。)

体はともかくとして頭が磨り減ってきた気がする・・・(笑)
消耗度合いが激しいというか。

一つの会社とか仕事場には12時間でも何時間でもOKで
残業をするのは全く苦にならないのですが、
仕事の掛け持ちはちょっぴり消耗度合いがアップします。
一つの仕事が終わって疲れて帰ってから
また新しい仕事のために出かけなければいけないので。
仕切りなおしが必要になるのですよ。

こういうときはきっとヨガが効くんだろうと思うので
お風呂入った後にパワーヨガやって寝ます。
(本当は就寝前のヨガはよくないんだけど)

今日は仕事から戻っての夕食は「ナシゴレン」。
先日の御殿場にある無印アウトレットで食品を買ってきたのです。
ナシゴレンも美味しいかな?と思って買ってみたら

味ない・・・

ナシゴレンというかパプリカ風味のチャーハンみたいなんだけど?
ぜんっぜん辛くないし。
なのですがせっかくのナシゴレンだったので
ちゃんとエビせんべい揚げて、ライムの代わりにレモン絞って食べました。
エビせんべいむちゃくちゃ大好きなんだけど、
最近脂肪分カット食慣れた体にはちと辛かった(苦笑)
ええ、今日もコントレックスに頼りましたとも・・
(大分胃腸お疲れ気味)

けれど昼食は食ったのか食わないのかという程度なので
こうして温かいご飯で好きなメニューというのは
新たな活力源になります。私にとっては。

一番ハッピーでパワフルな時って大体
美味しいものを美味しくたっぷりと食べて体もよく動いてる時。
気力体力が充実しているの。
そういうときはまたおなかもちゃんと空くし、ご飯も毎回美味しくて
さらに気力体力が充実~♪

美味しいものを美味しいと食べられること。
今いちばん求めていることです。
自宅での食事はもちろんのこと美味しいのですが
バタバタとかきこんでまた仕事にでかけるんじゃ、ねえ。

ちなみに昨日は兄夫婦が遊びに来ており、私も休みで
兄と義姉と美味しいコーヒーをゆっくりのみ(義姉は紅茶派)
お夕飯は地の金目を大好きな煮付けにして
ドイツで教えてもらったジャーマンポテトを作り
大人数でワイワイと楽しい夕餉の時を過ごしました。
いいリフレッシュ。

ここのところストレス過多で胃や腸の調子が今ひとつで
また風邪を引かないといいな、と思っていたところだったので
兄夫婦が突然でも遊びにきてくれたことは本当にうれしく
また私に息抜きの時間を与えてくれました。

よし、あと半月頑張るぞ。

投稿者 Minako : 22:40 | コメント (386) | トラックバック (0)

2005年02月10日

相変わらずの音楽趣味

わたくしの音楽趣味のめちゃくちゃさは
このブログやらぢおほうるの読者さんにはバレバレだと思いますが。

さて、今日のBGMはなんでしょう?
正解はポルナレフでした。
もうわけわかりません。私自身にも(笑)

朝自室から1階のダイニングに降りてくると暖房とCDを入れます。
ここ2週間はレゲエのオムニバスがお気に入り。
料理には音楽がかかせないわたくしであり母であるので
我が家のダイニングキッチンには母所有のCDラジカセ常備。
レゲエ入れておいても、たまに母の「冬ソナ」とか
「女子十二楽坊」とすりかわってたりする・・・

そのレゲエのオムニバス、ヴィヴァルディの「春」のアレンジと
「Twist&Shout」が入ってるのでめっちゃお気に入りなんです。
それを聴くためにかけてることもあるくらい。
朝から大好きなクラシックもレゲエもいっぺんに聴けて楽しいので。

先日新聞に「週刊でおまけつき雑誌」の広告がありまして
またクラシックの週刊雑誌がでるらしいのですわ。
全巻の収録曲と取り扱う作曲家がでていたのです。
母がそれ欲しいっていうものですからどれどれ、なんて見てましたら。

全部まではいかないけど、8割方家にあるよね・・・?

我が家にはその昔両親が買い集めたクラシック全集(レコード)があるのです。
ぴっかぴかの(ハゲる前の)ランパルとか。
じいさんのハチャトゥリヤン自作指揮とか。
先日亡くなったテバルディとか。モナコとか。マリア・カラスとか。
今じゃ絶対聴けないようなモノもあったりするわけです。

小さい頃からそれを遊び道具にして育ったので
大体どれに何が入ってるかわかってるのは、多分私だけ(苦笑)
ベートーベンなんて穴があくってほど聴いたなー。

そんなステキなLPが山ほどあるのに、CDなんて邪道だわ!
と言ってみたんだけど。
いちいちプレーヤーで聴くのがめんどくさい。らしい(笑)
料理しながら聴きたいんだって。

そう言えばめちゃくちゃ趣味は親から遺伝したらしく
父親所有のレコードはやれハワイアンだ、ムード音楽だ、
映画音楽に洋楽、わけわかんないんです。
それに先日叔父が部屋から出てきたといって
大量の洋楽LPをくれたのが混ざってもうわけがわかりません。
カーペンターズとかポルナレフとか結構好きなものがあったので
そのうちヒマが出来たら聴こうと思ってそのまま放置、だ・・・。

レコードってホント扱う側の人間にとっては面倒の一言なんだけど
音がいいのよ。あの独特の立体感。
音質は上がったとは言ってもデジタル録音にはないあの立体感。
だから手放さずに部品も買いためてプレーヤーと
レコードを大切に引き継いで持ってるわけですが
つい手軽さっていうとCDを手にとっちゃうのよね。良くないな。

これを書いていたらバッハの「管弦楽組曲」が聴きたくなってきました。
ブログ書くの中断して聴いてこよう♪
(ちなみにレコードは一部抜粋なので全曲版はCDしか持ってません)

投稿者 Minako : 23:17 | コメント (454) | トラックバック (0)

2005年02月08日

こんな日常

うがー。忙しい。
実家に戻る前みたいな生活になってきた。

週に2日は確実に昼夜仕事だし
今月はそれも増えて週に4日くらいは昼夜仕事してる。
わずかな休みの日はがーっと寝て、むくっと起きて
「あったかいめしが食いたい・・・」とペペロンチーノを作って
(なんで毎回ペペロンチーノなんだ)
わさわさと食べて、新聞読んで、仕事して、コーヒーたてて
また仕事(今度はピアノ)して、PCちょっと触るともう寝る時間。
最近仕事してない日なんてないじゃん(笑)
休みが、休みじゃないよーう。

おかげさまで買い物に行くヒマもなく
全部ネットで買い物してます。
肌の手入れも適当になってきて乾燥ジワが・・・・ああ!!

こんなにバタバタと仕事をこなしているっていうのに
昼仕事の責任者がまったくお話にならなくて
一度小一時間「責任者の仕事」について話をしてやろうかと・・・
思ったけど(苦笑)
そんな時間あったら予習したいのでボツ(笑)
しかし、この人のせいでシワが増えたらどうしてくれるんだ!!!

先日買ったCDもまだ全部聴いてないし
先日録画した映画も一本も見れてない。
夢の中で見るしかないか・・・。

部屋も時間のなさに比例して汚くなっていくし
ご飯作ってもらえるだけで物凄くありがたいです。
夜仕事でも、その時間分仮眠とれるから。

私の周囲から見ると私自身というのは昔から
「わざわざ好き好んで忙しい生活をしている」ように見えるらしい。
そんなことないんだけど、なんだかざわざわしてしまうんだよね。

最近体重調整なんて気にもかけてないけれど
間食をする時間がないのと、
昼夜仕事だとご飯を食べた気がしないので
全然変わらず。体型はむしろ引き締まってきた(笑)

一日くらいなーんにもしない日が欲しいんだけどな。
27日のステージが終わるまでは無理か。

投稿者 Minako : 23:20 | コメント (386) | トラックバック (0)

2005年02月07日

PCひとつでお買い物

買ってしまったー。
しかも日本サイトで買うつもりが、ついついセールなのと
内外価格差で米国サイトから買ってしまったよ。
今月中に到着することを明日から毎日祈るしかない・・・
あとついでに円が高くなるのも祈らねば(笑)

田舎の自宅に戻ってからはほとんどお買い物ってPC。
近場で買うのは生鮮食品くらいだ。
着るものとかビタミンとか香水とか化粧品とか本とか
それ以外はほとんどPCで買う。

この田舎ではまだまだネットが普及していませんので
PC所有率も異常に低いのー。
昔の友人に会ってもメルアド?ナニソレ?ってな。
そんな中でぼこぼこ世界中から荷物が届く我が家って
宅急便も郵便局の方もご苦労様です、ホント・・・。

本屋なんて注文してもたっぷり1週間以上はかかるしさ、
だったら楽天とかアマゾンとかで買うよね。
2~3日で届くし、ポイントもつくし、家まで持ってきてくれて
支払いも現金でできるしさ。

通販(のカタログを見るのが)大好きな我が家ってば
カタログだけでもシーズンにはダンボール一箱くらいは届く。
それも日本のだけじゃなくて、アメリカからも届くし
たまたま必要なものがあってオーダーすると
国際郵便でまた届く・・・
あそこんちの娘はなにやってんだ?
って郵便局で言われてるに違いない。うん。

大抵のものはカード払いなんだけど
ネットが信用ならないってときには面倒なので電話注文。
アメリカの通販って大手は大体24時間オペレータ対応なので
時差も関係なくいつでも頼めるのが便利。

最近近所にファミリーマートができまして
そっちで受け取り支払いができるのもあったりして
もう家にいて何でも手に入ってしまうね。
交通機関のチケット類も全部ネット買いできるし。

東京にいるときは便利で当たり前、だったのが
田舎に移って初めてその便利さをありがたく思ってます。
それまではどうやって生活してたんだ???
って思うほどに。

送料もハンドリングも結構な負担になってたのが
まとめて買えば送料無料なのが多いし
そうすると節約にはネットが欠かせない。
コーヒー一つとってもこのあたりで買う場合の
数分の一の値段で手に入るし。

「情報弱者」って言葉が本当に身にしみるわ。

PCがなかったらコーヒーも不味い古い豆で我慢だし
洋服も御殿場までしょっちゅう行かなきゃいけないし
靴・・買えない(笑)
本・・・・・もう諦めて新聞しか読まない(爆)
そんな生活になってしまうのだろうな。
それか、買い物のために定期的に東京へ出なきゃいけない。

元々土地で生まれて土地で育った人には
この生活が当たり前なのだけれど
一度便利でモノ豊かな生活に慣れてしまうと
なかなか田舎生活には戻れないのです。
その代わり生鮮食品はとびきりのものを食べられるんだけど。

食べることだけで生きてるわけじゃない、からね。
そういう考えも外で養われたものだし。

田舎には田舎のよさがあるのも身にしみてわかってる。
ただ、こうしてたまにグチりたくなるだけです・・・(笑)
すいません。

投稿者 Minako : 23:07 | コメント (407) | トラックバック (0)

2005年02月06日

恥ずかしい記憶

いやあ久しぶりに思い出した記憶。

ドイツとスイス渡り鳥生活中のこと。
国内線(実際には国際線)でスイスチューリヒに向かってた機内で
コーヒー要る?ってドイツ語でデスさんに言われまして。
要る!って答えたあとに「With Milch」って言っちゃったのですよ。

バカだ・・・。

英語で答えるならWith Milkで、ドイツ語で答えるならMit Milchなんです。
本当なら。
両方がごっちゃでWith Milch・・・・。
お姉さん笑ってミルクつけてくれました(笑)

修道院は完全にドイツ語、仲間とは当たり前だけど日本語
ドイツ人の先生とは英語(他の人はドイツ語で会話してた)で会話してると
時々物凄く混乱するんだよね。
ドイツ語実は全くはじめてで、宿坊のおばさんとか修道士さんたちに
片言のドイツ語を教えてもらってたんです。
多言語マルチは無理だったか。

なんでこんなことを思い出したのか、っていうと
「のだめ」の話を友人としていたので。
のだめってのはマンガ「のだめカンタービレ」のこと。

これ面白くて「ミルヒ~」って初登場した時炭酸水吹き出しました。
瞬時に↑の恥ずかしい記憶を思い出したもので。
他にもほんっと音楽やってる人が見たら面白さ数倍。
あれをさらに楽しむためにオケ始めてもいいかもしれない。

私も色々な楽器の人と知り合って自分もやってるもので
本番前のうげ~~~って状況もわかるし
梅雨時のうげ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
って状況もわかるー。
私らの場合オルガンの人が頭抱えてたりすんのよ(笑)
ゲネやリハ中にどんどん音が狂うから指揮者の眉間にシワが寄りまくり。
日本ってホント西洋音楽には酷な環境だと思う・・・。

というわけで梅雨に地獄の苦しみを味わいたい人は
迷わず弦を選びましょう。地獄です。うっひひひ。
木を使った楽器は狂いまくるからね。
管は体調次第でどうにでもなっちゃうのであんまり面白くないです。

しかし地獄の筆頭はやっぱり指揮者・・・(爆)

投稿者 Minako : 23:49 | コメント (461) | トラックバック (0)

2005年02月05日

神々の宿る場所

たまたまぽーっと魂の抜けた状態で(笑)TVを見ていると
(最近仕事が多く、在宅時にTVが見られることが珍しい)
目の前にばーん!!と開けた風景が迫ってきました。

穂高。

一年中ロープウェイで行けるなんて知らなかったってば。
知ってる父(昔山男)は知ってて当たり前、と思ってるのでわざわざ言わないし。
い、行きたいです・・・。

冬山ってのはホント選ばれた人しか行けないんだとばかり。
ユングフラウくらいしか知らなかったよー。
マイナス10度以下の世界は如何。

それはそうと先日のゴアテックスなんですが
せっかくなので買うことにしたのですよ。
超寒がりで南国育ちの私にはとにかく暖かい製品、と
先日行ったショップで薦められたのは
マイナス48度まで快適温度、カナダの冬山耐えられます。
だそうです・・・(笑)

日本ではどこで着るんだよ!?って思ったんだけど
こういう場所に着ていくモノなのですね。

それで新穂高ロープウェイなんです。
TVでは一瞬晴れ上がった風景をばん!と放映した瞬間。
物凄く、なんて陳腐な表現したくないんだけど
神々しい。
(↑いつものことながらボキャブラリーの貧困さに頭を抱えるわ)

立山に行ったときも思ったんだけど
神々の宿る場所として崇め奉られてきた場所なんだよね。
まぎれもなく人間の手の、
人間の能力のはるかに及ばない天地。

富士山はもう見慣れてしまって霊峰なんて言われても
全然ピンと来ないんですが
(展望台とか、目の前に迫るような場所もないしね)
霊峰だー。>穂高

きっとあの場所に立ったら固まって動けない。
息すら飲み込んでしまうんだろう。
ただ眩しくて。
TVでさえこんなに衝撃的だったんだから。

今年はもう予定いっぱいだから、来年か・・・。
来年も仕事の予定考えたら3月かな。

この気持ちが薄れないうちに。

投稿者 Minako : 22:55 | コメント (274) | トラックバック (0)

2005年02月04日

残香

とっても懐かしい香りを嗅ぎました。
資生堂「タクティクス」のオーデコロン。

熟年ご夫婦の旦那様がつけておられたタクティクス。
懐かしいー。
初めてつけた香水だ。

我が家香水ヲタクん十年の母が君臨しておりますゆえに(笑)
香りには少々うるさいのでした。
幼い頃からシャネルやディオール、サンローランにフィジー
色とりどりの香水瓶とその香りに囲まれていた私。
私も香水大好きです。

タクティクスはちょっぴり見栄っ張りでおしゃれ好きだった次兄が
(今は目も当てられない男になってしまいました・・・合掌)
高校生の時につけていた香水です。

初めてつけたのはタクティクスで、その次がシャネル
高校時代から大学生になる頃ににつけていたのはシャネルの19番。
その後はカルバンクラインのCK2つとエタニティ、
新しいモノを渡り歩き
その後はシャネルに戻ってエゴイストプラチナム、クリスタル、
ココマドモアゼルまで使って現在のゲランに至ります。
ゲランもここまで来るにはジャルダンバガテールに始まって
アクアアレゴリア全種、オーイムペリアル、サムサラにシャンゼリゼ
それを経て定着したアクアアレゴリアのローザマグニフィカ。

・・・その定着したゲランの鮮やかなバラ「ローザマグニフィカ」が
廃盤になってしまいまして。
買いためたボトルはあと残り1瓶。
次はどこにいけばいいのぉぉぉ(悲しみの絶叫)

薔薇路線で行くならいよいよアニックグタールかなー。
品質もいいけれど、ゲランよりさらに高いんだよねえ・・・。
それとも煩悩を払う白檀の香り、シャネルのクリスタルに戻るかー。

人との思い出はたくさんあれど
香りに関しては鮮やかにつけていた人を思い出します。
友人しかり、付き合っていた人しかり。
話したこととか感じたことは少しずつ薄れていく記憶なのに
香りだけはいつでもその思い出の鮮やかさを失わない。

一人香りの気になる人に出会うと
なぜだかその日は気になる香りばかりに出会う。
昔憧れていた人がつけていた香水とか。
鼻が敏感になるからかしら。

いつか私も「この香りをかぐと思い出すよ」って言われるような
そんな自分を表現できる香りを見つけたい。

そう思ってチャレンジの日々・・・なんだけど
見つけても廃盤になってしまって悲しい・・・。
シャネルなら廃盤になるものが少ないから安心だけど
母がシャネル派なので、私は違う路線に行きたいんだけどな。

仕事先の合唱団で仲良くさせていただいているマダムミツコも
本名は知っているのですが、私の中では「マダムミツコ」なんです。
いつもほんのりゲランのミツコの香りがするから。
それもまたばっちり彼女と合ってるの。

いつになったら見つかるのかな。

投稿者 Minako : 22:30 | コメント (221) | トラックバック (0)

2005年02月03日

世界にたった一つの

264-2.jpg

今年もやってきました、つるし飾りの季節です。
今日が節分なので、明日以降につるし飾りを出して飾る予定です。

昨年はとにかくつるし飾り関連の仕事が初めてで
大いに創作意欲を刺激されまして
初めて手縫いでモノを作る面白さに目覚めました。

私の祖母というのは身内の恥をさらすようでアレなんですが(笑)
家事全般まるでダメ(苦笑)
ですが人にはとりえというものがありまして
祖母は地元でも有名な「寿司」職人であり「つるし(飾り)」職人なのです。
寿司は孫の私が言うのもなんですがプロ級。
下手なプロより美味い。
つるし飾りも講師として人に教えられるレベルの人が
よく祖母宅にその技というかコツを教わりに来てます。

そんな祖母からしっかりと伝統工芸である
つるし飾りを伝承しようと昨年はがんばってみたのですが・・・
今年は今月末に本番を控えているので今はできません。
「くける」という作業にものすごい強い手の力を必要とするので。

基本的につるし飾りはここの土地に江戸時代から伝わるものなので
和裁の用語、和裁の技が要所要所にいるもので
これは縫っている人にしかわからないものなのです。

見た目フワフワなお人形でも、
想像以上に綿が入るのでそれを押し込むのも大変、
縫うのもそれだけの負荷がかかるものだけに
文字通り一針一針手で返し縫いをしないと、はじけてしまいます。

それだけ手の力が(って作った人じゃないとわかんないな)必要なので
腕か手を腱鞘炎でダメにする人も多いです。
祖母ももう自分では縫えないので、もっぱらダメ出しだけ。
私の場合逆に手の力が強すぎてよく糸を切っちゃう・・・(笑)

こんな思いをして縫ってくれたんだ。

って思うと本当に大切にされていたんだ、って実感できます。
私自身も遠方に住む父方の祖母にミニつるし飾りを作ってあげたのですが
ホントあんなの110個(一対)も作れた、って凄いとしかいえない。
私だけのもの、オートクチュールだもんね。
祖母から受け継いだ財産。
目に見えない財産はその縫い方やなんやかんや。
(↑に書いた祖母の天才的な合わせ酢の味も一応受け継いでいます)

ちなみに写真の「三番叟」は初めて作ったもので
(父方の祖母にあげてしまったので現存なし)
製作時間は製図からはじめて6時間。
あのサイズで、です。
その作業の大変さがわかりますでしょうか?

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (360) | トラックバック (0)

2005年02月02日

来なかった・・・。

風邪の熱もすっきりと下がって、今日は朝から気分がいい!
丸2日寝たきりで微妙に貧血だけど(笑)

昨日も一昨日も部屋をあたたかくして寝てたので
外の寒さには全然縁がなかったわたくしなのですが、
えらく寒かったそうですね。>日本列島

今日は朝氷がはってるよ!と母が教えてくれたので
よし!雪きた?
ってがばっと起きると快晴じゃないよー・・・。
最近雨が多かったから期待してたのに。

まれにしかはらないけど、氷なんてうれしくないー。
やっぱり雪じゃないと。
でも、今日は伊豆にしては寒かったんだな。
側溝に氷柱ができてたもん。
東京の寒さにはかなわないので、寒さは感じなかったけど
乾いた北風が喉に冷たかったわ~。

身体言語という表現があるように
風邪を引いて回復すると気分がすっきりさっぱりして
以前より元気にお仕事に励めたりします。
逆にどーんと負のエネルギーを回りに押し付けられると
風邪引きます、大抵・・・。

今日なんか凍結した地面もなんのその
天に向かってケチをつけ(笑)>雪じゃないから
病み上がりの体でスキップできそうな出勤の時間。

一日仕事をして戻ってきて、寝込んだ分のピアノ。
何しろ気分がいいので指の力は落ちていても
音が転がりだして行きそうな勢いのある練習でした。
こういうときにショパンの「革命」なんか弾くと気持ちいいんだー。
スケールがめっちゃ調子よくて。

こんなにテンションが高く一日が過ぎていくと
当然のことながらおなかががっちり空いている。いいことだ。
今日のお夕食は病み上がりということでお肉メニュー、すきやきでした。
またがっちりと肉を食べ、またまたまたまた?の卵を食べ
美味しい漬物とお野菜。そしてまだたっぷりあるプリン(笑)
完全な回復まで太る痩せるは関係なく食べます。はい。

ただここのところの習慣として「脂肪」を取らないような
食生活が定着してきたのもあって
私の摂るものにはほとんど脂肪が含まれてません。
大好きなバターもたってるし。
間食もしてないし。清涼飲料水やお酒も飲んでないし。
これで痩せなかったら糖分(または炭水化物)の摂り過ぎが疑われるので
今度は少しずつ糖分炭水化物を減らします。
てか、ご飯大好き!じゃないので元々摂取量過剰まではいかない・・・。

2日で回復するなんて随分丈夫になったものだ。
と自分で自分に感心しているところもあり。
病院に行かなくてもここまで回復できる体力がついてきた。
それも身をもって実感しています。

ただ・・・

2日間寝っぱなしで発熱のせいでお風呂にも入れず
肌が!!!!
と今日、お化粧してみてびっくり。
今日はスペシャルケアして寝ます・・・しょぼん。

投稿者 Minako : 22:26 | コメント (659) | トラックバック (0)

2005年02月01日

せっかくの休日

せっかくお休みだったのに、風邪で台無し!

昨日はまるまるお休み、今日は家庭教師のはずが
熱が出てしまいまして丸2日寝っぱなし。
それも37度台という微熱がずーっと続いたので
風邪薬も飲むか飲まぬかと迷いましてね
昨日は1日頭痛と寒気と発熱でうんうん寝てました。
(体弱いんだからとっととくすり飲めばよかったんだ)

今日は熱が下がったので、寝て起きて食べて寝てと
一日ごろんごろんとTV見ながら寝て。
ご飯も食べずにひたずらに寝ていたいという風邪でした・・・。
プリン食べて寝て、プリン食べて寝て・・・お前は子供か(笑)

風邪もピークを過ぎてからだと市販薬が効くそうで
今回初めて発熱のピークまでは我慢してみて
風邪薬ビタミン剤プロポリスその他諸々一挙に投与してみたら
ものすごい勢いで熱が下がりました。
ただし、何が効いてるんだかよくわかんないけど。

今日はTVをたらんたらんと見ていたら
バレンタインデーのチョコレート特集が多いのですね。
この時期は普段手に入らない輸入物とか
普段出回らない製菓材料がいっぱい出るのでそういう意味では楽しみ。

たまに私って「甘党」なのか「辛党」なのかと
言われることもしばし。
お酒も好きだし甘いものも好きだしねえ。

以前高田馬場の某居酒屋で友人たちと宴を開いたときの
「越の影虎」と「アイスの牛皮包み」のセットが激ウマ。
よくイタリアンワインのめっちゃ甘いやつと
ティラミスをセットで食べたり、ってのは見ますが
(いわゆるデザートワイン、ってやつです)
日本酒も負けてませんわ♪

一ノ蔵「すず音」みたいなとにかく甘~い日本酒か
↑に書いた影虎みたいなコクのある米の甘さ十分な酒には
和菓子がよく合うんですよ。牛皮や練切とか。

さすがに日本酒に和菓子ってのは
酒好きな母親もついてこられなかったらしく(笑)
こういうときは一人でお酒を飲みながら
んまー♪とお菓子をほおばります。

だからバレンタインのチョコレートも
美味しいデザートワインか日本酒あたりを飲みながら
つまみたいなあなんて常々思っているわけですが
中々それに付き合ってくれる味覚の男性がいないのです。
(当たり前か?)

・・・ということを考えながら、一日寝ておりました。

投稿者 Minako : 23:08 | コメント (530) | トラックバック (0)

2005年01月30日

チーズケーキ

御殿場がたたったのか、過密スケジュールがたたったのか
昨日から風邪っぴきになってしまってます。

ここ1、2年の風邪って高熱がでなくて
喉・鼻だけで終わってしまうので仕事、できちゃうんだよね。
ただ鼻が「栓の壊れた水道」みたいになってますが・・・

昨日仕事からヨレヨレになって(笑)戻ってくると
母がチーズケーキを焼いてくれました。
おっ最近珍しいじゃない?って言ったら一言
「みなこが買ってきたクリームチーズ、賞味期限ギリだったからよ」

・・・。

作りたいと思ったときに材料がないとイヤなのよ~。
クリームチーズに生クリーム、純ココア、フロストシュガー、
バターにベーキングパウダー、コーンスターチに各種小麦粉とイーストまで
お菓子の基本材料はいつもそろえて置くようにしてるの。
これにいつもパンケーキに使う牛乳と卵は常にストック。

風邪引くとプリンを異常に欲するため(笑)
自分で動けない時は買ってくるか母がプリンを焼いてくれます。
これにご飯が食べられない風邪のときは
食パンをちぎっていれ、パンプディングにしてくれて。
小さい頃はりんごジュースかアイスだったな。
結局どちらにしても総合栄養食の卵ははずせないらしい(笑)

ここ数年凝ってるのが「キャラメル」のお菓子。
キャラメルシフォン、りんごのキャラメル煮で作ったマフィン
キャラメルクッキーにキャラメルムース、ババロア。
りんごの煮た物を入れたものだけ自分では食べませんが
あとは大好きなもの。
マフィンは好評なので作りつづけてるだけ。

こんなに甘いものも大好きなのに
なぜか果物を使ったお菓子はまるでダメ。
「火を通した果物」が基本的にダメらしいのねー。
あの食感が苦手なの。干した果物も好きじゃないし。
でも最近は洋梨の砂糖煮(冷)なんかは食べれる・・モノによるかな?

以前ドイツに行ったときのことですが
どこで出るケーキもフルーツたっぷりで、正直心の中で辟易。
ドイツ人ってあの強烈な塩味でもわかるとおり
甘いものを普段あまり食べないのですよ。
お菓子も甘いものっていうとチョコくらいしか売ってないし。
その代わりケーキっていうと強烈なる甘さ。
それも普通のチーズケーキとかフレッシュフルーツのケーキなんてなくて
こってりと砂糖で煮たもので作ったものばかり・・・
寒いところで基本的には保存食が発達しているからかしら?

みなこ!これは絶対美味いから食えー!!食うのだー!!!
ってドイツ語で何度叫ばれたことか・・・(笑)

逆に生なら何でも食べれるのは自分でも不思議。
干スモモもプルーンもとにかく原型のないものはダメなのに
生だと何でも食べれるなあ。
南国系のフルーツも大好きだし。
パッションフルーツなんて
「お前は妊婦か」って言われたくらい食べられます(笑)

お野菜も基本的には生で食べる方が好きだから
素材そのものの味が好きなのかも。
たまねぎもとりたてを水にさくっとさらして
そのまま何も足さずドレッシングでむしゃむしゃ食べるのが一番好き。
大根もツマみたいに細くしたものを海藻とあえて食べるとか。
あと、動物園でよく売ってる生野菜スティックの
「エサ」ってむちゃくちゃ美味しそうだと思う・・・(笑)

明日一日お休みになったので
現在完了形の予習をせねばならぬのですが
とりあえずチーズケーキと買ってきてくれたプリン食べて寝ます。
大好きな食べ物に囲まれるって、幸せ♪

投稿者 Minako : 22:20 | コメント (519) | トラックバック (0)

2005年01月28日

御殿場アウトレット

JT100003.JPG

久しぶりに御殿場アウトレットへお買い物に。
自然の中にショッピングモール。
どれもアウトレットだからお安いし。
同じ静岡県東部なので、日帰りでいけるしね。

一年に何度も行かないけれど、お気に入りのプラダ(靴)とか
食器(ウェッジ、ジノリ、ロイコペ)とか他色々。
今日は靴と洋服を買いに。

我が家からは高速使うほどの距離でもなんでもないので
一般道で富士山を目の前に見ながらドライブ。
(ひたすら富士山に向かって北上するから)
今日は天候もよく晴れて山がとても美しく見えました。

このアウトレット、フードコートがあるにはあっても
やっぱりオススメはお寿司。
沼津市内にあるお気に入りのお寿司屋さんが
回転寿司を営んでおりお刺身が美味しいの~。
今日のオススメはマグロ、あがりたての生マグロがんまー(笑)
大好きなあぶりサーモンやらなんやらたらふく食べてお買い物へ。
やっぱりお刺身はあぶりが一番美味しいや。

今日のメインはゴアテックスのジャケット。
何軒か回るけれど、アウトレットなので気に入ったのがない。
値段は破格の安さなのに~。
仕方なく諦めてジーンズ、インナー、ナイキで靴、と計画どおりのお買い物。

05-01-28_19-40.jpg

↑これはナイキでの戦利品。
何も言われなきゃナイキだとは思えないでしょ?
ヨガシューズなんだそうです。一目ぼれでした(笑)
外でもOKだそうなので、普段履きに。

他にも雑貨、ボダムでパペットマペットみたいなミトンと
フランフランや無印で生活雑貨を買いまくる。
キッチンがきれいになったものですから(笑)
絵に描いたようなスタイリッシュな雑貨がよく似合うんです。
ボダムって段々価格差がなくなってきたよね>ヨーロッパ国内

この食器狂いの私が今日はひとつも食器屋に寄らず、
この靴いのち!の私がプラダにもフェラガモにも寄らず、
(といいつつナイキで変な靴買ってきたけど)
今日は目的達成のために歩きまくり買いまくり。
ゴアテックスだけは惜しかった!

途中フードコートで両親はコーヒー、私は生ジュース。
珍しくパッションフルーツ100%のジュースを発見。
飲まずにはいられませんわ・・・
毎日飲んでもいいと思えるほど大好きなジュースなのよね。

デパートのバーゲンに行くのもいいけれど
お金貯めておいてこうして年に何度か御殿場行くのもまた、たのし。
何よりも空気がまっさらで、目の前には富士山だもの。
次はプラダで靴買います。お金貯めないと。

投稿者 Minako : 22:08 | コメント (584) | トラックバック (0)

2005年01月25日

エコ。

2005.jpg

今年の年賀状(母親バージョン)です。
私は作っただけで自分では1枚も使ってません(笑)

この風力発電は優秀なる成績をおさめているそうで、
東京電力のCMにも使われるようになりました。
使うってのは事前に知ってたんだけど、オンエア待ちしてました。

東電のCM、ズルいよー。
だって「エコ」シリーズのCMはBGMがビリー・ジョエルのピアノ・マン。
It's nine o'clock on a Saturday...
って聴こえてくるとつい、TV見ちゃうじゃないの。
(ちなみにどこかのコンロのCM、BGMがビゼーでこれもつい見てしまう)

で、チラッと見たCMにどこかで見たカットの風力発電。
どこかで見た・・・というか自分で撮った・・・
と思ってこの年賀状をひっぱりだしてきました。
その問題のCMは東電の公式サイトからリンクされています。
私の住む街の名前まで出てるよ・・・。

東電のCMにある「グリーン電力基金」は
我が家も募金というかなんなんだ?投資?
投資ってほどの金額じゃないんで環境へのボランティアですね。
わずかな金額ですが募金してます。
そのお金から助成が出てるはずなので
こうして還元されてちょっぴりうれしく思っています。

この風力発電は誰も人が踏み入らなかった山の上に建っており、
風車を見上げると上にはすぐ真っ青な高い空。
スケールの大きい写真がいっぱい撮れたのですよ。実は。
自分だったらこれ使う、ってくらい気に入ってる写真があるので
そのうち写真館にアップしますわ。

風力発電の立っている山からのぞむのははるかな太平洋、
逆側には天城の山々。
眼下には自分の住む街の風景。
風の強い日は飛ばされそうになるけれど
(風力発電が建つくらいだからデフォルトで強風・・・笑)
とにかく絶景ポイントらしく、犬を連れた人や散歩する人がちらほら。
写真を撮るにはいいポイントかもしれない。

普段から高台に位置する我が家で生活する私は
2階の自室から太平洋が見えます。
ホテル風に言うと全室オーシャンビュー、ってやつ。
その高台の我が家から曲がりカーブを過ぎると
街へと下る坂道が目の前に開け、大島がまず目の前に登場
続いて天気のよい日は伊豆七島の島々が見られます。

なんて贅沢な色に染まっているの。

朝は水平線も消えそうな蒼から白へのグラデーション、
夕は山の稜線から黄金色→紫と文字通り焼けるような空。
毎日がレビュー。

こんなにも贅沢な空間にいま自分が「いる」なんて。
と、CMを見て改めて感じているところです。

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (731) | トラックバック (0)

2005年01月24日

パーソナルカラー

以前にも日記でパーソナルカラーについての文章を書き散らした気がする。
そのころはパーソナルカラーそのものについても
よくわかっていなかったので多分めちゃくちゃだ(笑)

肌の色で大きくイエローベースとブルーベースに分かれ、
その中で彩度と明度によってまた2つに分かれ
イエローベース(以下イエベ)は春と秋、
ブルーベース(以下ブルベ)は冬と夏に分かれます。大きく分けて。
それからまたセカンドシーズンが入ると色々細かく分かれるそうです。

結構詳しく診断できる→カラーサイト

私はブルベ、冬の中でも明度・彩度が高い「ドラマチック」でした。
(他の季節の混じりけのない冬冬とも呼ばれるそうです)
とにかく似合う色は原色、黒、白、濁りのない青みを帯びた色。

メイクを始めたのが遅かった・・・と言う言い方は語弊があるな。
中学の時の留学先ででメイク始めたんだもんな。
大学時代だけすっぴんで通してただけなんだけれど
化粧品を選ぶときはこのブルベかイエベかが重要らしい。
肌が黄色いからイエベ、ってんじゃなくて(それじゃ黄色人種は全部イエベだ)
コントラストの強さや血管の透け具合とかで
若干青みがかっているか否か、と言う判断の仕方もあるんだとか。

私はブルベの中でもコントラストの強い冬で
おまけに顔はピンク系の色白肌。
一口で言えば濃い顔なんだよね。髪も瞳も真っ黒だし。

ちなみに母はイエベ。父はブルベ。
父方の顔や雰囲気を色濃く受け継いでいるからブルベなのか?
でも確かに法事で黒系を着た従兄弟たちとならぶと
似たような顔かつ黒が似合う人ばかりで妙な迫力があるな・・・(笑)

昨今のお化粧品はイエベ向きなものが多いらしく
どこに行っても似合う色を探すのは大変です。
似合うのは原色と青みがかったピンクなど。
あの・・・バブル期に「丸の内ピンク」って言われてた色、だそうで。
私小学生だったので記憶にないんですが
バブルメイクが似合うそうです。
真っ黒眉に口紅は丸の内ピンクか真紅。>バブルメイク
確かに舞台メイクはこの前自分でも大爆笑したように
バッチリはまります。宝塚の男役みたいな顔。

洋服も原色がスキッと着られる(首も肩も色白いし)ので
ステージ衣装もばーっとハンガーにかけて並んでたとしたら
一番目立つ色やデザインのものを選べばまず、間違いない。
全然顔が負けてないんですって。髪も真っ黒だし。
そういえば子供の頃ピアノのステージ用にドレス買いに行っても
パステルカラーのふりふりのお姫様ドレスは絶対似合わなくて
子供ながらにシャープなラインのものを着てたな。
中・高ではどの場でも黒ロングで押し通しちゃったし。

成人式の振袖も黒、浴衣も黒の絞り、メイクはやっぱり真紅で
黒髪を夜会巻きにすると洋服でも「極妻」扱いだ(笑)
やっぱブルベ冬かー。

自分に似合う濃い色でメイクしたいんだけど、
化粧すると顔が変わりすぎるので、濃くできないのが現実。
ナチュラルメイクなんて絶対無理だし・・・。
服はバーゲンでも売れ残る派手な色かデザインのものを買えば
まず間違いないので結構便利だったりするけど(爆)

洋服は知らずのうちにワードローブは黒ばっかりで
今後も着られそうなものが多いのですが
お化粧品は今までに買ったものはほとんどアウト、でした。
というわけで整理してイエベな母に進呈しようかな。

投稿者 Minako : 23:01 | コメント (836) | トラックバック (0)

2005年01月23日

セルフ・ケア

洋書を大人買いしたばかりなのに(笑)また買ってしまった。
「漢方&薬膳」の本と、リフレクソロジーの本。

漢方&薬膳は以前も書いたとおり、勉強したいから。
体質はこう分かれていて
漢方も体質別に摂取しないと効果がない、とか
とっても勉強になる本です。
低血圧と病後の立ち上がりの悪さからしばらく飲めと言われて
胃潰瘍の後1年近く飲んだ漢方の「補中溢気湯」なんかも載ってました。
今は特にこれってのはないので
食事メニューをどんどん取り入れていきたいなと。

時々どうしてもこれが食べたい!と思う食材があるのですが
それは体調と密接にかかわっているようです。
最近妙にあさりが食べたくて仕方がないのですが
どうも原因は体のバランスにあるようで・・・
こう思うときは食べたほうが良さそうです。

よく気をつけていると、「体が欲する食材」ってのが
段々わかるようになってくるので
それに合わせて毎日の食事をチョイスしています。
例えば油っぽいものの後はコントレックス(または硬度の高いペリエ)を
飲むと不思議なんだけど口も胃もさっぱりするんですよ。
消化不良のときも同じくコントレックスですっきり。
コントレックス、味は鉄だけど(笑)効果が凄いのでもう手放せません。

で、リフレクソロジーで先週から始まった雛の立ち仕事で
体に溜まった余分な水分や老廃物を出して代謝を高める。
元々お気に入りで通っていた「英国式」の方が書いている本で
サロンで施術されるもののダイジェスト版。

面倒だとそのままやってしまうけれど
休みの前日はエッセンシャルオイルを選んで
ゆっくりと疲れた足をマッサージしています。
片足5分くらいしかやらないのに確実に足が一回り細くなるから、
これまた効果はスゴイ。

東京での生活のときは、お金さえ払えば
漢方も薬膳もリフレクソロジーも人がやってくれて
でも田舎ではそんなものは一切ない。
その代わり温泉とか、畑でとれた食べ物とか、水揚げ直後の魚とか
自然に近い生活ができるのだけれど
もっと自分の体に積極的に働きかけて
もっと健康で強い体でありたい、と思うこともあるのです。
もっと肌も美しくありたい、とかね(笑)
(外側の皮膚の美しさを保つには、やはり食べ物と水と睡眠。)

こう思ったので、実家にいて雑事がないうちに
きちんと体の基礎を勉強しておこうかなと思って始めたことです。
ここで私が得た情報や知識を母と二人で共有することで
これから年老いていく予定の?両親の健康をも維持できるかと。

結局今している仕事は私一人で代わりがいない、
体調管理も仕事のうちということもありますが。

なんとか風邪もインフルエンザもひかずに冬を乗り切りたいものです。

投稿者 Minako : 22:58 | コメント (319) | トラックバック (0)

2005年01月21日

そして、泣きたい朝もあったり・・・

昨日から何か変なの背負ってる?

朝は寝坊し、
電車に乗り遅れ、
新幹線は雪で15分遅れ、
人との約束は滑り込みセーフ。

寝不足と過労で、予定の電車に乗り遅れた分をカバーすべく
特急に乗った瞬間に眠りに落ちる。
新幹線はいつも米原の雪で遅れるんだよね。
ひかりだから大丈夫、って読みが甘かった・・・。

昨日の転倒でどうも体がゆがんだらしく
打ったお尻でなくて右上半身が痛い。特に腰。
体のバランスが悪くて、途中何度も右足を滑らせる。(悪い病気か?)
電車で長い時間座ってるのも痛かった。

昼食は昨日の予言どおり大好きなメニューを並べ立てる(笑)
トマトと大好きなモツァレラチーズのミネストローネ&パスタに
これまた大好きないちごのレアチーズタルトとコーヒーをつけて
たっぷりと、そしてガツガツとランチを食べる。

モツァレラチーズははんぺんっぽい食感が嫌いだと(爆)
家族誰も食べないのでこうして外で食べるのがほとんど。
夏なんか畑で育てたトマトとプランターのバジルむしってきて
モツァレラチーズのかたまりにかぶりついて、トマトかじって、
最後にバジルむしゃむしゃと「男らしい」お昼ご飯。
パスタなんて要らないね。トマトとチーズとバジルがあれば。
調味料も要らんくらいだ。

大好きなものをたっぷり食べて元気を出して街へお買い物に繰り出す。
こういうときに限って魅力的なモノばかりと出会うの。

こまごまとしたものやらニカラグア産の指輪やら
欲しかった750MLのプロテインシェーカーやら
家庭教師の教材やら洋書やら
(買いすぎて本屋で初めてカード使った・・・大人買いだ)
でかい塩ビ?のデザインバッグを買ってそれに全部つめこんで。

プロテインシェーカーを買いに全く縁のない(笑)スポーツショップに行って大興奮。
私はアメリカのEASというブランドの「マイオプレックス」という
プロテインを以前から個人輸入で使っていて
そのEASの正規代理店ができたのね。で、今は市場に流通してるの。
同じEASの色んなプロテインとか、「スポーツ選手用の食べ物飲み物」が
ものすごく充実していて見てるだけで楽しい!
まるで自分がスポーツ選手になったかのような。

EAS公式サイト:http://www.ebody.co.jp/

でも「筋肉」を使うピアノ商売をしてるわけだから
繊細なタッチとパワフルなスタミナを維持するための理論は一緒。
だと思って体作りをしています。健康のため、ってのもあるけど。

スポーツ用品のお店なんてインドアな私には普段縁がないので
行ったついでに色々覗いてくる。
今欲しいのはゴアテックスの防寒具なんだけど
想像以上に薄くて軽いのね。
伊豆は温暖な気候のせいか、冬でも雨が多いからこれが欲しいの。
でも、今日は無理だな・・・

今日は朝冷え込んだのと気分が腐ってたので(苦笑)
お気に入りのコートとお洋服で出かけ、
こういうときに限って出会うのが怖い隣人。
喫煙所じゃないところで強風の中灰飛ばして思いっきり吸ってる人とか。
泥だらけの靴を履いたままの子供を前に抱いてるママさんが
電車で横の席に座ってたりとか。
(以前同じシチュエーションでおろしたての白いコートを
ちょっと寝てた間に足跡が数え切れん位つくほど子供の靴で踏んづけられた経験あり)

今日選んだコートはめったにクリーニング出せないし
このあたりのクリーニング屋では取り扱ってないので業者まで送るんだぜ。
そんなコートに近づかんでくれ(笑)
だったら着るな、なんだけどね~。
たまには着飾ってでかけたいのよ。
田舎住まいだとおしゃれするとこないんだもん。

帰りもまた買い物疲れで深い睡眠をとり、
起きてからは珍しくアガサ・クリスティのペーパーバックを買ったので
それをたらたら読みながら帰ってきました。

まだ、腰痛い、けどね・・・。

投稿者 Minako : 23:01 | コメント (48) | トラックバック (0)

2005年01月20日

泣きたい夜もあったりする。

すべてはTBSの朝の占いから始まった・・・。
おうし座は最下位。
これがせめて血液型なら、日本人の大多数は同じ運命だっただろうに・・・
(私はA型)

朝起きてお茶をわかそうとやかんの取っ手を曲げたら
ふぎゃあああっっ!!!!
右手の人差し指の先を挟んだ!!

おまけに朝食のパンケーキは焦がすし。

つるし飾りのお仕事に行って帰ってきて
今日は夕食を食べてまた出直し、ピアノのお仕事に。
温暖な伊豆にしては珍しく寒さを感じながら着くと
また合唱団員ストーカー男、登場。
(ついにストーカーに降格)

本気でストーカーを退治できるノウハウを教えて欲しい、です・・。

思いっきり擦り寄ってきたりすんのよ。
気持ち悪い。
肌が触れる距離で話そうとするなんて常識のかけらもない。

で、疲れてたのでそれをかわそうと右足を踏み出したら

乾燥した床で転倒

思いっきりお尻の右半分に全体重がかかり痛いのなんの。
もう青あざになりかけてますが。
ピアノのあの硬い椅子に座るなんて・・・座るだけで拷問。

初めて他人に殺意を覚えました。

右半分に体重移動できず、右手人差し指は力が入らず
おまけに寒かったので痛みは増すばかり。
帰りの電車のホームでさすがの私も泣きそうになりました。
私が一体何をしたっていうんだ。

仕方ないので深夜のお楽しみ「メンB」で
さっくんお兄さんと「気にしない体操」踊って寝ます。
気にしな~い、気にしな~い、気にしないんだよ~♪
(↑最近の私のテーマ音楽)

明日は東京だもんね。
美味しくて甘いものでも食べてこよう。
バレンタイン用の美味しいお菓子も出てることだし。

久しぶりにデメルでザッハトルテもいいかな?
アンジェリーナでモンブランもいいかな?
それともベノアティールームでアフタヌーンティーでも?
(↑最近電車男効果で妙に混んでるらしいけど)

投稿者 Minako : 23:13 | コメント (406) | トラックバック (0)

2005年01月18日

ミネラル石パワー

母が変なものを通販で買いまして。
「ミネラルバスストーン」っていう遠赤外線を発する石で
お風呂に入れて体の代謝を高めるという不思議なモノです。

それも両手一杯になるくらいのほんのわずかな石が
なんと樋口一葉もしたものですから(笑)
ホントかよ!!そんなの買うのかよ!!
とツッコミを入れてみた次第ですが・・・

これが効くー。

お風呂に浸かる、という習慣がまるでない私が試しに浸かってみたら。
体がいつまでもほんわり温かくて、何もなかったかのような熟睡。

なんでもダイエット製品のカテゴリだったそうで
万年ダイエッターの母には効くんだろうか??
と疑問なのですが
お風呂大好きな父はすっかり気に入ったようで(まるで温泉気分)
毎日家族で楽しんでお風呂に入っています。

たまに温泉も買ってきたりするんだけどね。
それでも毎日温泉のようにじんわり体が温かいのはうれしい。
ピアノのおかげで末端冷え性な手もわりと楽になってきたし。

・・・なぜ私が風呂に浸かる習慣がないかって?

寒い場所でシャワーしかない、という生活に慣れてしまったため。
初めての留学は極寒のオーストラリア、
渡り鳥のようなドイツ・スイス修行旅もまた寒い時期だったのでした。
両方とも部屋にシャワーがあったのは1ヶ所だけで
あとは共同シャワーか自宅だけどやっぱシャワーだけ
白人ってそれでOKなんだってさ。
オーストラリアはともかく、ドイツとスイスは北海道より北で寒いんだぜ。
そんな場所で毎日を過ごしていたため
なんとなく真冬でもシャワーでおしまい、に慣れてました。

変化を求めない性格に見えて、
実は一番変化に対して柔軟な気がする。自分で思うに。
食べ物も日本で言ったら偏食だけど
世界中どこに行っても現地の食べ物に当たらないし
むしろ現地の人と食べるものの方が好き。
ひょうひょうと慣れてしまう、というべきか。

そうそう、ミネラルストーンだった。
遠赤外線で体を芯から温めるから、代謝が上がるらしい。
代謝があがるお茶と併用してるんだけど
それ以上に効果があるんでしょうか。
それ以上に痩せるんでしょうか(笑)

まあ、一冬気長に入ってみて結果はまたここで発表。
(まるでダイエット人体実験だ)

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (560) | トラックバック (0)

2005年01月16日

東洋医学の力

今日の夕食、食べ過ぎました。
その上食べてすぐ猛烈に体が温まって、寝てしまいました・・・
ものすごく消化不良です。気持ち悪いです。
お風呂も入れなくて現在(日付変わって25時)お茶バンバン飲んで消化促してます。

今日の夕食は私が腕を振るいまして、
超得意メニューの餃子と「カキと豆腐の雑穀雑炊」だったのです。
両方とも大好きな食材ばかりで、調子に乗って食べ過ぎ・・・

昨年あたりから天然素材の力、というか東洋医学にも関連する
「医食同源」ということをテーマに色々トライ&エラーを繰り返しています。

我が家は米を農家の方から玄米で買っているので
玄米はうんざりするほどあるのです。
その玄米をよく洗って、アマランサスや赤米などの雑穀とまぜ
それをさらに白米に混ぜて炊く。
本当に水もこだわって美味しく炊き上がったときは、
お漬物だけでご飯が食べられるんですよ。

あと、お茶。
中国茶の底力をまざまざと見せ付けられた(笑)ところなので
今後も自分の体質に合わせて勉強しながら
色々なお茶を試してみたいな。と思いまして。

体をメカニックに分析して、基本的には「対症療法」である
西洋医学のコンセプトと
体のシステマティックな部分以外からも
多角的なアプローチをし体のサイクルに合わせて
症状を改善し体質そのものに働きかける、
という東洋医学(間違ってたらスイマセン)
そのどちらの利点も自分の体を使ってある程度実感したので
今後は自分の体質に合った東洋医学の勉強をしたいな、と。

要は漢方を勉強して餃子も「薬膳」で作りたい(笑)のです。
東京で住んでたお部屋の近所に薬膳餃子のお店があって
毎週食べに行っていたこともありまして
そのころから薬膳には興味があったのでした。

冬はとにかく他の季節より断然太りやすい私は
当分飲み物は減肥茶一本でいくつもりですが、
春になって季節の変わり目を過ぎたあたりから
また別のものにも挑戦したいと思います。

そうして健康ヲタクネタは次回に続く・・・

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (774) | トラックバック (0)

2005年01月15日

気の多い私

突然だけど、ギターやりたい。

高校時代に演劇部で役者だとか脚本演出だとか
文化部総元締めとか学校誌編集長とか(笑)色々やってたわけですが
楽屋・・・もとい部室にギターがあったんです。
1つ上の先輩がバンドやってるひとでね。
で、そのギターを借りてちょっと弾いたことがあって。

そのギターで習ったのは「Tears in Heaven」の最初だけ。
CDで聞いていいな~って思ってた曲で、
結局まともに弾けるようになったのはさわりだけ(苦笑)

だってね。
当時も式典と音楽の授業でピアノ伴奏やってて
お教室の課題はショパンのエチュードやってて
(↑よくこれだけの量こなしてたな)
弦楽器はご法度なのですよ。ピアノ弾きにとっては。
弦って「押さえて音を出す」楽器だから指先が固くなっちゃうんですね。

それでピアノ以外の楽器であるフルート始めたんだけど
これも大学入ってグレゴリアン始めてやめちゃったし。
都内の有名音大卒しかいない門下の中では
そのレベルについて行くだけで精一杯、
忙しくてフルートなんて吹いてるヒマなかった。

ピアノと声楽を人様の前で演奏できるレベルなんだから
これ以上欲張っちゃいかんな。って自分でも思うんだけど・・・
(声楽は人様に公開できないかも。楽譜解釈が浅すぎ)
音楽大好きだから、他にも挑戦したい。

あとできるとしたら鍵盤楽器だよなあ。
クラシック以外のジャンルでも演奏してみたいんだけど
そっち系の即興ができないとダメかしらん。やっぱり。

ギターは指先が固くなるからだめ、
ドラムはスティックを強く握るからダメ。
(母の師匠は草むしりしただけでタッチが変わるそうだ)
小さい頃からやってたテニスも同じく握るからダメなんだよね。
テニス好きなのにー。

結局お金をもらっていることを最優先にしないといけないので
なーんにもできないわけです(笑)
あとは・・・強く握らないモノだとハンドベルとか?

投稿者 Minako : 23:33 | コメント (374) | トラックバック (0)

2005年01月14日

頭の切り替え

来週からお仕事がまた増えます。
昨年もやっていた、「つるし飾り」関連のお仕事。

今やっているのはピアノと家庭教師で2つなんですが
両方とも当日ぱっと行ってできる仕事ではなくて
何かしらの下準備が要るお仕事です。

家庭教師ってのは全然予期しなかったことで
どうしてもと拝み倒されて今月から始めたわけですが、
やっと方向性が自分の中で固まってきたので
あとは「勉強」するだけ・・・

中学生の勉強なんてぜーんぜん、忘れてるもの(笑)
うっすらと記憶にあるのは大学受験ですので。
・・・ていうか、高校入試に勉強した記憶がない、のでした(爆)

教え子であるピアノの先生のお嬢さんは
今の時点で非常に知識に対する欲の強い子なので
じゃあとっとと先に進んでしまえ、と思ってます。
そうすれば本人は後が楽だし。
それには自分が「中学英語」をもう一度さらわないと。

自分の使った教科書とか辞書とか参考書とか
そんなのを引っ張り出してまた読み直して
あとプラスαで雑学と言うか、他の学問のさわりをやる。
その2本立てで行こうと思っています。

おかげさまでそっちにかかりきりになってしまい
折角おし!やるか!と思って始めたショパンのエチュードは
見開き2ページしか譜読みできぬままに放置(苦笑)

仕事の方はとりあえず新譜がないから、
あとは来月末の本番までパワーを落とさぬよう練習するだけ。
ベートーベンのソナタも第1楽章だけやって放置されてます。うう。
次ゆっくり取り組めるのは4月以降だな~。

というわけですでに「わけわかんなく」なりはじめつつある
ワタクシのスケジュールなんですが
とりあえず3月頭の黒部行きに向かって、がんばる!
ということで。

黒部行き、どうやら今回も(笑)体力的には結構キツいらしいのですが
大好きな人たちに囲まれてワイワイと楽しみ
美味しいお料理をがっつき、という
気分的な「楽しみ」のほうが大きいので
まずは体調を万全に整えて、体力をつける。ことからかな。

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (718) | トラックバック (0)

2005年01月12日

健康的なダイエットオタク

「体質改善」って言葉は正しい。

定期的に体に関する文章をここにさらしてますが、
前回お茶で痩せた、と言う話を書いたのは11月末のことです。
あれからも毎日プーアル&ウーロンブレンドの減肥茶を
毎日1.5~2リットル飲んでるのですよ。

で、11月末でデスクワークの仕事をひとつ辞めたので
生活が思いっきり不規則になってました。
年末年始は朝方寝たりとか。
食べたいものを食べたいだけ食べたりとか。
クリスマスでごちそう三昧だったりとか。

それなのに、体重は減りつづけてます。
1週間に百グラムとかごくわずかなんだけど、
1ヶ月が終わるごとに1キロくらいずつ減っていってるんだよね。
たっぷり食べて1~2キロ増えてもいつのまにか戻ってる。

中国は「医食同源」の元祖なので、毎日摂る物で体質を改善していく、
という考え方なんだそうです。
私の生活で毎日変わらないものはお茶だけ。
ということは、体重が上手く調整されているのはお茶のパワーなんだろうね。

一昨年夏に医者に真顔で「ヤバいよ」と言われて始めたダイエット。
昨年春にはすっきりしましたが、
初夏の暴飲暴食で激増(というよりリバウンド)
えぇ!?と思って必死に落とし始めたのが夏。
お茶を変えてからはぜんっぜんストレスなく
体が「勝手に無駄なものが落ちてく」状態になってます。

プーアル茶とウーロン茶には「健胃」と「代謝アップ」の作用が
あるそうなのですが、こんなに効くとは驚きです。
胃潰瘍を患ってから食べ物に気を使っている私は
健胃を第一、痩せることは第二、というポリシーで食べています。
もちろん大前提として「楽しく食べること」があるんだけど。

初めてのダイエットはアメリカのマイクロダイエットに頼り切りでしたが
その後栄養の本とか、カロリーブックとか、漢方とか
アスリートの筋肉作りのサイトを読んだりとか
色々自分なりに勉強して試行錯誤している途中。
今は母の分の代謝量に見合ったダイエット食事メニューなんかも
プランニングしてあげたりしています(笑)

つまり、「健康的にダイエット」ヲタク。

現在食べたいものは食べたいだけ食べて、
「間食なし」と「お茶2リットル」だけを縛りにしています。
なのでストレスもぜんっぜんないわけで・・・だから余計いいのか。
あとマルチビタミンのサプリメントかな。

ダイエット食品に頼るのは簡単だけど、
十人十色、全く同じ生活しているわけじゃないし
筋肉量だって骨密度だって体格だって遺伝的要素だって違うし
ストレス耐性なんかも違うよね。
だから、自分に合った「体重調整」かつ「健康な毎日」を送るための
基本的生活習慣のひとつだと思ってチャレンジしています。

昨年は仕事も「一歩を踏み出す」年だったけれど
体を作ることも「一歩を踏み出す」年でした。
今年は一歩先に進んで「積極的に挑戦」する年にしたいと思っています。
つまり、理想の体を描いてそれに沿うように体の調整をしていく。

途中経過はおいおいまた書いて行きたいと思います!

投稿者 Minako : 23:56 | コメント (415) | トラックバック (0)

2005年01月09日

生きるって何、死ぬって何

ピアノを長いこと習っていた先生に拝み倒されて(笑)
今日はお嬢さんの家庭教師兼アドバイザーになってきました。
私がその先生のお教室に通っていた頃
幼児だったそのお嬢さんはもう中学生だった!!うーん。

ま、最初だから軽くお話をするくらいで、
なんて大まかにヴィジョンを立てて行ってみると
意外に話が盛り上がり、2時間喋りっぱなし。
肝心な「学校のお勉強」の話なんて全然できませんでしたー。

親が見て感じ取る娘の性格や生活習慣全般に関することと
彼女自身が感じ話す言葉は当たり前だけど、全然違う。
ちょうど青年期で自我が芽生えてくる頃?なんだと思うけど
とにかく親や家族、身内の言うことはうるさい。らしい。
反抗期ってやつですな。

このごろよくこのブログで中高時代のことを話題にしていたのは
今日の準備のためにわざと掘り起こしていたのです。

基本的に「他人」なので、わかるわけがないのは大前提。
けれど努力もせずに「わかるわけないじゃん」と思いながら
彼女と向かい合うのはやっぱり良くないし
なんとか共感したり彼女の立場に下りてみたりいろいろと試行錯誤して
そんな中から彼女と共有できるものを探っていく、
という私なりのやり方を考えてみた結果の試みです。

思いもかけず相性は悪くなくてですね、
最初ぶーっ!!としたお顔でおいでになったお嬢様(笑)は
最後には「あー、頭は疲れたけど楽しかった!」
と一言呟いてくれました。
そりゃそうだ、頭を絞って絞って話してもらう方向に持っていったんだもん。わざと。

親である先生は色々言っていたけれど
頭の回転が結構速い、利発な賢い子で私自身も大きく刺激を受けて
これから先のヴィジョンを考えねばならぬわけですが
学校の勉強以外にも伝えておきたいことが出てきて
うーん、親にはなんて言うべきか。
なんて軽くまとめたメモを見ながら悩んだりしてます。

今日一番びっくりしたのが、彼女の考えていることのうちのひとつ
「生きるってどういう意味で、死ぬってどういう事」
っていう疑問。難しいなー。
哲学の基本中の基本、大命題だもんねー。

心理学とか哲学とか論理ロジックなんかに興味があるようなので
学校の勉強と並行にちょっとさわりだけでも
勉強させてあげたいなと思ってます。
ただし、親の手前テストなんかはきっちりやってもらわないと(大汗)

学校の勉強だけが勉強じゃないのよね。
ただ、親である先生が心配なさるのもわかるし。

私の座右の銘は「学遊の精神」と言って
中学時代に校長先生から頂いたお言葉なんです。
「Enjoy Studying」と当時英語で表現したら
英語の教師であった校長先生がこういう言葉がある、とくださったお言葉。
そのまま学ぶことを楽しむ、という意味です。

学ぶことは机の上だけじゃない。
学ぶことは教科書だけじゃない。
亡くなった先生から伝え受け継いだものを
私がこんどは次世代の彼女に伝えていく番なんだな。

というわけで、珍しく色々頭を使って考え込んでます。
親になるって本当に大変なんだね。

今さらながら私自身の自主性と個性を重んじて
自由に育ててくれた両親に感謝します(笑)

投稿者 Minako : 23:25 | コメント (407) | トラックバック (0)

2005年01月08日

新年会

用事があり上京したついでに、昨日は友人と食べ、飲み、歌い
その友人宅に転がり込んでました。

新年会と称して友人とその会社社長である私たちの大学恩師
3人で韓国料理屋に行き、
新年会と称してたらふく韓国料理を食べてまいりました。

最初「店はココー!!」ってメールもらって
地図を見ながら歩いたはずなのに
気づいたら以前非常に美味な料理とお酒をみんなで飲んだ
ネパール料理屋の前におりました(笑)
土地カンのある場所なのに迷って2周もしちゃったよ。

昨日は用事が済んだあと、友人とその店で合流するまでの間
結構ぱっくり時間が空いていたので
以前から必要に迫られていた化粧筆のケースを買いに行ってきました。

私は「白鳳堂」という日本を代表する筆工房の化粧筆と
舞台役者時代に使っていたチャコットの筆を愛用してまして
その白鳳堂の唯一の直営店が青山にあるのです。

たまに寄る渋いマスターのお安いパスタ屋ランチをしっかり食べ
ペレグリノでおなかいっぱいだったので
渋谷駅で降り、白鳳堂のお店までは散歩がてらゆるい坂道を登る。
青学を過ぎ、円形劇場&こどもの城を過ぎ、青山ブックセンターを過ぎ(笑)
ちょっと入ったところにある白鳳堂。
天気がいいと渋谷~青山~原宿くらいは結構いい散歩コース。

私はペンでも筆でも長めの軸が好きで
化粧筆も必然的に軸が長く、携帯ケースがなかったのです。
アルティザン&アーティストでも(筆を持って行った)入らなくて
デザインで探すのはもうやめよう、と思いまして。
このごろステージが多くて筆持ち歩きの機会が多く
携帯用の筆なんてものは最初から買う気がない(笑)ので・・・。

白鳳堂で出しているオサレなケースにはやっぱり入らず
結局プロユースのくるくる巻くケースになりました(苦笑)
折角行ったのでコンシーラー筆と眉の筆も買い足して。
白鳳堂の筆はとんでもなく使い心地が良いけど、その分値段も良いです。
値段見ないで持ちやすさと肌タッチ、使い心地で選んだら
樋口一葉が余裕で飛んでいきました。。。ああ。

財布がさくっと軽くなったところで白鳳堂を出て、
青山ブックセンターとか、雑貨屋とか、時間まで青山一帯を徘徊。
途中でカッシーナのお店(開店前の工事中)見つけたんだよね。
ぜんっぜん買えないけど、早く開店しないかな。
椅子好きの私にはたまらないカッシーナ。いつか、欲しい~。

その後韓国料理屋で一杯酌み交わしながらチゲを食べ、
ほろ酔いで友人が買い物をすると言うので
HMVに付き合い、酔った勢いでパレストリーナと聖歌のCDを3枚買う。
酔った勢いで買う種のCDじゃないと思うんだけど(←醒めたあとのツッコミ)
ま、買っちゃったので。
(今これを書きながらどっぷり浸ってます)

締めに喉が渇いたのと私がタダ券持ってたので
スタバで深夜のお茶タイム。

で、友人宅に帰った・・・わけがありませんことよ!
今までその日のうちに夜遊びをしめたことがありませんから。残念(笑)
友人宅の最寄駅まで行って、カラオケ♪

この彼女は大学時代からの友人なのですが
今だに会っても遊び方全然変わってません。
あの頃は次の日朝からバイトでもぜんっぜんかまわず
大学近所のカラオケ屋で始発まで歌ってたもんね。
酔っ払ってツタヤとかブックオフとかHMVとかに行って
わけわからん散財をするのも、昔のまま。

今回もやっちゃったなー。セオリーどおり(笑)

投稿者 Minako : 23:54 | コメント (531) | トラックバック (0)

2005年01月05日

小倉百人一首

お正月ということで、百人一首の札を一枚一枚読んでみました。
毎年つい全部の札を読むのに夢中になってしまう子供のようなわたし・・・(笑)

百人一首はそれのために特別に作られたものではなく
選集という扱いなのですが
特に秀悦なものばかりを揃えた、というわけでもないんです。実は。
ただ誰もが一度は講義で・・・授業で扱うものだし
よく知られた歌を集めてあるので
どの和歌集を読もうかしらと悩む時はこれが一番。
何しろ百首しかないし、大抵のものは読めば一発で意味がわかるし。

ところが学校時代は勉強が大嫌いでして(苦笑)
百人一首の小テストではおみごと0点を取ったこともございます。
今やったらおそらくかなりの高得点なはず。
だって、思い入れも何もなくただ読み聞かせるだけ。つまらん。

俵万智が高校教師していた時の話をしていて
叙情豊かな和歌のその「香り」をいくら伝えたくても
授業にして板書し解釈する段階になるとまったくもって
その歌の「香り」は消えてしまって面白味がなくなってしまう。
って言っていたけど、激しく同意します。
私も和歌の本当の面白さに目覚めたのは大学時代だもの。

中学時代に当時新任に近い若い男性教師を赤面させた歌
「名にし負はば逢坂山のさねかづら 人に知られで来るよしもがな」
今だったら私も赤面してる、と思います・・・穴があったらはいりたいわ(苦笑)

百人一首には恋の歌が多いので、ついそちらばかり目が向きがちなのは
今に始まったことではなく・・・

筑波嶺の嶺より落つるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる
陸奥のしのぶもぢずりたれゆゑに 乱れそめにし我ならなくに 
しのぶれど色に出でにけり我恋は 物や思ふと 人のとふまで  

↑ちなみにこんなのが好きです。
昨年の元旦にその「筑波嶺」を車窓から見る機会ができて
瞬時にこの歌を思い出しました。
こういうときは早いのよね。私の記憶力たちよ(笑)

どんな歌か気になった人は調べてみるのも面白いですよ。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (514) | トラックバック (0)

2005年01月04日

心を表すモチーフ

紀宮さまの婚約関連の報道で、美智子さまが常々紀宮さまに
いい聞かせてきた事柄があるという。

誰でも心には「ともしび」を持っていて、
やがて同じ「ともしび」を持つ人と出会いそして微笑み合う。

というようなことだった、と思う・・・一字一句は忘れました。
この言葉を聞いて驚きました。

私自身は、人はそれぞれの心には「泉」を持っていて
それによってお互い影響されたり浄化されたりという現象が起こる。
と思っていたので。

「泉」と「ともしび」というモチーフは違えど、言っていることは凄く似ていて
皇后美智子さまと一度、語り合ってみたい(笑)

私にとっての「水」というのは、
温かくて、生命を育む場所で、人間の根本を成すもの。
というポジティブなイメージです。
人によっては冷たくて、それこそ「ともしび」を消すもの、と感じる人もあるかもね。

生まれてきた時は誰もが豊富で清浄な水の湧き出る泉を
心に持って生まれてくる、とわたしは信じています。
そういう意味では性善説になるのかな。

ただ次から次へと湧き出る場所も、根に汚れがつくと
汚い水しか湧き出てこない泉になり
その汚れはつくのは簡単でも、完全に浄化されるには長い時間がかかる。
(詳しくは河川の汚濁・・・環境問題についての資料に書いてあります)
それが人間の愚かさであり、甘さであり、かつ弱さであり、
理性という自己を律する力が必要なんだと思う。

着ている物とか住んでる場所とかお金とか、そんなのは関係なくて
自己をきちんと持って一生懸命に生きている人は
その泉の温かさと美しさがよく伝わってきます。
年齢を重ねるに従って、お顔にちゃんと出てくるから。

醜い感情に体いっぱいが支配されている時は
本当に薄汚れた冷たい触りたくもない水が湧き出て
その水がさらに内面を汚していく気がして
いかんいかん、自己を改めねば、と律するきっかけになっています。
一度汚れた場所をきれいにするのは大変です。
洗剤なんてないからねー(笑)

とっても忙しくて荒んでいる時には、体内が枯れたような気がして。
やっぱりモチーフは水なのです。

いつまでも清浄で温かくて生命を育める水をこんこんとたたえた
大きな泉を持った人でありたいと思います。

投稿者 Minako : 00:06 | コメント (489) | トラックバック (0)

2005年01月03日

大事件を呼ぶ女

新年早々、物騒なタイトルですいません(笑)

昔から私が旅行に出るとセットで大事件が起こるために
「長期旅行は行くな」と祖母が止めます。
両親はもう呆れ顔・・・。

子供時代の語学留学:ソ連クーデター&崩壊
シンガポール行き:和歌山カレー事件
タイ行き:台湾発成田行き飛行機離陸失敗(帰りの成田大混乱)
ドイツ・スイス修道院音楽修行:アメリカ9・11テロ 歌舞伎町ビル火災

↑に書いただけでも大事件ばっかり。
どうも滞在時間に比例して大きな事件になっていくようで
「お前は海外に留学するな」と言われてます(苦笑)

特に印象的だったのはソ連クーデターとアメリカ9・11テロ。
二つとも「元気よー、じゃあねー」って母に電話した直後に起きてて
日本にいる両親は本気で娘が死んで帰ってくるんじゃないかと気が気じゃなかったらしい。

9・11はテロの次の日が帰国日で、
ミュンヘン空港は銃持った兵士がそっこらじゅうにいて数時間離陸延期、
トランジットのフランクフルト空港ではターミナルビルまで数キロってとこにおろされ
バスで滑走路を移動し乗り継ぎに遅れる寸前で
ターミナルビルを血相を変えて走り、きわめつけは日本行き12時間の飛行~。
このときばかりはもう、命懸けましたわ。
アメリカの次なんて誰が考えても日本だよねえ。

そんなわけで私の旅行は命がけ、もう毎回命張ってます(笑)
国内旅行でもよく事件が起こって旅先で号外をもらうことも多いのです。
畳の上では死ねそうにない、と自分でも思う・・・。

この次の遠出は3月の黒部行き。
電車の復旧がちょっと心配だったのと国内線に乗ってみたかったので、
飛行機の超割を申し込んだのですよ。
ところがこの年末年始の悪天候、やっぱり何かあるのかしら??
おとなしく電車で・・・って新潟県経由なのでこっちも怖い(苦笑)
あとは名古屋から高山線、と思ったら台風で復旧見込みなし、
最後は長野県経由で行くしかないか?

でも当日も午前に仕事の打ち合わせ入ってるし
やっぱり覚悟決めて天に祈って飛行機だな。
こんなのはいつものこと・・・・。

投稿者 Minako : 01:56 | コメント (604) | トラックバック (0)

2005年01月01日

新年あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
本年もらぢおほうる共々、よろしくお願い申し上げます。

昨年は公私共にたくさんの変化を経験し
また自宅だけでなく世界的に災害の多い年となりました。

その中で印象に残ったのは「言葉」
これによって激しく傷つきうなだれたこともありましたが
これによって勇気付けられ力をもらったことも数知れず
温かく見守ってくださる周囲の人々には感謝してもし足りません。

今年一年は世界中の人々にとって幸多き一年となりますように。

投稿者 Minako : 01:06 | コメント (704) | トラックバック (0)

2004年12月30日

今年一年のニュース

勝手ながら今年一年を振り返っての十大ニュース。

★2年ぶりに社会復帰。脱プチひきこもり生活。
まさかピアノでお金をもらう生活になるとは思ってもみませんでした

★オーストラリアより知人来日。10年ぶりの再会。
相手の年齢を考えると次回は私が訪問だな

★台風22号で自宅30時間停電。IHクッキングヒーターのバカヤロー。
全国的に地震台風と今年は災害てんこもり

★自宅大リフォーム。キッチンが新しくなった。
なべが飛ばないかといまだに毎回ヒヤヒヤしてます

★あまりの酷使にPCぶち切れる。初めて一人で自作したマシンに新調。
PCはやっぱり廉価モノを3年スパンだよな

★畑を借りての野菜作り。生まれて初めての農業体験。
土が良すぎてさつまいも大失敗 トマトは全身真っ赤になるほど食べた気が

★一年で長野県を3度訪問。御柱、夏休み、八ヶ岳高原音楽堂。
御柱と音楽堂が見られて感動 愛子セレクトのりんご激ウマ

★初めて親知らずを抜く。3ヶ月後の今まだ穴開いてます。
恐るべし親知らず・・・

★エアロバイク、ストレッチ、パワーヨガ、エクササイズにハマる。
おかげさまで腹筋割れてきました

★元旦に日帰りで盛岡旅行。雪がなくてショック。
雪見の露天はいつまでおあずけなんだろう


大した一年じゃなかったなあ・・・・(笑)
小銭貯金は義援金に次々と消えていったところでまた天災。
個人的には喪中として年賀状も控えたいような世相の暗い一年でした。
来年はいい年になるといいな。

投稿者 Minako : 00:59 | コメント (471) | トラックバック (0)

2004年12月29日

トーンが暗いのはなぜだろう。

ここ数日、日記のトーンが暗いのはなぜだろう。
偶然にもTVネタが多いんだけど
年の暮れっていつもこんな番組ばっかりだったかしら?

と思って昨年の暮れの日記を読んでみたら
今年よりもっと暗かった・・・(笑)
去年、今年とも本人は至って明るく元気に毎日を過ごしているのに。

「死」に関するネタが2日続いたのはまずかったな。
と反省しています。ああ、反省反省。

宮沢賢治の「永訣の朝」をTVで見てから
改めて賢治詩集を開いてみたら、また全然違うの。
文字で読む永訣の朝は本当にシリアスタッチ(当たり前でしょ)で
うわぁ、と目を覆いたくなるような重さでした。

ちょうど部屋に散乱する本を片付けていたところだったので
詩集だけをまとめながら、大好きな白秋でお口直し。

北原白秋の詩はあどけなくて、明るくて
そうでない詩もあるけれど浪漫的な作風が大好きです。
当時は異国趣味と言った西洋文化への興味が
キリスト教との絡みで実に色鮮やかに描かれています。

邪宗門扉銘

ここ過ぎて曲節の悩みのむれに、
ここ過ぎて官能の愉楽のそのに、
ここ過ぎて神経のにがき魔睡に。

から始まる詩集「邪宗門」がとにかく一番好きで
何百回読んだかわからない本。
本当は初版復刻の著者挿絵入りのものが欲しいんだけど
今だ手に入りません。
探し方が悪いんだろうけど。
本当の本当のところは、「初版」が欲しいです・・。

きっと私のボキャブラリーを全部集めても
その素晴らしさは伝わらないと思うけれど、
初版復刻を見たときは背筋がぞくっとしましたよ。
キリシタン殉教の歴史も当然長崎に行ったときに見たわけで、
「サカラメンタ提要」関連の資料とか
グレゴリオ聖歌の当時の写本を見せていただいた
貴重な機会があったときに、
やっぱり同じ「ぞくっ」とする感覚があったのです。

友人の大学恩師と縁あって仲良くさせていただいているのですが
その先生は私を指して「カトリックに憧れている」といいます。
確かにそうかもしれない、
けれどただ私は「純粋なもの」が好きなだけだと思うんだけどな。
自分では。

何かのために命を捨てられた殉教者たち、
何かのために自分の持てる全ての時間を聖歌の編纂に捧げた修道士ハルトカー。
その一途な思いは時間をひと時に超えて「純粋」なままに
私のもとにやってくる。
白秋の詩集にもそういう部分があるのかも。

白秋の詩は光る色とりどりの宝石。
ルビーとか、サファイアとか、エメラルドとか。

浪漫的な作品をたくさん書いてはいるけれど、
実際に「官能の愉楽」とは相反する性格と生活だし、
実際に「官能の愉楽」みたいな生活をしていた太宰なんかじゃ
こんなに鮮やかで純粋なものは書けない。と思う。
(太宰はそのデカダンス万歳な姿勢が好き・・・)

白秋については、毎度毎度書けば書くほど
自分の中の感情の不自由さ、語彙の貧困さにジレンマを感じます。
いつもいつも扉銘を読んだ瞬間から
色鮮やかな白秋のマジックにくるくると螺旋を描きながら引き込まれているのに。

というわけで、しばらくまた白秋の世界に浸ります。
うふふふふ。

投稿者 Minako : 01:09 | コメント (444) | トラックバック (0)

2004年12月28日

プロデューサー

年賀状がやっと終わったー。
毎年自分のと、親のと2つずつ(一人暮らししてても同じ)作ってるんだわ。

母親なんて毎年自分が作らないから気楽なもんで
「今年は風力発電、で行きたいわね。」
の一言で終わりだよ(笑)
偉大なるプロデューサーの風格すら感じます(爆)
その意を汲んで、実際にモノとして作り上げるのはわたし。

写真を撮りに行って、寒さと天候とメモリの残量と戦いつつ
限度ギリギリまで撮りまくって
帰ってきて一枚一枚を捨てて、選んで、また捨てて
それからアドビさんで加工して文字入れて印刷してやっと終わり。
ホントお金取りたくなるような作業だよ・・・・。

学生時代はエディターの仕事とか装丁のまねごとやったりとか
そういう作業はわりと好きなので、苦ではないけれど。
今年は体は疲れてないんだけど
常に自分の中から色んなものをさぐっては出し
さぐっては出しの作業が多くて
「創る」ことに対して非常に消耗している感がありまして。
自分の年賀状を作る段になったら、もう根気と集中力が全然違う(笑)
もうよれよれ。

まあそんなわけで出来上がったわたしの年賀状は
今やっている曲の影響がかなり強いです。
おおい、どうした?ってな。

私自身の年賀状は当然のことながらセルフプロデュース、
来年のテーマは「祈り」です。
ちなみに今年のテーマは「黎明」。
一部違うものを送ってる人もいましたが。

これに足してサイトの新年バージョンも作るわけで。
今年の新年は「平和」がテーマでした。
来年は・・・間もなく着手します。
年賀状と同じ絵を使えばいいんだけど、なんだか気分的に手が抜けなくてね。

毎年の作品というか完成した写真は
PCの中に一つ一つ残っていて、
バックナンバーを見ると結構これまた面白い。
そのときの自分が何を考えていたかがわかるから。
今度サイトに「展覧会」として載せようかしら?

投稿者 Minako : 02:32 | コメント (497) | トラックバック (0)

2004年12月27日

音のない世界

「きょうのうちに とおくへ行ってしまうわたくしのいもうとよ。」

久しぶりにこの詩をNHKで見ました。
そう、宮沢賢治の詩です。
妹との最期のやりとりをうたったものです。

「あめゆじゅとてちてけんじゃ。」

空から降る雪を見て、
あめ雪を取って来て欲しいの、お兄さま。
と最期の時に妹は賢治につぶやきます。
暗い空からみぞれまじりの雪が降る中、茶碗を手に
ひとり賢治は外に飛び出します。

「おもてはへんにあかるいのだ」

初めてこの詩を読んだとき私は中学生で
なぜ雪が降るような天気なのに外が明るいんだ、
とずっと疑問でした。
その答えは今年の正月盛岡に行ったときに拾ってきました。
天が本当に高い。雪が降ってもなお高い空。

おら おらで ひとり えぐも。

今度生まれてくる時はこんなに(病に)悩まないように
生まれてくるからね、
もうわたし 一人で行くからね。お兄さま。
そういう最期の会話へと続いていきます。

偉大なるシスコン詩人(身も蓋もない言い方だ)の賢治ですが
この詩は本当に死が美しくて読むたびに新鮮に驚いてしまいます。

人が死んでしまうと言うことはこんなにきれいじゃなくて
むしろ色々なものがぐるぐると混ざって激しい竜巻のようになって
最期はあっけなく消えていく、という死しか知らぬわたしには
なんとも言いがたい感情に支配されます。

これと、斎藤茂吉の「死にたもう母」の連作短歌。
しんしんと降る雪の中もう死期を迎える母の元に駆けつけ
死に行く母をじっと見守る茂吉が詠んだ歌です。
これもまた静かで美しくて、まさに音のない世界。

今日はTVで子供が賢治のこの詩を朗読していて
初めて「音」でテキストなくこの詩を聴き
3次元で伝わってきた賢治の思いはまた新たなる感情を呼び起こしました。
もう何度読んだかわからない詩なのに
また新しい発見をすることができました。

今度は大好きな北原白秋もやってくれないかな。
白秋っていうと、秋の夕陽なイメージなんだけど
音になったらこんどはどんな風に見えるんだろう?

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (327) | トラックバック (0)

2004年12月26日

号泣月間

映画「八月のクリスマス」をみて大、大、大号泣。

今月は号泣月間なようで、見る映画見る映画全部、ツボ。
戦場のピアニストも号泣しました(笑)
もうまぶたが腫れて古田新太兄さんになるほど泣きました。
(↑めちゃくちゃ飲んでK池亭で寝込んだ翌朝もこんな感じ)
そろそろ水分が枯渇するー。ってくらい。

以前アメリカ人の友人が「米映画の基本はセックス&バイオレンス」
って言ってたんだけど、あまり現代のアメリカ映画は好きじゃない。
ヨーロッパの映画はドイツとスイスに行ってみてから
ようやっと面白さがわかるようになってきた。
アメリカ映画も古いのはつくりが丁寧で好きだけどね。
はっきりどこの国の映画が好き、ってほど見てないものなあ。
あっでも、日本映画だと小津と市川崑の絵が好きだな。
アナログフィルムのよさというか、ラインのぼかし方が美しいというか。

八月のクリスマス、は韓国映画です。
私は大学時代にサークルで自主映画作ってたんだけど
その頃のことを思い出しました。
ほんわりした絵とか。カットの切り方とか。

少しずつ絶対の世界である「死」を目の前にした写真館の店主「アジシ」と
(=ハングルでおじさん(年齢が上の男性を呼ぶ)、の意味)
お客として訪れた女の子との対話。
自分の死を目の前にして、その中で渦巻く覚悟、諦め、心配、自暴自棄、
きっと洗濯機みたいにぐるぐると激しく回る感情が
アジシ、にはあったはずなのに
映画はどこまでも静かで、穏やかで、春の日差しみたいに暖かくて
(絵はタイトル「八月」のまま、夏の日差しなのに。)
二人の心の対話がただ、見ている私には痛々しくて。

彼が死ぬまで彼女との間にお互いを慕い想い合っている、
と言う「確定」の事実は伝わらなかったわけだけど
触れたり、抱きしめたり、キスしたり、言葉で気持ちを伝えたり
百万回もTVドラマや現代のアメリカ映画の中で見たような
生々しいシーンや台詞回しはそこには何一つなくて
そういう直接的な手段を用いずに、二人がただ日常の時間を重ねながら
少しずつ心を歩み寄らせて行っている絵が
何よりも映画を美しくてきれいに見せてくれました。

こういう恋愛なんて今、映像の世界ではなかなか見られないものね。
ちなみに、アジシも彼女も立派な大人です(笑)

こんな風に何気ない会話をつむいでいって
時間をかけてお互いを想い合う、ってステキだな。
そう思いました。

死を迎えるにあたってもなお微笑みを絶やさずに、
内面の葛藤は他人に決して見せなくて、
彼女を静かに愛し見守りながら死を待つ。
本当に大人の男性なんだな。って。

いつも柔らかく彼女を見守っていたアジシが
最期にひとつだけ彼女に宛てた手紙の中で望んだこと。
「ただ僕の手を握っていてほしい」
エンドロールでまで泣かされました・・・。

今、これを書いていても「思い出し泣き」しそうです。

投稿者 Minako : 23:59 | コメント (451) | トラックバック (0)

年越しの準備

上京したついでにアメ横に寄ってきました。

一人暮らしをしてからの習慣なんだけど、
毎年暮れには必ずアメ横に買い物をしに行くんだよね。
クリスマス前に行って、当日のディナーの食材を買い込んだり
実家に帰る時のお土産を買ったり。
今回も頼まれていたもの、お化粧品、お菓子にetc・・・
短時間でたくさんのお店を回って楽しくお買い物。

毎年12月に入ると、急に人が多くなるアメ横ですが
それに比例して活気付いていくわけで、
どこのお店もワイワイと人寄せをしていたり、値切ったり色々
そういうパワーのある場所が大好きで
わざわざ人で通れないような時期にアメ横に行くんです。
昔からずっと続いてきた空気を吸いたくて。

もちろんデパートで椅子にどっかりと座って
ああでもない、こうでもないとモノや店員を動かして(笑)
ラグジュアリーな気分のお買い物も悪くはないけれど。

市場独特のあの雰囲気やパワーって凄いから。
来年に向けてまた力を分けてもらうの。

今回はお化粧品を切らしていたので
そろそろおなじみのところを作りたいな、って何軒か回って
少し奥まった場所にある、小さなお店で買いました。
値段ももちろんだけど、お店の方とのやり取りとか気配りの良さで決めてます。
化粧品に関しては、売ってるものが大差ないからね。

あとはいつも買う裏通りの輸入お菓子屋さんで
頼まれ物のチョコレートとお土産をたっぷり買い込み、
海産物のお店でまたまた母からの頼まれ物の食材を買って。

リアルな私を知っている人。
デフォルトの「会話スピード」を思い浮かべてくださいな。
で、ワイワイ客呼んでいるアメ横のおじさん達。
ぜんっぜん会話のテンポが違うの。
私がうーんと、って品物を選んだり考えたりする「間」が
どうも「迷っている」ように見えるらしく、
気づくと周りに人が集まってきてガーガー言いながら
ワーッと値段が目の前で下がっていく。。。

こういうときにはトロさも役に立つわけで、
毎回結構得しちゃうのよね。
今回も海産物屋さんではおじいさんと若いお兄さんの店員に
ええい!さらにまけだ!!
って大分お安くしていただきました(笑)

こんな風に買い物ひとつでも
たくさんの人とお話しながら、自分も楽しみながら
お安く色々なものが手に入る街、アメ横。
だから暮れの買い物もやめられないのよね。

投稿者 Minako : 00:29 | コメント (223) | トラックバック (0)

2004年12月23日

クリスマスケーキ

我が家では毎年23日にクリスマスケーキを食べます。
24日はお店も道路も混むし、私は大抵夜家にいないし(苦笑)
忙しいんだよー。

今年は生チョコケーキをお願いしてありました。
いつもならこれに母お気に入りのアスティ・スプマンテ天使ボトル
「Degli Angeli」を飲むんですが
今日は私は夜仕事、母はピアノのレッスンのため
酒なしのクリスマスケーキ。

洋食の時は待ってましたとばかりに、とっておきのお皿を選びます。
普段使いするには多いくらいのプレートがあるもんね(笑)
母には手書き時代のウェッジ、
私はお気に入りの(厄除けを兼ねて)フロレンティーン、
父にはクリスマスらしく色鮮やかなスターリング・ホリデイ。
飲み物は紅茶、そっちも全部ウェッジを使い
目に鮮やかな夕食となりました。

今年はアスティを飲まなかったからアレだけど
毎年この時期になるとバカラ買おうかって話になるのよね。
シャンパングラス。
あと、個人的にはクリストフルのカトラリーと蜀台が欲しいです(笑)

写真を撮っておけばよかったな・・・。

投稿者 Minako : 23:52 | コメント (772) | トラックバック (0)

2004年12月22日

物欲女王

いや~、こんなときなのに物欲が止まりません。
本当なら静かに、そして厳かに生誕の喜びを待つこんな時期に。
少しずつ時間が空いてきたからかな。

私は母方の祖母譲りのイメルダ予備軍で(笑)靴大好き。
今もっているだけで、10足20足って数じゃないな。
数えたことはないけど。
今日もオークションをのぞいてたら、プラダの靴が・・・。
足幅で言ったら断然セルジオ・ロッシなんだけど
ロッシは遊び心が少なくてね。

「風と共に去りぬ」で描かれたスカーレットが履いていた靴は
ダンスにも耐えられないような華奢で底が薄い靴だったそうな。
今で言うならセルジオ・ロッシがこれだと思うよ。
とりあえず外を歩く靴じゃないよね・・・
大理石の床とか、ホワイエのじゅうたんとか、そういう場所が似合う。
姿も完璧でコスチュームのような、隙のない美しさ。
まるで女王様ですよ。
履かせていただく、って感じ(笑)

その点プラダは色も形も遊び心いっぱいで
人生は壮大なるボードゲームである、と思っている私には
どちらかというとこっちのほうが好き。
マノロブラニクも遊び心いっぱいなんだけど
もっと「大人のかわいさ」があふれ出る女性の方が似合う気がする。
お休みにジーンズはいてさっと素足を通して
すぐに出かけられるような気軽な感じがお気に入りです。>プラダ

靴の話はここまで。

次はお化粧品の話。
私がきちんとメイクをしはじめたのはここ2~3年の話で
それまではすっぴんで仕事に行ったりしてました(笑)
眉毛すら書かずに行っても誰にも気づかれなかったりして。

東京にいるときにはもっとメイクという意味ではだらしない生活、
きちんと毎日していたのは香水だけ。
田舎に戻ってからのほうがちゃんとメイクをしてお出かけしてます。
最近は調子に乗ってきて(笑)「攻め」のメイクに
目覚め始めました・・・なんと恐ろしい・・・

今一番欲しいのはねー、コスメデコルテのAQミリオリティ。

なんと!ファンデーションで2万円ですぞ。(AQミリ)
でもSK-2で美容液配合ファンデの凄い実力を見せ付けられた私には
そんなにいいならもっといいのも使ってみたいぞ、
と思っているのです。
あとはラ・プレリーのスキンキャビア。
肌へのキャビアって名前だもん、凄いに決まってる(笑)
(ちなみにクレドポーのタンナチュレールはかぶれて全敗)

相変わらず基礎ケアは石けんでガーッと顔洗って
水はたいて化粧水叩いておしまい。
性格的に甘やかされるととことんまで甘えたくなる性分なので
きっと肌も同じに違いないと、わざわざビシビシ鍛えてます。
ま、これで調子いいんだからいい、ってことで。
内側からも飲み物とかサプリでトータルに補ってるからね。

そんなんでAQミリ使っていいんでしょうか。
化粧下地すら使わないわたくしがね・・・。

これが普通にここだけで生活しているんだったら
↑に書いたのは、いくら欲しくても手に入らないものばっかり。
ところが、月に1~2度は上京しているものだから
手に入っちゃうんだよね。
行ったついでにデパートのカウンターで買えるし。

ボーナスもない自由業のくせに、何言ってんだか。
他にも食器も欲しいくせに・・(笑)

投稿者 Minako : 01:32 | コメント (501) | トラックバック (0)

2004年12月21日

100円ショップ

今日は散歩がてら街の100円ショップに。

メイク用品を片付けたい(というか部屋全部を片付けたい)ので
何かいい整理道具ないかしらん、と思って。
お買い物は大好き、ウインドウショッピングはもっと好き。
自分が買わないような、必要ないようなものでも
見るだけで好奇心が刺激されるから。
100円ショップですら3周くらいしちゃうからね(笑)

今日買ってきたのはプラスチックのペン立てみたいな箱と
それを収める手つきのかご。
メイク用品は無事に収納できました。
が・・・ラベルをはがそうとよく見てみると

成分: ポリプロピレソ

ポリプロピレソ・・・・
某巨大掲示板みたいな表記・・・・

投稿者 Minako : 23:14 | コメント (363) | トラックバック (0)

2004年12月18日

心からの喜び

今日はソワレ・マチネ公演、じゃなかった
クリスマスの慰問に(2ステージ)行って来ました。お仕事です。

片方はお年を召した方の施設、片方は知的障害者施設です。
最初は譜面から楽譜が落ちるというとんでもないアクシデントで
ピアノが2ページ分まるまる「落ち」ました。。。
終わった後の針のむしろっぷりったら(苦笑)
いいよいいよ、いつも失敗は全部あたしのせいだもんね。
そういわれるのもいつものことだもん。
わざわざアクシデントなんか作ってるわけないのに。
とりあえず他人のせいにしておけば楽だもんねえ。(←嫌味)

風邪も完治してなくて、この私がピリピリするほど神経すり減らして
2ステージ目はリベンジ!と思いきや
もう頭痛も寒気もかなりひどくて、意識が朦朧。
いかんな、と気を引き締めてピアノの椅子に座りなおす。

この2ステージ目の施設はもう慰問が数年目になるんだそうで
入所されている方にはお楽しみの行事なんだそうです。

歌が始まると入所されている方々、大興奮(笑)
途中踊ったり歌ったりという参加モノを入れたのですが
もう目がキラキラして本当に楽しそうで楽しそうで。
いやなことなんか全部忘れちゃう。
こんなにも演奏が喜んでもらえるなんて。

わたし、音楽をやっていてよかった。

心からそう思いました。
音楽をやっていて良かったと思うことはたくさんありましたが
今日ほど強く心に響いてきたのは初めてです。
あまりに純粋に喜んでくださっている入所者の方々を見て
思わず涙がこぼれそうになりました。

たくさんのキラキラした瞳と、たくさんの手と笑顔に見送られ
おまけに皆さんで手作りされたというクッキーのお土産まで頂いて
心がほわんと温かくなって家路につきました。

そのクッキーの美味しかったこと。
形は不恰好でも、一生懸命さと温かさと美味しさがつまっていて
もったいなくてまだ全部食べてません(笑)

私にとってはこの経験が
何よりもうれしいクリスマスプレゼントになりました。

投稿者 Minako : 23:15 | コメント (288) | トラックバック (0)

2004年12月17日

ボランティア

JT100001.jpg

んー、思いもかけない自分へのクリスマスプレゼントになりました。
全部手作業で、ニス仕上げもなく天然木のやさしい手触り。
今日どうしても出かけなければならず、
出かけた先でやっていた「作業所作品展示即売」という催事。
全て障害のある人たちが作っているものです。

他の催事なんて全然目にも入らなかったけれど
とにかくこのパズルがかわいくてかわいくて
他の作品にも目が向きませんでしたわ(笑)
仕上げも丁寧でとても素人が作ったとは思えない出来です。
連れ立った母は引き車のおもちゃを買いました。

私は大学に入った時からカトリックの教会で学び、歌い、
そして中で師のほかにもたくさんの人々に囲まれて
通常の社会生活では知ることのできなかったことをたくさん知りました。
神学もそう、カトリックの教えもそう、グレゴリオ聖歌もそう、
けれどその宗教にまつわる事柄の他に
手助けの必要な人にはその自らの手を惜しげもなく差し出す、
というような深い献身的なボランティア精神をも学んだのです。

実際教会という組織の中ではよく献金箱が回っていたり
災害や恵まれない人々のための募金なんてしょっちゅう。
当たり前に自分の状況に応じて「手」を差し伸べる
(=ボランティア活動もあり、お金もあり、モノもあり)
そういう行為が習慣化していました。

仏教以外の宗教というのは色眼鏡で見られることもありますが
私に限って言えば土地のお寺で上のような大切なことを学んだことはなく、
人生において私が重要であると感じている事柄はたくさんありますが
この「教会」という建物の中で学んだことは決して少なくありません。

今年は伊東市の台風被災者援助に募金と手を出したのですが
障害者の方の自立支援なら、いつでも出しましょうぞ(笑)

障害者つながりで最近考えていること。

http://www.neba.co.jp/

↑「ねば塾」という石けん工房さんです。
色々立ち上げには苦労に重ねる苦労をなさったそうですが
ビジネスとしていまは順調に石けんを売っておられます。
作っているのは障害者の方々。
私は敏感肌ゆえ、ヘビーな石けんユーザなので(笑)
少しずつこちらの石けんにシフトして行こうと計画しています。

投稿者 Minako : 23:13 | コメント (534) | トラックバック (0)

2004年12月14日

戦場のピアニスト

風邪で寝ているのをいいことに、録画したものを見た。
劇場にも行きたかったんだけどね。この作品。

TV放映中にもちょこちょこみて、あとその続きを見たので
まだ全編ちゃんとは見てない。

シュピルマン役の役者は猛特訓してリアル演奏してる、
って話だけは知ってたんだけど
まさかあんな難しい曲ばっかりやってるなんて・・・

たかがピアノ、されどピアノ。
けれど人生をそこに置いてもいいと思えるほど
ピアノに対する思いの強さがビシビシ伝わってきた作品でした。
これってピアノを弾かない人にはわかんないだろうなぁ。

でも、人生でこれさえあれば生きていける、
これ以上に愛せるものはない、
っていうモノを突如として奪われ極限状態になったなら
白昼夢のようにそのことを考えたりはしないだろうか?
そう考えれば誰にだって入りやすい作品、だと思うけどね。

なぜショパンばっかりだったのか。
それは本編を見て納得。
主人公がポーランド人だったのですね。
自国の生んだ偉大なる音楽家の作品を演奏しつづける。
ナチ迫害下のポーランド、という設定なんだから
当たり前だけど、バッハやベートーベンじゃだめなわけだ。
歴史モノっていたるところにその時代背景がいっぱい出てくるから
あとで考えるのが大変。
世界史を受験レベルまできちんと学んでおいてよかったです(笑)

あのピアノはどこのピアノだったんだろう?
最後のPコン(ピアノコンチェルト)だけはスタインウェイだったけど
あとは音が違ってたよな。
劇中のピアノの音がね、すっごく好みの音色だったので
是非使ったピアノを知りたいんだけど。
なんだろうなー、雨粒がぽつんぽつん、って地面に落ちて
そのまま跳ね返って行ったような、透明感のある音色。

しかし、少しピアノの素養があるくらいでは太刀打ちできない
ショパンのバラ1(バラード1番のことです)を
代役無しで弾いたってただただ凄い!
お尻に火がつけばバラ1だって半年もしないうちに弾ける、
ということをこの作品から学びました。

だったら自分も火をつけて頑張れば?
としばらく(自分に)言い聞かせてみます(笑)

投稿者 Minako : 23:08 | コメント (372) | トラックバック (0)

2004年12月13日

懺悔

http://www.comeclean.com/

今年の懺悔をしてきましょう。
私はもうたっぷりとやってきました(笑)

風邪ひいて一日寝てたくせにこんなことするな、って?

投稿者 Minako : 23:01 | コメント (413) | トラックバック (0)

2004年12月12日

詩篇

私をピアノのお仕事にスカウト(笑)してくれた方に
先週、仕事の後に「詩篇を知りたい」と言われて。
ウェディングプロデュースみたいな仕事もしてるんだよね。多分。
そこで使いたいんだとか。

今やってる「バビロン」とかあと有名どころでは「谷川の鹿」とか
(↑正式名称はSuper flumina Babilonis、Sicut cervus、作曲者はパレストリーナ)
詩篇を題材にした美しい宗教音楽は数知れず。
グレゴリオ聖歌だって詩篇を唱えるものはたくさんあります。
必然的に詩の内容を勉強して来い、という時間をたくさん積んだわけで
聖書ではおなじみの箇所でございます。

ただ・・・

詩篇って150個に分かれてるんだよね。
その中で結婚式に使えそうなのって、私が選んでいくのかしら?
いっそ牧師さんにお任せしたほうがよいと思うんだけど。
にわかな私と違って、本職だしね(笑)

折角なので詩篇を通してざっと読んでみました。
いやー、聖書ってひとつひとつが意味をたくさん含んでいるから長い長い。
詩というより散文に近いもの。
結論から言うとこれを一つ一つ丁寧に説明できるようになるには
もっと神学の勉強が必要であると痛感しました。
というわけで、私のオススメはなし(苦笑)

いつもキリスト教のお勉強をしていたいくつかの場では
大体4福音書を中心として話が進むから、旧約って読む機会がなかった。
やっと読む機会ができたのはニュッサのグレゴリオス「雅歌講話」を題材にして
クリスマスあたりにレポートとして出した時かな。
その名のとおり「雅歌」のお勉強。

いやはやこの「雅歌」ってのは短い割に結構くせもので
表向き字面を追っていくと全編にわたって男女の恋の歌。
しかし、これは神を愛し求めるというテーマを
こういう形で表したものであるので、
聖書のほかのどこよりも読みを深くしないと全然、ついていけない箇所でした・・・

ただ本当に言葉が美しいので、それ以来雅歌は好きな箇所。
雅歌が好きって言うと眉をひそめられることもあるので
(表現がちょっと聖書にしては過激なところが多いから)
業界の中にいるときは、表立っては言わないけどね(笑)

始まりはこの言葉から。
「どうかあの方が、その口のくちづけをもって わたしにくちづけしてくださるように。」

続いて途中からこの一節がキーになる↓
「エルサレムのおとめたちよ 野のかもしか、雌鹿にかけて誓ってください
愛がそれをのぞむまでは 愛を呼び覚まさないと。」

あと気に入っているフレーズ
「あなたの愛は美しく ぶどう酒よりもあなたの愛はこころよい。」

「友よ食べよ、友よ飲め。
  愛するものよ、愛に酔え。」

「エルサレムのおとめたちよ、誓ってください
もし私の恋しい人を見かけたら
私が恋の病にかかっていることを その人に伝えると。」

雅歌だったらオススメはいっぱいあるのにな。
でも、こんなことは結婚式では言えないよね・・・(爆)

投稿者 Minako : 01:21 | コメント (752) | トラックバック (0)

2004年12月11日

松の翠

右腕痛いーー。
昨日のもみ返し、どころか二の腕の筋肉が腫れてますって。
触らなくても痛いし、触れば激痛、あわてて病院処方の湿布薬を貼る。

絶対死んでも転んでも仕上げ、な曲がまだ数曲あるのに
鍵盤触るだけで痛いのよ、痛い、痛い!!
親知らずの時は指や腕が痛いわけじゃなかったから
歯の痛みは薬でなかったことにして(笑)弾いたけど
今日は薬指を使うと一番激痛(多分ひどいところの筋肉を使ってる)。

痛くてもやらなきゃいかんしなあ。
と思いながら続けて2時間が経過。もうムリ。今日はムリ。

運動選手が怪我をしても基礎トレーニングを止めないのがわかるね。
止めるとよくないもん。
ケガそのものが治ったあとで、なまった体でいきなりやると
今度は別の場所を怪我する危険があるから。

タダほど怖いものはない。
そう気づいた一日でした。高くついた授業料・・・(涙)

痛さに腫れ、さすることもできずおとなしくしていると
買い物に行った両親が生牡蠣と本マグロの中トロのすき身を買ってきてくれて
今日は買っておいた美味しいお酒で晩酌!
「松の翠」という宮中でも飲まれている限定の美味しい日本酒です。
ちょっぴり高かったけどね・・・(苦笑)

ほんのり黄金色に染まったコクのある純米大吟醸で
カキをほおばって一口、んー、んまっ!!
私はこういう純米酒だとか濃い日本酒が大好きなのですが
母親はもっと米の割合が少ない端麗辛口が好きで
大体片方が気に入って買っても片方の口には合わないのです。
ま、今日のお酒は後味がすっきりしてたので
結構気に入ってくれたみたいだけど。
(↑けれどめったに買えないよ、このお酒)

松の翠は初めて飲んだんだけど、後味のスッキリさに
ごくごく(ってほどなかったけど)飲んだら強いのなんの。
日本酒でアルコール度15度以上ってあまりないよね。
すっかりご機嫌で酔っ払ってしまいました。
まだあと一口だけ残ってるけど、飲んでしまうには惜しい酒だわ・・・。

投稿者 Minako : 02:45 | コメント (695) | トラックバック (0)

2004年12月10日

夕暮れの街、桜木町で

JT100022.jpg

行ってきました、横浜は桜木町。
買い物のはずが予想通り遠足で終わりました(笑)

みなとみらいに地下鉄が開通して、歩かなくて済むかと思ったら。
確かにクイーンズスクエアだけは歩かなくて済むね。
でも、ワールドポーターズまではやっぱり歩くし。
田舎では1キロなんて何にも考えず歩いちゃうけど
おしゃれして歩く数百メートルは結構面倒。

たまにはにぎやかな場所に行って色んな部分を刺激しないと。
と思って真っ赤なブーツで行きましたよ(笑)
黒ベレー帽をかぶって、母親のお下がりのからし色コートにジーンズ、
真っ赤なブーツにこれまた真っ赤なフレームのメガネ。
(最近めっきり乱視が進んで駅の表示が読みづらいのだ)
年を経るごとにカジュアルダウンしている私。

結局「桂花」でラーメン食って、
某高級中華料理店の肉まんを買って帰ってきたんだけど(笑)
ああ、桂花ラーメンなんて何年ぶりなの・・・。
新宿のあの裏通りのお店に寄るときは大抵酔っ払ってて
しらふで食べたのは初めて、かもしれん(笑)

ワールドポーターズはさくっと見てクイーンズスクエアに戻るつもりが
アロマオイル屋でつかまって(なぜかつかまりやすいんだよね)
ハンドマッサージをやってもらったのはいいけど、今もみ返し来てる・・・
どうすんだよ来週突貫工事の3ステージでこの1週間が勝負なのに!?
おまけにエステの勧誘までついてるしさ。

やっとのことで勧誘を振り切って外に出ると、もう夕焼けも終わって薄暗く。
写真はワールドポーターズを出たところで、
左には写ってないけどランドマークタワーが建ってます。
クリスマスのイルミネーションもきれいで、帰りは目が楽しかったなー。

私の母親は幼少期を横浜で過ごした人で
横浜の港が遊び場だったんだって。
戦直後じゃないのに、進駐軍の人はまだいっぱいいて
チョコレートだガムだキャンディだってもらってたらしいよ(笑)
祖父の仕事の関係で家にはよくハーシーズとか舶来のお菓子があって
今でも母はアメリカのお菓子が大好きです。

そんなわけで横浜の海って妙な懐かしさがあるの。
親子でノスタルジックを感じて中華街で食い倒れてんだよね。>我が家
父親は東京っ子だから、下町に行くとこれまた懐かしさがあって。
本人じゃないのになんだか追体験してる感じがすることがあったり。

ちなみに横浜も東京も両親とも知った場所であるせいか、
たまにはこういう息抜きが必要だと快く家を追い出してもらえます(笑)
やっぱり刺激のある空気を吸わないとね。たまにはね。

(今日のタイトル、わかる人はわかるかな?)

投稿者 Minako : 23:55 | コメント (248) | トラックバック (0)

2004年12月09日

真っ赤な靴

買っちゃいました、真っ赤なブーツ。
ひざ丈かそれ以上だと結構いかがわしさ全開だけど(笑)
ショートブーツならいいかなって思い切って買いました。
キッドスキンのかかとまで赤な、クリスマスな靴。

元々統一性の無い変な格好大好きなわたくしなのに
このあたりじゃ洋服を買うのさえ大変。
気に入っていた外資系のショップは日本撤退しちゃったし
東京にしょっちゅう行っててもお気に入りショップがあまりない・・・。

それに東京なら観劇とか休日とか
個性的なスタイルでいるほうが心地よいときもあるのに
田舎だと(東京で着てた服のほとんどが)目立つ目立つ。
大体出かけるところさえないしねー。

洋服はまず都内のショップ回って買うし、
靴はお金ためてはアウトレットその他でプラダを買い、で今のところ足りてるし
雑貨も上京したついでにハンズとか、色々回って調達しているし
本はアマゾンか楽天で買って、嗜好品はネットでお取り寄せ。
この近辺でお買い物をするってことがないのよね。

明日は欲しいものがいくつかあるので
久しぶりに都内じゃなくて横浜へ行こうと思っています。
これもまたどこへ行くかで悩むんだ。

横浜って施設一つ一つが遠すぎ。
その割に鉄道が発達してなくて、歩かなきゃなんないし。
銀座でさえ全部の駅から中途半端だって思うくらいなのに
横浜でお買い物っていうと遠足気分です(笑)

ついでに遠足つながりはお台場。
何が面白いのかね?
もう3回目くらいで飽きたのでしばらく行ってません。
ショッピング、って言ったってああいうテイストじゃないし。
入り浸るのはヴィレッジヴァンガードくらいかな(笑)

明日は回りたいショップが数軒あるんだけど
全部回るにはスニーカーじゃないといかんなぁ。
でも、買ったばかりの真っ赤なブーツ履きたいな・・・

投稿者 Minako : 23:33 | コメント (273) | トラックバック (0)

2004年12月08日

お休みなのです、むふふ。

先週末から、久しぶりの大型連休なのです。むふふふふ(笑)

今年はなんだか忙しかったなー。
フリーランスのお仕事ってのは時間はちょこちょこ空くけど
掛け持ちした結果、まるまるのお休みがなかなか取れないんだよね。
それに、お休みだからといってピアノを弾かない、という日はないわけで。

来週末には2日で3ステージをこなさなきゃいけないので
体力作りもしておかなきゃだな、と思ってます。

お休みも1日2日は寝だめができて楽しいんだけど
それ以降は「代謝に比べて食べ過ぎなんで、苦しいんですけど」
「あんたが動かないから、筋肉固まってきてるんですけど」
と体が動け動けの大合唱。
行き着くところは「そんなに食べるなら、溜め込むもんねー。寒いし」
と太るってわけで・・・・(苦笑)

このまま正月、MXTVの「ホテリアー2日で一挙20話放送」を見て(笑)
正月明けからまた怒涛のように忙しい日々が続きます。
その次の大型連休は3月の頭。
黒部にいくんだもんね♪(もう予定は決まってる)

本来なら八ヶ岳で一息入れるはずだったのに
諸般の事情で日帰りになって、色々無駄なものが溜まってきてたので。

黒部は私にとって第二の故郷、とも言える土地。
お休みはいつも決まったところに行くっていうのは飽きないのかな、
って昔は思うところもあったけれど
飽きないね。
黒部ってなぜか何も無くとも毎年行きたくなる場所。
今度は雪景の黒部だー。

いつもいつも温かく兄様や姉様たちが迎えてくれて
このとろくて至らない私をかわいがって下さるのです。>黒部
常宿のおうちも居心地がよくて、帰りたくなくなってしまうのが常。
いっぱいいっぱい元気をもらって帰ってくるのです。毎回。

もう年が開けたら忙しいのはわかってるんだけど
これだけを楽しみにがんばります(^o^)/

投稿者 Minako : 23:25 | コメント (397) | トラックバック (0)

2004年12月07日

ブレーカーを飛ばす。

60Aのブレーカーを飛ばしました(笑)

また停電かと思ったじゃないっっ!!!

↑東電勤務の「停電」がシャレにならん母の声
つい一昨日低気圧で町内停電したばかりだからねー。

犯人はええ、わたくしですよ。
夕食の支度にIHの3kwと2kwのコンロを両方フルに使い
エアコン2台稼動、おまけにホットカーペットも入れてましたから、残念!

大体IH入れる時に契約大きくするって言ってたじゃないよぅ。

ちょっとは考えなさいよっ!
とおまけに声が飛んできたわけですが。
毎日毎日電気の話題に事欠かない人(←母)と
元々電気の専門家(←父)と同じ思考ができるわけないでしょうが。

小さい頃からそんなこたあ(笑)父親が考えることで
おまけに考える前に母親が答えを出しちゃうし
子供は当然ダメになるわよね。
自分が考えて答えを出す前にもう結論が終わってるんだもん。

私が懇切丁寧にピアノと楽典教えても
専門用語ばっかりで難しすぎてわからん、と一刀斬りするくせに。
ぶぅー。
(おまけに夕食作ってたのに)

契約が60Aのままだってのも忘れてたし・・・(笑)

ということはさ、IH2口フル稼働してその上にラジエントヒーターまで
使ったら自動的にブレーカー落ちるってこと?
オイオイ、そんなことはめったに無いけど契約大きくしようよ・・・
回路だって足りなくて増設したんだし・・・
そもそも家庭用の分電盤じゃないもんね。ウチは。

ちなみにわたくし、電気料金の計算できません。

投稿者 Minako : 00:00 | コメント (624) | トラックバック (0)

2004年12月06日

親類縁者

私の遠縁には、結構売れてる脚本家がいたりします。
ちなみにうちの親戚って変な人がいっぱいいて
本業の傍ら彫刻彫って日展の会員になっちゃったりしてる人とか。
なんだかね、両方の血筋を見ても
サラリーマン業にはつきにくいのかも、って今さらながらに思う。

そのライターさんってのは母のはとこに当たる人で
私は会った事もないんだけど(母も幼少期しか知らない)
ライター氏の叔父(祖母の従弟)が近所に住んでまして。

今日ネットしてたら偶然にもそのライター氏のサイトを発見して
遠からず自分と同じ血の流れている人の書くものを
こうしてネットを通じて読むってなんだか不思議な感覚になりました。

私自身ははっきり言ったり書いたりしたことは無いけれど
こうして文章を書くというのは自分にとって「ご飯を食べる」くらいのことに匹敵するのね。
当たり前に書くし、書かないといられないし。

だからライター氏が書くことを生業にしているのも
なんだか近しいものを感じていたりするのです。

そのライター氏の日記みたいなモノを少しまとまった数読んでみて
あ、やっぱり血のつながりってあるのかもね、って。
自分が常日頃考えたり感じていたりすることが
そこに違う人の言葉で書かれている。
実に不思議な現象なんです。

ちなみに父方の男兄弟と従兄弟たちは建築士で
私もどういう遺伝なんだか 特技:図面書き 
って書けるくらい図面引きが得意。
これって絶対血のなせる技だと思う(笑)
習ってもいないうちからミリ単位で狂い無く正確な図面引いて
技術の教師にびっくりされたこともあるよな・・・。
今はこの特技、服の製図書きに非常に役立っております。

知能に関する遺伝的要因ってのは大体4割しかなくて、
あとの6割は生まれてからの環境に左右されるっていうんだけど。

だとしたら私の曽祖父とライター氏の祖父が兄弟で親からの遺伝が4割ね。
同じ要素は4割ずつ、そのまま下の代に継がれていったとして
ライター氏は0.4(祖父)×0.4(父)×0.4(ライター氏)=0.064で6.4%
私は曽祖父、祖父、母、私だから0.4の4乗で2.56%
単純計算でこれだけのパーセンテージ同じ感覚が入ってるってわけで。

というわけで同じ事考えててもおかしくないような。
少なくとも生まれ育った環境も違う全くの他人よりは
生まれながらの共通点があるんだね。

投稿者 Minako : 23:22 | コメント (676) | トラックバック (0)

2004年12月05日

待降節

b.jpg

いよいよ師走、クリスマスまではあと3週間を切りました。

・・・ってのに、今日は夏日で日中Tシャツでも暑かった(笑)
ホワイトクリスマス、なんて私には一生無理なのかなあ?
東京でさえクリスマスに雪は降らないもんね。

昔はツリー飾って、ケーキ手配して、お料理考えて、
なんてクリスマスを楽しみにウキウキ過ごしていた・・・気もする(爆)

大学に入って、前の彼氏とつきあってからは毎年この時期は本気でケンカ。
私は歌の関係で所属するところのクリスマスに行かねばならぬ、
彼は自分の教会(プロテスタント)に行かねばならぬ。
協議の結果、25日一緒に過ごす、ということで落ち着いてはいたけれど
絶対一度はケンカ売らないと気がすまなかったな。あちらがね(笑)
クリスマスは戦争もお休み、てな話は知らなかったんだろうか・・・。

その頃からクリスマスを自宅でじっくり祝うなんてことは無くて
本当に、本式の、正式な(ってどんなん)生誕のお祝いをする場所にいた。
実を言うとこのクリスマスってもう1ヶ月前から始まってて
「待降節」っていうんだけど
(教会によってはアドベント、と言ったりするけど意味は同じ)
この1ヶ月が実に華やかなお祝いカウントダウン期なのですよ。

クライマックスのイブ夜は本当に聖歌も聖堂も「お祝い」の雰囲気で
真っ暗な寒い冬の夜に震えながら、聖堂に向かったものでした。
お御堂の中ではほの暗くろうそくのあかりを各々が灯し
かぐわしい薫香がもうもうとたちこめる中、生誕の喜びを分かち合うのです。

これは一度体験するともう自宅で「俗世間のクリスマス」なんて楽しめないね。

我が家は犬が来てからツリーはご法度(飾りに飛びつくから)で
クリスマスらしい雰囲気を楽しめないのが非常に残念なのです。

今年は部屋を整理していたら、修院長さまから頂いた
「聖ベネディクトのメダイ」(写真)を見つけたので、これくらいはいいかしら、と
一人で待降節を楽しんでいます。
さすがにロザリオつけてると目立つんだよねえ。田舎は。
聖母マリアのメダイもあったんだけど、どこかへいってしまって
今はメダイもこの聖ベネディクトのものだけ。

メダイというのはお守りにもなるもので、
日本では聖ベネディクトのメダイは珍しいのかな。
このメダイを手放してはならぬ、常につけて置くように、と業界(笑)では言われてます。
なんでも邪気から護ってくれるらしい。
写真ではわからないけれど、
聖書の言葉がギリシャ語、ラテン語で刻まれていて
聖母マリアのものも好きだけど、こっちのほうがデザインは好みです。

先日の八ヶ岳で着たロミ&ジュリドレスには
このメダイ、恐ろしいほどよく似合ってたのでそのままステージに出ました(笑)
よく考えたらあのドレスの年代にはもう存在したものだもんね。。。

投稿者 Minako : 23:45 | コメント (351) | トラックバック (0)

2004年12月04日

変調をきたす。

昨日叔父叔母夫婦が義理の従妹の結婚式のために
祖母宅に来ており、夕食をとることになりました。

といってもそこは田舎、食べるところなんてそんなに無いので
晩酌をする叔父に合わせて美味しい海鮮居酒屋に。

私はというとなんだか元気が有り余っていて
昼間から生地打ってたっぷりのピザを食べた後で。
一日ピアノ弾いたりと家の中で用事ばかりをしていて
全然お腹空いてないのに、夕食。

田舎だから食べないわけにいかないんだよね。
美味しい美味しいと形だけでも一人前の夕食を食べなきゃいけなくて。
おまけにすっかり酒飲みで通っているわたくし、
さっくり静岡の地酒「志太泉」を1合飲んで何事も無く食事終了。

元々空腹でないのにさらにたっぷりご飯ものを食べて
お酒まで飲んで帰ってきて、いい気分でうとうとして起きてみると。
もう胃のふちまでお腹いっぱい(笑)という気分。
気持ち悪くは無いんだけど、満腹感がずーっと続いている感じ。

↑ここまでは昨夜の話。

今日になっても全然空腹感は訪れず、かといって食べないと胃は酸で荒れるし
(胃潰瘍になってから食事は抜くなと言われている)
昼食はプロテインドリンクを作って飲む。
あとはいつもの水分だけ。
夕食時になって初めて「胃が疲れているから食欲が無いのかも」
ということに気づき、食べたくないけど夕食は一人雑穀おかゆに決定。

最近ひとり雑穀米に凝ってまして、よく自分の分だけ炊くのです。
玄米ご飯も好きなんだけど、家族には消化が悪くなると不評・・・。
私には消化が早くて美味しいご飯なのにな。

今食べている雑穀は13種類入っていて、ほんのり赤飯風味。
これをおかゆにしたら美味しいのなんの。
ぱくぱくと1合までは食べられなかったけれど、美味しくいただいて
やっと空腹感がやってまいりました(ただいま日付を超えるあたり)

なぜか雑穀が体に合うみたいで、異常に消化が早いんだよね。
とんかつとか油っぽい料理のときはもう絶対雑穀米。

美食だと思われている私だけど(苦笑)粗食のほうが合うんだよなー。
雑穀米美味しいし。
あと漬物さえあればご飯が食べられるっての。

体も変調をきたしているけど、気候もおかしいよね。
このまま行くと紅葉は年を越す予感・・・。
夜野菜を取りに勝手口を出たら、夏にいるはずの虫が飛んでたしね・・・。
こんな気候だから、体調を崩しやすいのかな。

投稿者 Minako : 23:53 | コメント (228) | トラックバック (0)

2004年12月03日

まぎらわしい。

我が家では母親も3年前からピアノを習っています。
私とは違って結構まじめにこつこつやってるので(笑)
先日バイエルが終わってセオリーどおり今はチェルニー100番と
あと知る人ぞ知るエリーゼをやってます。

片や気分屋大王の私、仕事なので一応毎日弾くんだけど
ハノンと仕事の曲はまあ毎日やるよね、
あとはバッハやったりチェルニーやったりベートーベンのソナタ
ショパンのエチュード、とにかく気分でやる時間も全然違う。

いつも弾いている途中で何か用事が入ると中断して
そのまま楽譜を置いたままにすることもあるわけで・・・

母が仕事から帰ってピアノに向かうと「!」
同じ字面のチェルニーが置いてあったので、てっきり100番かと思いきや
私がちょっと前まで弾いていた40番だったらしい(笑)
こんな難しいの練習するわけないじゃーん!!
楽譜片付けといてよ、頼むから。
だそうで。

いつも楽譜出しっぱなしなのはちなみに母です。
私、やってるの譜面台に全部置けないからね。とっかえひっかえ。
ごーめんねー。
チェルニー我が家は100番、30番、40番、50番、4冊あるからねー。
全音使ってる人ならわかるよね。
あの「チェルニー」って横文字で書いてある青の本。
チェルニー、までは全部同じだもんなあ。

今日ちなみに母親は会社の忘年会で泊まりなんですが
部屋割りが家のボードに貼ってあって
よくある「お客様のお部屋は・・号室です」みたいな名刺サイズの紙。
その紙をよく見るとお客様のお部屋は   号室です、
の空欄に「高砂」って書いてあって

おかん、高砂部屋?

とツッコミを入れてしまいました・・・つい・・・
ちなみに我が家のおかんは小太りです>しっかり体質を受け継いだわたし
他の部屋の名前が気になる・・・
二子山、とかじゃないよね?

投稿者 Minako : 00:07 | コメント (467) | トラックバック (0)

2004年12月01日

プレゼント交換

母親、会社の忘年会でプレゼント交換するんだって。
何か楽しそうでいいなあ(笑)
金額は500円なんだけど、結構~1000円くらいまでは
お互いに融通しちゃってよいらしい。

去年は二人でダイソーに行き、ツリーだとか色々クリスマスセットを揃えたら
ちょうど小さなお子がいる社員のお兄さんに当たったそうで
ご家族大喜びだったんだとか。

今年は何にしようかなあ、
なんか折角だからもらってうれしいものがいいなあ、
って毎年同じ事言ってるんですが。>母

そう言えば最近食器オークションで売っぱらってなくて
なおかつ未整理の物が結構溜まってる。
何か1客1000円で売ってあげるわー、
何しろ居候の身なのでこんな時くらいは協力しますわよ。
と言う話になりました。

帰ってみたら複数客出る出る(笑)
でも1000円くらいの値段で買ったものってそんなにない。
お勧めは食器洗い機にもかけられる「ホテルウェア」のデミ?
とにかくセカンドラインだとかキズモノも全部色々出してきて
母親に選んでもらえ!と全部をぶちまける。

選んだのは・・・ユーランダールビーのデミ。
コレ、まとめ買いしたんだけどキズモノが多くて普段使いしてたのよね。
きれいなのは1客残して売っちゃったし。

「そんなキズモノでいいわけ!?」

と言ったら、コレクターにはキズモノでも、普通に見たら
使うのには不自由ないし、これでいいらしい。
たしかにパウダーカラーがはげない程度の浅いスクラッチ程度だしね。
でも、コレクターの世界では売れんのだ(笑)

いやあ何しろいっぱいあるから
そのうちチャリティーバザーにでも出してやろうか、
と思ってたくらいだったので、千円で売れて私としてはうれしいです。
別にタダでもよかったけど・・・。

キズモノとはいえセカンドラインじゃなくて正規品だし
定価は2万円以上なので、これで許して(笑)>当たる予定の人

何しろ本当は500円のプレゼント交換だもんねえ。
アウトレットで見たって500円じゃ買えないだろうな。アレでも。

投稿者 Minako : 15:04 | コメント (372) | トラックバック (0)

2004年11月28日

お茶のチカラ

うーん。2ヶ月で3キロ以上です。

毎日2リットルの水分をとっていると言う話は前にも書いたけれど
夏はどくだみ茶とミネラルウォーターを飲んでました。
最近は冷えてきたので熱いお茶なんだけど
どくだみから変えてみたのね。
いつも買いに行くところに行ったら、母親が
「そういや太った太ったって言ってたから、こっちにしてみたら?」
と同じパッケージの「減肥茶」を買ってきたのです(笑)

減肥茶、って言ったって絶対やせるわけがないじゃん。

中身はプーアル茶とウーロン茶を主にしたブレンド茶。
でもプーアル茶は結構好きだから、毎日どくだみ茶と同じペースで飲んで。
最初は夏が終わって何か痩せた?
と言われたのが始まりだったんだけど
そのときは親知らずを抜いた後で離乳食生活中(笑)だったから
単なるカロリー不足だからだと思ってたら。

やっぱりどう考えてもこのお茶らしい。
あれよあれよと運動もする暇もなかったのに夏増えた分の体重はスッキリ元通り。
すごいな。
継続は力なり、いや力はお茶にあったんだけどさ。
まさかお茶で痩せるとは思ってなかった。

元々間食もしないし、間にはコーヒーを飲むだけで
三食のご飯しか食べないんだけど。
それでも太っていった夏って一体・・・・・・・・・・。

しばらくはこのお茶でがんばってみます。
冬が終わる頃にはさらにやせるといいなあ。

投稿者 Minako : 23:41 | コメント (34) | トラックバック (0)

2004年11月26日

息抜き。

今日は一日用事で東京に。
結構頻繁に上京しているので、今だに二重生活って感じがする(笑)

今週はやれ八ヶ岳だチャリティーコンサートの打ち合わせだ
なんだかんだいっつもいっつもたくさんの「誰か」と一緒にいて
非常な消耗度合いだった一週間。
体調崩さないように気をつけてはいるんだけど、
今日は東京だー。なんとしても行ってやる。

一人でふらっと電車を乗り継いでいく移動の時間も
あちらで用事をしたりその後買い物をしたりする時間も
私にとっては大事な時間。
密度が凄く濃くて、この日のために仕事してるぜ!みたいな時もある。

今日は体が疲れているせいか、行きも帰りも電車は大爆睡。
お気に入りでお安くて熱々のパスタを食べさせてくれる
ステキなマスターがいるお店で
ニンニクと唐辛子がたっぷりのパスタランチを食べて
あとは帰る時間までしばしお買い物。

久しぶりにお化粧品カウンターに行ってお買い物。
かぶれやすくて化粧品が自由に使えない私には
あまりカウンターって縁が無いんだけど
今日は買い物ついでに色々メイクをしてもらいました。
なにしろ普段はベースにちょこっと塗って眉毛書くくらいだもんね。
口はネパールの蜜蝋クリームだし。

東京に住んでるとみんながみんなお肌にきめ細かなケアをしてるから
結構話題交換したりしてたけど
この田舎ときたら、日焼け止めすら塗ってない人ばっかりで
気合に欠ける・・・・・・・・。
たまにはこうして刺激してやらないとね。

あとは楽譜屋に寄って練習曲を買い込む。
やっぱり一冊練習曲やってないと、気分も指もだれてダメだよねー。
ハノンだけじゃ物足りない。
ピシュナ、モシュレス、モシュコフスキー、チェルニー、
おたまの大群(?)だ・・・・ねえ私、これ弾くの?弾けるの?
と迷いながら一冊を選んだ。

いつも思うんだけど、私のショッピングエリアじゃなくても
コムサ系列(モード以外のお店)のお店って
何でBGMがビートルズなの?
音にひかれてうっかり入ってしまうじゃないの(笑)
今日はちなみに「All you need is Love」がかかっておりました。

あと本だ、なんだとこまごま足りないものを買って
最後はソニプラ他輸入雑貨屋で炭酸水とおやつを買って電車に乗る。
ソルト&ビネガーチップスと今日はフランスのペリエじゃない炭酸水。
やっぱり飲み物はミネラルウォーターだよねー。
昼間もイタめし屋で飲んだのはイタリア炭酸ミネラル水のペレグリノ。

今日はいつになく移動で寝ている時間が長く
帰ったら全身ががちがち!
ちょっとヨガかストレッチやって寝ないと、明日が辛そう・・・

投稿者 Minako : 23:06 | コメント (334) | トラックバック (0)

2004年11月25日

エルインフェルト

なんだか最近のブログは雰囲気が暗いなあ(笑)
イライラしてたんだよね。単純にね。

今日お仕事に行って自分がピアノを弾いている写真を見て大爆笑。
まんま昔の油絵みたいなんだもん。
モーツアルトの姉のために書かれた「ナンネルの楽譜帳」
という練習曲集があるんだけど、
それによく幼少のモーツアルトとピアノを弾く姉ナンネルが
描かれた油絵が扉にあったりするの。有名な絵だから。
その姉が着てるドレスみたいな感じ。
一人で時代を大分さかのぼってて笑える(笑)

ちなみに周囲には「タイタニック」「ロミ&ジュリ」とか言われました。
実は写真もあるんだけど、さすがに顔はさらせないからボツにしたのです。

で、タイトルはお疲れの自分のために昨日開けた
新しいコーヒーの名前です。エルインフェルト。
味はあっさりめの調和の取れた美味しいコーヒーでした。
今年一年で飲んだコーヒーの名前、どこかに書いておこうかしら。
味を忘れちゃうんだよね。たくさん種類を飲むから。

今年一番当たりだったコーヒーは
サンタ・グレゴリア農園、というオークションコーヒー。
日本では30キロしか市場に出回らなかった希少品です。

日本酒は美味しいものほど原点である「水」に近づいていく、
とよく言われますが
コーヒーも美味しいものはやっぱり同じなんだな、と感じるコーヒーでした。
コク、口当たり、苦味、酸味が完璧なバランスで
アメリカンじゃないのに(むしろ濃いほう)さらさらと水のように喉を通っていく。
美味しいのにひっかかりが無いの。
ミルク砂糖が必須な人でも、ブラックですっと飲めると思うよ。
結構値の張るコーヒーだったのでちょっとしかないんだけど
売り切れる前に買い足そうかな・・・。

毎年恒例のコスタリカ・ドンキホーテも買ってあるんだけど
グレゴリア農園やらエルインフェルトに比べると、なあ。
どれも市場に出たらいい値がつくクオリティの高いコーヒーばかりなのに
年を経るごとに商売上手な店長さんが色々売ってくださるから
口がどんどん肥えるのね。

最近は毎日がぶがぶ飲むものはg100円のもの、
特別な時やお客様には↑のようなとびきり美味しいコーヒーを淹れてます。

今我が家に来ればブルマンより値段も質も高いコーヒーが飲めますよー(笑)

投稿者 Minako : 23:18 | コメント (263) | トラックバック (0)

2004年11月23日

八ヶ岳に行ってきました。

写真はこちら。

八ヶ岳に行ってきました。
本当ならば1泊2日の予定が、急遽日帰りになって忙しいやら!

朝(というか深夜)4時に起きて、5時出発。
就寝が日をまたぐことが珍しくない最近なので、昼寝程度の仮眠。
つーか、周りみんな高齢なのに元気よね・・・。

とかく馴れない人ばかりの中での長旅は疲れるので
お気に入りの豆で淹れたエスプレッソ持参。
お水は1リットルボトルのエビアン。
あと衣装と楽譜と靴さえ忘れなきゃ、なんとなかなる!と出発。
(↑以前本番に楽譜を忘れた経験あり。)

前回のように爆睡して行こうと思って一人で座ったのに
前から後ろから横からみんなが話し掛けてくれたおかげでぜーんぜん眠れず!
一人しかいないピアノパートがトチったらどうすんのよ(苦笑)

富士から北上ルートでバスは快調に走り、
途中山梨県で昼食をつんだり道の駅で名産やお野菜を見る。
さっきとれた、という新鮮なお野菜がバカ安で(ここらの半額!)
行きから飛ばして(笑)大根やら根深を買いあさる私。
「みっ、みなこさん、似合わないわ・・・」というギャラリーの声を背に。

長野県に入ると、もう山が目の前にどーんと迫ってくる。
話に聞いたとおり山に雪はない。
紅葉も先週あたりで終わってしまったらしく、葉そのものが無い。

敷地内に入っていくと、まっすぐな道の両脇は一面白樺。
ちょっと前までは黄金色の並木だった、そうだ。
道路の脇には散歩用の小道が作られており、
学ランのペ・ヨンジュンがチャリで走ってきそう・・・(笑)
BGMは冬ソナで決まり。

予定通りに音楽堂につくと、まだスタッフも来ていないという。
私の出番はまだまだ。
バスの中でのチューニングを尻目に外をフラフラ。
あまり外にいると手が冷えるから(手袋してるけど)適当に切り上げて昼食。

ここは音楽ホールなのでてっきり楽屋かリハ室があって
そこに楽器があるのかしらとのんびりしていた私。
今日は1度もピアノ触ってないからね。
ところが、ステージ以外だとピアノはホワイエにしかないらしい。
(写真参照)
あわてて小屋に入ると、もう開場10分前。
他の団体の方がいっぱいでガヤガヤしているホワイエで
開場までの10分限定でそのピアノに触らせてもらう。
恥も何も無いわねえ・・・・(^^;

本番直前は「気が立つ」とかそういうことはないのだけれど
10分しかない時間に必死でピアノに向かっていたところ。
ここには若い女性団員限定でイヤガラセに近い問題を
色々しでかしているある独身団員がいるのですが・・・
その人が酔って・・じゃない寄ってきて・・・・・・・・(以下割愛)

「ちょっと黙っててください!!」

本番前にピリピリするタイプの人の気持ちがわかりますわねー。
こんなことを人に言ったのは初めてだー。

楽しみの音楽堂なのに、どうも今回はまず最初にくじけたせいか
次々にケチがついていく。
楽屋へ行けば荷物を置く場所も無いほどごったがえしているし
(そりゃキャパに対して人が多いしね、仕方ないけど)
本番前に一人で集中する場がないのですよ。
余分なトイレさえないし。

5分でいい、ひとりにしてくれー。頼む。

すっぴんで出発した私がもたもたと準備をしていると
もう開演なんだとみんながバタバタ出て行った。
他団体のピアノは参考に聴きたいけど、さりとてメイクと衣装が気になる。
それに会場に行かなければこのままひとりで楽屋にいられるし
どうせ休憩後の後半は会場にいなきゃいけないんだから、と楽屋に居座ることを決意。

ゆっくりヘア&メイクをして、ドレスのシワを簡単に伸ばして
前半が終わるまでカメラを持ってあたりを探検。
写真は全部このときに撮ったものです。
誰もいないあたりの庭、ホワイエ、楽屋、小屋全体を歩くうちに
不思議にピリピリしていた気分がリラックスしてくる。
自然ってすごいよね。

この音楽堂は楽屋も窓が多くて、普通裏手にある暗い楽屋廊下も
全面窓張りで明るくて、ホワイエも天窓があったり
エントランスも全部窓で照明がいらないほど明るい。
自然の中でサロンコンサート、てな雰囲気です。キャパも小さいし。
ホワイエは天井まで板張りで可動式スポットが吊ってあったりで
ここでもコンサートができそうな感じ。
ホワイエのヤマハセミコンを弾かせてもらったときも
えらく音の響きがよくてドキドキしました(笑)

ぴりっと冷えた高原の新鮮な空気と
初冬だというのに強い日差し(ここは高度千メートル以上)の中で
鳥のさえずりを聞きながら、さらにふらふらと歩く。
本当はこの日に同じ敷地のロッジを予約してあったんだけど
前泊が決まってからキャンセルしちゃったのよね。
ああ、もったいなかったな。
もっともっとこの空気と山に抱かれていたいのに。

いい空気を吸ってやっと調子が出てきたところで、前半終了。
あわてて楽屋に戻ってドレスに着替える。
出番は3つめだから、客席にいなくちゃな、と休憩中に写真を撮りつつ
初めて音楽堂の中に足を踏み入れる。

一番楽しみにしてたステージ後方の全面ガラスが、閉じられてる・・・。
もう今回はケチがつきまくりなので、あきらめてはいたけれど。
後方座席から座って見ると、ピアノもフルコンでなくセミコン。
あの小さなステージじゃ、無理だよね。フルコン。
ホワイエにあったのはヤマハだったから、こっちもヤマハかな?と思ったら
なにやら違う文字が見える。しかし、乱視の私には読めん。
まー、どっちにしろ後で弾くんだからな。何が出てももう驚かん(笑)

休憩時間に「あのピアノはブーニンも弾いたんだってよ」と
余計なことを耳打ちされ、さらに緊張するじゃないのよ(笑)

出番の前になって近づいて初めて、その「ピアノ」が
ベーゼンドルファーであることに気づく。
今までケチがついたおつりはここで戻ってきた!
ベーゼンドルファー、大好きなんだもん♪

ベーゼンの前に座るとなぜか不思議とリラックスできる。
あの鍵盤が指に吸い付く感じ、華奢な鍵盤が大好き。
ピアノを弾かない人にはわけわかんないと思うけど、
指の動きに合わせて鍵盤がすっとくっついてきてくれるの。
まるで先を読んでいるかのように。
黒鍵は滑りそうに細くて華奢、でも引っかかりが無くて弾きやすい。

ちなみにヤマハってなぜか鍵がゴツくていつもひっかかるのよね。
スタインウェイは弾きやすいんだけど、ベーゼンに比べるとやや重かな。

そんなわけでもっと弾きたかったのに、あっという間に終了。
うーん、あそこならリサイタルやってもいい(笑)←無理

とにかくこれから伊豆まで帰らねばならないので
終わっても余韻を楽しむ時間的余裕も無かった。
すぐに音楽堂を出て、近くにいつも寄る野菜が安い市場があるのでそこに寄る。
「りんご安かったら買ってきて」と頼まれた私は早速降りてりんご探しの旅。
種類もふじ、つがると色々ある中で、紅玉を発見。しかもえらく安い。
食べても美味しいし、お菓子には紅玉以外使えないよね。
今のりんごは火を通すと煮崩れるから。
と、紅玉を半箱、それからやっぱり激安のラ・フランスを買いたす。

あとは用事も無いし、早起き(というか仮眠だし)疲れているし、寝るか!
とおもって寝たのに、起こされた(←実はえらく不機嫌)
ここはすごいんだよね、毎回のことなんだけど本番の後はお酒飲むでしょ。
で、入れ替わり立ち代りいろんな人がからみにくるわけ。
若い女性って私ともうひとりの人しかいないから。
要はコンパニオン代わりなんじゃないの?(←やっぱり不機嫌)

人間ってのは面白いもので、酔うと普段言えないことをポロポロ言う。
聞いてると日ごろ私に言えない文句
(って、文句あるなら指揮者に言えよ、あたしゃタダの伴奏。)
とか、不満とかまあ私って孫くらいの年齢なんで言いたい放題。
言うほうはすっきりするかもしれないけど
言われるほうはたまったものじゃない。

指揮者とは音楽的に上手くやってるし、ステージも失敗もなく
上手く行っているのにこれ以上何をしろと言うのだろう?
私はお金をもらっている以上いろいろな面でプロであらねばならぬわけで、
やっぱりどうしようもないことってあるでしょ。
それはおそらく金払って趣味としてやってる人には理解できない事だと思う。
プロである指揮者や伴奏者と、アマチュアとして歌う側が
絶対相容れられない線ってあるもの。

さらに眉間のシワを増やして不機嫌な私・・・(苦笑)

丁度友人から結構大変なメールが入ってきたので
耳をヘッドフォンで塞ぎ(コミュニケーション拒否)音楽は景気よくレゲエ。
メールをやりとりしながらいつしか眠りに落ちる。

もうこれ以上は思い出したくもなくなってきたので、割愛してしまおう。
とにかく疲れた、疲れた。
来年があるとしたら、次回は一人で行って泊まって一人で帰ってくると決意。

投稿者 Minako : 23:09 | コメント (542) | トラックバック (0)

2004年11月22日

八ヶ岳に行ってきます。

今日、明日と仕事で八ヶ岳に行ってきます。
更新はその後。
メールはチェックする予定ですが、
何しろ携帯からですのでお返事は帰ってからになります。

ところで・・・八ヶ岳に雪があまり降らない理由をはじめて知りました。
雪に嫌われているだけかと思ってた(笑)

ドレスもめっちゃめちゃで裏は絶対見せられないけれど
とりあえず着て演奏できるモノはできたぞ!(無理やり)

投稿者 Minako : 00:53 | コメント (440) | トラックバック (0)

2004年11月19日

あなどるなかれ、ゴスロリ。

来週の演奏会ドレスをちくちく(って、手縫いじゃないな)縫ってます。
果たして間に合うのかしら(笑)

日記を見ると布を買ったのは先月の今ごろ。
1ヶ月も何してたんだー。

とにかくドレスの型紙が手に入らない。
探すとしたらウェディングドレスのものしかないから、形はきれいだけど縫うのが大変。
材料なんかもむちゃくちゃ気合入ってるものが多いし(笑)
今回ネットで探してて、海外の型紙販売サイト見つけたから
次回からはあちらから買おう。
サイズもあちらのスリーサイズでばっちり補正なしでOKだったし。
外人体型って言われたことは数知れないが、事実だとややへこむな~。
確かに日本の既成型紙って補正なく作れたこと、ないや。

今回は苦肉の策、と言うかなんというか
よく買う雑誌に「ゴシック&ロリータ」特集ってページがあって
ちょうどパニエを入れてふくらます形のきれいなワンピースがあったので
それに手を加えてゴシック調ドレスに決定!(この時点で本番10日前)

ちなみに昨年シルクシャンタン縫ったときは2週間かかったんですが・・・

下妻物語もすごいなあって思ったけど侮るなかれ、ゴシック&ロリータ。
ラインが凄くきれいなの。
元々ゴシック様式のドレスをコピーしてるんだから
きれいなのは当たり前だよね。元がドレスだもの。
今日ボディ部分が縫い終わって着てみたら、スカートの広がりが立派にドレスでした。
パニエ入れたらきれいだろうな。(作るのが面倒だから入れないけど)

袖は6分くらいにばっさりカット、ゴシック調なのでひらひらしてます。
スクエアネックもゴシックらしく胸のラインギリギリまでざっくり型紙切って開けて
レースとか装飾品が一切ないから、あの時代の普段着っぽいドレスかなあ。
「午後の紅茶」のCMの松浦亜弥のドレス(上半身だけ)みたいな形。
横から見ると袖はホントあの時代っぽくてきれいなラインですよ。

演奏のことを考えると本当はノースリーブがベストだけど
このドレスはパフスリーブで肩にゆとりがあるので
あえてひらひらな袖をつけてみました(笑)
会場になる現代的な建築の八ヶ岳とは逆方向のほうが面白いもんねー。

さて、あとは完成させるだけ!
(ってそれが一番大変)

投稿者 Minako : 22:46 | コメント (753) | トラックバック (0)

2004年11月17日

サプリメントの効果

毎日見ている家族の顔も、ふとすると微妙に変化があったりする。

母の顔が変に(笑)つやつやしてハリが出てきた。
ちょっと前まで夏だと言うのにシワシワの顔で(彼女は乾燥肌)
思わず雑誌についてきたえらく高いシートパックあげてしまったり。

なんでもコエンザイムQ10を飲み始めてから
化粧のノリが違うんだとか。
先月の今ごろ、私がオーダーしたサプリが届いて
それから1月毎日コエンザイムQ10を飲んでいたんだとか。
病院から出る薬さえまともに全部飲んだことのない母が(笑)

いつもサプリだよりのひ弱な私をケッ!と言ってたくせにー。

年に1~2回、アメリカの業者にオーダーを出すのです。サプリメントの。
グアムで最初にその業者の直営店舗でサプリメントを漁り
それ以来その業者さんからサプリをまとめて取り寄せています。
送料をかけても日本で買う半額くらいで買えるから。
その業者はアメリカに本社があるのに、
なぜか毎回ドイチェ・ポスト(ドイツの郵便局)から届く。なんでだろう。

しかしサプリ、日本で買うと何であんなに高いの?
日本人向けだかなんだか知らないけれど
毎日決まった量を飲んでもあんまり効果が感じられないぞ。>日本製品

アメリカのものは当然アメリカ人標準にできてるんだけど
一日の摂取カロリーに対する比率とか、なんとか
日本よりもずっと規制が厳しいそうで、瓶だけで全ての情報がわかる。
だから、自分仕様で飲めばいいわけ。
(2粒摂取が基準なら、1粒に減らす、とか。)

今飲んでるのはもう手放せないプロポリス(笑)、
女性用マルチビタミン(とは名ばかりで、ミネラルの成分も入ってるマルチサプリ)
あと今あちらで話題のビーポーレン。
ビーポーレンはいわゆる天然のマルチビタミンらしいので、重複してるな。
コエンザイムQ10は去年飲んでみたけど、
この年齢ではあまり効果が感じられなかった・・・(当たり前?)

あちらのサプリの凄いところは、同じ種類でも配合量が選べる。
コエンザイムQ10は随分前からその店の売れ筋ナンバーワンらしいんだけど
30mgから始まって、50、75、120、今度200って言う新製品が出たらしい。
ちなみに母が飲んでるのは75mgです。
(↑ものぐさなので1錠で済むようなものを選んだ)

いつもサプリメント製品と健康に関する冊子をつけてくれるので
届くとホント楽しいんだよね。
医学の先進、元祖健康ヲタク大国であるアメリカでは
何が関心をもたれていて、何が重要だとされているのか。
コエンザイムもこんなに話題になる前から飲んでたし(笑)

さて、次は何のサプリのブームが「くる」かなー。

投稿者 Minako : 23:46 | コメント (440) | トラックバック (0)

2004年11月15日

小町かも。

備忘録みたいな場所がPCにはあって。
風邪っぽいと感じるさらに前の段階(って何だ)で
背中が痛いなと感じていながらPCの中で探し物をしていて。

あったよー。
古今和歌集を買った日のことが書いてあった。
日記までは行かない、本当に備忘録みたいなメモ。
それによると、恋歌二の巻頭にこんな歌があったそうだ。

「思いつつ寝ればや人の見えつらむ ゆめとしりせばさめざらましを」

作者は小野小町。
そのとき思った解釈を書き付けてあったんだけど
さすがにそれは恥ずかしいので割愛(笑)
大意は、大好きな人の夢を見ていた自分。
起きてそれが夢だと知って、なら覚めんなよオラ!と
切なく(ないな、この解釈だと)ため息をついている、ってとこ。
さあて、誰のことを思って書いた?
そこまで書いてない備忘録、やっぱ片手落ちだあ。

最近疲れが溜まっててばたんきゅーな生活だから
夢すら見てないよ(笑)
気づくと朝で「朝、来るの早いってば」って思うのがループしてる。

でも、この歌と違うページにしおりがあったのよね・・・・

投稿者 Minako : 21:11 | コメント (406) | トラックバック (0)

2004年11月14日

ネコ人間、イヌ人間

先日ちょっと目にした面白いこと。
人間は「イヌ」タイプと「ネコ」タイプに分けられるんだそうだ。
元はと言えば犬が好きな人と猫が好きな人から。

我が家はご存知のとおり犬を飼っています。
そして私もちびを飼う前から犬が大好き。
まあ当たり前だけど私は「イヌ」タイプだろうな、と・・・

それがその話を読んでいくと
実はネコを飼うまたは好きな人=イヌ人間
イヌを飼う人または好きな人=ネコ人間
という説があるそうで。

犬は元々群れる動物なので、人間=主人、自分(犬)=従属するもの
という序列ができているんだそうだ。
対して猫は基本的に群れない動物なので自分(猫)=主人、人間=従属するもの
という感覚なんだそうです。はい。

犬を飼う人は自分が主導権を握っていて
猫を飼う人は自分は猫に従属している。

というわけで、犬を飼う人は自分の都合で犬を動かす=猫と同じ
猫を飼う人は自分の都合より猫のほうが優先=犬と同じ
という見事な三段論法(笑)

だから、イヌ好きとネコ好きは相容れないわけはなくて
上手く行くときはとてもすんなり相性がよくまとまってしまう、
こともあるらしい。
そう言えばネコが好き(または飼ってる)友人、多いな。

・・・と言う話をイヌが大好きな友人にしてみたところ、
私は完全なるネコタイプの人間だと指摘されました。=主導権を握るタイプ
そんなことないんだけど、自分の中では(笑)
ものすごく好き嫌いハッキリしているし、言葉は躊躇せずさっくり斬るし、
一方的に相手を好き好きって勝手になつかないでしょ?
と言われた・・・。
齢を重ねて「無駄な殺生」はしないことにしたんだけどな。
(↑結局斬ってるじゃん)

さて、これを読んだ人はどちらタイプの人間だったのでしょうか?

投稿者 Minako : 23:01 | コメント (400) | トラックバック (0)

2004年11月13日

内側にこもる。

ここんとこ、先月の疲れが出てきてる・・・?

いくらストレッチとか体力づくりとか指のメソッドとか
いろんなことをやっても、今ひとつ「気分」が乗ってこなくて。
このブログすら書きたくなくて(笑)
体は万全にできてるのに、「気持ち」がついてこない。
そんな一週間でございました。

週の後半はお仕事がいつも集中するんだけど
どうもね、練習量はいつものとおりなのに
気持ちがついてこないから、集中力がない。
それでも仕事だから一日とてピアノを休むわけに行かないし
今月は後半に本番をひとつ抱えてるからね。

ピアノと言う媒体を通して自分の演奏を出していく作業なのに。
その肝心な「自分」が内側にこもって出てきてくれない。
うーん、どっかで無理やりにでもひっぱりだしてやらんと!
と思って金曜はそんな一日でした。
ぐいぐい自分の内側をひっぱってひっぱって
なんとか気持ちが停滞しないで動くようになったかな。

久しぶりにお小遣い持ってハンズとか
お買い物スポットをへとへとになるまで回ったのも効いた?(笑)
こんなときは捻挫したばかりの足もへっちゃら。

そうそう、街はもうクリスマス色なんだよね。
思わず「待降節もう始まってたっけ?」と思ってしまったくらいに
イルミネーションが鮮やかな街並みに変わって。

来週の本番は八ヶ岳。
予定が入った時は喜び勇んで「雪が見られるかも」と思っていたけれど、
こんなに温度が高いんじゃ、まず無理だよね・・・
毎年「雪が見たい」と寒冷地出身の周囲にバカにされながらも
しつこく言い続けているのに
どうも伊豆に戻ってからは雪に縁がないのよ。
今回も無理だよなあ・・・。
でも、山の写真を撮ってこよう♪

投稿者 Minako : 22:41 | コメント (255) | トラックバック (0)

2004年11月10日

バロックの響きに浸る。

久しぶりにボーンチャイナを使って洗っていると
こっつーん!と水栓に当たってしまった。
いつも使ってるマイセンなら「そのぐらいでへこむかよ、ケッ!」
みたいな音がするんだけど(笑)
ボーンチャイナはぶつけるたびに確実にダメージ受けた、
って音がして怖い・・・やわいよ・・・

前置きはここまで。

ってまあ今日はピアノを集中的にやらなきゃいかん日で
その割にはどうも集中力が今ひとつな日で
こういう日は無理にでも頭を集中させなきゃいかんので
やっぱりバッハでしょ。

パズルみたいなんだよね。
バッハのインベンションにしても平均率にしても。
1+1=2、みたいな答えがあらかじめあって
その答えは弾いてると見えてくる。
多声だから左手と右手の旋律は全然違うし
ボーっと弾いてたら弾けない曲ばっかり。

でも手持ちで弾いたことのないバッハの中に
とてもバロックらしい美しい響きの曲を発見。
初見で弾ける程度だから、初級編なんだろうけれど
ものすごく、本当に、旋律が驚くほど美しくて。

バッハって意外と「アンナ・マグダレナ」とか
簡単なプレリュードやフーガの中に
ぽろっと本当にいい曲が混じってたりするんだよね。
そのほとんどが指の運動もかねてるから
決まったバッハ・パターンみたいなのが多いんだけど(笑)
たまに指を休めて、こんな風に小曲にはまってしまうこともある。

バロック音楽って宮廷風、なんてよくオーディエンスに言われることが多い。
むしろ逆にまったりと夕陽に照らされた部屋が
妙に似合うけだるさを含んだ曲もたくさんあるんだけれどな。
けだるさ、というより「憂い」か。

以前ドイツの地を踏んだ時に
どうしてバッハとかベートーベンみたいな曲想ができたのか
ほんのちょっとだけ見えた気がした。
気候風土っていうのは、文字通りその作品の土壌を表していることが多いから。
どうして自分がこんなにもグレゴリオ聖歌に、
バッハに、ベートーベンに惹かれたのかもわかった気がした。
グレゴリオ聖歌も選ぶならフランスのソレームじゃなくて、
絶対ザンクトガレンやアインジーデルンだもんね。

バッハの作品に見られる「憂い」って
やっぱり原罪意識なのかなあ、って時々感じることがある。
単純に宗派の違いなんだろうけれど、バッハって
宗教的な題名のついていない曲にも宗教のバックボーンがすごく濃くて
そのままむきだしのままでホレ、って音として提示されると
こっちがうわびっくり、って思っちゃうことが今だにあるのね。
そのストレートさが私の心をガンガン打つ時もあるんだけど。

浅はかなる知識の私が私なりにない知識から考えると
音が音として現代で言うところの「音楽」になってきたのは
ここらからなんだよね、やっぱりね。
その前は音が音として主に存在していなくて
主に存在したのは「聖書」を始めとする「祈りの言葉」。
言葉を唱えるためのデバイス、というか上手くいえないけれど
音をつけたのは手段でもあったわけで
祈り、つまり信仰の一部分として音が存在してたわけよね。
(世俗はまた違うけど)
よく歌う人は倍祈ることになる、って言われるんだもの。

そこらをうまーく分けたのがバッハで
結果として上手く分けたのかは私には断言できないけれど
やっぱりバックボーンの違う人は、感覚が違うよね。
バッハがローマ=カトリックだったら音楽の歴史が変わってたと思うもん。
いや、ホント。

投稿者 Minako : 23:32 | コメント (451) | トラックバック (0)

2004年11月09日

捻挫と映画と意味深な栞。

一昨日捻挫した左足が痛い。
足のねんざなんてもう何年ぶりなのかってくらいだけど、今年はケガが多いな。
利き足が左だから、歩くのもなんだかバランスが悪いし
ピアノに座ってソフトペダル踏んだらふぎゃ!と思ったくらい痛い(苦笑)
もうペダル踏むのはあきらめて、新曲の譜読みと体力作り。

途中お茶休憩にTVをつけると、「ベン・ハー」をやっていて
ついつい最後まで見てしまった。
あの映画はイエスの生涯と主人公がからんでるんだけど
ユダヤ人の設定の割には顔も体ももろアングロサクソンな俳優でいいのか?(笑)

ラストに描かれたイエスの磔刑へのシーンを見ると
聖書の文字だけではわからなかったことがクリアになる。
この前この映画を見たのは神学やグレゴリアンを修める前だから
知識が入るとまた見方も違うよね。

復活祭の一部として実際に「十字架の道行き」をやるんだけどさ、
実際どんな感じでイエスは磔刑になったか、ってのが
多少フィクションが混じってても面白かったの。ベンハー。
「あがないの主」とか「涙の谷」とか「イエスの起こした奇跡」とか
業界用語がそれなりに「絵」になっててね。

ベンハー最後まで見て今日の予定が大幅に押し(笑)
あわててあるモノを取りに行くと
ひょっこり昔よく読んだ「古今和歌集」がでてきたではないか。

丁度今だと冬歌くらいかしら、なんてパラパラめくると
ある場所に栞が挟んであった。
その場所とは「恋歌一」。
意味深です。

これを読んでいたのは東京で一人暮らしをしていた頃。
ここに戻ってからは初めて開いた本だから。
誰を想ってこのしおりをはさんだんだろう?あの頃のわたし。
こんな風にわけのわからない思い出が
ぽろっと出てくるような年齢になった、ってことか(笑)

歌集ってのは結構TPOを選ばず読める重宝な本で
小説みたいに一気に最後まで読まないと気になるー!ってわけでもないし
時間があるときに1首2首でもいい、
だって31文字しかないんだもの。1首につき。
気が向いたら読んでは閉じ、読んでは閉じで進んでいく。
そういう利便性が気に入っていて、
万葉集から俵万智まで歌集はいくつも持っているのです。

俳句は描かれる世界が基本的にはストイシズム、スピリチュアル、
東洋哲学的な香りさえすることがあるけれど
短歌は今回もそう、「恋歌」なんて艶っぽさがあったりして
対照的にドラマティックなところが好き。

しかし何の歌を気に入ってはさんだしおり、なの・・?

投稿者 Minako : 23:14 | コメント (386) | トラックバック (0)

2004年11月06日

パワー・ブレックファースト

最近朝食にはパンケーキの登場が多い。
単に毎日朝食べているパンを切らしている、だけなんだけど。

我が家はこの世代の両親にしては珍しく
朝はパン食と決まっています。
ご飯なんて自宅では一度も食べたことがない。

中・高校、そして大学時代とパンに飽きてコーヒーだけで済ましたり
途中でカロリーメイト買ったりしてたけど
大学を出た頃からはきちんと朝食をとっています。
朝食べると調子がいいんだよね。低血圧のわたしは特に。

一番ご機嫌な朝食は
パンケーキにメープルシロップたっぷり、フルーツ、カリカリベーコンに
目玉焼き、そしてプレーンヨーグルト。
飲み物はオレンジかパッションフルーツのジュース。
食後にはもちろんコーヒー。
ホテルのバイキングにありそうなメニュー(笑)

きっかけはやっぱり留学したときのホストファミリーとの生活。
そこの家の朝はシリアルかトーストと決まっていて
美味しい玄米シリアルにシュガーたっぷりかけて(この甘さがオージーらしい)
牛乳ひたひた、それにパッションフルーツとオレンジのブレンドジュース。
こういうどっぷり洋食に浸かった生活のおかげで
より洋な朝食に傾いていったのでした。

たまに友人と純和風旅館に泊まったりすると
朝はとっても困ります。
ご飯入らないし、干物も食べたくないし、朝から重い朝食だな、てな不機嫌な私が・・・
↑に書いたお気に入りメニューのほうがよっぽどもヘビーだと思うけど
思い切ってご飯ダメってリクエストしたくなる気分(笑)

こんなに歯の要らないような軟弱な洋食がお気に入りな私ですが
ドイツで夏を過ごしてからは、ドイツ流の朝食もお気に入り。
ライ麦パン、フランスパンとはいいがたい石レベルの硬さのパン
朝からアゴの筋肉が鍛えられそうな固いメニューのオンパレード。
ハムやチーズもかっちかち(笑)で、とにかく食べるのに時間がかかる!
というわけで、量は必然的に食べられない・・・

でも、噛めばかむほど味が美味しくなる
まるでスルメのようなドイツのパン。
うむぅ、しょっぱい!と感じるほどのチーズを乗せてがっつり取り組んで
流し込む液体は天然炭酸水。
この炭酸水+ライ麦パン、帰国してからもしばらく自分の中で流行ってました。
もうクセになりそうなくらい(笑)

ドイツのパンにしても美味しいメープルシロップにしても
この片田舎では中々手に入らなくて
最近はめっきりご機嫌なブレックファーストとはご無沙汰。

誰か私に美味しい朝食を食べさせたい人なんていないかなー。

投稿者 Minako : 22:32 | コメント (433) | トラックバック (0)

2004年11月05日

深い呼吸

夏には必死に筋肉トレーニングと有酸素運動を集中的にやり
体力をつけていたのだけれど。

どうも筋トレやストレッチが大変になってきたので
なんかもっと自分のペースに合っていて
色々なことの合間にちょっと集中してできるものないかな、
と思って始めたパワーヨガ。

パワーヨガってのはアメリカで今流行している
ストレッチとヨガを足して2で割ったような感じ、とでも言えばいいのかな。
元々ストレッチはヨガからきたものだものね。

ヨガは何が大変なのか、っていうと
やっぱり「呼吸」が身についていないと効果がないというところ。
わたしは幸いにして日常生活から腹式呼吸だったので
わりと入りやすかったかな。
けれど、同じ腹式呼吸とは言っても
声楽とはまた違う呼吸をしなくてはならないので
慣れるまでは体もかたいし、呼吸はバラバラだし、独学では大変だった(笑)

やっぱり東洋人だと感じたのが
精神的にもふっと深い部分まで集中してしまうのね。
大気が自分の中に入ってくるような。
その「気」が自分の中を駆け巡っていくような。

ストレッチと違って各ポーズには面白い名前がついていて
それから連想というか、妄想というか、メディテーションというか(笑)
すっと自分の中にこもるような深い、しかしゆっくりとした「集中」。
毎日適当に組み合わせて15分くらいしかやらないんだけど
これが確実に効いてるの。

筋肉が程よくついて体のバランスが良くなってきたし
O脚がいつのまにか治ってしまったし
肩こりもひどくならないうちに解消できるし
気分的なリフレッシュもできて、物事への頭の切り替えが速くなった。
特にピアノを弾いてるときに感じることが多いな。
体を意識することと、自分の内面を意識することと
その連携が凄くスムーズに行くようになった、気が、する。

夏に毎日数十分もストレッチとか筋トレしてたのがウソみたい。
自分に合った運動ってのがあったのね。やっぱりね。
風邪も治ったことだし、また今日から再開。

投稿者 Minako : 22:07 | コメント (257) | トラックバック (0)

2004年10月30日

気の緩み

風邪ひいたー。

今日はご近所に演奏会に行く予定だったのに。
じゃこちゃん、ごめんね・・・・。

お仕事中から背中と喉が痛みはじめて
私が大嫌い(おそらく私のことも嫌いだろう)な人が一日中窓全開にしてくれたおかげで
風邪ひいた(雨降ってて寒いんだから当たり前だ)・・・
ステージが終わって気が抜けてるのもあるんだろうけれど。

家に戻ってからは、さっ、寒いよぅ。背中痛いよう。の連発。

こんな日はスタミナメニューで、すきやき!
ナイスタイミング、母。

こういうときに
★美味しいプリン
★美味しい餃子
をお見舞いしてくれる人が居たら、クラッときちゃうなあ。
(食い意地張りすぎ。)

ちなみに私を誘拐するには
★美味しい餃子あるよ
(美味しい○○、はかなり効果あり。コーヒーなど・・・)
とか、
★いい焼き物が手に入ったんだけど?
(最近はマイセン、ウェッジウッドあたりが危ないかも)
★楽器系(ベーゼン、パイプオルガン、チェンバロがツボ)
っていわれたらホイホイついていっちゃうな。

ま、どうでもいいことだね。ほんとにね(笑)
寝込まないうちに早く寝ようっと。

投稿者 Minako : 22:37 | コメント (444) | トラックバック (0)

2004年10月28日

暴走大王

先日の本番を客席で撮ったビデオを見せていただいた。

すごいの。

暴走大王は、わたしだった(汗)

でも自分でもスゴイと思うのが、テンポが機械で測ったみたいに一定で
おらおら、と歌い手を追い立てて
結果としていい方に作用してたってことだな。
もう噛み付きそうな形相でくらいついてきてくれてたもんね。みなさんね。

ゲネもリハも合唱がのらりくらりの蓄音機で
前回の浜名湖もすごかったし、どうなるか不安ではあったんだけど。
違う意味で一目置かれるピアニストになってしまった(爆)

おっかしいなー、本番ではビデオより確実にゆっくり弾いてたし
テンポも合唱を聴きながら修正してたんだけどな。
聴くほうにはああ聴こえたってビデオがいうんだから
おそらくそっちが正解。

年を経るごとに図々しくなってきたのかな?
八ヶ岳では気をつけます。

イラクに行かなくては探せない「自分」って何だろう・・・?

投稿者 Minako : 23:28 | コメント (423) | トラックバック (0)

2004年10月27日

再始動の準備。

昨日が何もしない一日なら、今日は再始動の準備。

ステージで使ったものをお洗濯したり、靴をしまったり
中途半端になっていた洋服の衣替えをしたり。
疲れている筋肉をほぐしたり、パワーをつけるストレッチを再開したり
曲をやらずにテクニックの基礎の基礎、を弾いてみたり。
次のステージ衣装の型紙を考えたり。

合間にちょこっとTV見て、家のお掃除をして
家族の夕食をぱぱっと作ってキッチン片付けて
ニュース見て、またTV見ながらこの前楽屋での暇つぶしに買った
「マリア」に関する本を読んで気づいたらもうこんな時間。

本当は今日、読書感想文を書こうと思ってたのにな。
ちょっとまとめないと書けないや。宗教用語が多いからね。
斜め読みした感触では、へえ、ふうん、な感じ。

そうそう、先日届いたビタミン。早速飲み始めてみた。
肌がツルツルピカピカになってきたー♪即効♪
飲んでるのはいつもの「プロポリス」にとりあえず買ってみた
「女性用マルチビタミン」と「Bee Pollen」の3種類。
これで一日に必要なものは大抵補える(笑)
女性用マルチビタミンなんてミネラルも入っているし、大豆イソフラボンとか葉酸も入ってる。
1~2粒で一日に必要なビタミンがほとんど取れるらしい。
Bee pollenというのは日本ではまだあまり耳慣れないけれど、
どうやら栄養価に優れたいわゆる「女王バチ」の食べ物の一種らしい。
今のところ何が効いて肌がぴっかぴかなのかはわからないけど
向こう半年分以上のサプリが棚に並んでるって楽しいな。

投稿者 Minako : 23:53 | コメント (419) | トラックバック (0)

2004年10月26日

オフ。

時計一回り分の爆睡。

先週は目が回るほど忙しくて、やっと取れた久しぶりのお休み。
体も疲れているし、心も本番が終わってびよーんとのびたゴムみたいな。
一晩ぐっすり眠れば体の疲れは取れるけれど
心の消耗は少しずつ回復していくしかないからね。

昼前に起きて、このごろ気に入っているミネラルウォーターを飲み
好きな音楽をかけながらゆっくり昼食を作って食後にはエスプレッソ。
読まずにたまっていた新聞にざっと眼を通し、
昨日ドイツから(なぜなんだ)届いたビタミンに同梱されていた雑誌を読む。
やっぱりヨガとコエンザイムQ10はアメリカでも話題なんだね。

体は疲れ、テンションもどーんと下がっているので
今日1日は食べたいものを食べたい時に食べて、思いっきり羽を伸ばす。
やらなければいけないことは明日やる、ってことで。
ピアノも今日1日だけは完全休暇。

新潟の地震で黒部の人々は大丈夫なのか?とか
心配な出来事は心にいつも引っかかってる。
その部分はその部分で置いておいて。
四六時中気が狂うほど心配したって何もできない現実に変わりはないのだ。
だって、電車で行くことさえままならない。
私が冷たいんじゃなくて、被災地と何度も呼ばれてきた経験がそう言う。
今自分ができることをできる範囲で別に準備しているんだから。

今日1日は自分のためだけに使うんだ。

TV見て笑って、美味しいおやつを食べて美味しいコーヒーを淹れて
たまってたメールの返事を書いて
ずっと食べたかった餃子を久しぶりに作って家族にふるまい
あとはゆっくり入浴して疲れたお肌の手入れ。

ああ、ちゃんと呼吸してるんだな。

新しいキッチンで作る料理も楽しいし、
コーヒーってやっぱり美味しかったんだって感じられるし
ビタミンの同梱の雑誌は勉強になったし
いい一日だったな。

投稿者 Minako : 23:50 | コメント (525) | トラックバック (0)

2004年10月25日

災害お見舞い申し上げます。

被災地のみなさま、心よりお見舞い申し上げます。

大きな地震仲間が増えるのは、とても悲しい事実です。

管理人みなこは生まれてまもなく、今回の地震より大きな地震を体験しました。
その後も小学生以後大島噴火、近海海底噴火地震、
当時は毎年群発地震があって、地震が「年中行事」と化していた地域に住んでいます。

この地域の人間は自然による「破壊」と自らの素手で「再生」を繰り返すという
よく考えるとなんて過酷な自然環境に住んでいるのだ、
と改めて考えるきっかけになりました。

それでもラテン系なこの土地の人間は
「20年に一度噴火で島を追い出される、三宅島より幸せだよね」
などと言い、表面はいたって楽天的に見えていても
「再生」の必要が来た時のために底知れぬパワーをまったりと貯めているようです。

かく言う私も、震度3くらいまでは寝ていても起きません。
いや、気づいてはいるのですが。
「気づかなかったフリ」をしてまた寝るのです。
いやはや、慣れとは恐ろしい。

いま私にできることは義援金を寄付することと
心でひっそりと無事を祈ることだけ。
共感(というかわかりすぎる)できるだけに、とてももどかしくて切ないのだけれど。

投稿者 Minako : 23:29 | コメント (541) | トラックバック (0)

2004年10月24日

本番終了

やっと本番が1つ終了。(来月また同じ曲目で1つ)

もう当日になると指をほぐすくらいで
あとは特にやることもないのでまったりと出番を待つ。
髪結ったり、お化粧したり。ドレスをハンガーにかけたり。

前回のステージでなぜか突然フラメンコを踊らされた
アルトのHさん。
今回は楽屋番(なんでだ?)になっていたそうです。
前回は着替えるのが私と彼女だけだったので
クーラーの効いた楽屋で二人きりで大盛り上がりをしたご婦人です。
(お互い歌わないので喉も気にせずトーク炸裂)
彼女の愛用香水はゲランの「ミツコ」なので
マダム・ミツコと勝手に心の中で命名し呼んでおります。

マダム・ミツコはフラメンコ歴ん十年、ステージメイクなんてほんの朝飯前。
私がただでさえうっすーいメイクを終えると、
もう横で自前化粧道具を持って待っていました。
ちゃっちゃっと手際よく訂正(?)してもらい、鏡を見ると

キャッツ?

目じりには上向きに黒いラインをくっきり引かれ
鼻筋にはハッキリ陰影ができて・・・私、劇団四季か宝塚か?
顔もアレだしね、男役みたいよーとかさんざん周りのマダムに言われ
自分の顔の面白さに笑いが止まらず。
団員に「ピアノの先生、笑いすぎ。」とダメを出されるまで笑ってました。
歌舞伎の隈取りにも見える(笑)わたし。

いやあもうステージがどうとかこうとかドレスが微妙にきついとか
そんなことはどうでもよくて、
鏡を見るたびに隈取りな自分の顔がおかしくておかしくて。
(お仕事に集中しなさいよ)
もうひとつ笑い事ができると、何を見てもおかしいのよね。
本番前でテンションを上げてるから余計に。

本番始まれば指揮者の手がプルプル震えてて
指揮棒の先端が定まらなくてこれも笑いをこらえるのが大変で
ただでさえ乱視なのに指揮棒いくつだよ、と思いながら始まり
とにかく心の中で爆笑オンパレードな本番。
おかげであがることもなく、非常にリラックスしてピアノを弾くことができました。

前回もそうだけど、いやに「度胸だけはいい」伴奏者と思われております。
いやあ、笑いのネタが多いだけなのにねえ。

投稿者 Minako : 23:11 | コメント (606) | トラックバック (0)

2004年10月23日

明日は本番

今ご帰宅でございます~。午前様にならんでよかった・・・
(ってそれはスタッフの話でしょうが)

明日は本番。今日はゲネ。
早く着きすぎて集合の30分以上前に小屋に入ってみると
明日のスタッフさんのなかに受け持っている合唱団の方発見。
ここぞとばかりに図々しくステージでピアノをさらわせてもらう。
ついでに明日の靴履いてペダルチェックも。
そうそうフルコン、予想通りヤマハでした。トホホ。

低音は曇るし、高音はキンキンするしいいのはペダルワークだけじゃん!!
あーヤマハのタッチも音もやっぱり嫌い・・・

自分がステージに立つ側でゲネに行ったのに
なぜかスタッフさんたちの位置に行ってしまう、のはなぜ?
しかも他の団体の人にスタッフだと間違われるし
(夜でも)おもいっきり「おはようございます!」って挨拶しちゃうし(笑)
恐るべし染み付いたスタッフ魂・・・

なんかね、働いているスタッフさんを見ると落ち着かないのよ。
今回は完全にお仕事だし、どーんと構えていればいいのに。

私に関して言えばもう「本番用仕上げ」段階で
楽譜がなくてもパッとどこからでも弾けるくらいなので
特に打ち合わせることもなく。
なのに、ぐったり疲れて今はまた空腹。
見えないところでエネルギー貯めてるのかもね。明日のために。

明日は妙にテンションが高くて馬子の衣装をまとった私が見られます。無料で。
台風22号で大被害だった市で行います。
まともな小屋なんてひとつしかありませんから(笑)お近くの方はどうぞ。

ブログになってからなんだか書きやすくなった?かな?

地震があったことも知らず・・・。
新潟で被害に遭われた皆様に心からのお見舞い申し上げます。
(一応、地震仲間だからね)

投稿者 Minako : 23:14 | コメント (640) | トラックバック (0)

2004年10月22日

コーヒーミル、求む。

私の朝は必ず1杯の珈琲から始まる。

この珈琲がないと「激」不機嫌。これは一人暮らしのときからずっと。
大抵はエスプレッソだけど、時としてドリップ落としのものを飲んだり。

最近とっても不便を感じるのが、専用の「ミル」がないこと。
我が家の電気で落とすコーヒーメーカーは「ミル&ドリップ」式なんだけど
エスプレッソには不向き。(当たり前か)
さらさらの粉にしないと私の好みの味にならなくて。

今までは業者さんに挽いてもらった豆を使ったり
だましだましこのコーヒーメーカーの付属ミルを使ったりしていたけれど
淹れる器具が増えるにつれ、コーヒーを豆で買うようになったのです。
エスプレッソ用に挽いてもらうと、それ以外に使いにくいから。

何よりも毎日1杯のエスプレッソを楽しみにしている私には
最上の美味しさが手に入らないのが不満。
毎日飲むものだけに、美味しいものが飲みたいんだよね。

実は手動ミルも持っていて、時間があるときには手で挽くんだけど
エスプレッソ1回分を挽くのにノンストップで1時間かかる。
今はピアノの本番を抱えていて、できたら変に力を使う作業はしたくないし
(手とタッチを護るため)
電動でエスプレッソ豆ができるミル募集中。

ネットでちょっと調べてみると「デロンギ」の石臼式ミルがよさそう。
エスプレッソの国だものね。デロンギ。

でもいつも思うのは、コーヒーもそれなりに味にこだわると
結構なお金がかかるモノだってこと。
サイフォンはたまたまいいものを安価で譲っていただいたのだけれど
それ以外は散財してるものなあ。
家や車なんかと同じで、買ったら「豆」という消耗品が要る訳で
もはや私にとっては嗜好品じゃなくて「趣味」だな。
よく考えたら、年間通して計算すると万単位でお金を使ってるぞ。>豆
それにカップ、銀のカトラリー、周辺機器(?)を入れると
もう考えたくない金額になるな・・・(笑)

ま、趣味だから気にしないことにしよう。
買ったら写真と使い心地を書きます。

投稿者 Minako : 01:10 | コメント (537) | トラックバック (0)

2004年10月20日

食欲の秋

今日で歯の治療が終了。
1週間経って、やっと「常に痛む」から「時々痛む」に回復。

なんだか不思議な一週間だったな。
何をしてもエネルギーとか何とか全てのものが「傷の回復」のために
体全部が動いているような感覚だった。
横になって静かに呼吸してみると、傷のある場所に血が集まってるのがわかる。

とりあえず傷の回復には白血球を増やすものというわけで
いつもどおりたんぱく質集中攻撃。
ヴィダーインゼリーの「プロテイン」にはお世話になりました(笑)

とにかく左側は傷の痛みで噛めないし、右側は今日治療した歯が大きく欠けていて
まるで乳児が前歯でモノを噛み砕くような食べ方しかできず
食べてたものは離乳食と同じレベル。

寝たきりとか病気で食べるものに制限があるとか歯がないとか
そういう人が段々食べるものを口にしなくなる、という現象がわかるな。
「食べよう」という気がなくなるんだよ。
多少おなかが空いたくらいなら「食べることが面倒だからいいや」になっちゃう。

我が家族は冷たいもので
胃潰瘍のときに散々迷惑をかけたのは自分でもわかってるけど
「食べるもの考えるの面倒だから自分で作れば」という扱い。
食べるのもーいーや、がさらに加速(笑)
どうやって生きてたんだ、この1週間。

まあとりあえず今日になって大分調子がよくなって
1週間ぶりに「ごはん」を食べることができました。
まだスピードは遅いけど、きちんとみんなとおなじメニューが食べられて
間もなく普段どおりの生活に戻れるかな。

「離乳食レベルの食べ物」から「通常の食事」へと進化(?)する過程を
人生の上で2度も味わうとは思ってみなかった・・・
こうやって乳児は食べ物の味を覚えて、美味しさをわかって
人間として成長していくんだな、という過程。
なりは立派な大人だけど(笑)今回の体験を通して
乳児の時の感覚を呼び起こすような、不思議な錯覚が何度もあったよ。

うーん、人間って、不思議。

投稿者 Minako : 23:29 | コメント (308) | トラックバック (0)

2004年10月15日

臙脂色のドレス

今日は都内で用事があったので、ついでに最近大好きな日暮里へ。
何かって、繊維街が超がつくほどお気に入り。
日暮里に大学時代しばらく実習に行っていたときには
寄る暇もなかった繊維街。

まずお気に入りのシルクや高級服地の問屋さんまで歩いて
そこから駅に向かってUターン、がいつものコース。
今回はドレス地を買いに来たのです。そう、来月の本番用。
意外に気に入った生地がなくて(時間も押し迫り)焦ってみたら
なんとタフタやサテンがまとめてどーんと売ってるところが。
色は選べないけど、躊躇せずに作れる値段なのがお気に入りなのよね♪

今回もボルドーに近いワインレッドになってしまいました。
じゃこちゃんの結婚式、そして来週のステージでも着るシルクシャンタンの
イブニングドレス(初めて自作したドレス)もワインレッド。
ハッキリした色のほうが似合うんだよね。白いし顔もきついから。
今回は初めて光沢のあるサテンを縫います。
どんな形のドレスを作ろうかな?

・・・でも伴奏者がこんなにはりきってるのは、私だけじゃないの?

だって劇場、大好きだもの。
だって八ヶ岳、前から行きたかったんだもの。

私に近しい人はもうとっくにご存知かと思いますが
毎年10月は私、ひどく不安定で荒れるんですよ。理由もなく。
普段人に対して当たることなんてまずない私が当たりまくり
怒りまくりひとりで泣きまくり、なぜか毎年絶不調の月。

今年は2週間が経過しても割と落ち着いていて
親知らずとか伴奏とか不安定要素はいっぱいはらんではいるものの
忙しすぎて悩んだり落ち込んだりする暇がない、というか。
時間の空きは結構あるんだけれど、
一度にいくつものことが同時進行で進んでいくから
あれこれ落ち込んだり人に当たったりする暇がない(笑)

今日も抜歯後の疼痛はまだ続いていて、水曜から流動食が続いて。
もうモノを噛むことへのモチベーションがなかったわけで。
まずいなあ、いつもの10月パターンだよ、という気配がしつつ
日暮里を歩いていると・・・猛烈に腹が減った!
流動食なんかじゃ満足できない、この久しぶりの空腹感。
慌てて駅まで戻って、山盛りのBLTとケーキをほおばって。

美味しいものを美味しく食べることってステキ。

やっとドレスを作ろう、という気力が沸いてきたな。
さて、明日ももうひと頑張り。

投稿者 Minako : 23:00 | コメント (232) | トラックバック (0)

2004年10月10日

台風見舞い御礼

台風お見舞いのメールを下さった皆様、ありがとうございました。

実はこの2日で大変なことになってました。
何しろ風速67メートル吹いた時にはすでに我が家、停電。
夕方気色の悪い空はバカでかい「台風の目」だったらしく
そのまま夜の真っ暗闇に突入。

原因はわからんし、東電のCSには電話するなと言われるし
(我が家には社員がいるのです)
近所の電柱にはビニールハウス丸ごとからまってるし
久しぶりに災害モードになっておりました。

先週はキッチンのリフォームでIHが使えなくて
カセットコンロでちまちまと夕食を作っていたのです。
やっとル・クルーゼを買ってIHの配線も終わって
キッチンフル稼働!だと思ったら今度は停電。
いいかげん1週間くらいずっと
合宿キャンプ生活してる気分になってきましたよ、ええ(笑)

幸いなことに伊豆の人間は良くも悪くも「災害慣れ」しているので
焦ることなく、悲しむことなく、我が家はまったりと夜を過ごしました。
ろうそくの明かりをピアノの上に置いて
気分はモーツアルト♪とか言いつつほの暗い中で
ピアノをじゃかじゃか弾いていたのは私です(爆)

いや、ご近所一人でいらっしゃる方が多いし
何か気分的に明るい曲がいいよねー、とかいいながら
ラグタイムミュージックとか、ジャズとか、クラシックでも明るい曲を選んで
結構遅い時間まで弾いておりました。
なんだか我が家、ジャズバーか名曲喫茶みたいだったよ・・・

そのうち母が「ご近所(の一人で家に居る人たち)も呼んで
トランプかウノでもやろっか?」とか言いだすし(笑)
ホント災害慣れを通り越して危機感ゼロだよ、我が家。

今朝は薄暗い居間でろうそくに明かりを灯し
なんだかドイツの修道院にいたときみたいだな、と。
電気のない生活は、闇と陽のコントラストがくっきり。
そういうところが修道院での生活を想起させて。

たまにはこんな不便さを楽しむのもいいのかも。

ともあれ、ご心配をおかけしましたm(_)m

投稿者 Minako : 19:00 | コメント (282) | トラックバック (0)